SMセレクト

SMマガジンSM長編小説 コバルト社
71 歪んだ時間 地方からの集団就職者・キー坊はクリーニング屋を転々としながら4年目。同郷の後輩で同じく集団就職した交際相手の民江からの電話で、仕事を抜け出し、民江が住み込みでお手伝いをしている屋敷へ向かう。ふたりは屋敷の奥さま・志津子が出かける日を狙って、女子高生のお嬢さま・美奈を襲う計画を立てていたのだ。
ところが美奈はボーイフレンドの大学生・文夫を呼んでいた。美奈の部屋に踏み込んだキー坊はナイフで脅して文夫を縛る。しかしキー坊は美奈に強く噛みつかれ負傷。キー坊は民江とふたりがかりで美奈を押さえつけ、美奈に謝罪とストリップを要求する。文夫を人質にされている美奈はしかたなく脱衣。そこに奥さま・志津子が帰宅してくる。志津子の外出が浮気目的だったと気づいていたキー坊は志津子を脅し、志津子と美奈の母娘レズを強要する。押し入れのバイブレーターを見つけられた志津子は屈服して美奈とのレズに応じる。69で志津子は美奈をアクメに、キー坊にバイブで責められていた志津子も同時にアクメ。
民江の姿がないことに気づいたキー坊は、台所で魚屋の店員と抱き合っている民江を見つける。民江は最初から、キー坊が帰った後で魚屋と浮気するつもりだったのだ。怒りのまま民江を刺殺するキー坊。
72 蒼き蛾の舞い
 高級避暑地に住む若妻・美也。夫は出張中。姿の見えなくなった幼い娘を連れ帰ってくれたのはミリタリールックに身を固めたヒッピー・アーカーと名乗る男。そこに近隣の主婦・寿代がやってきて、娘を連れ出してくれる。
 二人きりになったとたん、銃を突き付けて美也の体を要求するアーカー。 日差しの照り付ける庭で美也をモップの柄で固定して十字架を背負った殉教者に見立てて鞭で追い回す。さらに物干しの柱に縛り付けて剃毛、クンニ。
 後手に縛り直して寝室に移動。姿見で剃毛された自分と、アーカーの筋肉質を並べた姿に魅了され覚悟を決める美也。座位で何度もアクメを極める美也だが、アーカーは一向に果てない。
 そこに寿代の妹の女子高生・洋子が来訪。連れていたシェパードを射殺され、その首輪をつけることを命じられる洋子。首輪を吊られて丸椅子の上で脱衣を命じられる洋子。
 洋子をベッドに大の字で固縛。処女姦。
 アーカーを手引きしたのは、生活の豊かな美也に嫉妬した寿子だった。美也が犯されたと近所に言いふらすつもりで戻ってきた寿子は、妹の洋子まで犯されたことを知る。
「娘を知人に預けた隙に強姦に襲われる。手引きしたのは嫉妬してた知人」という共通点で、本作はこの半年前の増刊SMファン「裏口からの闖入者」のリベンジ作品と思われる。単なるレイプものだった「裏口~」から千草氏の興味がない浣腸シーンを削除し、全面的に書き直して、本作では手引きした者が罰を受ける展開にまでなっている。 
73 ヒューマノイド
欲望の罠 =裏窓61「メスーノ専制帝国の罠」 再録
土曜の夜
74

落花の影=歪んだ時間

75

受難の美味=闇の配役

     
増刊SMセレクト 東京三世社
S45)
70
パンティ泥棒
SMセレクト 東京三世社
71 恩讐の手首

=裏窓64「指名された女」にかなり加筆したもの

72 死の遊戯  咲子は富豪・岩渕の女だったが、堀内と駆け落ちする。しかし逃走先のアパートを岩渕に見つけられ、連れ戻される。咲子と堀内は拷問を受け、咲子は堀内のいのちと引き換えに、岩渕のものとなることを誓う。
 すべては岩渕の企みだった。咲子の情婦ぶりに物足りなさを感じていた岩渕が堀内を送り込んで駆け落ちさせたのだった。そうとも知らず、堀内の命を救うために、岩渕の女として尽くすことを決めた咲子に岩渕は満足する。
74

淪落の十七歳

=「淫ら縄姉妹」SMクラブ=秘小説01「生人形悩乱の花巣」

 5年前、高2だった亜矢子は教育実習の清水に処女を奪われ尻まで捧げるほどに調教された。関係は自然消滅したが、現在の清水は亜矢子の妹・由美子の担任。清水が由美子を狙ってると感じた亜矢子は、妹にだけは手を出さないで欲しいと清水に申し入れる。しかし清水は、亜矢子がフィアンセとの淡白なセックスに物足らなさを感じてここに戻ってきたことを見抜いていた。5年ぶりのプレイにマゾの血を再燃させる亜矢子。
 清水は教え子に手を出しては売春をやらせていた。将来的にSM秘密クラブを設立することを目指している清水は、亜矢子と由美子を単に姉妹で売り出すより、地元の暴力団のボス・牛島に姉妹セットにして、由美子は処女のまま提供するほうが得策だと考える。女学生妾を求めていた牛島はこれを快諾。
 清水の調教を受けるた亜矢子はマゾとして開眼。剃毛された体をフィアンセに披露した末に家出して清水のところに身を寄せる。清水は亜矢子に、由美子が不良グループから目をつけられているという嘘をついており、由美子を守るために、亜矢子が不良の元締めである牛島に抱かれるようにと仕向ける。亜矢子が牛島に責められているところに、家出した亜矢子を見つけたからと由美子を引き合わせる清水。
 ようやく清水に騙されたことに気が付く亜矢子。しかしもうどうすることもできない。命じられるまま、由美子にフェラの手本を見せる亜矢子。由美子もそれに倣う。牛島はしばらく由美子を処女のままで楽しむつもりだ。

悪徳の華

=別冊ファン77「唇に媚笑、心に邪炎を」
=小説ファン85「雄蝶! 淫花蝕む」
=S&Mフロンティア79「狂おしき舞台」
=スナイパー「麗人姦落」収録「
華やかな蹂躙

 18歳の人気歌手・倫也はステージを終えると、変装して待ち合わせの場所に車を走らせた。取り巻きの少女の中から倫也が目をつけた新顔・久美子が待っていた。
 倫也は久美子をマンションに連れ込んだものの、久美子は予想外の抵抗を見せる。どうにか口説き落とし処女を頂く。
 倫也は人気作曲家の徳丸と性的関係があった。そもそも倫也はホモの多いこの業界に体を投げ出して渡ってきたのだ。
 3度目の逢瀬で倫也は久美子を縛り、フェラを教えた。この日、久美子は初めてのアクメに達したが、倫也はもう久美子に飽きていた。
 地方での公演で、倫也はかねてより目をつけていたアイドル・ひとみと競演する。
 夜。倫也は、ひとみに付き人として同行してきたひとみの姉・三重子23歳をホテルの部屋に招き、酔い潰してから犯し、部屋の鍵を奪ってひとみの寝込みを襲う。写真を撮ってから処女を犯し、剃毛。
 帰京してからも倫也はひとみ・三重子姉妹との3P関係が続く。
 或る日、徳丸と倫也の関係が徳丸の妻・綾子にばれてしまう。音楽会社の社長の娘である綾子に頭の上がらない徳丸はこのままではいられない。倫也は自分も綾子と関係を持てば夫婦同罪でうやむやにできると考え、正攻法で綾子を口説くが相手にもされず、力ずくで犯す。この経験でマゾに    目覚めた綾子は徳丸と倫也との3Pも受け入れるようになる。
 女性経験を重ねた倫也は歌手としての評価も高めていくが、セックスを覚えたひとみはアイドルとしての魅力を失っていく。倫也は徳丸にひとみを提供し、見返りにひとみの新曲を作ってもらうがそれでもヒットしなかった。
 今夜の倫也は、姉妹でセックス奴隷となったひとみにアナル処女を捧げさせるつもりだ。

 倫也に妊娠させられ捨てられた久美子は、倫也とのこれまでを綴った遺書を懐に、飛び降り自殺しようとしていた。

魅せられた美少女  兄の信二に薦められた映画「マクベス」を観た帰り道、女子高生・直子は見てきた映画から抜け出してきたかのような奇妙な扮装の占い師に声をかけられ「血塗られた運命に従え」と恐ろしげな助言を受ける。マクベスの凄惨なシーンを見たばかりの直子はメンスもあってそれ以来、精神不安に陥る。
 占い師の出現する淫らな悪夢にうなされるようになった直子は、様子を見に来た信二と初めてのキス。直子は母の連れ子で、旧家のボヘミヤン・信二と直子は血がつながらないが、直子は信二の事が大好きだった。 しかし信二はそれ以上は手を出してこず留守がちのまま。直子は占い師に襲われるのではないかという恐怖を抱えたまま、信二を思いながらのオナニーをするようになる。
 両親が知人の結婚式で留守になる日、「時は来た」という手紙が直子に届く。不安にさいなまれながらも一人寝のオナニーにふける直子の寝室に、突然
占い師が現れる。オナニー中を襲われたことで強い抵抗もできない直子は吊るされ、メンスの血を塗りつける怪しい儀式の末に処女を犯される。
 帰宅した信二は直子が犯されたと知り、穢された罰として占い師の残していった鞭で直子を打つ。みそぎを終えた直子は改めて信二の縄を受ける。
そこに両親が遅い帰宅。
 直子はもう眠っていると思い込んだ両親はSMプレイを始める。信二と直子はこれを覗き見る。母親の美しいマゾぶりに心を打たれる直子。直子も母親を真似て信二のものを口にする。そして直子に挿入された信二のものが、あの占い師のものと同じであったことを直子
は直感する。
 父親と新しい母親がSM関係にあることを早くから知っていた信二は、自分にもサドの血が、そして直子にもマゾの血が流れていることを確信して全てを仕組んだのだった。
赤い私刑
=パンチSM71「雌の復讐」
=小説SMファン83「やさぐれ女高生
=別冊SMファン78「女豹を狩る街角」

 夜の工事現場でヤクザに犯されている女子高生・君江。君江はスケバングループ白百合会のメンバーだった。白百合会には「メンバーは処女」という掟がある。
 会員の資格を失った君江はそのままヤクザの情婦になる。 しかし白百合会のリーダー・美紗にはそれが許せない。美沙は夜の街で売春をやらされていた君江を探し出し、掟を破った罪で激しいリンチにかけ、丸坊主にした末に裸で放り出す。
 美紗が男嫌いになったのは、母親が男に犯され、しかし数日後にはその男と楽しげにセックスしているのを見てしまったからだった。美紗は男嫌いのレズとなり、白百合会はスケバンのレズビアングループとなった。

 美沙は美紗は、最近町で拾った少女・百合子を自分のねぐらに住まわせていた。継母との関係が悪く家にいられなかったという大人しい百合子にスケバンができるはずもない。美紗は百合子を帰らせるために、指で百合子の処女膜を引き裂く。
一度は家に帰った百合子だったが、やはり家にはいられず、百合子は美紗にもらった白百合会のバッジをつけたまま町をうろついていた所をヤクザに捕えられる。
 責任を感じた美紗は白百合会を脱退し、単身ヤクザのアジトに乗り込むが、百合子を人質に取られている状態ではどうすることもできない。
ボス・五郎が命じるまま全裸になった美紗は大の字に縛り付けられ処女を犯される。
 しかし五郎は約束どおり百合子を解放する気などない。百合子を与えられて浮かれた子分たちの隙をついて、美紗は五郎の腹を刺す。慌てふためいた子分たちが逃げ出した隙に、美紗は瀕死の五郎の男性器を切り取ってとどめを刺し、百合子を助け出していずこへと逃げ去る。

「やさぐれ女高生」では美沙が犯されるところで終了。

毟られた初恋

=小説SMファン85「紅い花散る」
=フロンティア78「しとやかな邪恋」
=アップル「痴獄」収録「おさな妾」

 高2・久美子は一学年上の佳彦と交際をはじめたばかり。おとなしい美少女として校内でも知られる久美子だが、しかし妾という裏の顔があった。芸者だった母親・トミの命令で高校入学と同時に、トミの情夫・土建屋の大吉の妾にさせられていた。女盛りを過ぎたトミが食べていくには母娘丼しかなかったのだ。
 今日の大吉が久美子に教え込んだテクニックを確認するようなプレイだったのは、不景気で金に困った大吉が、借金のために銀行マンに久美子を抱かせると決めていたからだった。トミもこれを承諾して
おり、久美子だけが自分を売られたことを知らない。
 久美子は大吉に古びた旅館へと連れ出される。奥座敷で制服のまま縛り上げられた久美子は、見知らぬ中年男に譲り渡される。大吉が「一晩何をしてもよい」と譲り渡した銀行の重役だった。 重役はその立場を利用して、こうして身を
捧げてくる女を嬲ることにも慣れていた。久美子は嬲りぬかれた末にアヌスの処女まで奪われる。この銀行マンが佳彦の父親だと気づく久美子。
 佳彦の誕生日会に招かれた久美子。会が始まる前に、処女ではないことを隠したまま佳彦に体を差し出した久美子は、この一発で佳彦の子を妊娠できたと確信。
 誕生会が始まり、久美子を紹介された佳彦の父親は驚愕。久美子の復讐が始まるのだ。
75 あにいもうと  司郎(大学生,サッカー部員,何人かのガールフレンドとするときは,必ず縛る。それも妹のような清純な女子高生を思い浮かべながら)は,妹の清子(高校生,四五年前まで,一緒に風呂に入っていた)の様子がおかしいのに気づく。問いつめると,スケバンの西圭子(裕福な家のむすめ)とその手下につかまり,アジトに使っているスナックに連れ込まれ,そこのバーテンであるサブチャン(高校出たて)に,下着姿で縛られ,女たちに見物されながら,処女を奪われたという。司郎の復讐がはじまる。サブチャンをナナハンを餌に夜おびき出して,事故に見せかけて川底に沈める。
 その夜,清子はまたサブチャンに犯されたと,うそをつく。「また縛られたいか」「兄さんになら,どうされてもいい」「兄さんとなら,どうなってもいい……」「おれも清子と一緒なら,地獄に落ちてもいい」まだ,一線はこえない。
 スケバンであることを親にばらすとおどして,圭子をモーテルに。裸に剥き,あぐら縛り。ポラロイド・カメラ。テープ・レコーダー。連れ子だった圭子は,義父に縛られて処女を奪われたと告白。
 「清子は,お兄さまの妹で,そして愛される女……二重のしあわせ……」「二重の業苦だぞ」両親は結婚記念日で旅行。この日が兄妹の結婚記念日ともなる。縛り,風呂,剃毛,浣腸。イチヂク三つ。寝室。「あの男も,ここまでは奪わなかっただろう?」清子の尻をしばき上げ,雄犬のかたちを取る司郎。
投稿 田所表川様
淫の成人儀式

美身慙死

≒フロンティア78-7「泣き濡れ貝」

 
 「泣き濡れ貝」は、最後の24行分削られて、上と下の口を同時にふさがれて(死ぬ……)というヒロインの声なき声の部分がない。
 登場人物:
 大月晃子 商事会社社長夫人。新婚一年目。前社長の一人娘で婿養子(相思相愛)を取る。24歳ぐらい。
 森田 専務。40がらみ。あぶらぎった中年太り。
 相川守夫 会員制クラブのチーフ・バーテンダー。晃子と中学の同級生。

 森田は、行きつけのクラブのバーテンである相川守夫に、社長夫人大月晃子をものにできないか、相談する。森田は知らなかったが、八年前、中学卒業間際に守夫は晃子を襲い、未遂に終わり、人生を狂わせていた。守夫はクラブの定休日を利用して、夫の名を使い晃子を呼び寄せる。レモンスカッシュに強力な利尿剤一粒を加える。トイレ。隠しドアを開ける。「見ててやるから、ゆっくりやんな」手首を捻り上げて手錠。「あ、あなたは……?」「今度こそは誰も助けに来ちゃくれねえぜ」秘密の部屋へ連れ込む。首輪。鎖を後ろ手錠に通して引き絞る。頸がのけぞる。「く、苦しいッ……」俯伏せ。ドレスの裾をめくり上げる。尻たぼをしばく。雪白の肌がみるみる色づきだす。アヌス。指嬲り。低い台の上に俯伏せにして、膝を台の脚に固縛。乗馬用鞭。「おねがいッ……そ、それだけはッ」潤滑剤。嘴管。「ヒイーッ」200cc。ポリバケツ。「お、トイレ、へ」髪をつかみ、屹立を眼前にさらけ出す。肉棒で頬をしばく。破裂音。後始末。二度目の浣腸。鯨の潮吹きさながらの噴出。蕾に香油を塗る。「たっぷりお礼も兼ねて八年前の続きをやるぜ」「腹から力を抜けよ」尻をしばきたて、真っ白な乳房を荒々しく揉みしだき、乳首に爪をたてる。「雌犬め、どうだ」血が出る。鞭で風呂場へ追いたてる。丹念に薬を塗ってやる。絨毯の上で犯す。二度三度の絶頂。次の逢い引きを約束させる。
二日後。「参りましたわ……」「そこでケツをまくって見せな」裸になるように命令する。ゆっくり見るのははじめてだ。みごととしか言いよう言葉もない。膝まづかせ、後ろ手胸縄。背後から抱きすくめる。「おめえは、マゾの素質があるぜ」「おれの味が忘れられなかったから、来たんだろうが」「女は……激しい情熱には、弱いのですわ……」「ケツをおっ立てろ」「おねがい、今日は前になさって……お尻はまだ……」サラダオイル。「ああッ……みじめだわッ……」「愛していると言え」「いやッ……愛してなんか……」腰を固定しておいて攻め込む。悲鳴。「あ、愛して、い、いますッ……ああッ……もう、どうなっても」はちきれんばかりの乳房をひっ掴み、苦痛に近い感覚の緊縮力のために一挙に高みに駆け昇る。
一月後。調教中の写真を見せられていた森田にやっと順番がまわってきた。待合いの奥座敷。紅絹の湯文字一枚。床柱を背に立ち縛り。専務による社長夫人責めの始まり。がまんならなくなり、途中から守夫も加わり、二人がかりの責めとなる。
投稿 田所表川様
美女修羅=SM官能小説79「めす犬教師」=アップル「女高生嬲る」収録「美虐のハーレム」=SMクラブ77「堕天使の歌が聞こえる」
悦虐よ今日は  女子高の音楽教師・洋子先生は、音大志望の教え子・弘子を、洋子の恩師である音大助教授・寺内に紹介する。弘子の演奏は寺内にも気に入られ、弘子は寺内のピアノ指導を受けられることになった。
 洋子先生は学生時代に寺内にピアノの指導を受けていた時に、処女のままでアヌスの調教を受け、その味が忘れられなくなっていた。現在の洋子先生には婚約者がおり、処女は彼に捧げた。しかし彼とのノーマルなセックスでは満足できなかった洋子先生は、教え子の弘子を手土産にして寺内のもとに戻ってきたのだった。
 弘子に対する寺内のピアノ指導は本格的なものだったが、寺内を満足させる演奏ができなかったときの「お仕置き」も本格的なものだった。生まれて初めてお尻に笞を受けた弘子はマゾに目覚め、自らお仕置きの笞を求めるようになる。弘子が笞打ちで濡らすようになったので、寺内は弘子の尻穴を指で嬲ってアクメに導く。じっくり調教を楽しみたい寺内は続きを次回のお楽しみとする。
 そのときの弘子の様子を、寺内は洋子を嬲りながら事細かに説明し、洋子に弘子との3Pを要求する。弘子の目の前でアナルセックスの素晴らしさを見せ付けろというのだ。寺内のじらし責めに耐え切れず、洋子は承諾。
 寺内はその後も弘子のピアノ指導をしながらアナル調教を進める。1ヵ月後のレッスンの後、初めて寺内は弘子を縛り、今日は尻を捧げさせると宣言する。隣室であぐら縛りにされたまま待っていた洋子先生との対面。弘子は、寺内と洋子の激しいアナルセックスを見せ付けられる。弘子もあぐらに縛られ、洋子と並べた尻を打たれる。洋子からアナルクンニに陶酔する弘子に初めての浣腸が施される。寺内に見られながらの排泄。
 ベッドにオシッコスタイルで縛られた弘子のアヌスをガラス棒で洋子が嬲り、弘子の口には初めて寺内のものが差しつけられる。
陰花開く

OL・裕子は恋人に振られ、金も持たずにバーでやけ酒をあおる。料金を払ってくれた男・鳥海に一夜の身を任せる裕子。

しかし裕子が眠っている間に鳥海に恥ずかしい写真を撮られてしまっていた。脅迫された裕子は浣腸プレイの末に尻処女を奪われ、売春を強要されることになる。
最初の客は裕子に言い寄っていた課長だった。課長は裕子に入れ込んでしまい、裕子を買うための金を作るために会社の金に手を付けた末に自殺する。
鳥海は新たに清純な女子大生を攫ってくる。裕子は彼女の調教に積極的に協力し、女子大生の友人の男たちに高く売りつける。
鳥海は裕子をパートナーと認め、固めの儀式として裕子の女性器に鳥海のイニシャルが彫られる。

花裂く夜  妊娠中の新妻・朋子は避暑地で交通事故を起こす。連絡を受けて義妹の佐知子が駆けつけてきたが、誰が連絡してくれたのか朋子には心当たりがない。 社長令嬢の朋子は婚約中の野宮を裏切って、野宮が東南アジアに赴任するよう仕向け、その間に別の金持ち男と結婚。野宮が復讐のために戻ってきたのではないかと恐れる朋子。
 一方、佐知子は神坂という男と避暑地の恋を始めていた。気が強い佐知子は麻薬性の酒に酔わされ、縛られ鞭打たれアヌスまで捧げさせられたが、神坂とのプレイに佐知子は満足。しかし佐知子は神坂に裏切られ、3人のヒッピーに譲渡される。
 朋子は入浴中に蛇に襲われる。性器に侵入してくる蛇に失神。目覚めた朋子は野宮に縛られていた。野宮は復讐のために現地で催眠術やヘビを操る方法を学んで帰って来たのだ。朋子を犯した野宮は、自分のバンガローに移動。朋子と佐知子の対面。野宮が神坂と名乗っていたのだ。
 佐知子は麻薬性の酒を使われたこともあって、自分でヘビを掴んで性器に入れて楽しむほどに変貌済み。朋子も催淫酒に屈服し、夫にもしたことのないフェラを始める。復讐を完了して満足する野宮。
76

受験痴獄

アップル「恥獄」収録「闇への誘い」

 あかねは大学受験のために姉夫婦のマンションに同居しているが、トイレに行くたびに姉夫婦の寝室から聞こえてくる睦言が気になってしょうがない。勉強そっちのけで、Bまで許したボーイフレンドのことを思い出しながらのオナニー三昧。
 ある夜、姉夫婦の寝室のドアがわずかに開いていたので、あかねは姉・みどりと夫・稲村のSMプレイを覗き見てしまう。これは稲村の仕組んだ罠だった。実業家の稲村は、経営する会社のアルバイトだったみどりを犯して調教した末に妻とし、さらに妹にまで手を伸ばすつもりだった。
 あかねはみどりに自宅の鍵一式を預けて外出。みどりは突起付きの貞操帯を装着されており、外出先で稲村にこれを外してもらう約束だった。同伴喫茶でウエイターに覗き見されながら命じられてのオナニーを曝すみどり。
同時刻、あかねは夫婦の寝室に入り込み、みどりが犯されたときの写真を見てしまう。これも稲村の仕組んだことだった。
 あかねが寝室に忍び込んだことを確信した稲村は、あかねを問い詰め吊るす。オナニーの痕跡のティッシュを見つけられたあかねは抵抗することもできない。タンスの中に縛られたみどりが押し込められていた。みどりの立会いのもと、稲村はあかねの処女に狙いを定める。

真昼の夜の悪夢

=小説SMファン85「凌辱に潤む女」

 寝苦しい夜、夫は出張中で、妻・直子は義妹の由美とふたりだけだった。シャワーを浴びながら直子は女学生時代に自室で侵入者に犯された時の事を思い出してた。オナニーを始める直子。あの時も犯された体をシャワーで洗いながら、初めてのオナニーでアクメに達した事を思い出す。
 その時、脱衣所の窓から侵入した男が風呂場に入ってくる。オナニーの声も聞かれていた。手錠で吊られて犯されアクメになる直子。由美を守るために男の要求に従う直子。廊下・台所・玄関と移動しながら様々な体位、道具で直子を責める侵入者。初めてのフェラ。これまで経験したことのない場所での凌辱が、かつて直子に植え付けられたマゾの血を花開かせる。
 男は騒ぎを大きくしたくなければ、これから2階の由美を犯すことを黙認しろと言い出す。この時、直子は思い当たる。かつて自分が犯されたときも、義母とふたりだった。義母は騒ぎを大きくしないために直子を差出したのだ。あの時の男は、義母のところに出入りしていた保険の外交員であり、彼は義母の情夫だったのだ。自分の浮気を直子に感づかれたと思った義母が、口封じのために仕組んだのだ。
 男に由美の部屋の鍵を渡す直子。
 軽蔑していた義母と、今、自分は同じ事を義妹に仕組んでいるのだった。
77 少女架刑  高原の別荘。大学生・邦彦は仲間と、女子大生のクミと早苗と5Pの乱交パーティを楽しんだ翌朝。仕上げとして、早朝の庭に女たちを曳き出し、十字架に架ける。クミはプレイメイトだが、早苗は女子高時代に教師と一度経験があるだけのウブだった。十字架は3本。邦彦は残りの1本に18歳の婚約者・桂を並べる時のことしか考えていない。
 帰京した邦彦は婚約者・桂を夜のドライブに誘う。お嬢様の桂は邦彦に処女を捧げる覚悟をしていたが、邦彦はペッティングまでしか手を出さない。邦彦は仲間に、桂の初体験の時には、その場で仲間にも桂を抱かせることを約束していたからだった。
 邦彦のマンションに早苗がやってくる。別荘での強烈な経験が早苗をマゾ開花させていた。邦彦の命じるまま、脱衣してフェラしながらのオナニー。早苗はいちずだが、邦彦の脳裏にあるのは桂をこうして仕込んだときのことばかりだ。
 ついに邦彦は桂を別荘へと連れて行く。別荘には仲間の男二人と、クミ、早苗が来ていた。夜、邦彦は床柱に全裸の桂を縛り付けアクメ導く。それは物陰の仲間から丸見えだった。姿を現した仲間によってベッドに大の字に縛り付けられた桂。処女破瓜、輪姦。6P。
 翌朝、邦彦は念願の桂の架刑を果たし、その美しさに満足する。
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