SMファン 司書房 |
71 |
覗かれた狂宴 |
その女子高は街路灯すらない田んぼ道の奥にあった。2年生・邦子は学園祭の準備で遅い下校になったが、忘れ物の生理用具の入った袋を取りにもう暗い道を学校に戻った。 田んぼ道の途中にある運送会社に勤める滋は、運動会で跳ね回る女子高生を見てすっかり興奮し、レイプのチャンスを狙っていた。邦子がひとり学校に戻る姿を見た滋は、邦子が戻ってくるのを待ち構え、会社の事務室へ連れ込み処女を犯す。あぐら縛りにしての後位からの2回戦目で突然生理の始まる邦子。マゾ体質のあった邦子はこの恥かしいプレイにすっかり興奮。気をよくした滋はベルトで尻打ちの末、69で同時アクメ。 同じく田んぼ道の途中にあるガンセンターの末期患者・良吉も双眼鏡での女子高生観察は唯一の楽しみだった。学校に引き返す邦子の姿を見た良吉は、しかし邦子が戻ってこないことを不審に思い、推理の末に運送会社に連れ込まれたと見当をつける。病室を抜け出し、雨の降り始めた田んぼ道で泥まみれになりながら、良吉は現場に踏み込む。幽霊のような良吉の姿を見た邦子は失神。死ぬ前に女子高生を味わいたかった良吉は、邦子にクンニしようと迫るが、そこで息絶えてしまう。 滋は仲良くなった邦子と口裏を合わせ、良吉が田んぼ道で邦子を襲って死んだように工作する。工作は成功したが後日、滋は運転事故で死亡。
(レイプの最中に生理の来ちゃったJK邦子がマゾに目覚めるという、いささか強引な話。SM雑誌に載せる話はこのくらいでいいと割り切ったのだと思います。70年、千草氏40歳ころの作品です。老人を登場させるのは64年の「ご隠居の楽しみ」以来、2作目ではないかと思います。本作ではやせ衰えた老人が若い邦子の肉体を求めてゾンビのように追いすがる姿を、まだ若かった千草氏はあざけるかのように描いており、そこにはなにもテーマ性は感じられません。40歳の千草氏には「老い」はまだ他人事だったのでしょう。 しかしこの作品から数年を経ずして、老いに抗って若い肉体を求める老人の話は千草氏のライフワークになります。私は読んだ千草作品の2作目が「嬲獣」でした、嬲獣では40代後半の主人公がもう自分の老いを感じながらそれに抗うかのように新しい若い女性を求めていく姿が描かれており、嬲獣は当時高校生だった私に避けられぬ老いがあることを教えてくれた作品でもありました。 本作では、良吉老人が病室のベッドで邦子が戻ってこない理由を推理することを「ベッドデテクティブ」と表現してます。探偵が現場に調査に行くことなく情報だけで推理するパターンの探偵小説のことですが、当時的にはこれは説明しなくても理解できるのが普通だったのでしょうか?千草氏は国語辞典に載ってる言葉は容赦なく難解語を使いましたが、百科事典が必要になるような言葉は、体位を含め、その使用を極端に制限していたフシが見受けられます。ベッドデテクティブは中期以降は絶対に使わない言葉だと思います。
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72 |
コンクリートの檻 |
24歳の団地妻・三枝子はようやく性の楽しみを覚え始めたところで多忙な夫に構ってもらえない日々にあった。 チリ紙交換のいかつい男、通称・兵長さんに襲われた三枝子。偶然、部屋にやって来た隣人の静江夫人といっしょに犯されてしまう。 兵長さんの激しいプレイに感じてしまう三枝子。 弱みを握られた三枝子は、兵長さんを断れず、静江と共に定期的に犯されるようになる。 やがて静江は引っ越していき、三枝子だけが兵長さんがやってくるのを楽しみに待つようになる。そしてこれは静江と兵長さんが仕組んだことだったと知る。 静江が越して空いた部屋にやって来た若夫婦。三枝子は兵長さんの命令に従い、この若妻を自分と同じ手口で引き込むことを承諾するのだった。 |
孔雀は啼いて |
大学生・安二は安アパートの隣の部屋から聞こえる女の声が気になり、盗聴器を仕掛けた。部屋の住人・田所は興信所に勤める男。どうやら彼が浮気の証拠を掴んだ人妻に、体を要求しているようだ。体と交換にネガを焼き捨てたはずだが、田所はその約束を破り、しつこく彼女を呼び出しは嬲っているらしい。 和服美人の人妻に同情した安二は、天井裏から田所の部屋へ忍び込みネガを回収し、人妻にネガを渡す。人妻はお礼として5万円を寄こしてきたが、どうも彼女の様子がおかしい。 後日、田所が真相を説明する。マゾ体質の彼女は田所に脅迫されて犯されることにハマってしまい、自分からやって来るようになっていたのだった。田所の部屋で大の字に縛られた人妻を安二も嬲る側で参加する。
(タイトルと1ページ目の孔雀が描かれたカットから、なにやら崇高な物語を期待していたのですが肩透かしw。盗聴器をセットする苦労話と天井裏から忍び込む苦労話にページが割かれてて、ちょっと退屈。よく聞き取れない会話をしてる田所と人妻の関係がオチになってるのだろうなとは予想できるのですが、そっちだったかー。 孔雀が啼くのは、オスがメスを引きつける場合なので、安二か田所のどちらかが孔雀になる話なのか、キジも鳴かずばのもじりなのか、どちらでもないようで、まだタイトルの意味を掴みかねてます。
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夜ひらく双花 |
新婚・妙子は同窓会の帰りに、当時のライバルだったれい子の自宅に誘われる。れい子は殿村と同棲していた。殿村は学生時代から妙子に目をつけていたのだ。縛られ浣腸され、犯される妙子。殿村は昼間に妙子の自宅を訪れては妙子を犯すようになる。殿村の女になることを承諾する妙子。 妙子は呼び出しを受け、れい子の家に出かけるが、殿村の姿はない。殿村が妙子に夢中になったので、れい子は殿村に振られたのだった。その腹いせにれい子は、妙子の妹・紘子には女子高生時代の妙子の面影があることを殿村に教えた。殿村が本当に欲しかったのはセーラー服の妙子だったのだ。殿村は、紘子を襲うために妙子を外出させたのだ。 あわやの所で帰宅した妙子は縛り上げられ、目の前で紘子は殿村に犯される。 後日、実家に戻ったはずの紘子は殿村の家に入り浸っていた。紘子はマゾ開眼しており、妙子に殿村とのSMプレイを見せつける。妙子もれい子ももう殿村に相手にされないと分かっているのに、殿村に仕込まれたマゾの血がここを出て行かせないのだった。 |
蠱惑の花びら |
高2・倫也は子供のいない叔父の旧家から県下の進学校に通っていた。近所に住む一学年下のあけみの勉強を見てやってるうちにキスまでは許す仲になる。(誰かがそれを覗いてるが二人は気づかない)しかしあけみが学校でくれる手紙はあまりに大人びていて奇妙だ。美しい叔母・雪野は頽廃的なタイプで、積極的に倫也を誘惑してくる。
深夜、倫也は雪野の声に気づき、叔父ではない男に抱かれているのを覗き見してしまう。さらに別の誰かもこれを覗き見していたようだ。
体調を崩し、高校を休んだ倫也は、昼間から雪野が男に抱かれているのをの覗き見する。SMプレイ。覗き見を雪野に気づかれてしまう。後で倫也の布団に忍び込んできた雪野は、あの男はかつてこの家で下男をしていたが今は県会議員にまでなった男で、中学生の雪野を犯した男であることを語る。雪野の手で倫也の筆おろし。そこをあけみに見られてしまう。逃げ出すあけみ。
雪野は倫也との関係を続け、男との関係も続ける。倫也はこんな爛れた関係に慣れていく。倫也が帰宅すると、雪野の叫び声。雪野はプレイ中に男が脳卒中で倒れてしまったが、縛られている雪野は身動きもできなかったのだ。雪野は男があけみの父親だと明かし、雪野とあけみは以前からレズの関係にあり、これが互いに体を楽しめる三角関係になることが理想なのだと説く。3人目は雪野の父ではなく倫也であるべきだと言う雪野の都合のいい誘いに倫也は引き込まれていく。あけみが倫也に接近し、手紙を書かせていたのも雪野の差し金だった。
寝たきりになったあけみの父の介護に献身的な雪野。これは雪野と倫也が関係を持ったと知り、ふたりを避けるようになったあけみをおびき寄せる芝居でもあった。あけみと二人きりの時間を作ることに成功した雪野はあけみを縛り上げてから倫也を呼び入れる。あけみの初体験。これをもう回復の見込みのない父親に見物させる雪野。彼らをずっと覗き見していたのは雪野の夫・倫也の叔父だった。雪野の妖気でインポになった叔父は、覗きだけが唯一の楽しみとなり、雪野もまた覗かれることで燃える女だった。雪野は愛する夫に覗かせるために三角関係を必要としたのだった。
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白蛇の怨歌 |
20年ぶりに故郷に戻った牧に、一番会いたくない相手、白峰から電話がかかる。自分の娘の勉強をみてほしいという。白峰は、牧から強姦同然に恋人真樹子を奪った男だった。白峰は、牧の帰郷を知り、かつての恋人が美しい娘まで生ませて、しあわせにやっていることを見せつけたかったのだ。しかし白峰は自分の行為とはうらはらに、かえって妻への疑心暗鬼を深めることになるのだった。ただ愛憎は紙一重であり、責めるほどに愛を深め、燃え上がる。牧は通ってくる白峰の娘弓子に真樹子の面影が重なり、一線を越えてしまう。 投稿・田所表川様。 |
女高生のなみだ |
女子高生・典子は憧れの鈴木先生への思いを心に秘めたまま、岩佐の屋敷へ向かう。 両親が事業に行き詰ったことを知った典子は、両親に相談もせず債権者である岩佐に返済の延期を相談に来たのだった。 岩佐の屋敷には借金のカタにセックス奴隷とされた女性が何人も監禁されており、典子と顔見知りの老舗の女将・紗江もいた。 典子の態度次第では借金を帳消しにしてもよいという岩佐。 紗江と並んで嬲られた末に、典子は岩佐に処女を捧げる。 1週間ぶりに登校した典子は、心配する鈴木先生にスカートの下の貞操帯を見せる。事情を知った鈴木は典子と駆け落ちし、外した貞操帯を岩佐に送り付ける。
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飢狼の罠 |
人妻・公子の自宅に突然来訪した木谷。 公子はほんの気晴らしに出かけた先で木谷に睡眠薬を盛られ犯されて、定期的に呼び出される関係になっていた。その木谷が約束を破って押し掛けてきたのだった。 玄関先で脱衣を命じられ首輪。寝室でバイブオナニー強制。鞭打ちの末性交。 年上の資産家である夫の後妻である公子は、この立場を失うわけにいかなかった。
そこに帰宅した女子高生・義娘の律子は、木谷の靴を見て事情を察するが、公子を姉のように慕っていた律子はこれを黙認すると決める。 しかし公子の方は、律子が父親に言いつけるのではないかと心配し、木谷が律子にも手を伸ばすならそのほうがいいと考えるようになる。 下校中に誘拐された律子。木谷の子分たちにセーラー服を剥かれていく。その姿はマジックミラーの向こうの木谷と公子に丸見えだった。 律子の処女を奪うのは木谷という約束だったので、木谷と子分たちは、律子と公子を交換。気の強い律子を木谷は鞭打ち、木谷の女になると誓わせるが律子は全く濡れていない。(行為は描かれず)事後を撮影。 公子に双頭バイブを装着させ、律子と繋がることを命じる。積極的に公子を受け入れるポーズを見せる律子。律子は男たちへの復讐を思い描いていた。いつか必ず男たちを這いつくばらせて見せる。それを想像するだけで律子は濡れてきているのだった。
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燃えつきた劫火 |
バスケ部キャプテンのマリは、試合で足を引っ張った3人の1年生を更衣室でシゴいていた。しかしシゴきは単なるアリバイ作りで、マリはレズ関係にあった雪江と居残って楽しみたかっただけだった。 雪江を縛り付けてプレイを始めたところを、塀の修理を請け負っていた太吉老人に見つかってしまう。太吉は南方の戦地で犯した少女に似た、色黒のマリに昼間の試合の時から目をつけていたのだ。太吉は雪絵を人質にマリを脅して犯す。 その帰り道、太吉は自分が作った手抜きのブロック塀に押しつぶされる。 |
湿った花、乾いた花 =限りなき淫嬲 |
旧華族・不動寺剛は、バーのママ・紅子とナンバーワンホステス夕子を森の中の館に招く。給仕の美少年・ミチヤと、女中の美少女・ルミが夕食をもてなしてくれる。夕子は交通事故で父母を一度に失い、高校2年の妹・公子との生活を支えるためにホステスになったが、常連客に「夕子の操を守る会」ができるほどの人気者。 深夜、夕子は、紅子のミチヤとルミとのSM3Pを見てしまう。のぞき見の現場を不動寺にとがめられた夕子は、強引に隣室に連れ込まれる。ミラー越しに紅子が嬲られるさまを見せつけられ、不動寺の「あなたは湿った女だが、私は乾いた女が好みだ」という持論を聞かされる。 翌日目覚めた夕子は地下室に監禁されていた。不動寺が妹の公子に眼をつけていると知り、夕子は自分の身を差し出す代わりに公子に手を出させないと約束をつける。夕子の体を欲しがっていた、夕子のかつての勤め先の上司が登場。上司に剃毛され嬲られる夕子。ミラーの向こうで操を守る会のメンバーが見てると言うが、それはウソ。 夕子と連絡の取れなくなった公子の相談役となった不動寺は、公子の部屋に上がり込んだ末に処女を奪う。不動寺の言う「乾いた女」とは濡れを知らぬ処女のことだった。公子を乗せ館へ向かう車窓から、かつての館の主人が飽きた女を次々捨てたという姥捨沼が見える。 |
狂乱の海 |
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毀(こわ)れた乙女の夢 |
高月八重子(女子高2年生)は,父親が県会議員であり,門限も早く,家庭の躾が厳しい。その八重子は夏の文芸クラブのキャンプで,あこがれの前田先生(大学を出たばかりの国語の先生)と結ばれる。二学期の最初の土曜日,前田先生のアパートを訪ねる。逢い引き。「きみが大学に入ったら,結婚しよう。愛しているよ,八重子」その帰り,バスを待っていると,林ミサ(前田先生に片思いの女番長)と手下に取り巻かれる。「ちょっと,そこまで顔を貸してくれない?」マンションの五階に連れ込まれる。「さっきは前田先生のところから出て来たわね」「二人っきりで何をしていたの?」「裸になってみな」セーラー服を剥かれる八重子。「……かんにんしてっ,いやよっ」キスマークを見つけられる。丸裸で肘掛け椅子にM字開脚で縛りつけられる。ライターの火を近づけられながら訊問。白状。「密告されないように,写真を撮っておこう」太いゴム棒をくわえ込まされる。「お前はもうあたいたちの持ち物なんだよ」引導を渡すミサ。ミサはロングスカートをめくり上げ,パンティを下げ,「さ,ここにキスするんだよ」と服従の挨拶をさせる。 一週間後,ひと目でヤクザ者と知れる男に引き渡される。車の中。ブラジャーをはずさせた上で,自分で後ろ手錠をさせる。「高校生にしちゃ,いい乳しているな」男は一年前まで父の秘書をしていた須賀照雄だった。賭博で穴をあけて,委員会の金を横領して馘になる。「しばらく見ないうちに,ずいぶん大人になったな,お嬢さん」SMモーテル。「丸裸で帰りたくなかったら,自分で服を脱ぎな」平手打ち。鞭。ベッド。犯す。正常位。「きついだけで,味がねえな」対面座位。後ろ手縛り。指で菊の蕾を翻弄。「ああ……もうッ……もうッ……」前田先生にさえ与えてもらえなかった死ぬほどの快楽。フェラ強要。「いよいよお前をおれのものにするぜ」え?――といぶかしげに目を瞠る八重子を俯伏せにして双臀を高々と掲げさせる。ワセリン。「腹の力を抜け」血を吐くような絶叫。その後,アナルが感じやすいのに目をつけた照雄に調教され,アナル専門で売りに出される。10月,コールガール組織の摘発。その中に,高月八重子も入っていた…… 投稿 田所表川様 |
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現代悪徳シリーズ 「裏を見るな」 |
興信所の新人・信子は、人妻・文代の尾行を命じられる。文代がどうやら面識のない男性とホテルに入ったことを確認した信子は、これが浮気ではなく売春だと確信する。上流階級夫人の文代の売春に疑問を持った信子は、文代の尾行を続けるが、尾行は文代に感づかれていた。 文代から事情を明かされる信子。文代は悪徳興信所に、浮気を夫に報告されたくなければ売春組織に入れと脅されていたのだ。売春していることを報告しないでくれと懇願する文代。そこにヤクザが踏み込んでくる。縛り上げた信子の前で、命じられたオナニーショーを演じる文代。文代にレズを仕掛けられた信子はアクメを見せ、ヤクザに処女を犯される。 後日、スタジオで売春嬢として登録する恥ずかしい写真を撮られる信子。文代を脅迫して売春婦にした悪徳興信所こそ、信子の勤める興信所だったのだ。
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現代悪徳シリーズ 「悪の花は八重に咲く」 |
産婦人科の哲也は、昵懇の富豪・大石から「いつまでも妊娠しない息子の嫁・冴子を義父である自分の種でこっそり妊娠させたい」と持ち掛けられる。 冴子はかつて哲也を振った女だった。哲也は不妊の検査と称して冴子を嬲り、大石と自分の精液を入れ替えて冴子への復讐を果たす。
(中盤で登場する女子高生の話は、嬲獣の百合子登場の回の元ネタ。
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現代悪徳シリーズ 「黒い血のいざない」 |
野村芙美子は腹痛(メンス)のため早退し、デパートで下着を万引きしたところを補導員の早田に見つかり、車でモテルに連れ込まれる。芙美子の弁明によれば、衝動的に万引きした理由には、妊娠した若い継母千晶との葛藤もあるという。早田は千晶をモテルに呼び出し、娘との関係に悩む義母に二人を結びつける肉のつながりという絆をつけてやるのだった。 投稿・田所表川様 |
現代悪徳シリーズ 「荒縄の狂う夜」 |
高校教師の清三は、元教え子の典子の結婚披露宴に出席。典子と校長の息子のこの披露宴は、うだつの上がらない清三には場違いな豪華な式だが、清三は典子と関係のある様子。 清三は来賓客の中に教え子のひろ子(高2)を見つけ、トイレで犯す。二人は以前から関係があった。 トイレから戻った二人に何があったか新婦の典子は気づいている。典子も清三と長く関係していた。清三の目当ては、典子の義母となる校長の妻・知香子だった。 知香子の浮気を偶然知った清三は、典子と校長の息子を結婚させることで、知香子を犯す機会を狙っていたのだ。 清三は典子と組んで知香子を犯し、清三は教頭に出世し、典子と再婚する。 |
現代悪徳シリーズ 「背徳のレンズ」 |
高城融 大学を出て間もない写真家。合成写真で女性を脅す。 梶 融の大学の同級生で,悪事のアシスタント。 小杉洋子 女子大生。処女。見合い写真を融に撮ってもらうも,餌食に。 高城能理子 17歳。融の妹。 大岩泰三 金融業者。四十過ぎ。妾あり。 大岩雪江 泰三の妻。19歳。17歳(女高生)の時,借金のカタに処女を,一年後,入籍。 融は,泰三と雪江の写真を撮影(初めての時から)しつづけ,雪江とひそかに心を通わす仲となっていた。二人の関係に気づいた泰三は,それを口実に,妹能理子を手に入れる。 投稿 田所表川様 |
現代悪徳シリーズ 「あやかしの寺」 |
良道和尚が泰江夫人を責めながら、娘の絵美の妾話を強要している。相手は50歳も年の離れた富豪・竹原老人。老人に頭の上がらない若い和尚は老人への貢ぎものが必要だった。良道和尚の妻・柳子も今日は竹原老人に嬲られてきていた。 たいして豊かではない寺は老人の支援なしには成り立たないのだ。 また、和尚は火事で死んだ先代住職の父親のことで老人に弱みを握られていた。先代は本尊を守るために火に飛び込んで焼死したことになってるが、本当は地下の納骨堂にプレイ中の女性を閉じ込めていたのを助けに行って焼死したのだ。 竹原老人に抱かれた柳子をやるせなさに責め嬲る和尚。 妾話を拒否した絵美は逃亡するが、竹原老人の配下に捕らえられる。納骨堂で責め嬲られる母娘。処女を竹原老人に犯される絵美。泰江が絵美を剃毛。逆さ吊りにされた母娘の前で柳子が嬲られる。 竹原老人の末娘(瑤子26歳)の婿が事故死。 和尚は未亡人となった瑤子に目をつける。納骨堂におびき出し、絵美の手を借りて瑤子に浣腸。夫の骨壺にぶちまけた瑤子のアヌスを犯す。剃毛した瑤子に因果応報を説く和尚。 納骨堂に瑤子、絵美、柳子の3人を縛りつけ、目隠しをした竹原老人に「新しい女」を当てさせる遊びに誘い出す和尚。 これで絵美に竹原老人の正体を見せ付けて和尚の復讐は達せられるのだ。寺のお手伝いのおばあさんだけが、和尚の本当の父親が竹原老人であることを知っている。
(絵美は和尚の腹違いの妹だったわけです。見事な因果応報の物語。
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現代悪徳シリーズ 「女体市場(前編)」 |
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現代悪徳シリーズ 「女体市場(後編)」 |
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蒼い花々の群れ 第1話 麗しき汚辱 |
桐野伸也(きりののぶや)は,大学を出たばかりの美貌のスケコマシ。両親は死亡しているが,親のスネをかじっていると嘘を言い,広いマンションに住んでいる。今日も,規則の厳しい女子高の二年生,北沢知子(処女)をナンパして連れ込む。彼女に目をつけたのは,嫂(あによめ)に生き写しだから。その嫂も伸也の兄がひと月前に事故で死亡して,ひとりで屋敷に住んでいる未亡人。コルトレーンのテナーサックスが部屋に流れる。リキュールと興奮剤を添加したコーラ。「この偶然の出会いを祝って」ダンス。キス。抱き上げ,ソファに。「もう,かんにんして……」{ちなみに,知子ちゃんはこれをふくめて「かんにん」を9回のたまいます} パンティ一枚の姿に脱がせて楽しんでいると,しつこいチャイムの音が。知子を寝室に隠す。ドアを開けると,若い雌豹のような美紀がいきなりのどもとにナイフを突き付ける(知子と同年代)。手下の少女ふたりをひきつれている。美紀の父は町の半分を仕切っているボス。伸也を後ろ手錠にして,「憎らしい……」といいつつキス。引き出される知子。伸也は自家用の縄で椅子に縛られ,猿轡。丸裸にした知子にズボンのチャックを下げ,引き出させる美紀。伸也と向かい合わせに置かれた肘掛け椅子にまたがる恰好で縛りつけられる知子。オナニー強要。必死でいやがる知子の花びらのすみずみまで薬剤を塗布する美紀。「手は自由にしてやってあるんだから,好きにするさ」「ずいぶんかゆそうじゃないか」女がオナニーにふける姿をはじめて目の当たりにする伸也。 張形をあてがい,処女をよぶろうとする美紀。「やめて,やめてくれッ」「あたいを抱いてくれたら,こいつを使うのは控えてやってもいいわ」これまで伸也は美紀の父親が恐くて手を出さなかった。臍を固める伸也。 寝室へ移動。知子はベッドの傍らの柱に立ち縛り。「愛しているわ,伸也」伸也の服を脱がせ,「あたいの,はじめての,男……」祈るようにつぶやいて,ふかぶかと含む。「惚れたぜ,美紀」 知子とふたりの手下(処女)の目の前で繰り広げられる行為。美紀,処女喪失。 知子に伸也の後始末を命じる。巨大なものを含まされた美少女の顔つきに,(嫂さんも,こんな顔になるのだろうか……)「これで伸也とあたいの血を合わせてすすったんだからね。お前はあたいたちの奴隷なんだよ」 伸也は美紀の命じるままにベッドに仰向けに横たわる。「服従を誓ったものに,その体を捧げるんだよ」後ろ手胸縄姿のまま,ベッドに上がらされる。美紀は伸也のを握って垂直に押し立てる。「ねらいをつけてやるからさ,またがりな」(一日に処女をふたりも……)
この長篇小説の初回の主人公は,完全に美紀ちゃんでした。 こういう設定の長編は,以来なかったと思いますが,いかがでしょうか。 投稿 田所表川様 |
二度目の初夜 |
大学生・美加は、SM漫画家のアシスタント・秋夫の部屋に入り浸るようになった。机に向かった秋夫が原稿を仕上げる背中で、コタツの美加は売るつもりもない詩集のガリ版を切る。互いの自由を尊重するふたり。ふたりの財布には明日の朝食分の金しかない。
蒲団に入ってウトウトし始めた美加に秋夫がイタズラしても無反応。しかしアヌスに触れられることには激しく抵抗する。秋夫はベルトを使って美加の両手を後手に縛る。初めての緊縛プレイに激しく興奮するふたり。
原稿の仕上がった秋夫は発注元の漫画家・泉あきらにこれを届ける。泉はモデルの女を縛って参考写真を撮っているところだった。弘も責め役として参加させられる。隣の部屋にいた泉の妻は、こんなことにもすっかり慣れてしまってるようだ。
弘からこの話を聞いた美加は、泉の妻とモデルを「いやらしい」と激しく軽蔑する。
しかし美加は密かに泉の緊縛モデルに応募し、採用される。美加はモデルの経験もないのに見栄を張ったために容赦なく縛られ、挙句に濡れを見せてしまう。そんな美加を気に入った泉は挿入を要求。泉の妻が割って入ってくれたために、美加は事なきを得る。
破格のギャラを持ち帰った美加は秋夫に激しく叱咤される。秋夫は金よりも美加の方が大事だったのだ。秋夫のプロポーズを承諾した美加はベルトの鞭打ちを求める。泉の妻は正しかった。束縛に責任を持ち、束縛されることに自由を賭けることが、愛するということなのだ。美加はお尻の処女も捧げたいと言い出す。
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とかげ屋敷 |
20年ぶりに帰郷した私。町並みはすっかり変わっていたが、あの石造りの屋敷だけは当時のままだった。以下回想。 終戦直前、軍人を目指す中学4年生だった私は近所でも噂のその屋敷に忍び込み、下男に捕まってしまう。 東京から疎開してきていた奥さまの依頼で、私は娘の貴久子の家庭教師を引き受けることになる。学校に通わせてもどうせ勤労奉仕ばかりで授業にならないからというのだ。この屋敷は戦争とは別世界のようだった。私が軍人を目指していることに強い興味を示す貴久子。 貴久子は優秀で、私が教えられることは少なかった。ある日、部屋に貴久子の姿が見えなかったので、私は禁じられていた屋敷内の探索をして、屋敷の中に大とかげを大量に飼っている熱帯園があることを知る。そして貴久子は寝室で一人緊縛プレイの縄が解けなくなっていたのだった。貴久子の密かな趣味を知ってしまった私は貴久子と親密になる。貴久子は婚約者の従兄が戦死したので、私はその代用品だったのだ。従兄の遺品の軍服をまとった私と、東京の学校のセーラー服姿の貴久子のコスプレセックス。フンドシで貴久子を縛ってのプレイ。 やがて貴久子は屋敷の秘密を打ち明ける。気狂いの血のあった男爵家一家は、発狂者を監禁するためにこの屋敷を建てたのだった。戦地で両足を失って車いす生活になった主人(貴久子の父)も気狂いが発症。熱帯園で下男に奥さまを嬲らせて楽しむようになっていた。貴久子はそれを覗き見し、そして母親と同じように嬲られることを夢見るようになっていたのだった。 終戦を迎え、私は軍人になる夢を絶たれる。そして貴久子は東京に帰ったとお手伝いから聞かされ、それを信じられなかった私は屋敷に忍び込む。終戦で収入を絶たれた屋敷は、実権を握った下男が貴久子も自分のものにしようと監禁していたのだった。 貴久子を救い出した私は、ふたりで東京に駆け落ちする。彼女の笑顔だけを支えに働きづめに働き、貧困を乗り切り、成功した私。 私は、昨年亡くなった貴久子を埋葬するために帰郷したのだった。
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闇ぞ悪魔 =処女人形「闇ぞ悪魔」 |
こずえは目隠しをされて立縛りになっていた。家庭教師先の主人・宮里に出されたコーヒーで眠らされてのことだ。こずえは恋人のいる身だったが、媚薬を使った宮里の責めに耐えられず屈服。 恋人に別れの手紙を書き、宮里の妾になったこずえはマンションを与えられ、浣腸とアナルセックスを仕込まれる。 宮里に復讐を企んだこずえは、宮里の娘・女子高生のくみ子に手を出す。双頭バイブで処女を奪い、宮里からされたことと同じことをくみ子にも仕込んでいく。 ある日、宮里はこずえに過去を打ち明ける。入り婿の宮里は妻に頭が上がらない立場だったが、妻が目の手術で目隠し状態になっている時に妻を襲うことで自信を取り戻せたのだと。それでこづえを最初に襲った時も目隠しが必要だったのだと。 くみ子にもマスクをさせて宮里に気づかれないよう抱かせれば、後で娘だったと知った宮里はきっとインポになって、こずえのことも開放するに違いない。こずえの復讐計画はでき上ったが、しかし楽しみを覚えてしまったこずえのアヌスはどうなる? |
74 |
地下室の飼育人 |
調教士であり医師・弘は毎夜、ある女の夢を見るようになった。弘にはプレイの末に絞め殺してしまった女がいたが顔はその亡霊ではない。表向き、弘はその女と駆け落ちしたということになって、組織の調教士として軟禁されている状態だった。 現在は3人の女を監禁調教中。処女から調教した女子大生・直子はようやく浣腸の味を覚えたところだ。 組織が運営する高級クラブのホステス・理恵の手当て。理恵の夫は組織の幹部だったが裏切りが発覚したため消され、妻の理恵もリンチを受けたのだ。理恵は最下層の娼婦に落とされるだろう。しかし理恵は手首を切って自殺してしまう。彼女は夢の女に似ていた。 組織のマネージャー三条に妻・美保を紹介される。夢の女にそっくりだ。美保は借金の都合で三条の妻になっただけで、三条に愛があるわけではない。美保が弘に恋心を抱いたと知った三条は嫉妬を見せる。 弘は三条の指令で女子高生・ゆかりの調教を行う。直子とゆかりをレズらせてみる。処女のままでという注文を無視してゆかりの処女を犯す。 弘は美保のもとを訪れ思いを告げる。美保は駆け落ちに同意してくれるが、弘はその場で美保を押し倒す。見張りの子分に刺殺される弘。弘には三条から殺害命令が出ていた。弘が最後に見たのは夢の女・美保だった。 |
被虐の契り |
葉子と雅彦は、一流商社と銀行の重役を親に持つ上流家庭の娘と息子。雅彦は、それまでキスしか要求しなかったが、結納を済ませると、葉子に徹底した被虐調教をほどこすのだった。 投稿・田所表川様 |
天使炎上 |
高2・京子は叔父・速男から特注のセーラー服を贈られる。その制服をデザインしたのは速男の10年来の奴隷・香澄だった。香澄は女子高生の時に速男に犯され調教を受けてきたが、店を出してもらったこともあって速男に頭が上がらない。しかし速男が京子に食指を伸ばそうとしてることに耐えられず、京子に「速男に注意しろ」と電話をしてしまう。 京子の制服は学校でも大評判。ボーイフレンドの敏夫も鼻が高い。京子は敏夫と映画を見に行くが、敏夫がラブシーンでスカートの中に手を入れてきたことに激怒しひとり帰ってしまう。 日曜、京子は敏夫に触られたことと、電車で痴漢に触られた友達の話を重ね合わせていると速水が来訪。「速水に気をつけろ」という電話を思い出す間もなく、処女を奪われる。 翌日、学校でいつも通りの友人たちの中で、ひとり処女ではなくなった身を揉む京子。そこに香澄が来校し、京子を連れ出す。香澄のマンションで速水が待っていた。全裸になった香澄は、京子に勝手な電話をした件で速男から受けた罰の鞭の痕を見せる。京子はセーラー服のまま肘掛椅子で開脚。その目の前に吊られた香澄は奴隷の先輩として速男にバイブで嬲られる手本を見せる。香澄のクンニでアクメを曝した京子は速男の女になると誓う。剃毛。 あなたが望むなら わたし、何をされてもいいわ 山口百恵の歌が思い出される。 通学に穴あきパンティの着用を命じられる京子。読者のあなたも通学途中でこの京子に逢えるかもしれません。
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狙った獲物 |
武と幾代、啓介と容子は恋人同士。4人は武の実家のある漁村に海水浴に行き、啓介が溺死する。通夜の雰囲気にいたたまれず席を外した幾代は、海岸で漁師の鉄次に強姦され、武とは疎遠になる。 半年後、鉄次が幾代を抱くために上京してくる。SMに激しいアクメを見せる幾代。同じ頃、恋人をなくした容子は、親身に世話をしてくれた武からプロポーズを受ける。その後、幾代は鉄次の紹介で売春を始め、マゾとして開眼。 幾代は容子の自宅を訪ね、SM売春婦となった境遇を語る。容子は幾代から武を奪ってしまったようで立つ瀬もない。 武から呼び出された場末のバー「コック・ピット」へ出かけた容子は2階の特別室でバーテンとウエイターに襲われる。現れた幾代が真相を語る。武は、容子を手に入れるために啓介を殺害し、飽きの来ていた幾代を不良仲間の鉄次に売り渡したのだった。しかし武が容子に結婚を申し込むほど本気になったことを知った幾代は激しく嫉妬。武を殺人の件で脅し、容子を呼び出させたのだった。マゾの楽しみを知った容子は、強制されなくてもここへ戻ってくるだろう。
(74年作品ということで、性交描写はかなり解禁されてきてるのですが、まだ性器挿入の描写やアクメの声をあげることが禁じられていたようです。掲載誌の他の作品を見ても、挿入シーンもアクメシーンもありませんでした。その代わりと言っていいのか、ほぼ全作品が浣腸とアナルへの異物挿入の話。アナルに何か挿入して、ヒリ出させての話が延々と繰り返されてるのです。千草作品では浣腸シーンはあっても脱糞シーンは描写を避けてるので私もあまり脱糞シーンを読むことがないのですが、ちょっと他の作家の作品に目を通してみたら「預かってた女子高生が高熱を出したので浣腸して布団の中で出させて、その布団は丸めて捨てる」とか、「お尻にアヒルの卵を挿入して、ヒリ出すときに切れちゃって救急車を呼ぶけど結局死亡」とか、取り返しのつかない愚かなプレイのオンパレード。
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偶然の魔 |
高校教師・真理は、友人の新妻・美代子のマンモス団地を訪れる。ふたりは高校時代にレズの経験があり、美代子はそれを期待したが、真理はもうそんなそぶりも見せない。 自動車修理工・進と啓二は偶然、本物の拳銃を手に入れる。それを使って強姦と強盗を繰り返していたが、車での逃走に失敗して、帰宅途中の真理の夫・弘の車と衝突する。重症の弘を残して進と啓二が偶然に逃げ込んだのは偶然にも真理の部屋だった。 二人は真理と美代子を犯す。真理は初めてのアクメ。真理の部屋に犯人が逃げ込んだことを知った警官が投降を呼びかけてくるが、真理は救出されても好奇の目で見られるのが辛い。男たちは全裸の美代子を外窓に向けて大の字に吊るして弾避けにするが、警官隊から催涙弾を打ち込まれる。慌てた啓二は銃を暴発させ負傷、進は警官に射殺される。 病院で目を覚ました弘は、自分の運転の粗さが事件を引き起こしたことをまだ知らない。 |
淫者の餌 (前編~狂おしき恥辱) |
資産家の旧家に嫁いだ志津子は、見知らぬ女が裏山で全裸になって義父・祥造の茶室に入っていくのを見てしまう。聞こえてくる責めの声。借金を頼みに来たらしい。盗み聞きを、運転手の亀原にとがめられ襲われそうになる。 夜、昼間の件で体調不良を訴えた志津子に女中のおまきが薬(実は媚薬)をくれる。忍んできた亀原に犯される志津子。 翌晩も亀原はやって来る。志津子の嬌声を聞きつけ祥造がやってくる。犯されても感じてしまったのであれば罪だと言いがかりをつけられ、志津子は折檻の名目で嬲られる。ようやく企みに気づく志津子だが、祥造の女になることを誓わされる。浣腸とアナル姦。
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淫者の餌 (後編~散り行く花) |
祥造の茶室はプレイ用に改造されたものだった。借金を申し込みに来た新たな女に全裸で茶を立てさせて嬲る祥造。夜、志津子が祥造に嬲られているところに、夫の時夫が出張から帰り激怒。しかしこの結婚は最初から志津子を祥造と時夫の共有物にするための企みだった。そうとも知らず二人の共有物になると誓わされる志津子。誓いの剃毛。前後責め。志津子に心得を諭すおまき。おまきも先代の妾だった。 志津子の妹の女子高生・真理子がやってくる。志津子の浮気の罰だと処女を犯される。媚薬のためか、一晩ですっかり覚える真理子。時夫はその縄尻を取って、志津子と祥造の待つ茶室へと向かう。
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蒼い被虐花 (前編~毒牙迫る) |
=小説ファン84「美囚は朽ちて色香る」=小説ファン85「性臭に濡れる女」=SM秘小説03「渉猟魔淫 前編 女ハンターの罠」 アップル「恥獄」=アップル「獣宴」収録「恥獄」 |
蒼い被虐花 (後編~淫らな崩壊) |
(後編~淫らな崩壊)SMファン 74.9=秘小説「妹初喰い姉は蜜味」 |
復讐の鞭が鳴る |
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真夜中の凌辱者 |
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75 |
奴隷学校 |
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75.6 |
花は淫風に散る |
克也は大学生。高校からグレだし,ていよく家から隔離されて今はマンション暮らし。父は大病院を経営し,兄は副院長をしている。時々兄嫁の志乃(結婚して二年,ふだん着物姿)が身の回りの世話に訪れる。犯す。台所で襲い,居間へ場所を移し,後ろ手錠,ソファに押し伏せる。「克也さん,冷静になって……あたくしはあなたの姉なのよ……」着物の裾をひきめくる。尻たぼを強引に割る。毛を引き抜く。むっちり張った尻をしばく。前戯もなく貫かれ,凌辱されながら,夫よりはるかに巧みなテクニックに官能の炎がどうしようもなく燃えあがる。義弟の熱いほとばしりを奥ふかく感じ取って,激しく痙攣。手錠をはずし着物を剥ぐ。「極上の体だな」調教室兼用の寝室へ追い込む。後ろ手胸縄。天井からの滑車を通した縄につなぐ。ベッドの上。女性上位。ビデオ撮り。 その事があってから志乃はマンションに週一二回通う身となる。日増しにしたたるばかりの艶めかしさを加えてゆく夫人。マンション。丸裸。寝室。ソープテクニックを教え込まれる。「あたくし,マゾなんかでは,ありません」ムキになって反撥していた夫人は,浣腸をほどこされて認めることになる。洗面器をまたがったまま,バイブを含み込まされて達して失神。そのまま激しい排泄。浣腸の味を教え込まれ,責めが一段とエスカレートすると,眼立ってほっそりとなり,ゾクリとする妖艶さを見せるようになる。「あたくし,どうなるのなしら……」「いっそ,このまま,死んでしまいたい……」「小さい頃から厳しく躾けられて,結婚するまでキスさえ知らなかったあたくしが……たった一人の男に,マゾ女にされて……」 薄汚い喫茶店に呼び出され,チンピラじみた若者たちの視線に,ふと体の芯が熱を持ちはじめる。今日はスーツ。迎えの男に連れられ,ヤクザの事務所へ。克也は麻雀の負けが込んで志乃を賭けたという。「裸になんな,奥さん」「あきらめましたわ」「……この体がそれほどお気に召したのでしたら,どのようにでも……お好きなように……」「スカートを脱いでケツを見せな,奥さん」克也の好みのストッキングに紫のガーター。「うしろを向いて,パンティを脱げ」 美麗な尻が剥き出しになる。「これが,志乃のお尻,よくご覧になって……」「いいケツだぜ,奥さん。ケツまで美人ときやがる」外気にさらされた秘蕾に男の指を感じて,志乃夫人は悲鳴を噴きこぼす。雪白のししむらを黒い蛇を思わせるしなやかな鞭が横にはらう。「ヒイーッ,む,鞭はいやッ」キスして口をふさいで離さないまま,着ているものを引き剥く。ストッキングで前縛りにして両手を挙げさせる。鑑賞。ウェストは折れそうに細いのに,その下に続くヒップラインはみごとに張っている。吊られて上向きになった乳房は,わずかな身じろぎにもプリプリ弾む。美身に見惚れる。裸になる男。椅子にすわる。「またがりな」「お名前を,まだ,お聞きしていませんわ」「五味……伸次」快楽の極致。尻たぼに羞ずかしい痙攣。果てる。「おれはまだなんだぜ,奥さん」フェラチオ。腰のまるみがなまめかしく,うごめく。「次郎,首輪を持ってこい」隣室からなだれ込んでくるチンピラたち。「すげえや」首輪。その鎖で後手縛り。ベッド。鎖を解かれる。「四つん這いになって,ケツを立てな」「ああ,また,お尻ですの……志乃のお尻,……そんなに魅力があるのですか……」「尻たぼを拡げるんだ」「お浣腸,なさりたいのでしょう」「好きなんだってな」伸次の指が蕾の内壁を掻く。「ああ……(前を)犯して……」克也は浣腸で羞恥に悶え苦しむ志乃を見るのを好んだが,アヌスを犯したことはなかった。潤滑剤。「自分で塗りな」初アナル。 その足で,克也のマンションを訪ねる志乃。「アナルセックスが気に入ったらしいな」「あれは人を狂わせますわ」「ごらんになって」スカートを落とし,尻を向け,パンティを剥き下げる。押し拡げた雪白の肉の盛り上がりのはざまの奥に,血みどろの薔薇が咲いていた。「好きなんだ,嫂さん……どんなに後悔したか……」 結婚生活はそのままに,五味の女になる志乃。最後の快楽は必ずアヌスに放出する五味。克也は志乃を取り戻すために,処女の女子高生を賭け,また負ける。その女学生を待つ間に志乃は生まれたままの姿で丸柱を背負って立ち縛りにされる。「顔見せがすんだら,女が男を楽しませるには,どこをどう使えばいいのかよく教えてやるんだ,いいな」連れてこられたのは,克也の実の妹,百合子だった。嫂を取り戻したいばかりに,血を分けた妹を……。首輪つきの二人の女。レズ。「可愛いわ,百合子さん……」義妹の目の前でフェラ。69.上になる志乃夫人。その背後から挿入する五味。百合子の鼻先で繰り返される抽挿。 投稿 田所表川様 |
75.7 |
肉まんじ =人妻凌姦「美姉妹 相姦肉調教」
=フロンティア「ただよえる花」
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両親を失い姉夫婦と同居する高3・圭子は下校中に見知らぬ女性・泉に見初められ、泉が経営するブティックでアルバイトを始める。 泉に誘われるまま、レズ関係を持った圭子は処女のままマゾ調教を受ける。 泉は圭子の姉・奈美の夫・サディスト敏正の愛人だった。敏正が圭子を狙って仕組んだことだったのだ。姉の美奈は、喫茶店のトイレに鍵をかけ忘れての放尿姿を敏正に見られてしまい、そのまま犯されて奴隷妻にされてマゾ調教を受けていたのだった。 泉のマンションで、敏正と泉は奈美に3Pを強要。敏正は途中で抜け出し、圭子の処女を奪う。そこに泉が奈美を連れてきて4P。
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75.8
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白ユリ散華 |
中年・高木は,不倫相手・洋子と高原の別荘に来ていた。洋子をベッドに大の字に縛りつけて外出。摘んできたタンポポを洋子の花弁に挿してイタズラ。剃毛。 夜。雨の訪問者は道に迷った高校生カップル・武司とめぐみ。めぐみに見惚れた高木はふたりを強引に泊まらせる。めぐみは今夜、武司に処女を与えるつもり。武司は村に下りて、予約していた宿に断りの電話をかけに行く。その帰り、別荘からめぐみの悲鳴が聞こえる。めぐみが襲われてると直感した武司は高木の寝室に踏み込む。洋子が全裸で吊られている。高木と洋子は、殺人鬼と監禁された女を装って芝居を打つことで、武司とめぐみも引き込もうと企んだのだ。見られた以上は、めぐみと洋子の交換に応じなければ生きて返さないとすごむ高木。めぐみはタンスの中に全裸であぐら縛りにされていた。親に嘘をついて旅に出ためぐみは自分だけが犠牲になると言うが、命が助かるならと交換に応じる武司。 高木は寝室にめぐみを連れ込み、M字開脚縛り。高木の愛撫にめぐみはアクメ。(処女喪失の描写はなし) 洋子は「どうせ殺されるなら」と武司を巧みに操って、その童貞を奪う。そこに処女喪失しためぐみが連れ込まれる。めぐみの破瓜のあとを武司に舐めさせる。 めぐみにマゾの血を見出した高木はふたりをこのまま監禁して調教を企む。
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喪われた週末 =SMファン71「覗かれた狂宴」
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その女子高は街路灯すらない田んぼ道の奥にあった。2年生・邦子は学園祭の準備で遅い下校になったが、忘れ物の生理用具の入った袋を取りにもう暗い道を学校に戻った。 田んぼ道の途中にある運送会社に勤める滋は、運動会で跳ね回る女子高生を見てすっかり興奮し、レイプのチャンスを狙っていた。邦子がひとり学校に戻る姿を見た滋は、邦子が戻ってくるのを待ち構え、会社の事務室へ連れ込み処女を犯す。あぐら縛りにしての後位からの2回戦目で突然生理の始まる邦子。マゾ体質のあった邦子はこの恥かしいプレイにすっかり興奮。気をよくした滋はベルトで尻打ちの末、69で同時アクメ。 同じく田んぼ道の途中にあるガンセンターの末期患者・良吉も双眼鏡での女子高生観察は唯一の楽しみだった。学校に引き返す邦子の姿を見た良吉は、しかし邦子が戻ってこないことを不審に思い、推理の末に運送会社に連れ込まれたと見当をつける。病室を抜け出し、雨の降り始めた田んぼ道で泥まみれになりながら、良吉は現場に踏み込む。幽霊のような良吉の姿を見た邦子は失神。死ぬ前に女子高生を味わいたかった良吉は、邦子にクンニしようと迫るが、そこで息絶えてしまう。 滋は仲良くなった邦子と口裏を合わせ、良吉が田んぼ道で邦子を襲って死んだように工作する。工作は成功したが後日、滋は運転事故で死亡。
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75.9 |
闇の結婚式 |
春、大学には行って間もなく、高石知子は金融業者の鯖江義助(40代)の手先に誘拐監禁される。地下室の拷問調教室で、義助の息子一彦の花嫁となるべく、義助の情婦、水商売上がりの美保とコマ師の安に仕込まれる。知子の父は、手形の保証として、二人の結婚を内諾していたのだった。ただ、結婚式の当日まで、一彦は姿を現さない。 投稿・田所表川様 |
75.10 |
被虐の虜囚 |
桂木敏明(法律事務所所長,40過ぎ)は,二度目の妻由布子(20代)を連れて,上流階級が集まる会員制クラブに行く。バロック音楽が静かに流れるなか,ふたりはテーブルにつく。ナポレオンを運んできたボーイに由布子は驚く。体の奥がうるみはじめるのを由布子はブランデーのせいにしようとする。 以来二週間,由布子は発作に襲われる。攫(さら)われ,凌辱され,飼育され,縛られ,お尻をむち打たれ,後門を犯された過去が……(信也さん……由布子,もう我慢できない)「お会いしたいわ」電話を切ったとたんに,取り返しのつかない事をしてしまったという後悔の念。会えばどうなるか,一度あったらその後どうなっていくか,それが人妻として許されないことであることは,由布子自身が一番よく知っている。だが,由布子の中に棲む一匹の雌犬が飼い主に廻り合った悦びに尻尾を振っている。 「久しぶりだね,由布子」「綺麗になった。みがきがかかった」「あの時,突然あたくしを捨てて,どこへ行っておしまいになりましたの?」「男っ気のないところさ」「あたくし,糸の切れた凧みたいになりましたわ」「前科一犯の男がこわい弁護士さまの奥さまと逢引きか」貧相な連れ込み宿。(なに不足ない生活をしていながら,どうしてこんなことに……)細腰を引き寄せておいて尻を撫でる。「帰して……」「ここがうずいているやがるくせによ」「ケツをめぐりな,奥さん。パンティも降ろすんだ」(ああ,あの時と同じだわ)尻たぼ,平手打ち。「ああ,はじめから,お打ちになるの……」四つん這い。白さが色づき熟れる。「もう,だめになりそう」女中が重そうな鞄を持ってくる。「ああ,見ないで……」悶える尻たぼを割る信也。「いやあッ,かんにんしてッ」さらけだされるセピア色の蕾。「この女,ここをなぶられると,前をなぶられるよりよがって,ヒイヒイ泣きやがるんだぜ」「まさか……こんなお上品な奥さまがねえ……」丸裸。犬の首輪。鞭のひと打ちごとに内股に透明な液をしたたらす由布子。寝室。床柱を背にM字開脚。「亭主は可愛がってくれるかい」「毎晩のように,愛して,くれますわ……」「そこは……信也さんだけのものですわ……ああ,早く,何とかなさって」「惚れ直したぜ,由布子」「……うれしい……」「後悔しねえな」泣きながら何度もうなづく由布子。「は,はやく……」「お浣腸……ほんとうに久しぶりですね」信也の手元を見る由布子の瞳がうるむ。フェラ。肛姦。 その夜,夫と。「……ね,おしゃぶりさせてくださいます……?」夫婦間のサイン。「お尻をこっちにまわしてごらん」「いや,いや」昼の鞭打ちの名残と発見されるのがこわく,騎乗位に。 逢引き。信也のアパート。犬の首輪。後ろ手錠。二度続けざまの石けん浣腸。畳の上に置かれた鏡をまたいで,しゃがみ込まされる。「見るんだ」「みんな,信也さんのものですわ」鏡にしたたるしずく。「ワセリンを……」「贅沢いうな。蝋燭じゃねえか」前にはバイブ。口には信也。「三門責めなんて,そうザラに味わえるもんじゃねえぜ」「ああ,もう,どうなっても……」 別れ話。信也の勤めているクラブのオーナーは暴力団の会長で,由布子の夫はその法律顧問だった。「そんなえらい先生の女房を盗んだとなりゃ,先生本人はどうでも会長が黙っちゃいねえ」性懲りもなくアパートを訪ねる由布子。「もう会わねえといったろう」「お顔を見たら,このままでは帰れませんわ」先客。「後釜を仕込んでいるところだ」後ろ手全裸のOLか女子大生。「おトイレへ……」「とも子です……よろしく……」言葉づかいに育ちのよさをしのばせるとも子にかつての自分を思い出す由布子。洗面器。「もうあきらめて,おれの女になるって云いな」(ああ……あたしの時と同じだわ……)下口は排泄の苦痛,上口は屈辱の侵入を拒む苦痛。爆発。風呂場。坐った信也にまたがらされるとも子。由布子によるアヌスなぶり。石けん浣腸。とも子も由布子と同じコースをたどることに。処女のとも子。まず口,次にアヌス。由布子が処女を奪われたのは,ずっとあとのことで,信也のほんの気まぐれによるものだった。「あたくし,帰らせていただきます」自分でも思いがけない言葉。 しかし,我慢もひと月たらず。訪ねてみると転居していた。管理人から転居先を知る。そこはものものしい洋館で,高級クラブに改造したところのようであった。応対に出たのは夫ともに行ったクラブのマネージャーだった。「お久しゅうございます,奥さま」信也は遠い所へ旅立ったという。「ここは奥さまのような悩みをお持ちの方を慰めするクラブなのでございます」夫の敏明到着。マジックミラー。信也に調教されたとも子にしゃぶらせながら,マネージャーとのプレイに没入する妻由布子をくいいるように見つめる敏明。とも子を相手にはじめて知る肛交の緊縮力。(サジストも悪くないな。今度もらう女房は,このおれが自分の手で調教してやらねば) 投稿 田所表川様 |
75.11 |
美肉淫楽 |
大学生・武司は姉・出戻りで26歳の香江と狭い離れに住んでいる。父親が事業に失敗して自殺したので、遺産を整理してくれた叔父に母屋を奪われ、香江も叔父の妾にされてしまったのだ。香江が毎夜のように叔父の母屋に出向くのを、武司は血を吐く思いで見送るしかなかった。 香江は叔父との情事をいつも誰かに覗き見されていると気づいており、それをついに武司に問質すが、姉がどう犯されているかを知るのが怖かった武司は覗きをしたことはなかった。覗きの犯人を捜すという自分への言い訳で母屋に忍び込む武司。覗きの犯人は叔父のひとり娘の高子だった。武司は姉が浣腸責めで悦んでいる姿を見てしまう。 マゾであることを弟に知られた香江は武司に積極的に迫る。その夜から、武司と香江は姉弟で肌を重ねるようになる。 事業に行き詰った叔父は借金を頼む手土産にと香江を連れ出す。その夜、武司は高子の処女を犯す。高子は浣腸責めにすっかりマゾ開眼。香江が叔父に犯されているときは、高子が武司の相手を務めるようになる。 いよいよ事業に行き詰った叔父は体調を崩す。武司は叔父に縛り上げた高子を見せつけて脳卒中を誘う。倒れた叔父の前で高子の尻を犯す武司。 叔父は亡くなり、残された屋敷と香江と高子は武司のものとなる。
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75.12 |
異臭地獄の令夫人 =増刊ファン72「裏口からの闖入者」 =フロンティア77「呪われた白昼夢」
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高級住宅地に住む若妻・淑子は子供・マリを産んでからセックスを謳歌できる体になったと実感していた。 オムツ屋のバイト青年・平村が暴漢に変貌し、闖入してくる。電話の向こうで、公園でマリを遊ばせていたはずのお手伝い・ひろ子16歳ともども人質に取られており計画的な犯行だ。命じられての脱衣、フェラ、ベッドに大の字。(挿入描写なし) 平井が楽しみ終わった時間に合わせ、仲間・吉本がひろ子とマリを連れてくる。吉本はひろ子に脱衣しての見学を命令、淑子に浣腸。淑子に幼児用の布おむつをあてがって紐で縛り、オムツ姿でトイレに行くことを許すが、廊下で我慢できず脱糞。風呂場で洗ってからアナルセックス。感じ始めた淑子を見て、ひろ子は嫉妬を覚える。 ひろ子はすでに平村と吉本に犯されたことがあり、今回の件はひろ子の手引きだった。
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76 |
奴隷捕獲人 ~スレイブハンター(3回連載 |
秋吉はSM組織シャトオのスレイブ・ハンター。ハントした美女を仕込んでM嬢として登録させるのが仕事。秋吉が今回ハントし調教を開始するつもりだった規子は、組織の書類審査で登録不許可になった。ハンターとしてのプライドを傷つけられたと感じる秋吉。本気になり始めていた規子への接触を禁じられたことも気に入らなかったが、組織に逆らうのは命に係わることなので引き下がる秋吉(規子の婚約者が組織の黒幕・財閥会長の兵頭老人の息子だったと後で判る)。
秋吉は組織が開催するM嬢オークションのために新たな女を探し、M嬢の人妻・孝子から、義妹の浪人生・絵美を紹介される。M嬢として馴染んだ孝子は絵美に情事を感づかれたために、絵美もM嬢に落させたかったのだ。
秋吉は薬を使って絵美の処女を奪う。連日の調教の末に絵美はマゾ開眼。包皮を削除されてオークションに出品される。絵美は会場で初めて義姉の孝子もここのM嬢であり、秋吉の調教が仕組まれたものだった事を知るが、もはや絵美が気にしているのは自分の落札の額だ。
オークションには未調教の女子高生も出品されており、彼女を落札したのが兵頭老人。女子高生は兵頭の孫娘と同級生で、兵頭の近親相姦願望に気付く秋吉。女子高生は後に兵頭の後押しでアイドルとして売り出され、兵頭との関係も続いている。
秋吉はなにもかも思い通りの兵頭に規子を奪われたことの復讐を企む。
規子の夫が突然の海外出張になったのは兵頭の差し金と知った秋吉は、兵頭が息子の留守に規子を狙っていると気付く。
秋吉と絵美は先回りして規子を誘拐し、規子を犯す。互いに愛を確認する秋吉と規子。そこにやって来た兵頭の孫娘・咲子も秋吉に処女を犯される。さらにこれからここに兵頭老人が来るという。孫娘を奪われたと知られれば秋吉の命はないだろう。しかし秋吉は、規子と咲子を餌に、兵頭に取引を申し出ると決める。兵頭が孫娘との性交、そして孫娘をオークションに出品するという誘惑に抗えるはずはないからだ。
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弄ばれ人形 |
女子大生・恭子がアパートに帰宅すると、ムショから戻った弘が上がり込んでいた。恭子は弘の情婦としての日々が戻ることに絶望しながらも、弘に仕込まれたマゾの血が騒ぎ始めたことを感じる。弘が刑務所にいる間に引っ越さなかった理由が自分でも分からないのだ。弘の囁く愛の言葉をどこかで信じ始める恭子。 数日後、恭子は弘の三人の子分に見せびらかすために曳き出される。開陳。中学を卒業したばかりの若い子分たちは商売女にはない女子大生の肉体に夢中だ。そこに弘の兄貴である末谷が顔を出す。所詮はチンピラに過ぎない弘と違って末谷は本物のヤクザだ。末谷は恭子を一目で気に入ったようだが、そのまま立ち去る。白けてしまった場をとりつくろうようにプレイが再会され、恭子も張型でのアクメを見せる。 一週間後、恭子は末谷の外車に乗せられSMホテルへ。弘が女の交換に応じたので、今日から恭子は末谷の女になって身を売れというのだ。サジストの牙をむき出しにして襲いかかる末谷に恭子が必死に抵抗したのは、自分を裏切った弘への抗議に他ならなかった。しかし鞭を持ち出してきた末谷には敵わない。繩フンドシで吊られ、本格的に鞭打たれた恭子は屈服しマゾ調教を施される。 そこに弘の子分のタメがやってくる。末谷は、恭子をタメに与えるという。弘が恭子の提供を拒んだので、末谷はタメに弘を殺させたのだった。真相を知った恭子は末谷に唾を吐きかける。激怒した末谷を刺殺するタメ。タメも恭子に惚れていたのだ。タメは警察に出頭する前に、恭子のここにタメと刺青をしたいという。それを承諾する恭子。幼いころから「可愛らしいお人形さん」として周囲から扱われてきた恭子は、ようやく一人前の女になれる気がしてうれしかった。 |
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雌獣たちの夜 |
長患いをしていた母(旧華族の出)が亡くなると,野口綾(女子大家政科卒)は身寄りがなくった。残されたのは,28歳の「婚期を過ぎた」肉体とブティックだけだった。高級住宅地近くの商店街にあり,仕事場を兼ねた手芸教室はにぎわっていたが,夜ともなればいやでもこの世に一人取り残された気持ちを抱かずにはいられない。四十九日が過ぎてその想いにドッとおそわれる。住み込み店員の圭子(短大を出たばかり)と風呂上がりの二人。「今夜は楽しく酔っぱらいましょうよ。圭子ちゃん,いい人いるの?」「あたしも処女,と言ったら信じてくれる?」「先生は……もっとお若かった頃,きっとすごい恋愛をなさったんじゃいないかと……」 圭子には華族の血を引いた教養も気品も要望もそなわった先生が,オールドミスになりかかった平凡な一人の女の姿に見えてきた。だが,オールドミスのイメージにはほど遠い美しさと女っぽさ。 ※もう三十年も前の作品ですが,結婚適齢期というのが,確実に存在した時代で,女性は二十五歳を過ぎたら「行き遅れ」的なイメージがしっかりあったんですねえ。 いきなり圭子のパジャマの上から勃起した右の乳首に歯を立て,左の乳房を手づかみにする綾。「やめて,先生」「どう感じない?」「敏感なところをいためつけられると,その痛みが弱まってゆくにつれて,なにかたまらない気持ちになるでしょう?」「快感ってのはね,苦痛が癒されてゆるんでゆく状態のことなのよ。あたしの愛した男がその事を教えてくれたわ」(もうかんにんして……感じ過ぎちゃう……)「……もう,いやです……」「今夜はだめよ,圭子ちゃんが泣き出すまでいじめちゃうんだから」「そんな……」「それなら,あたしのこといじめてくれる?」「あたしの愛した男は,奥さんや子供まであるのを隠して,あたしの事をおもちゃにしたの。サジストで……あたしを飼育しておきながら,その男はあたしがすっかりマゾになり切ったと見ると,もう興味がなくなって捨ててしまったわ。ちょうど圭子ちゃんと同じ年頃だった時のことよ……」ネグリジェを肩から床に落とし,生まれたままの姿になる綾。「ね,見て,これがあの時の記念」胸のふくらみの上の鎖で縛った痕の傷。内股の付け根の部分にある歯型。「今度は圭子ちゃんが裸を見せてくれる番よ」「なら,あたしのこと,いじめてくれる?あの男のように?」「じゃ,あたしにいじめさせてくれるわね,本当にいいのね?」「圭子ちゃんのこと,好きだからよ,わかってくれるわね?」 「いじめる」は「可愛がる」と同じ意味を持ちながら,それよりはるかに妖しいニュアンスを秘めて,圭子の胸に食い込む。あこがれの女性が相手だからなおさらだった。 寝室。四本柱付きのベッド。後手胸縄。股縄のコブが蜜壺と化しつつある処女のいのちにピッタリと食い込む。「いかが?くくられた感想は?」「あたしもこうやって,はじめて縄の味を教えられたのよ」パジャマの上着を剥ぐ。「すごくいいお乳ね」「あたしのお乳もいじって……」「ああ……感じるわ……もっときつく……」「キスして……」「好きよ,……大好き……」「気持ちいいです……ああ,たまんないわッ……どうにかなっちゃいそう……」不意に鋭く尻たぼを打つ。「みだらな子は,こうしてやる」「先生,かんにんしてェ……」容赦なき平手打ちに,真っ白な尻は真っ赤に染まる。股縄を力いっぱい引きしぼる。激しい痙攣。「いいッ……いい……」無上の恍惚。自分が責めている圭子の中に,かつての男に責められている自分を見る。その晩を境に,休日の前夜はふたりの楽しみの日となり,圭子は色っぽさを増していく。 初夏。薄汚れた漢字の中年男が金を無心に現れる。「綾,二人はあそこまで行った仲じゃないか」「恥知らず」末松の頬に平手打ち。「例のあの男なのよ。あたしをおもちゃにしてボロ切れのように捨ててしまった。それが失業して妻や子供を養っていけないから,お金を貸してくれって……」外食から戻った圭子は,末松に襲われ,パンティ一枚で肘掛け椅子に下肢を乗せ上げた恰好で固定される。圭子がはじめて見る先生の緊縛姿。ガムテープで口をふさがれていた。髪を掴んだまま,綾の頬を左右に張りとばす。テープをはがす。「あたしはどうなっても,圭子ちゃんだけは……」房鞭を綾の鼻先に突きつける。「覚えていますわ……また,この鞭でおなぶりになるの?」乳房を打ち据える。「どうだ,この感じを思い出したか?」鞭の快感を乞う奴隷の眼差し。乳首は血を噴かんばかりに染まっておののく。「い,いいわ……あなた……」とろけそうな眼差し。唇を差し出す。唇を噛み破られて血を流す綾。「ああ,あなた……本当に帰って来て下さったのね」綾は圭子の股間に頭を置く。尻への鞭。綾の総身に火が走る。綾のパンティをギリッと噛みしめる。「お嬢さんのパンティを歯で噛み裂くんだ。そうしたら,お前の股縄を取ってやるぞ」末松の指はふかぶかと蜜壺をえぐり,すくい取ったものを尻たぼの奥処に塗り込める。「い,いや……そこはあとにして……いまは××××にして,おねがい」「奴隷の分際で贅沢言うな」尻たぼが左右に大きく裂き拡げられ,すみれ色のつぼみが,何年かぶりの凌辱を前にしてわななきながら,剥き出しになる。「ああ,こわいっ……もっと何か塗ってッ,おねがい……」「い,いいッ……」汗の玉が噴き出す。「そうだ,いいぞ……食い千切るみたいだぞ,綾,そんなにいいか」しっかりとつながる二人。「いいわ,あなた……もっとめちゃくちゃにしてッ」生ゴムを思わせる収縮。綾の尻をしばきたてる。体内深く射込む。綾も恍惚の海に溺れ込む。圭子までも激しく昇りつめる。 最も早く我を取りもどした末松は,圭子の髪を手にからめて頬を捻じ向け,唇を吸う。噛む。噴き出す血を舐める。末松の女のものに仕方。乳房をグリッと握りしめる。乳首をひねる。つまんで引き伸ばす。捻る。花びらが蜜を吐き出す。蕾を濡らす。指をさしのべる。いそぎんちゃくさながらに柔らかくふくれあがっていた蕾がギュウと絞り込まれる。「いや,やめて……そんなとこいやです」「先生の悦び方見ていたろ?」人差し指でゆっくり揉みほぐしてゆく。根元まで沈み,強い力で食い締められる。「見ろ,綾,お前に負けないくらい素質があるぞ」「吸うんだ,お前の弟子が痛い思いをせずにすむように,タップリつばきをまぶすんだぞ」自分のアヌスを犯したものを,たかぶりことすれ,少しもためらわず口に含み,それがたけだけしく大きくなってゆくことに激しい悦びを覚える綾。一身に奉仕にはげむ綾に,腰を突き出して応える末松。白眼を剥いて苦しみながらも,圭子の処女を犯す男の道具を磨ぐように唇をうごめかし続ける綾。 投稿 田所表川様
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女よ、転落の唄を啼け~屈服編 |
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女よ、転落の唄を啼け~凌辱編 |
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女よ、転落の唄を啼け~調教編 |
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女よ、転落の唄を啼け~悲啾編 |
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快楽病棟 (開始 |
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77 |
人妻淪落行 |
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美しき俘囚 (開始 |
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78.11 |
美しき俘囚 |
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薔薇屋敷の犬たち (開始 |
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恥戯の報い =SM奇譚「悪徳の犬」
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40代の社長主人公はSM雑誌を立ち読みしていたところで男から声をかけられる。 リストラにあって生活に困っているので、自分の妻を3時間10万円で買わないかという。 常々SMに興味を持ちながら、妻さえも縛れずにいたが、キス以外は何でもできるという。 誘いに乗った主人公は彼の自宅へと招かれる。 そこには30歳くらいの女性が猿轡で縛られていた。現金を前にしても涙ながらに嫌がる彼女にこれまで買った女性になかったものを感じて喜ぶ主人公。 夫の手でみごとにマゾ調教されたらしい彼女をたっぷりと堪能した主人公は、ついに彼女の猿轡を取って禁じられたキスをしようとするが、その女の顔は自分の妻にそっくりだった。
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すすり泣く標的 (開始 |
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背徳の環・第2部 (開始 |
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これ以降に掲載された並木名義の作品は「SMファン」にあります。 |