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4責める

A 儀式

a 儀式

一、強姦

[強姦]

「おれに━されたんだろうが」パシッーと打ちすえながら、玲児は血走った眼で、おろおろ戸惑う雪子の眼をにらみ据える。「はいッ」「ハッキリ言え」「ご、ごうかん、さ、され、ました……」

[姦す]

岩倉が妻の梓を抱く時は、少しあて愛撫を重ねていって、梓がたまらずに自分からしがみついてくるように仕向ける。だが他の女を━場合には自分の「力」を誇示するようにいっきに女をエクスタシーにまで突き上げ、それを何度も繰り返すのだ。

[犯す]

それだけのことを一瞬に見て取ったゆう子の胸に浮かんだことは、姉も自分が清に犯されたと同じように、伯父に━されたばかりなのだろうかということだった。

[襲う]

この前撮った香枝の写真のフィルムを、まだ岩倉に渡さずに、こうして香枝を━っているのもそのあらわれだった。 

[突っ込み]

「━ってのは、俺たちはじめてだからな。まず慎重に計画を練ってからだ。これしきの女のことでパクられちゃワリに合わないもんな」@強姦の隠語。

[ツバつける]

「父さん、まさか……」「何がまさかだ」「わかったよ。へえ、そうですか、そういうわけだったんですか。おれ、そんしちゃったよ。━た女を横取りされてさ」

[手ごめ]

「みんなわかっているんだぞ」「何をだよ」「ゆうべ、お前がゆう子を━にしたことだ」

[手籠め]

「しかし、そこに待っていたのは平和な話し合いなんかじゃなくて力ずくの━でした。ご主人は塾長を縛って自由を奪った上に犯したのです」

[輪姦]

人妻ともあろう身が姦されながら悦びを極めるさまを何人もの男に見られる――その羞ずかしさは死に勝るものがあるのだろう。それはほとんど━といってよかった。

[凌辱]

素早く縄を巻きつけ締め上げた。「ああッ……」梓はもがきつつ絶望の声を放った。素っ裸に剥かれた上に両手の自由まで奪われてしまえば、━のなかば以上は達成されたも同様だ。

[レイプ]

「ところがこれがぼくのやり方なんですよ、立花先生。ぼくはまわりくどい恋の口説きなんかは苦手なんです。単刀直入、いっきに女性の核心に迫る……つまり、有無を言わさぬ━が好きなんです。

[初花を摘む]

(そうか、そんな過去があるために、体を許さなかったのか)宏明は、そんな無残な過去を経験させられたにしては美し過ぎる新妻の裸形を見やりながら、思った。美しいだけにその━まれた口惜しさは灼くばかりだった。

[花の蕾を散らされる]

伯父の言葉は口実に過ぎないことはわかっていた。が、養われている身という負い目が徹底的に伯父の欲望の手をはねのける力をそいだのも事実だった。こうして聡子は十七歳の━れ、伯父の女になった。

[花を散らされる]

(ああ、まだほんの子供なのに……)能理子はそんな体に自分にとってさえ最初は身を引き裂かれるほどの苦痛だったものを無理やり突っ込まれて━妹の無残さを思って、新たな涙を噴きこぼした。

[穴を開ける]

「清のやつが、どんな風に━たか見てやろう。これも後見人の仕事のうちだからな」庄吉は野卑な高笑いをあげて、ピシッとゆう子の尻を打ち据えた。

[孔を開ける]

「さらけ出した手入らずの××××にどんないたずらをされても股を開いたままそれを受け入れるより仕方がなくなるんだ。そんな情態になったところで処女に━てやる」

[あのような手段]

「藤木先生、あなたもあなたです。━に訴えるとはとても教職の身にあるまじきこととは思いませんか」

[奪われる]

こんな恰好で、こんなにして知り合った見知らぬ男に、胸に秘めた恋人の清人にさえ許さなかったものを━ことが、乙女心には耐えられなかった。

[姦される]

「男に辱められ━れながら何べんも気をやるほど悦んでしまった自分の体をよく見るんです」「いや、いやッ……羞ずかしいッ……」

[犯される]

「ああ、こ、こんな羞ずかしい恰好でなんて……」奈保子は泣き声を顫わせた。それも引き続き二度までも━のだ。自分を待ちうけていた罠の深さに、今更ながら美人教師は戦慄せずにはいられなかった。

[おそいかかる]

「この物価高の時代に、お前の母親が残したものくらい、どれだけの値打ちがあるものか」と庄吉は一笑に付した。そしてその場で聡子に━って来たのだ。

[女をモノにする]

「━のは、いつも自分のアパートだったってわけかね」岩倉は低く笑いながら言った。

[カジリ放題]

「それさえうまくいきや、あとはそれぞれの桃の実を━ってわけか」

[噛みつく]

恭平はチラと眼を上げて梓をうかがった。(その「負け犬」が今、牙を剥いて━こうとしているんだ……)

[体を奪われる]

「生徒は――なかなかチャーミングな女の子だと言ってました――なかなか言おうとしなかったそうですが、結局聞き出したところによると、個別指導を受けていた男性講師に━たあげくに捨てられたらしいんですな」

[コマす]

「子分に━させたやつを味見しているのか、遊ぶ金欲しさに言い寄って来たのを連れ込んだか……これであの女子高生の運命は決まったも同然だな」

[姉妹相姦]

━の醜態を演じて恥にまみれた香枝と奈保子は、縄付きのまま元の部屋に曵いてこられると、さっき××××調べの際、坐らされた開脚椅子に、ふたたび並べて縛り付けられた。

[手段を選ばない]

恭平の「目的」はこれと思った美しい女をモノにすること、嗜虐の生け贄にすることだ。そのためには━ことが多かった……

[純潔を穢される]

(ああ、もう、ダメ……姉妹そろって同じ悪魔に━んだわ……そして……)

[処女を破られる]

「あんたにしたって同じことだ。今日ここで━れて――たぶん処女と見当をつけているんだが――だんだんと手取り足取り二人がかりで××××の良さを教え込まれ、

[心配していたようなこと]

(すると、ゆうべは━は何も起こらなかったのね……)奈保子は姉の言い訳を素直に受け入れることにした。

[血祭りにあげる]

恭平はいったん抱擁を解くと怒張をゆっくり引き抜いた。鮮血にまみれてヌラヌラ光る怒張はまさにひとふりの凶器さながらで、一人の処女を━たことを胴ぶるいして悦んでいるように見えた。

[肉体を強要する]

いずれは奈保子のみだらな写真をネタにして脅迫がましく香枝の━しようかと漠然と考えないでもなかったが、それはもっと先のことだった。

[辱しめ]

この部屋での数度にわたる━は奈保子にとっては激しい衝撃だった。

[非行]

自分の━の口を封じるために、狡猾にもその時の女の写真を撮ることを忘れない男。

[非常手段]

「そんな奈保子さんを自分のものにするには、あんな━を取らざるを得なかったんです」

[卑劣な手段]

「聞くところによると、先生は━で奈保子を自分のものにしたそうですね」「……」

[無礼を働く]

これは恭平の欲望が妹の奈保子にだけ向けられていると思い込んでいたせいもあるし、まさか部下が塾長の自分に━などとは思いもしなかった。

[暴行に及ぶ]

女蕩らしの恭平はこれまで何人となく女学生やら人妻やらを誘惑してきたが、しょっぱなから相手の住居に乗り込んで━といったような振舞いは一度もしたことがなかった。

[暴力行為]

立花香枝なり奈保子なりをモノにするには多少なりとも━に及ばねばなるまい。

[暴力に訴える]

うまくいかないことは九分九厘わかっていたが――━てでも立花香枝を自分のものにするつもりだった。

[操が破られる]

未亡人となって以来、保ち続けてきた操が、ついに━目に遭ったのだ。それもあろうことか実の妹を卑劣極まりない手段で凌辱した当の男によって……。

[操を奪われる]

(夫のある身がこのまま━て……)そう思うと絶望に胸がドス黒く塗りつぶされ、胸が周囲の色に染め上げられて灼けただれるようだ。

[無法]

「こ、このいましめを、ほどいてくださいッ……どうして、こんな━をなさるんです……」

[文字通りの凌辱]

それまでの二度の関係は香枝を縛り上げてもてあそんだ━だった。だが今度のはたとえ凌辱的な部分があったにしろ、大部分はいましめもなく、香枝は自由なままだった。

[桃もぎ]

「そろそろ━に出かけるか」闇の中からブリブリが張りつめた声で言った。。

[落花無残]

その前には赤と青のふたつ枕を並べた夜具が延べてある。ピンクの総絞りの長襦袢一枚に剥かれた女の━の風情といい、夜具のなまめきといい、なるほど岩倉の注文にピッタシの雰囲気だ。

二、秘密の儀式

[悪魔の生贄]

能理子は眼前に餌食として逆しまにブラ下げられている美女に、未来の自分の姿を見て絶望した。だが、━に捧げられたお姫さまという自分の役柄が、絶望の底から妖しい戦慄を生じさせる。

[アフターケア]

「その両方を奪われた女はそれからどうなるのかしら。使い捨て?」「こうして━をしてやってるだろうが」哲哉はうらめしげなかおるの頬をチョンと小突いた。

[暗黒裁判]

ここは断罪の法廷なのであった。弁護人も傍聴人もなく、ただ審問官と被告と獄吏だけしかいない━の法廷なのだった。

[生け贄の祭壇]

香枝を━に捧げられた恰好に仕上げた岩倉は、人の字型に大きくはだかった香枝の白い下肢の間に立ち、身も世もなげに喘ぎうごめく美しい生け贄を見降ろしながら、浴衣を脱ぎ、褌を取って全裸になった。

[生贄に捧げられる]

「この恰好で━んだぞ」「ああ……」英子は生贄へ捧げられる――という言葉によって電気に貫かれたようにピクンと反って、膝をよじり合わせた。

[生贄の座に据える]

これまで、同じようにして罠におとし入れた美しい人妻を何人となくもてあそんできたが、なんといってもいちばん心躍るのは初回の女をこうして━た時だ。

[イニシエーション]

約束といい、おのが怒張の前に跪かせてまだ処女の少女に口づけを要求することといい、すべて恭平にとっては調教の第一歩、つまり━(通過儀礼)なのだ。

[快楽の祭壇]

――体の表も裏も、そのうえ体の奥までも――生贄として岩倉の性の━に捧げられている、という感じが惻々と胸に迫った。

[固めの儀式]

「けっこうですよ。しかし、わたしのこの行為が可愛い妹さんと甥の竜也をめでたい結婚にまで導くための━とすれば……そのお気持ちも少しは柔らぐのではありませんか?」

[儀式を執行する]

腰の両側に裂けんばかりに拡がった若々しい下肢が、逃れようとむなしい足掻きを見せた。有沢はなにか神聖な、それでいて残酷な━心持ちで、じょじょに貫いていった。

[穢れを流す]

「それに、香枝、お前にしたって『テスト屋』に穢されたままの体で家に帰ったんでは寝覚めが悪かろうが。わしの『みそぎ』を受けて穢れをサッパリ━したいとは思わんか」

[闇の中の祝祭]

━はそれから毎夜のように行なわれた。声をさえ殺して、ただひたすら互いの肉が自分のものである事を確かめ合うような愛撫だった。

[陣中見舞い]

ビールを飲んでいるうちに二人の男たちの間に岩倉の━に行こうという話が持ち上がった。「あの人のことだ、別にいやな顔はしないだろう」「そうときまったら善は急げといきましょうや」

[性の狂宴]

邦子がいつ眠りから覚めたかはわからないが、隣室で行われているこの世のものとは信じられない━のあらかたは目撃した筈である。

[絶対服従の誓いの儀式]

「奈保子はそこに居て、姉の━を見ているがいい」香枝は自分の眼の前にそそり立った雄渾な肉柱を仰ぎ見た。

[卒業証書]

「こいつ、悪事はすべてこのわしのせいにしおる」「そろそろそっちの方の━がいただけそうですね、乾杯しましょう」

[テスト]

「二人の相性がどうかを見る━さ」そう言いながら哲哉は尻込みする能理子を部屋の真ん中に押し出して行った。

[展覧会]

しかし彼らの連れて来る女となると、それこそ千差万別、この世に棲息する女の━のおもむきがある。

[封印を解く]

英子は、ただ身を揉んで泣くばかりだ。「そんな浮気封じの封印を、いまこうして━いてあげるよ」

[祭]

新しい生贄を前にしてもうひとつの━が始まるのだ。幸子は顔を右に左に傾けてまんべんなく口づけを終わると、すっかり怒張を遂げたものに上気した顔を正対させて、ふかぶかと呑み込んでいく。

三、調教する

[調教]

「あんたもわたしの女になった以上、姉さんと同じように三か所で悦べる女にならねばならん。それでこそ完全な女といえるのだ。もっとも今夜はお姉さんのお手本を見せるだけで、━の方は次の機会にゆずるがね」

[調教する]

先夜のは征服する楽しみが主だったが、これからは自分好みの、自分の言いなりになる女に━していく楽しみだ。いま眼の前にさらけ出している××××が、こんな恰好にされただけで濡れてしまうような女に仕上げる楽しみだ――。

[調教され尽くす]

つまりこの女が誰であれ、岩倉典久に━した女ということになる――。

[調教ずみ]

唐沢が真紀子の前に、竜也が葉子の前に立ちはだかって股間の怒張をそびやかす。━の美しい姉妹は命令されなくてもそれだけで何を要求されているのかを知り、

[調教よろしきを得る]

何も知らなかった良家の「お嬢さま」が今では竜也の━て、すっかりマゾの快楽に拒絶反応を示さなくなっている。

[セックス調教]

━は室内ばかりでなく屋外でもやった。こんなに広々とした美しい自然環境にめぐまれているのだから、これを活用しないという法はない。

[完全に調教する]

「きみは彼女をまだ━していないようたね。調教された女ならご主人さまの命令ひとつでどうにでもできるのではないかね」

[覚えが早い]

「姉に似て━かった」立って来た岩倉が後ろからまわした両手で香枝の乳ぶさを揉みながら言った。

[開発]

この前の時岩倉の手によって「第二の性器」として━され、新たな羞恥の中心となった部分を、そうやってみずからの手で岩倉の眼に曝し見せることは、香枝にとって前の割れ目をみずからの手で引きはだけてその奥を曝すのと同じ羞ずかしさだった。

[鍛え上げる]

まだ高校生で処女だったのを女にし、それ以来自分の好みの女として━て来た女だ。

[仕上げる]

先夜のは征服する楽しみが主だったが、これからは自分好みの、自分の言いなりになる女に調教していく楽しみだ。いま眼の前にさらけ出している××××が、こんな恰好にされただけで濡れてしまうような女に━楽しみだ――。

[仕込み]

「若いけれどすっかり女になり切った体だったよ、香枝。素質かそれとも前の男の━がよかったのか」

[仕込む]

(まだ子供にしてはずいぶんといい感度をしている。よくもこれまでに━んだものだ)またしても恭平のことを妬ましく思いながら、あとからあとがら溢れ出るものを吸った。

[しつけ]

ベルトが尖りきった乳首をまともに打つたびに、キィーッという苦鳴か怒張を咥えた口にくぐもる。それでも咥えたものを吐き出そうとしないのは、恭平の厳しい━によるものだろう。

[しつような馴致]

たまらずに噴きこぼすよがり声と、いやでも生じる身悶えと共に絞り出される淫液はトロトロと内股のなかばまでしたたっている。唐沢と竜也の━によって遂に崩壊した人妻の貞淑と乙女のつつしみの成れの果てがこれだった。

[馴致]

まさかこのようなサディスチックな愛撫があろうとは夢にも思ってはいなかったろう。それでいてそれから後も恭平の誘いを拒むことがなく、次第に━されていったというのは、どういうことだったのか――。

[どこやらが疼きだす体にされる]

「ああ、縛らないで……縛るのだけはかんにんして……」「あの男に調教されて、こうされるともう━にされてしまっているんだろ?」「そ、そんな……」

[慣らされる]

だが、敏雄という恋人がありながら藤木恭平に凌辱され、その変態的な愛撫に━ていくうちに次第に恭平に心が傾いていった自分を思うとき、あながち姉の心を不可解ともいえない。

[馴らす]

「女を━には鞭がいちばんだよ」岩倉は間を置いて的確にサチ子の尻を打ち据えながら言う。

四、飼育する

[一人前]

「よし、もういいぞ。すっかり━になったな」岩倉に褒められた英子は、すっかり上気した顔を伏せた。

[教える]

恭平は舌の遣い方や唇での吸い方等についていろいろ━た。梓が羞ずかしがってためらったり、舌が疲れて動きを鈍らせたりすると、すかさずバイブやローターのスイッチを入れて責めた。

[可愛がる]

岩倉がこの秘蔵妻を舐めるように━っていたことは分かる。だが本当に文字通りだったか?足の指まで舐めるくらい可愛がっていたろうか?

[鍛える]

「鞭で━られたせいか、この前よりも××××の味がずっと良いぜ」「ああ……」

[教育]

だから岩倉はかつて自分を引き立ててくれた恩人の娘を妻に娶り、自分の好みの女に━してきた。

[合格]

「ね、いつお剃りになったの?」「女にしてやったその日さ」「まあ、よっぽどお気に召したのね」「なに、女にされたその時に気をやっちまったスケベ度に━のシルシをつけてやっただけさ」

[後学のため]

「お前から電話があった時、ちょうどこの女を吊り上げたところでね。いっそのこと先輩のマゾぶりを━にお前に見せてやろうと思いついたのさ」

[仕上げる]

「このおれがそんな女に━てやるよ。楽しみにしてな。え、お固いお嬢さま」竜也は両手で女のまだ固い乳ぶさを揉みほぐすようになぶりながら、高笑いを弾けさせた。

[初心者]

「いや……能理子はいやです……」能理子は顔を振りたてつつ弱々しく叫んだ。「まあ、━のお前まで逆さ吊りにしようなんて言わないから、気を楽にして見学するんだな」

[識る]

女の悦びを━ようになれば、あんたにしても今はみだらで顔をそむけていることだって平気でやるようになる。ばかりか自分でせがむようにさえなる。

[育つ]

かおるは、もうそんなお説教など耳に入らぬかのように、顔を右に傾け左に捩じりしてゴツゴツした茎胴に口づけの雨を降らせている。(いまから、これなら立派なマゾに━素質は十分だな)

[育てる]

真紀子と邦子は声にならない吐息をついて顔を見合わせ、唐沢までがあきれ顔で自分の━た男ながら自分でも理解しがたい考えを持つようになった甥を見返した。

[卒業]

これは鞭打ちに慣れた女にしか哲哉は使わない。かおるはその段階をとっくに━していた。

[ヒヨッ子]

フィアンセを持つ身ながら、こんな━に哲哉を取られるのがシャクでもある。

[勉強になる]

「ちょうどいいチャンスだから引き合わせてやろう。お前のベテランぶりを見せてやれば、彼女も━だろう」

[マゾが身に付く]

「習い性となる。━いたか」「……口惜しいけど、そうみたい……」哲哉が肩をきつく抱き寄せると、かおるは顔をもたげて唇をさし出した。

[見習う]

それ以来、機会あるごとに姉のおしゃぶりを実地に━わされ、たどたどしいながら命じられれば素直におちょぼ口にあまるほどのものを頬張るようになっている。

五、目覚める

[目覚める]

伯父庄吉のサジスチックな愛撫は聡子の中に眠っていたマゾヒスチックなものを━させ、それをトコトンまで開発したのだった。

[眼覚める]

一人の育ちの良い無垢な処女が強姦同様に処女を奪われたあげく、階段を一段々々引きずり上げられるようにして性の悦びを教え込まれ隷属の魔味に━させられる

[生まれ変わる]

部屋のドアを開けて香枝の姿を見るなり、岩倉はおおげさに驚いてみせた。香枝はポッと頬を染めた。特に服装がいつもの清楚なものと変わったわけでもなく髪型も同じだ。アクセサリーも眼立たない。だがどこかが違っていた。新しく━った女が――

[変身]

(よほど理事長に仕込まれたんだな……)かつての自分の女が他の男の手によってこれほどまでに━させられていることに、恭平は驚きと共になにやらうそ寒い隙間風が胸を吹き抜けるのを感じずにはいられなかった。

[変身ぶり]

これまで何度抱かれてもただ為すがままで、自分から積極的に出ることのなかったかおるにしては、眼を瞠るばかりの━だった。

[変貌]

一部始終をすぐ傍で見せられていた奈保子は姉の━ぶりに唖然となるばかりだった。

[殻から抜け出す]

「こうしていると、これまでかぶっていた硬い━して自由になっていくみたいだろう」「……」かおるは小さく喘いで恭平の胸に顔を埋めた。

[一皮めくる]

こんな風になった女の常として、その恨みの奥にそれとは裏腹の想いがひそんでいることも否定できなかった。だからと言って、香枝を上べは謹直な顔をしていながら━れば官能に弱い軽薄な女と軽蔑するのは当たらない。

[人間が変わる]

香枝は生来、性感が豊か過ぎるほど豊かな女だったのだ。それが長い間の禁欲を恭平の手で突き破られて、いっきに噴出したに過ぎない。このことを女蕩しのベテラン恭平は、彼女が官能の虜になるとほとんど━わったようになるところから、つとに見抜いていた。

六、SMプレイ(SMマニア→性癖

[SM]

「『夢殿』といえば、━……━って何のことかは知ってるね?……その愛好家の間では有名なモーテルだから、あの男があんたを連れて行ってもおかしくない。そうなんだろ?」

[SMプレイ]

「そんな……」「まだ我慢できるんなら、もうひとつだけつき合ってもらうよ。せっかく『夢殿』へ来て━をやっているところを覗かないって法はないからな」

[SMプレイの味]

「能理子っていうおれの新しい女だ。ちょっとしたお嬢さまなんだがね、いま━を覚えかけたところなのさ」

[SMプレイの醍醐味]

「ハハ、中川くん、こんなところで位負けしていたらダメじゃないか。相手は素っ裸で縛られてるんだからギャアギャア何をわめきたてようが思い通りにしてしまうんだよ。それが━ってもんだ」

[SMプレイの楽しみ]

「いやッ……ああ、やめてェッ……」「フフ、教員室で日頃お澄まししている顔じゃ想像もできないような声で啼くだろう、え?こうやってさまざまな音色で啼かせるのが━なんだよ」

[遊び]

「あの連中は、あんな━に慣れているからエスカレートさせているんで、わたしはあんなひどいことはしませんよ」「でも……羞ずかしい……」

[遊ぶ]

敷き布団の下のマットレスの片隅に縫いつけてある布紐を引き出した。英子と━ために取り付けたものだ。片手を取って引き伸ばし、手首に紐を結びつける。

[異常な愛撫]

そして伯父がようやく許してくれた短大へ入った。本当は四年制の大学へ入りたかった聡子にとっては不満だったが、いったん女にされた身は弱かった。おまけに、ほとんど毎夜にわたる異常な伯父の━が、聡子から勉学の意欲をそいだ。

[緊縛プレイ]

藤木恭平の手によって━に慣らされてしまった奈保子は、きびしく後ろ手に縛り上げられたことで、さっきまでのあらがいの気力を萎えさせてしまい、首をふかぶかとうなだれたまま、岩倉の為すがままに身をうねらせつつ小さく喘ぐばかりだ。

[こんな遊び]

(竜也さんは本当に結婚してくださるのかしら……)そう思うと不安がとめどなくこみ上がると同時に、そう疑いつつも誘われると━をことわり切れなくなった自分というものに涙ぐみたい気持ちになる。

[サディスチックな愛撫]

まさかこのような━があろうとは夢にも思ってはいなかったろう。それでいてそれから後も恭平の誘いを拒むことがなく、次第に馴致されていったというのは、どういうことだったのか――。

[サド・マゾの快楽にふける]

場所は「夢殿」の覗き部屋、かつて岩倉が人妻の池岸峯子を玩弄しつつ、恭平と田村幸子とが━のを覗き見したのと同じ場所だ。

[娼婦でさえ拒むような愛戯]

昼は清楚な短大の制服に身を包む彼女も、夜は━に身をさらし、愉悦のきわまりに声をあげて悶え泣く身になり果ててしまったのだ。

[尋常でない遊び]

「なにしろ━をする所へ来たんだからね」竜也は囁いて葉子の細腰を抱き寄せた。

[正視に耐えぬ淫技]

一糸まとわぬ全裸に剥かれた伸々塾塾長と妹の奈保子が、厳しく後ろ手に縛り上げられた体を向かい合わせに吊られて、━を演じさせられているのだ。

[その方の趣味]

「どうも、━のない者がいると話がしにくくってね」中川を送り出してもどってきた岩倉が、恭平の傍に腰を降ろしながら言った。

[変態的な愛撫]

だが、敏雄という恋人がありながら藤木恭平に凌辱され、その━に慣らされていくうちに次第に恭平に心が傾いていった自分を思うとき、あながち姉の心を不可解ともいえない。

[変態的な行為]

岩倉は━こそひかえているが、その他のあらゆる快楽の行為は、結婚以来、時間をかけてじっくりと仕込んだ。

[変態なセックス]

かつては伸々塾でのお前の先生、それも生徒の前では評判の良い先生が━にトチ狂うのを見せられては、変な気分のものだろう」

[無残な淫行]

貞淑だった人妻の胸にどのような決意が目覚めたのか――夫の━の数々をビデオで見せられて、反逆に駆り立てられたのか―― 

b 奴隷契約

一、誓う

[誓う]

「嫂さんはおれに体を許したその夜に、おれの女になると━ったんだもんな」「よして……」和香はたまりかねて、逃れようとしたが、透は許さなかった。

[誓いのしるし]

「━に、その口で奉仕して見せい」千早が腰縄を解いて、光子を前に押し出した。「い、いや……」

[隷属の誓い]

恭平は奈保子の髪に両手を置いた。これは女の奉仕を嘉するポーズだ。言いかえればお前の━を受け入れてやる、というしるしだ。

[服従の誓い]

「岩倉さん、他に何か趣向はありますか」「いや、別にこれと言って……椅子から降ろしてお二人のものを拝ませ、━をさせ、それから縛り上げて床入り……と考えていますが……」@ここではフェラ

[屈服の誓い]

「━に、おれのものを咥えてしゃぶるんだ」怒張を口元に寄せられた奈保子は哀しげな声を喉の奥に顫わせたが、それ以上あらがいのそぶりは見せずに唇を大きく開いて突きつけられたものをふかぶかと呑み込んだ。

[永遠の隷属を誓う]

もう何度となくヴァギナにアヌスにそして口に受けたものなのに、いま新たにそれを口に受けてその精を飲み乾し、この人に━のだと思うと、何やらそれが異様な精気を放射し、その精気に打たれて身内に妖しい戦慄が走る。

[完全な隷属を誓う]

それが遂に岩倉にザーメンを飲ませてもらった至福感によるものか、遂に岩倉への━ってしまった虚脱感によるものか、香枝自身にも分からなかった。

[約束]

「━の口づけをするんだ」何の約束かは恭平も言わずかおるも訊き返さなかったが、その言葉で何となく理解し合えるものが二人の間に生じていたことは確かだった。

[服従のあかし]

恭平に教えられ岩倉によって磨きをかけられたテクニックを完全な━として岩倉の醜悪な怒張にほどこすのだ。

二、挨拶・作法

[挨拶]

「お前の後輩だ。これからはいやでも仲良くなってもらわねばならん。鞭を使う前にまず近づきの━をどうだ」

[エチケット]

「男を裸にしたら、こいつを愛撫するのが女の━というものだ」恭平は自由になって腹を搏たんばかりに屹立したものをゆさぶって見せた。

[マナー]

女蕩らしの━(唐沢は決してこれをテクニックとは言わない。テクニックと言うと女性に対して失礼に当たると言うのだ)、それにSMプレイのテクニックを教えたのも彼だ。

[お礼]

「香枝も奈保子も聞いたな。今日はお二人の先生方にタップリ楽しませてもらった━に、××××の毛をさし上げるんだ」

[顔見世]

「まず先輩から━だ。失礼に当らないよう、よく見ているんだぜ」しゃくりあげられた郁代の顔がさらに朱に染まって苦しげに悶える。

[ご挨拶]

「これ、お客さまに━しないか」岩倉は女のつくる渋面を楽しげに見やりながら、髪を掴んだ手を邪険にゆさぶった。

[口上を申し上げる]

「さあ、香枝から━ろ」そう言われても香枝は戸惑うばかりだ。岩倉が耳に口を寄せて教えた。香枝はああッと羞じらいの声を上げて顔を振った。

[作法]

「あれほど悦ばせてもらったものに感謝のキスをするのが女の━ってものなんだよ、比奈ちゃん」まだ快美の余韻に酔いしれている能理子は、突きつけられたものをためらわずに頬張った。

[自己紹介]

「さあ、乳ぶさをお見せしながらあらためて━だ。眼をつぶってないでしっかり今日のご主人さまを見ながら言うんだ」

[紹介]

「さて、名前の━がすんだら、次はカンジンなところの━だ。これもまず女の側から」

[たしなみ]

会った以上は何をされるかも十分わかっているのだから、投げやりな服装や態度で現れるかと思うとそうではない。まず十人が十人までよそゆきの化粧と服装に身をよそおって現れる。(これが男に会う時の女の━というものなのか、それとも哀しい見栄か……)@心がけ

[礼]

「お前の母親が残したものくらい、どれだけの値打ちがあるものか」と庄吉は一笑に付した。そしてその場で聡子におそいかかって来たのだ。「大学に行きたければ、その体でそれだけの━をしろ」

[礼儀]

「きみもスッポンポンなんだから、こっちもスッポンポンになるのが━ってもんだろうな」そう言いながら最後の一枚も脱ぎ捨てた。

[しるし]

「今日からわしのものになったという━にわしが綺麗に剃り上げてやる。その後はお前が自分でこのわしのためにいつも綺麗に剃るんだ。いいな」

[誓いを受け入れるしるし]

恭平は奈保子の髪に両手を置いた。これは女の奉仕を嘉するポーズだ。言いかえればお前の隷属の誓いを受け入れてやる、という━だ。

[奴隷のしるし]

あごの下にそれをひとつに結び合わせると首縄だ。これもこれからはスカーフやネックレスに代って頸を飾る━だ。

三、絆

[愛のかたみ]

「そんなことはないさ。今日、二人が結ばれた━にいつまでも取っておくんだ。二人の愛がいつまでも続くように」@ここでは剃り取った陰毛

[愛のしるし]

これでパンティまで脱がされて、そこにあるべきものを剃り上げられていることを知られたら、何を言われるか?二人の固い━が、そのまま嘲弄のタネにされてしまうことだろう――。

[同じ血]

しかもこれだけの美女で社会的な地位も名声もある女となると――。(姉がこうなら、━を分けた妹もそうかもしれない。となると――)両手に花というわけだ。

[想いの強さのあかし]

いつもよりきつめに乳ぶさの上下を巻き始めた。さっきの英子の言葉に従えばいましめのきつさこそが恭平の英子への━となるはずだ。

[心と心のつながり]

藤木先生の責めにはどこか優しいいたわりがあり━が感じられた。

[心の絆]

恭平は心の底から愛情をこめて英子の手を握った。SとMとの━がしっかりと結ばれていることを確認した気持ちだった。

[心のつながり]

(ああ、こんな辱しめがいつまで続くのか……)━の全くない男たちのネチネチとした弄虐が香枝の身も心もヘトヘトに疲れさせるようだ。これにくらべれば岩倉との交わりはなんとうるおいに充ちていることか――。

[姉妹仲良く]

「━声を掛け合って昇りつめて見せるんだ。それでもお前たち二人を平等に可愛がってやろうと思って苦心しているんだぞ」

[姉妹の契り]

「股を開け」「ど、どうしても……?」ピシッ――と腿に庄吉の手が鳴った。「当り前だ。ここで━を結んでおけば、ゆう子だって一人になっても淋しい思いをしないですむじゃないか」

[仲の良い]

「わたしたちの━ところを、妹さんによーく見てもらうんだよ」そう言うと香枝の腰を持ち上げて、赤く開いた割れ目の中心をズブと貫いた。長大な一物でないとできない芸当だ。

[波長に合う]

(そうか、このおれが選ばれたのはテスト屋の眼鏡にかなったからではなく、この理事長の━ったからなのか……)

[深い仲]

「なに、思い切ってやってみれば、ただのレズのキスより何倍も甘いことが分かる。お前たちは小さい頃から仲の良い姉妹だったんだろ?それがわたしの仲立ちでさらに━になったんだ。キスの甘さも格別ってもんじゃないか」

四、奉仕

[感情のこもる]

そんな━った舌遣いに、岩倉のものは途中から次第に力を漲らせて、香枝の口の中で体積を増し始めた。

[ガンバる]

「わたしに負けないよう━らなくっちゃ、哲哉さんの心が離れてしまうわよ」

[気の入れよう]

「いっそのこと、手足を釘付けにして、槍で串刺しにしてやろうか」冗談半分のからかいに対してさえ、顕子夫人は「そうして」と言い出しかねないほどの━であった。

[気持ちを込める]

「どうにでもお好きなようにおなぶり下さいという━て、この指を食い締めてごらん」「いやあッ……」のけぞったとたんそこが指を食い締めた。

[心がこもる]

一方では根を握りしめた手をたえずしごくように動かしている。その口の、その手の動きはこれまで二度のデートの時見せたものよりはるかに━っていた。

[従順で積極的]

(案外落ちるのが早かったな……)この前にくらべてはるかに━な行為を、ほとんど嫌悪の表情も見せずに行なっているのを見降ろしながら、恭平は思った。

[精いっぱい]

峯子は歔くような喘ぎを鼻から噴きこぼしながら、それが━らしい動きを口にみせはじめた。

[積極さが加わる]

手をためらい勝ちに動かしながら、真紀子は頬が燃え胸の乳ぶさが重く感じられだすのをどうしようもなかった。それにつれて手の動きにも━。

[積極的な奉仕]

顔を前後させつつ舌をこまやかに動かす一方、手で睾丸を愛撫する。かつてない━ぶりに、恭平は何度か快美感に呻いて腰をおののかせた。

[楽しむ]

能理子も近頃ようやく、突きつけられると自分から咥えるようになったが、まだまだこのかおるのようなおしゃぶりを━というところまではいかない。

[丹精する]

開けた缶ビールを飲み、かおるにも口移しで飲ませながら哲哉は、おのが━した作品を惚れぼれと見やる。@熱を入れること

[丹念]

香枝はヒタと瞼を閉ざすと、顔を傾けて茎胴に対する━な口づけから開始した。。

[なまなかな心がけ]

「━では、このわしの気に入る奴隷にはならぬぞ、持ち主の気に染まぬ奴隷など、一日たりと飼う気はないからの。その事だけは、とっくと肝に銘じておくがよい。他のことは、おいおい千早が仕込んでくれよう」

[入念]

良子の奉仕は━で熱意がこもっていた。 

[熱中]

だが当の竜也はそんな訴えなど耳にも入らぬげに、姉の真紀子をいたぶることに━している。

[念入り]

たっぷりとはち切れんばかりの双のふくらみを掌に掴んで揉みたてるようにしながら、ヌルヌルした液体を━にすり込んでいく。

[没頭]

「見ているかい、お嬢さん。あんたの処女を破る一物を親友の葉子が口でそそり立てているんだぜ」竜也にそう言われても、もう葉子はためらいの色さえ見せず、みだらな行為に━している。

[没我]

振りながら唇を締めて吸いたて、舌で先端をしゃぶる。男たちはそんな━の奉仕を冷静な吟味の眼差しで見降ろしながら、

[没入し切る]

かおるは恍惚の表情を惜しげもなく哲哉の眼に曝したまま、息せき切って怒張を吸い舌でしゃぶっている。唇と舌の粘膜に伝わって来る哲哉の肉体の生の感触にすべてを━っている。

[没入する]

かたちよい小鼻をふくらませ、頬をポックリくぼませて次第に━していく美少女を見ながら、岩倉はまた妬ましさにとらわれた。

[真心込める]

「よし、しっかり咥えて舌を使え。やり方次第で可愛い娘の将来が決まるということを肝に銘じて━てやるんだ」

[揉みデ]

「すてきなオッパイですね。奈保子のよりよほど━がある」香枝の顔が爆ぜんばかりに真っ赤になり屈辱の呻きが猿轡の間から噴き出した。

[易々として]

これは彼女にとっては女性の男性への完全な屈従を意味するものに思われた。それをあの美しく上品でしかも知性も教養も豊かな二人が、陶酔もあらわに行っているとは――

五、あしらう

[女あしらい]

「相手を孕ませたとなると、一方的に結婚しませんではおさまらんぞ。妊娠にだけは注意しろとあれほど日頃注意してあるのに、どうしたのだ。━の基本的なマナーにも反することだぞ」

[扱う]

「いくらわたしでも一人できみたち二人は━いかねるんじゃないかと思ったものだから」

[当てがう]

二人の間柄は女蕩らしの師弟ともいえる間柄にあった。竜也がまだ高校生の頃、自分の女を━って竜也にはじめて女の味を教え、かつ女というものの扱い方を教えたのはこの叔父だ。

[あやつる]

「さ、そろそろ気をやらせてあげよう」「い、いや……」奈保子は、ひときわ激しくかぶりを振ったが、もう恭平に━られるがままだ。

[生贄に捧げられる]

英子は歔くような喘ぎを洩らしながら、自分から恭平の舌を求め激しく吸った。自由を奪われて━身の錯乱する想いをぶっつけてくるようだ。

[奪う]

(こんな美しい女房を一方の手で抱えている上に、今またお前から香枝と奈保子の美人姉妹を━ってやったんだぞ、どうだこのわしの腕を見ろ、とおれに誇りたかったんだ……)

[おあいこ]

「ビデオの女たちみたいにならないと、━とは言えませんよ」「いや、いやッ、かんにんして……」

[追い従える]

だが、そのかおるでさえ、見たこともない長い鞭――それは奴隷を━ための鞭そっくりに見えた――を鼻の先でビュウと鳴らされた時には子宮まですくみ上がった。

[女の楽しみ方]

「美の女神だからこそ醜悪なものを咥えさせて呻くのを見るのが楽しいのにな。━を知らん男だ」

[カッさらう]

(亭主の岩倉はお前がモノにした女たちを━って、今東京で好き放題にしているんだぞ。それならお前だって奴の女房を好き放題におもちゃにする権利があろうってもんじゃないか)

[御す]

喉から絞り出される声は、はじめから「ヒィーッヒィーッ」と悲鳴に近いものになった。「どうしました。立花先生……いまからそんな声なんか出して」恭平は面白半分に奈保子の尻をピシピシしばきながら自在に━した。@人を思い通りに動かすという意味もあるが、主に馬を上手に操ることを指す。

[手綱をさばく]

姉妹で犯し合う――考えただけで血が逆流した。それこそ本当に畜生の行為だった。が、庄吉はもう騎虎の勢いだ。この美しい姉妹をトコトン責めあげて、自分の手綱の━がままにあやつりたいと思っている。

[交換]

「とおっしゃいますと?」念のために訊き返した。「つまり、━だよ、藤木くん」恭平の狼狽ぶりに反して、岩倉の方はこんな重大なことを言い出すにしては憎々しいまでに落ち着き払っている。

[捧げる]

「ついでに××××の感想も言って見ろ。あの頃のお前のと較べてどう思う」「お綺麗ですわ。何よりも育ちのよいお嬢さまっぽくて……哲哉さまお一人に━てるって感じ……」

[さし出される]

折った膝を比奈子の大腿の付け根にさし込んで腰をもたげさせる。開き切った稚い割れ目が猛々しく身ぶるいする怒張の下に━た恰好になる。比奈子の悲鳴が高くなる。

[さし出す]

先生を常に身近に感じていたいから先生の手で縛って生贄として━してくれ、とけなげにも言い出した英子だったが、まだ高校生の少女にとって岩倉は海千山千の怪物であり過ぎた。

[実地検分]

「それでは、さっそく━といきますか」さ、そこに仰向けにおねんねして股を拡げるんだ。と中川に命じられて、香枝はためらわずに頭を枕に横たえた。

[自由にさせる]

あのセールスマンの中川に伸々塾塾長ともある者がいましめられた身を━ねばならないのかと思うと、血が逆流するような思いに捉われずにはいられない。

[譲渡]

(自分が調教してきた女が、新しい男に━されてどんな反応を見せるか……)英子を見る眼にそんな気持ちがまじるのを押しとどめることができない。

[所有する]

「なに、遠慮はいらん、一人の女を完全に━ということは、その女を自分の思うままに使うことだ。女を他の男に抱かせることもその中に入る。そうではないかね、きみ」

[束縛]

ただ自分のみだらな写真を男の手に握られているというだけで、これだけ自分が弱い立場に立たされてしまうというのは確かに妙なことではあったが、現実にはその━を跳ね返すだけの力が湧かないのだ。

[その用に当てる]

岩倉の秘書である幸子を彼の許可なしに━たということが、あれからちょっとしたわだかまりになっていた。

[試す]

「さっそくわたしにも━させて下さい」「すぐ二度続けてじゃどうかな」そう言いながら池上は工藤に場所をあけ渡した。

[使う]

幸子は秘書とはいいながら、岩倉が接待用に時々━っている女だから、藤木に抱かれることには何の痛痒も感じなかった。

[投げ与える]

かつて二人を「テスト屋」の中川礼次に無造作に━ようとした岩倉ならやりかねないことだ――。

[引き渡す]

自分の凌辱に屈服し切って、みずからもチロチロと欲望の炎を燃やし始めた年上の女のこの肉体を、いとしいとさえ思った。(この体を、岩倉に━さずにすますことはできないものか……)

[放り出す]

この女たち、いま眼の前に居る能理子などと違って、神の傑作というにはほど遠いデキだったので、二、三度遊んだだけで━してしまったが――

[見棄てる]

(岩倉さま、わたくしたち姉妹を、これからどうなさるおつもりなのでしょうか……)━られた身の当てどなさに、香枝は弱々しく胸の裡でつぶやいた。

[見逃す]

「お願いでございます。わたくしがどんなことでも致しますから、妹だけは━してやって下さいまし……」

[身を捧げる]

「子供のために━た母親にしては、よがり過ぎのような気もするが」「ああッ……」「これで家に帰ったら、ご主人にどんな顔をするのかね」

[面倒を見る]

「こっちが姉妹まとめて━てやろうと思って、こんな手段に出たわけなんだよ」「あ、姉は、こんなこと承知したんですかッ」「ハハ、藤木はあんたを縛ったりおもちゃにしたりするとき、いちいちあんたの承諾を取るかね」

[物足りない]

スッポリ抜き出されたところでホッとすると同時になにやら━思いでヒーッとかぼそく喉を絞った。「フフ、尻の穴がゆるんでポッカリ開いたままだ。まだ何か咥えたそうにヒクリヒクリやっている」

[拉致]

女は襖を開けて立った岩倉をおびえの眼で見上げて身をしならせた。その口に豆絞りの手拭が猿轡をしっかと噛ませてある(フン、池上さんもなかなかやるな……)「人身御供として━された女」にピッタシの雰囲気だった。

[渡す]

最後となるかも知れない機会に香枝が思いがけない従順さを見せてくれたことは、恭平にとってうれしい限りだったが、一方では完全に自分に服従し切った香枝を、岩倉の手に━さねばならないことに、激しく胸が疼くのだ。

六、口上

香枝は清水の舞台から飛び降りる心地で岩倉に教えられた言葉を口にした。「ど、どうか、腰のものを取って……香枝のは、羞ずかしい所の……け、毛の生え具合まで、ご覧になって下さいまし……」

――――――♀――♂――――――

「……な、奈保子の……お……ああ、言えない……お、××××……気持ち、いい……」言い終わって羞じらいの極みに、奈保子はああッと叫んで顔を振りたてた。「フフフ、とうとう言ったね、立花先生があんな言葉を口にするなんて感激だよ。案外とスケベエなのかもしれないな」

――――――♀――♂――――――

「い、岩倉さまッ……」奈保子は初めて岩倉に向かって哀願の声を上げた。「お、お願いでございます……奈保子のお尻を、どうにかして、下さいましッ……」
香枝は羞ずかしさに泣き声を高くした。「よしよし、何も羞ずかしがることはない。お前が思った通りの官能豊かな体なんで悦んでいるんだ。さ、お尻の穴を気持ちよくして下さい、と言ってごらん」「……香枝の、お、お尻の穴を、気持ちよくして下さい、まし……」

――――――♀――♂――――――

「……峯子の……お、××××は、ぬ、濡れています……ああ……羞ずかしいッ……」言い終わった峯子は泣き声になって激しく顔を振りたてた。「峯子の××××は岩倉さまの大きいのを入れてもらいたくて、グチョグチョに濡れています、と言ってみろ」「いやあッ……」その言葉のあまりな卑猥さに峯子は大声をあげた。

――――――♀――♂――――――

「おれをよろこんで受け入れられる体になっているか」「……」「先生のお気に召すような××××になっているかお調べになってくださいませ、と言うんだ」「そんな……そんな羞ずかしいことは……」幸子はつらそうにすすり泣いた。

――――――♀――♂――――――

「入れてください、と言うんです……もっと奥まで入れて、と」「……も、もっと奥まで、入れて、ください……」奈保子は何のためらいもなく喘ぎ歔きながら口走る。

――――――♀――♂――――――

「かんにんして……もうこれ以上は痛くて我慢ができないんです」「じゃ、わたしに抱かれる……いや、思いどおりにおもちゃになる、と言うんだ」「そんな……」「言えないのかね」「い、言います……おっしゃるとおりに、お、おもちゃになりますから……もう、おゆるしください……」

――――――♀――♂――――――

「パンティを脱がせて、おじさまのものになる英子の××××を調べてください、と言ってごらん」「いやッ」「言わないと痛い目を見るぞ」岩倉は「九尾の猫」を持ち出してきた。

――――――♀――♂――――――

「……お、おじさまのものを……英子の、お×××に……いただかせて、くださいまし……」羞恥に燃える顔を何とか岩倉の視線から隠そうと左右に激しく振りたてながらそんなことを口走る美少女の姿は、同性の幸子さえ痺れさせるくらい気をそそる眺めだ。

――――――♀――♂――――――

「パンティを脱がせて、こないだ恭平さんのものになった奈保子の××××をごらんになって下さい、と言ってみな」「いやあッ……」「フフ、さすがにそれだけは言えないか。たとえ言わなくても、これこんな具合に脱がすのは意のままだがね」そう言いながら、恭平はピンクのパンティの尻をクルリと剥き下げた。

――――――♀――♂――――――

「馬の乗り心地はどうだったと訊いてるんだ」また尻を打たれた。打たれる苦痛よりその屈辱感が耐えがたい。「言えないのか」ピシッ――今度ははるかに強く打たれた。「……ようございました……」

――――――♀――♂――――――

「……ま、前を先に……」「××××の方を先に、と言うんだ」「……お、××××の方を、先に、お、おねがいします」女として口にすべきでない言葉を口にさせられても、それを羞ずかしがる余裕さえ失っている。

――――――♀――♂――――――

香枝は今は逃げられぬと観念して泣き声をかぼそく振り絞った。「……こ、これがわたくしどもの……お、××××でございます……ご満足のいただける道具かどうか……姉妹、く、くらべ合わせて、ご存分に、お、お調べ下さいまし……」「ほかならぬ美人塾長の頼み、喜んでお受けしますよ」息を呑んで見守っていた二人は満足げにうなずき合った。

――――――♀――♂――――――

「そうだ、こっちも言ってもらおう。『それを早く香枝の××××に入れて』とね」池上がなおも肉芽を責めながら香枝をうながした。「……そ、それを……は、早く、香枝の……お、××××に……い、入れて、下さい、まし……」香枝はとぎれとぎれの顫え声で言った。

  ――――――♀――♂――――――

「どうだ、少しは反省したか」「……は、はい……もう、おゆるし下さいませ……」「よし、それじや、心を入れかえたところを言葉で言ってみろ」「……さっきは、いやがったりして、申しわけございませんでした……」「フフ、それから?」「……今度は心を入れかえて励みますから、どうか奈保子に、池上さまのものを、おしゃぶりさせて、下さいませ……」

  ――――――♀――♂――――――

「……香枝は、池上さまの……た、逞しいものを……い、入れてもらいたくて……お、××××を……グッショリにしております……」香枝は羞じらいに息を切らしながら言った。

  ――――――♀――♂――――――

「つらいついでに『湯文字をはずして××××の毛の生え具合までごらんになって下さいませ』と言って見ないかね。いずれは見せることになるんだ」「ああ、そ、そのような羞ずかしいことは……」雪子は激しくかぶりを振りながら言った。

  ――――――♀――♂――――――

「……は、早く、お、××××を続けて……香枝に、き、気をやらせて、下さい、まし……」ハッハッと切羽つまった喘ぎと歔き声にまじえて香枝は言った。

  ――――――♀――♂――――――

「……も、もう一度……い、入れて……ください、まし……」雪子はすすり泣きながら哀訴した。そしてそれがググッと入って来て子宮を突き上げると、ああ、いいッ――とはばかりのないよがり声を噴きこぼした。

  ――――――♀――♂――――――

「膝を大きく踏みはだけて、お尻を高く上げるんだよ」「そんな……はずかしい……」「そんなこと言ってるんなら、もっと羞ずかしい目に合わせるぞ。尻を振りながら『お尻からして』と言うんだ」「いやあッ」

  ――――――♀――♂――――――

聡子はわななく唇を開いた。「ゆう子ちゃん、お姉さんはね、自分からすすんで伯父さまに処女を捧げたのよ。だって……あたしたち、ただで伯父さまにいつまでもお世話になっているわけにはいかないでしょ。せめて……せめて……こ、この体で……あたしたちの生活にかかる費用を……」

  ――――――♀――♂――――――

「……だから、ゆう子ちゃんも、伯父さまのご恩と思って、お気に召すように務めなければ……」語っては泣き、泣きながら語る聡子の姿は次第に諦観に洗い潔められて、あたかも生贄の聖女のようだった。

  ――――――♀――♂――――――

「あ、あたしの今話したことが嘘でない証拠に、これから、あたしが伯父さまに愛されてどんなにしあわせか……それをゆう子ちゃんに、見せてあげるわ……」言い終ると聡子は胸のあたりまで赤く染めあげて、精根尽き果てたように、ガックリ首を折った。

  ――――――♀――♂――――――

「ああッ……も、もう、グメッ……い、入れてッ……能理子の……お、お尻の……あ、穴に、い、入れてくださいッ……ああッ……」言い終らぬうちに哲哉は体重をグイと腰にかけた。能理子の泣き声が悲鳴に変った。「あう、ううん……い、いた、いた……ヒイイッ……」

  ――――――♀――♂――――――

「ああッ、て、哲哉さまッ……の、能理子を、どうにかして、くださいましッ……」シクスティナインだけではどうしても充たされぬつらさに、能理子が泣き声をあげてもたげた腰を振りたてた。「入れて、××××してって言うんだ」「……て、哲哉さまの、逞しいものが、ほ、欲しいの……ど、どうか能理子の××××に入れて……し、して下さいまし……」

  ――――――♀――♂――――――

愛娘たちの絶叫に耐え切れずに美穂夫人は叫んだ。「能理子さん……ひ、比奈ちゃん……お母さまを……み、見てッ……いいから、見てちょうだい……」そう叫ぶとヤケになったように怒張にかぶりつき大きく顔を振り動かし始めた。

B ご主人様

a 主人

一、主人

[主人]

「眼をつぶるでない。おのれの━をよく見て、奉仕するのじゃ。舌をもっと出さぬか」老人はじれたように口走ると、いったん引いた腰を鋭くゆさぶって肉の鞭で横なぐりに光子の頬をしばいた。

[支配者]

数日後、哲哉はふたたび母娘三人を呼びつけた。母娘の間であれだけ恥を見せられればもう言いなりだった。おまけにビデオにも撮られてしまっている。今や哲哉は彼女たちにとっては絶対的な存在、完全な━だった。

[パトロン]

磯村英子は母一人娘一人の家庭で、母親は錦城市の盛り場京町の雑居ビルに小さなバーを出している。その母には━がいて、時々マンションに現われるということだったから、

二、調教師

[操り人形師]

いっきに絶頂まで持って行かずに二人の━は巧みに女たちを動かして、焦れったさに悶え泣きさせる。「あッ、あッ……もう、もう……」「……い、いかせて……ひと思いに、いかせてくださいましッ……」

[色事師]

あわてる乞食はもらいが少ないことを━を自任している――もっともこの自任は岩倉の出現によって顔色を奪われたが――恭平はよく知っている。

[狩人]

そんな彼の頭の中には英子も幸子もない。━としての眼があるばかりだ。    。

[好色教師]

「その━の名は藤木恭平。かつては県立高校の講師だったのが女生徒と問題を起こして退職させられた前歴を持っている」

[コレクター]

「もっとも、自分のものにした以上、他の誰の眼にも触れさせたくないという━もいるにはいるがね」言い終わると岩倉はさっさと幸子を吊りから降ろし始めた。

[審問官]

その━が異議をさしはさむ余地も与えず、恐ろしい簡潔さで死刑を宣告しているのである。

[調教師]

(お前にしてもこの子にしても藤木先生の教え子、つまり姉妹弟子なんだ。そろって優秀なマゾ女ってことは━としての腕がよほど良いってことだな)

[奴隷商人]

「尻もまだたるんでいない」指で大きくつまんで硬さを確かめる。まるで奴隷市場に売りに出された女を吟味する━のような手つきだ。それだけに香枝の屈辱感も激しい。

[美食家]

━の岩倉にとっては、姉と妹とを並べて曝しものにするというところに意味があった。血を分けた実の姉と妹とが全裸をくまなく曝し合って、特徴を比較吟味される羞ずかしさに喘ぎ悶えるところがたまらなくいいのだ。

三、暴君  

[暴君]

葉子は涙をいっぱいに溜めた黒眼がちのつぶらな瞳をチラともたげて、この美貌の━に精いっばいの恨みを向けたが、すぐに長い睫毛を重たげに伏せて、胸の腕をほどいた。

[征服者]

「いい顔してるよ、香枝。満足してくれたんだな」「……ごらんにならないで……羞ずかしい……」羞ずかしさに泣き出さんばかりのその声は、無意識のうちに━に媚びていた。

[ハレムの王様]

とすれば、いま両手に花どころか胯間にかおるという美少女まで抱えたこの━のような気分も、あとわずかということになる……。

[悪代官]

となるとさしずめ岩倉は時代劇によくある━といった役どころになる。

[加虐者]

何かわめきながら、ガクッと総身を硬直させ、どっとばかり悦びのほとびりを━の頬に浴びせた。京子は生れてはじめて知った深い恍惚の揺り返しに、ほとんど息もできなかった。

四、男

[愛人]

なすがままに身を任せながらも、その眼差しだけはしっかりともたげて、かつての━に向けている。

[仇し男]

貞淑な人妻が━に女の急所をことごとくゆだねて、嫌悪と裏腹な官能の昂りをこらえ切れない、そのつらそうな表情が、恭平を痺れさせた。

[いやな男]

(やはり塾長も女だな。━とでもデートとなると普段と心構えが違ってくるんだろう……)

[果報者]

「その凛とした男まさりの美女が、いまはこうして真っ裸になって別の美しさでわしを楽しませてくれる。なんとわしは━ではないか。なあ、香枝」

[下賎の者]

「どうだ、━の味も悪くないだろう」画家は悦びにわななきつつしっとり締めつけてくる女の快味に酔いながら、責めたてた。

[下卑た男]

素っ裸に剥いて縛り上げた姉と妹を二人並べてさんざんもてあそんだあげく「テスト屋」のような━に犯される――

[縛り手]

「藤木に縄の味をタップリ教え込まれているんだろうが。━が変わっても素肌に縄の味は変わらん筈だぞ」

[情夫]

男が藤木恭平であることがハッキリ分かった。しばらくの間でも自分の━だった男の裸だ。見間違えようがなかった。(すると、わたしが禁じたにもかかわらず、まだ交際していたのね……)

[チンピラヤクザ]

「その人ありと知られているご主人のような方が、まるで━みたいな暴力沙汰に出るなどとは、誰だって想像もしないことじゃありませんか」

[手先]

「そうだ。吊るされているのが、顔の見分けもつかねえだろうが、亭主の西村だ。あんたの亭主の━をつとめたおかげで、夫婦とも同罪というわけさ」

[憎い男]

「ああッ……」ついに耐えられなくなって、奈保子は━には聞かせてはならない声を洩らしてしまった。汗をにじませた美貌は真っ赤だ。

[ボーイフレンド]

(本当なら━を作ったらいいんだがな)が、小宮山かおるは恭平の見るところ気軽に━など作れるタイプの少女ではなかった。

[前の男]

「若いけれどすっかり女になり切った体だったよ、香枝。素質かそれとも━の仕込みがよかったのか」

[ヤクザな男]

これから先、あんな━の言いなりになって暮らすのはマッピラだった。あの男の前に立った自分は別の女なのだ。 

[ヤクザ者]

これでは女を犯しておいてゆする━とちっとも変わりがない。

[野暮天]

「人が来ますわ……」峯子が昂りに濡れた瞳をもたげて言った。「なに、秘書連れの部屋を訪ねてくるような━はいないさ」

[若造]

「敏感ないい××××だ。こんないい××××であの━を悦ばせてやっていたのかと思うと妬けてくるよ」「ああ、も、もう……」

[ワル]

だが眼の前の岩倉はそんな━ぶりなど微塵もうかがわせず、ホストとしてにこやかに座を取り持っている。

[その道の剛の者]

(うまくなったもんだ。来年、大学受験をひかえた高校生とはとても思えん)岩倉のような━さえ、ふと気分を上ずらされずにはいられない美少女の大人顔負けのテクニックに、岩倉は大満足だ。

五、獣・悪魔

[悪魔]

そんな━のような岩倉の勝ち誇った声を耳にしながら、香枝はポロポロ涙をこぼした。

[悪鬼]

「この世の名残りに、亭主にもいい思いをさせてやれ。女房はわしらでふさがっとるから妹と交わせてやるがいい」三郎助は━のように笑った。

[怪物]

後悔めいたものに激しくゆさぶられた。とにかく岩倉という━じみた男――これまで男といえば藤木先生しか知らない英子にとって、岩倉は怪物と言うに足りた。

[吸血鬼]

「お眼ざめかね」唐沢の顔が覗き込んだ。バールームではあれ程完璧な紳士ぶりだった男の顔が周囲の燃える色を照り返してか━そのものに見える。

[けだもの]

「いやよ、ゆう子はいやよッ……伯父さまばかりじゃないわ、清さんだって、━なのよ」「清がどうしたと?」庄吉は鞭の手を止めた。聡子もゆう子の言い方の中に不吉なものを予感して、ゆう子の方を見た。

[猿]

自分だけのものとしていつくしんできたその肉体が多勢の━どもによって汚し尽される、その直前のまだ汚れのない姿を焼き付けておこうとしているかのようだった。

[ドラキュラ]

テレビでよく見る━の牙に恐怖と恍惚にうち慄えつつ美しい喉をさし出す美女の気持ちが、なんとなく分るような気がする――

[魔性]

奈保子は泣き声を高くした。(ああ、わたしは敏雄さんを裏切って、なんという━のとりこになってしまったんだろう……)

[悪いムシ]

「カワイコチャンたちは?」「八時が門限だそうだ。特別な事がない限りは」「キビしいんだなあ」「デビュー前に━がつかねえようにということなんだろう」

b 格言

これが今机に向かっているあの立花先生と同一女性とは、ほとんど信じられないくらいだ。女は男によって造り変えられる、という言葉をこれほど如実に立証している写真は無いだろう。

  ――――――♀――♂――――――

こんな時解放を求めて少女は世に言う「淫行」に走りやすい。かおるが恭平に助言を求めにきたのは、こんな危機からの救いを求める一種の「サイン」に違いない。

  ――――――♀――♂――――――

「じゃ、わたしが先に裸になろう」あっ――と狼狽の声をあげるかおるをそこに置いて恭平は立ち上がった。相手の意表を衝いた行動に素早く出ることが、こんな場合大事なのだ。

  ――――――♀――♂――――――

「ところでこの手が自由になったら、お前は真っ先にどこを隠すね?これまでは前だけ隠しておればすんだが、今日からは新たに尻が性器に加わったんだ。お前が自由になった両手をどこに持っていくか、見るのを楽しみにしているよ」

  ――――――♀――♂――――――

将を射んと欲すればまずその馬を射よ、か……」「どちらも飛びきりの駿馬でございましょう」「そうだな」恭平はビールを口に運びながら、二頭の駿馬に想いをはせる顔になってみせた。

  ――――――♀――♂――――――

「むろんそれ相応の悦びも与えてやらなくてはならんが、なに鞭の痛みさえやがては悦びになるように女はできている。この女だってこうやってヒイヒイ泣いているが、すぐに××××を濡らしだす」

  ――――――♀――♂――――――

「二番目を言ってみたまえ」「ふたつ出たホイのよさホイのホイ、二人娘とする時にゃ、姉の方からせにゃならぬ……でしたか」「そうだ」意味ありげに自分を見返る岩倉を香枝は首をきつく捩じって避けた。

  ――――――♀――♂――――――

「なに、できますよ。妻の浮気はバレることがないとよく言うじゃありませんか」「でも、もし、こんなことが主人に知れたら、わたくし生きていかれませんわ……」

  ――――――♀――♂――――――

世間で実力者と言われるほどの人は、こっちの方でも実力者なんですねェ。奈保子先生ほどの女性をイッパツで骨抜きにしてしまうなんて、若い男にはできるこっちゃありませんよ」

  ――――――♀――♂――――――

たとえ肉体が耐えられたとしても、二人とも初めての男でしかもその一人はそれまでひそかに見降ろしてさえいた男だ。精神的に耐え切れないに決まっている。若さというものは肉体的には強いかもしれないが精神的には脆いものだから――。

  ――――――♀――♂――――――

「人は見掛けによらんというのはこの女にピッタシの言葉だ。抱いて寝て見たらもっとよく分かる。あの謹厳でお上品な伸々塾塾長が、あっと驚く名器の持ち主ときているんだから」

  ――――――♀――♂――――――

女には男を楽しませるための穴が三つある。××××と口と尻の穴だ。あんたのお姉さんはその三つともこのわたしに捧げて、その三つともで悦びを味わえる体となっている。ふたつはこれまで見たとおりだが、もうひとつをこれから見せてあげる」

  ――――――♀――♂――――――

「ハハ、『濡れぬ先こそ露をもいとえ』という文句があるが、二人とももうわたしに可愛がられて濡れてしまった体じゃないか。今さらキスが羞ずかしいか」

  ――――――♀――♂――――――

魚心あれば水心と申します」夫人の哀願の瞳がギクリと硬直し、一瞬こみ上がるいきどおりの光をあらわにのぞかせたが、次の瞬間その瞳は、その光を隠そうとするかのようにハタと伏せられた。

  ――――――♀――♂――――――

女の人のかんにんしては、もっとしてくれってことだそうですね」「そんな……ああ……きつ過ぎますッ……いや……」「いやと言いながら気持ち良さそうに食い締めてくるじゃありませんか。よく締まるいい××××をしていらっしゃる」

  ――――――♀――♂――――――

だが恭平は自虐的な努力でそれを耐え抜いた。一人の女を自分好みの女に調教していくためには調教する側にも克己心が要求される。ことに最初が大切だ。おのが欲望のおもむくままに事を行なっては失敗するおそれがある――。

  ――――――♀――♂――――――

恭平は肩甲骨が大きく飛び出すまで縛った手首を高々と吊り上げて縄尻を胸にまわした。いつもよりきつめに乳ぶさの上下を巻き始めた。さっきの英子の言葉に従えばいましめのきつさこそが恭平の英子への想いの強さのあかしとなるはずだ。

  ――――――♀――♂――――――

男を裸にしたら、こいつを愛撫するのが女のエチケットというものだ」恭平は自由になって腹を搏たんばかりに屹立したものをゆさぶって見せた。

  ――――――♀――♂――――――

そして昂りにたえられなくなったように歔くような喘ぎを洩らしながら、愛らしいおかっぱ頭を傾けると、手にしたものに唇を押しつけてきた。「そうだ、その要領だ。男と女の間では何をしても羞ずかしがることはない

  ――――――♀――♂――――――

ビールの最後のひと口を口に含むと、あごをしゃくり上げて口移しに飲ませた。奈保子は哀しげに喉を鳴らしただけで拒む様子は見せずに飲み下した。恭平は新しい缶ビールを取り出してきて飲み始めた。屈服しきった女は最高の酒の肴になる

  ――――――♀――♂――――――

その間にも亀頭の頸をビクリビクリときつい締めつけがおそってくる。(やはり初物の味はいい……)口の端から垂れるよだれをすすり込んで、ゆっくり沈めにかかった。

  ――――――♀――♂――――――

「こんなにみごとな美しい体を今まで男なしで過ごしてきたなんて、もったいない話ですね。三十後家は立たないとよく言われるけれど、本当に男は一人も居なかったんですか?」

  ――――――♀――♂――――――

「それでは猿轡のない素顔を最後に一枚撮らせてもらいましょう」「……ああ……もう、写真だけは、かんにんして……」弱々しくかぶりを振る。「塾長先生の美貌を撮らなかったら、それこそ画竜点睛を欠くってもんですよ。さ」

  ――――――♀――♂――――――

「でしょうかね。わたしの主義は欲望には忠実に従うというんで、愛人をこしらえようと不倫に走ろうとちっともけがらわしいとは思いませんが」恭平に指をまさぐり込まされた香枝は、汚辱の呻きを低く洩らしつつ身悶え始めた。

  ――――――♀――♂――――――

恭平はすぐにも、そこへ胯間にうずいてやまぬものを思いっ切り突っ込みたい欲求に駆りたてられたが「女蕩しの女蕩したるゆえんは自分の欲望をコントロールできるところにある」というかねてからのモットーを頭の中で繰り返し、どうにかしたたるよだれを振り切った。

  ――――――♀――♂――――――

「今度は、こっちを頼むよ」「……」香枝は両手で覆った顔でいやいやをしてみせた。「結婚経験のない奈保子ならいざ知らず、あんたにこれはなかろうぜ。セックスの後始末は女の役目というのをまさか知らんわけでもなかろうが」「ああ……」妹の奈保子のことを持ち出されて香枝はますます身動きできなくなった。

  ――――――♀――♂――――――

じゃどうして縛ったりなんかするんだ。縛らずにただの暴力だけで反抗を封じることだって、さっきの平手打ちみたいにやれるじゃないか――と訊かれると、返答に困る。縛られた女、自由を拘束された女には、他にはない何かがある、としか言いようがない。

  ――――――♀――♂――――――

(これから先、あの写真をネタにして脅されるがままに言いなりになっていたら、いったいどうなってしまうのか……)それは女としての肉体的な不安だった。そして、女というものは肉体的条件に左右されやすい……。

  ――――――♀――♂――――――

恭平が香枝との次の逢瀬をこれほどまでに急いだのには、女をモノにする「鉄は熱いうちに打て」という鉄則に従ったまでだが、いまひとつ岩倉とのことがあった。

  ――――――♀――♂――――――

男にとってアナル・コイタスが麻薬なら、アナル・コイタス特有のこの果てしないアクメの連続は、女にとって麻薬の働きをする。この生死の境をのたうちまわるような快楽の体験が病みつきになってしまうのだ。

  ――――――♀――♂――――――

乗馬鞭と違って「九尾の猫」の与える苦痛は高が知れている。ことに女の尻は鈍感な部分だから、そこを「九尾の猫」で打つことは一種の愛撫といってよいくらいだ。その証拠に香枝のあげる悲鳴も、けっして悲痛さはなく、どこか苦痛を文字通り甘受しているようなところがある。

  ――――――♀――♂――――――

そこに写っている数々の香枝の顔は、これまで伸々塾塾長として知っている彼女の顔と全く違った印象だった。(縦になっている時の女と横にした時の女とは別の生き物だってのはこれだな……)

  ――――――♀――♂――――――

「妻を愛しているのなら、そのような浮気心など起こる筈がないと思いますけれど……」「ところが、男にとっては愛とセックスとは全く別のものなのです。男は愛のないセックスでも十分満足が得られる。売春婦というものが存在するのはそのためじゃありませんか」

  ――――――♀――♂――――――

胯間は男が最も濃く体臭を溜めている部分だ。愛する男のそれならば、女はその匂いを鼻にしただけで昂る。その匂いの中心に鼻を埋めて、やがて自分を狂喜させてくれるであろう怒張をしゃぶるとなると、完全な発情情態におちいる。

  ――――――♀――♂――――――

「何事であれ女にスムーズにことを運ばせるにゃ、まず××××をスムーズにしてかからにゃいかんってわけだ」池上は満足げに高笑いを弾かせた。

  ――――――♀――♂――――――

これまで岩倉が生贄にしてきたどの女も、丸裸に剥かれて後ろ手に縛り上げられ、視姦された上に今みたいになぶられると、みな昂って股の奥を濡らした。これは女がみなマゾの本性を持っているというより、女体が条件反射的に支配者に対して迎合しようとするからだと岩倉は思うのだが、

  ――――――♀――♂――――――

一刻も早くズキズキ捏くやつをこの熱っぽく膨らんだ柔らかな割れ目の奥に突き剌して、グリグリ抉りまわしてやりたい。だが急いては事を仕損ずる。あわてる乞食はもらいが少ないことを色事師を自任している――もっともこの自任は岩倉の出現によって顔色を奪われたが――恭平はよく知っている。

  ――――――♀――♂――――――

もしそうでなかったら、彼女の秘められた性感帯を最初に発見したのは亭主の岩倉ではなくて自分ということになる。(自分の性感帯を発見された女はその男に対して弱い……)

  ――――――♀――♂――――――

「ホホウ、待ち切れなかったように、もう食い締めてくる。下の口は正直だ」「ああッ……お、おっしゃらないで……」完全な敗北を認めた美しい人妻はすすり泣き始めた。

  ――――――♀――♂――――――

ほつれ毛をベットリまつわりつかせた苦悶とも喜悦ともつかぬ表情が男たちの好奇の眼にハッキリ曝された。「ああ、いいねェ……」「これだからSMプレイは止められない」男たちの間からホッと熱い吐息が生まれた。雪子はそんな男たちの眼差しの中で、完全な失神におちいっていた。

  ――――――♀――♂――――――

だが、そんな女たちの全部がやがては裏の部屋に入るや否やそんな仮面も服装もかなぐり捨てて、素っ裸で男ともつれ合ったり、場合によっては縛り上げられてありとあらゆる責めにのたうちまわらされるのだと思うと、妙な気持ちになる。つまる所、この世は男と女の性の欲望のからみ合いから成り立っているように思えてくる。

  ――――――♀――♂――――――

「ひどい……そんなおっしゃり方……」「さ、何事も裸になってからです。男と女の対話は互いに素っ裸になってからでないと、うまく通じない」やがて服を脱ぐらしい衣ずれの音がしはじめた。

  ――――――♀――♂――――――

「たぶん葉子のことを愛し過ぎているからじゃないかな。そら、愛し合っている者たちは一体になりたがると言うじゃないか。その切ない願望の現れなんじゃないかな。お前のここも、ここもおれのもので埋めて一体になった……」

  ――――――♀――♂――――――

「ああ……あたしたちを、どうなさろうというのです……こんなにまで辱しめて……いったいあたしたちが、何をしたと……」ワッと慟哭に身悶えする真紀子の肩を優しく抱いて、唐沢は頬ずりした。「美し過ぎたのがわざわいの元とあきらめるんだね。『美徳の不幸』というやつだ」

  ――――――♀――♂――――――

こちら向きになって寄り添うとしっかり抱きつき、唇を寄せて来た。二人は互いの汚れた唇をむさぼり合った。愛欲というものは汚れの中にこそ高揚するもののようだった。

  ――――――♀――♂――――――

「……竜也さまも……う、動いて……」「こうかい……」グンと突き上げられてヒイと喉を絞った。女はやはり男に責められる時もっとも快味を感じる動物らしい。

  ――――――♀――♂――――――

(ところが鞭の苦痛にだけは慣れる女が居ない。たとえその苦痛の裏に快楽を舐めるようになっても、だ。そこが鞭のいい所だな。鞭は常に女の感覚を、いわば活性化する……)

  ――――――♀――♂――――――

すくみ上がった乳首を絞り出されつまみ上げられた能理子はショックに絶息せんばかりになった。処女の乳首はそれほどまでにも敏感なのだ。本来なら夢見るような優しいタッチにこそふさわしい感覚なのだ――

  ――――――♀――♂――――――

ついさっきまで高級ブランドのファッションによそおってお嬢さま然と澄ましていた女が、今は生まれたままの姿に剥き上げられて××××の毛までさらけ出し、身も世もなげにおののき悶えている。女はこれでいいんだ、と思う。そして男の生贄として裸身をあらわにした時がいちばん美しいことは神さまも認めていらっしゃる。

  ――――――♀――♂――――――

哲哉はいつも不思議に思うことは、男が女の裸をジロジロ見たがるのに、女は決して見ようとしないことだ。さっき言ったフェミニズムの闘士もそうだった。そんなことじゃ男女同権もまだまだ遠い先のことだと腹の中で嗤ってやったが――

  ――――――♀――♂――――――

授業中居眠りをすることが多くなれば当然学力は低下する。低下してもそれを取りもどそうとする意欲はもう湧かないのだ。(どうにでもなるがいいわ……)聡子に限らず、女はそう思い定めたとき強くなる。と同時にそれは堕落のはじまりでもあるのだが――。

  ――――――♀――♂――――――

「あッ、あッ……ああんッ……」哲哉は向かいの鏡の中にそんな能理子の反応を見やりながら、乳ぶさを揉みしだき、乳首をつまんできつくしごきたてた。長く我慢した後にはきつ過ぎるくらいの刺戟がかえって気持ち良いのだ。

  ――――――♀――♂――――――

大きくガニ股にはだけられた太腿の透き通るばかりの白さの真ん中に、艶光る恥毛が黒々と盛り上がっている。恥丘の隆い女は感度が良いと言われるが、能理子のがそれだ。

  ――――――♀――♂――――――

「いくら気持ちよかったからといって、いつまでも股をオッピロゲたダラシない恰好を曝してるもんじゃないぜ。過ぎたるはなお及ばざるが如し、いかな美人でも艶消しだ」

  ――――――♀――♂――――――

「そら、ちっちゃな穴のくせに伸縮性に富んでるから、二度目だっていうのに大きな亀頭を楽々と咥え込んで行くだろう」「ああッ……はずかしいッ……いやあ……」「その両側から小陰唇が優しくくるむようにかぶさってさ。女の体ってのは、いくら本人がいやがっても、こうやって男を優しく受け入れるようにできてるんだよ」

  ――――――♀――♂――――――

「今夜はその報告に来たのよ」「報告がてらに最初の浮気のスリルを味あおうってわけだ」「わたしって悪い女ね。先が思いやられるわ」「女はしぶといってことさ。梅の花なんてガラじゃない」「『光の君』なんていう名代のドン・ファンに鍛えられたんですもの」

  ――――――♀――♂――――――

「すべてこれ生あればこその楽しみだよな。いのち短し恋せよ乙女、ってやつだ。赤き唇褪せぬ間に……この赤き唇ってのは××××のくちびるのことなんだぜ」(いやあッ……)

  ――――――♀――♂――――――

初体験で昇りつめてしまったというショッキングな事実が、能理子を初心なお嬢さまから急速に変身させつつあった。十八歳という年齢が女が花を開かせるのにもっとも適した年齢であるせいもあったかもしれない。

  ――――――♀――♂――――――

「さっきの鞭打ちプレイ同様、アナルプレイも一度覚えると病みつきになる。どっちも道ならぬことをしているという意識が刺戟になって道ならぬ快楽を生むんだ。選ばれたる者の快楽ってやつだな。お前もその選ばれたる者の一人だ」

  ――――――♀――♂――――――

ああ、女というものは相手の男によっていやおうなく変えられて行くものなのかそして女は究極の所ではそれを望みそれを望む性なのか――

  ――――――♀――♂――――――

「お嬢さま育ちの尻の穴はお上品でウンチも細いのしかお出しでないと見える。痛いくらいきついよ」哲哉ははち切れんばかりに自分のものを咥えてうっすら鮮血をにじみ出させている能理子の尻の穴を見降ろしながら、かおるに言った。

  ――――――♀――♂――――――

(行きはよいよい帰りはこわい、ですよ、お母さま。ここを出る時にはその綺麗なオベベを引き剥かれて生まれたまんまの丸裸にされた上に、おれの囚人になったしるしに後ろ手に縛り上げられて、不倫の床に曳きずられて行く身になっているんですよ……)

  ――――――♀――♂――――――

「比奈ちゃんだって、いつかはその股を大きく拡げて、これを悦んで受け入れる時が来るんだよ。その時が思いがけず早く訪れただけのことじゃないか。夏休み中に処女を喪う女子咼生がずいぶん多いって聞くしね」

  ――――――♀――♂――――――

いつの間にやら裝肉がめくれるように左右に開き、そのあわいからキラキラ光るものをにじみ出させている。クリトリスは処女の扉を開くスイッチとはよく言ったものだ。

  ――――――♀――♂――――――

「はじめの頃からみると、ずいぶん変った。女の体というものは、よく変るもんだな。女は男次第とよく言うが……」と、京子が最も耳をふさぎたいことを、感概ぶかげに言ってやまないのだ。

  ――――――♀――♂――――――

京子はあからさまになることを三郎には拒み続けた。思えばそれは、秘められた恥ずかしい欲望をかくすためであったのだ。愛する者にはすべてを与えなければならないなんて嘘だ。愛するがゆえに隠さねばならない事だってある。

  ――――――♀――♂――――――

ダイアナとまで呼ばれる貴婦人の裸形を眼のあたりにして、その威厳とその美しさに、平常心が失われたか、とも思う。事実、羞じらいのそよぎも見せずに信彦の眼に曝した裸形は、欲望をかきたてるどころか、萎えさせるていのものだった。ヴィナスの大理石像を見て欲情する者がいないのと同じ理屈である。

  ――――――♀――♂――――――

「痛かったかい、はじめは」小さくうなずいて、俺の肩に燃えた頬をスリ寄せてくる。男と女の仲とは妙なものだ。被害者と加害者とが慣れ合いみたいになるのは、男と女の仲にしかない事なのじゃないか。殺すの強姦するのという殺伐な最初の雰囲気は消えてしまって、すっかり家庭的(?)なムードになってしまっている。

  ――――――♀――♂――――――

この凶悪なまでに猛々しくそそり立ち赤黒く燃え立つものこそ、何も知らなかった葉子を女にし女の悦びを教え、果てはその悦びの果てに彼女をひれ伏せしめるようになった代物なのだ。そればかりではない。その先端から体内に注ぎ込まれたものによって、彼女はやがて「母」と呼ばれる身にさえなろうとしている。彼女の今日までの変化はすべてこの一物によってもたらされたものに他ならなかった。彼女の愛も憎しみもこの一物に集約されているのだ。

  ――――――♀――♂――――――

ネクタイをゆるめて、着物の上から体のあちこちを撫でまわした。この贅沢な布地の下にどのような肉が息づいているかと想像することが、素っ裸に剥く前の楽しみだ。直接的な行為にはやりたつ若い人間にはない、女遊びにたけた者の楽しみといえるだろう。

  ――――――♀――♂――――――

「藤木先生は、わたくしのことを辱めることが、そんなに楽しいんですか」「ああ、楽しいね。この前言わなかったかな。男の最高の愉悦は美しく矜り高い女を凌辱することにある、と」

  ――――――♀――♂――――――

「出藍の誉ってやつですかね。叔父さんの教えを実地に試しただけなんですが、当の叔父さんからそう言っていただけてうれしいです」@しゅつらんのほまれ。弟子のほうが優れること。

C 奴隷

a 奴隷

一、奴隷

[お嬢さま奴隷]

それなのにその欲情のシンボルをさらに自分の手でそそり立てながら裸にならねばならぬとは――しかし命令拒否がどのような罰をもたらすかを、この━はこれまでいやというほどその身に知らされて来た。

[いやしいしもべ]

立ちはだかる男の毛深い股間に美貌を埋めて顔を振り動かしたり頬を醜くうごめかしたりしているのがあのいつもはお嬢さま然と澄ましている姉とはとても信じられなかった。それは女がみずからを男の━となる行為のように思えた。

[性の奴隷]

昨日は伸々塾塾長として礼儀正しく対応した女を、今日は━として素っ裸を膝下にひれ伏せさせている――そんな男たちの権力に驕った眼差しが耐えられない――。

[セックス奴隷]

一人の美しく上品な人妻がみずからの手で自分を━の姿に変えて行くさまを眺めやった。なまめいた長襦袢が脱ぎ去られ肌襦袢がむしり取られて谷間を蒼く汗に光らせた乳ぶさがおしげもなくさらけ出された。

[奴隷]

「あんたがわしの━になる。そしてあんたは亭主を━にする。信じ切っておった亭主に、いわば裏切られたのじゃからな。それくらい当然じゃろうて」

[奴隷女]

堀川の情婦になぶられながら堀尾のものを呑み下した顯子夫人は、それ以後は全くの━に変身した。堀尾に命じられる事なら、どんな事でもやった。そして屈辱が深ければ深いほど、辱しめが強烈であればあるほど、夫人の悦びは深くなった。

[奴隷同然の身]

だが、いかに憎悪に歯噛みし嫌悪に身を慄わせようと、あの写真を恭平に握られている以上は鎖につながれた━だった。

[こよない慰みもの]

そこには伸々塾塾長も同塾講師もなかった。いるのは岩倉の━の身に堕ちた美しい姉と妹だけだった。

[ザジスチックな慰みもの]

あの矜り高い姉がライバル関係にある秀英セミナーの理事長のプレイメイト――といえば聞こえはよいが、その実は━――になっているなんて、とても信じられないが、

[なぐさみ者]

(奴はこんな美人を女房に持っていながら、一方では香枝や奈保子を━にしているのか……)

[慰みもの]

(でも、わたしはいや……お姉さまと同じ男の━になるなんて、絶対にいやよッ……)姉と藤木が関係していることを知らない奈保子はそう思っておぞましさに身悶えを新たにする。

[縄を受ける身]

(いよいよ美人でお堅いことで知られた伸々塾塾長も、わたしの━に堕ちるか……)少年のように胸躍らせてロープの束をパラリとほぐす。

[肉奴隷]

池上は美人塾長をすっかり━に堕としたことにホクホクしながら、片手で汗にぬめる乳ぶさを絞るように揉みたてつつ、もう一方の手にした双頭バイブの先端を香枝の秘裂に当てがう。

二、生贄・贈答品

[悪魔に選ばれたる者]

━――悪魔の快楽の伴侶として選ばれた者――「そしてその味を一度覚えた者は、何をおいてもそれのもとに駆けつけて来る。かおる、お前結婚したらこの味が忘れられるか」

[生け贄]

香枝は声を失ってかぶりを振った。自分たち姉妹が、聞くだにおぞましい変態性欲者の━にされたとは信じたくないのだ。

[生贄]

丘のふもとの縦の割れ目はパックリ開いて、肉芽も襞肉もすっかりさらけ出している。それは女の羞恥の極限の姿であり男の欲望に捧げられた━の姿でもあった。

[生贄の聖女]

「……だから、ゆう子ちゃんも、伯父さまのご恩と思って、お気に召すように務めなければ……」語っては泣き、泣きながら語る聡子の姿は次第に諦観に洗い潔められて、あたかも━のようだった。

[獲物]

「ひとつだけ訊いておきたいんですけど、まさかあなた、奈保子とのことを誰かに話したわけではないでしょうね?」こんな男なら自分の情事の━のことをとくとくと誰彼にしゃべらないとも限らない。

[玩弄の生け贄]

(四肢の自由を奪われて素っ裸の無防備な体を━として曝し上げられているところは、いまのわたしの立場そのものだわ……)

[犠牲]

自分の一身さえ━にすれば――という考えがいかに甘かったか――。身を慄わせて泣く美しい姉妹を前に、庄吉はひと息ついた。(そうか、奴に先を越されたか……)

[犠牲者]

門型スタンドの四隅には革製の手枷足枷が取り付けてあって、それに四肢を固定すれば━は四肢を大の字なりに踏み拡げたまま曝し上げられることになる。

[供物]

体を唯一の━にして捧げ、男たちの狂暴な殺意のお目こぼしを願わなければならないのだ――。

[視姦の贄]

厳しくいましめられた全裸を好色な━に捧げられた香枝は、全身を火柱のように燃え上がらせて身も世もない。

[嗜虐の生け贄]

恭平の「目的」はこれと思った美しい女をモノにすること、━にすることだ。そのためには手段を選ばないことが多かった……

[新鮮な生贄]

しかし、そのことはこの一週間のうっ屈した思いが屈折した欲望となって、眼の前の━に向けられるさまたげには少しもならなかった。

[手土産]

その時━として是非伸々塾塾長の香枝とその妹の奈保子とを連れて行きたい。

[人身御供]

伸々塾についてのあることないことを町のスキャンダル雑誌に書かれたり、自分の羞ずかしい写真を妹に見られたくなかったら、妹を━として差し出せと塾長に迫ったそうですよ。

[身代わり]

「このお姉さんがね、妹の━に立ちたいと言ってるんだ。きみはどっちを選ぶかね」「つまり、塾長先生がわたくしに抱かれたいとおっしゃっているってことで?」

[貢ぎ物]

岩倉が奈保子まで連れて来たのは、何もこれを機会に東京見物をさせてやろうという親切心から出たのではなくて、二人をKグループ幹部に対する━にするためだったのだ。

三、囚人

[繋がれた身]

或る男の怒張になじむことで女がより強くその男に━になるものとすれば、下の口上の口に続いて今またその手になじまされたことで、香枝は一層岩倉のものになったと言えよう。

[虜]

貫かれているのはヴァギナではなくてアヌスだ。そこから燃え上がる炎に灼き尽くされている。美穂夫人は哲哉にアヌスを犯されその快楽を教え込まれてからというもの、それの━にされてしまっていた。

[囚人]

「あの頃囚人を扱う非人というのはな、お七みたいな美しい━が来るのを楽しみにしてたんだ」いやらしくささやきかながら、玲児は身動きもできない雪子の裸身を撫でまわした。

[罪人]

前かがみの屁っぴり腰で曵かれてゆく妹の━のような後ろ姿が、揺れる白い尻が、またしても香枝を哀しみに衝き上げる。

四、商売女

[ソープ嬢]

香枝はぬるぬるする体が滑り落ちないように自分も両腕を岩倉の体にまわして体をうねらせ始めた。「ああ……はずかしい……」━に堕ちた伸々塾塾長はすぐ頬を火照らせて喘ぎ始めた。

[玄人筋の女]

━ならひと眼惚れするところだ。だが今の香枝はそんな男を吟味することより、岩倉とこんな恰好で全裸と全裸を向き合わせている羞ずかしさで、心ここにない。

[情婦]

事実、いまこの話を持ち出されたら香枝に断わる力はない。酔った頭には、名目だけは伸々塾の塾長を続けながら、実は岩倉の━でしかない自分の姿が浮かぶばかりだ。

[ショーを売りものにしている女]

とてもこれがあの謹直な伸々塾塾長の香枝と清楚な奈保子の行ないとは信じられなかった。全く別の、このテの━たちに見えた。

[娼婦]

「もっと大きく股を拡げてもらわないと、わたしの珍棒が××××にとどかないよ」「こうですの?」香枝は━になったつもりで大きく股を拡げて見せた。

[商売女]

学生時代の路子はつつましく、むしろ内気な方だった。それが今はどうだ。━みたいに毒々しいメーキャップをして、煙草まで吸っている。

[淫売]

そして、下肢を爪先で蹴り拡げた。パンティのはざまが濡れそぼって、濃く変色していた。「━め」嗤われて、顕子夫人は呻きつつ尻をブルブル震わせた。@娼婦。

[スベタ]

落ちかかるドレスの据をさらに大きく引きめくっておいて、堀尾はベルトをふるった。「━」雪白のシミひとつない尻肌にあざやかな鮮紅の鞭痕が、第三撃を誘った。@娼婦。カルタ用語のかす札を意味するポルトガル語が語源。

五、女

[女]

岩倉の━になってから香枝もかなりセクシーな下着を身に着けるようになってはいたが、とてもこれほどのものを身にまとう勇気はなかった。

[××××の割れ目丸出しの女]

「お前たちがわたしの女になった以上、わたし好みの体にするのに何の不思議がある。あん?これからは二人とも━になるんだ。その方が自分たちの生き方にもふさわしいとは思わんか」

[三か所で悦べる女]

「あんたもわたしの女になった以上、姉さんと同じように━にならねばならん。それでこそ完全な女といえるのだ。もっとも今夜はお姉さんのお手本を見せるだけで、調教の方は次の機会にゆずるがね」

[お姫さま]

能理子は眼前に餌食として逆しまにブラ下げられている美女に、未来の自分の姿を見て絶望した。だが、悪魔の生贄に捧げられた━という自分の役柄が、絶望の底から妖しい戦慄を生じさせる。

[快楽の伴侶]

悪魔に選ばれたる者――悪魔の━として選ばれた者――「そしてその味を一度覚えた者は、何をおいてもそれのもとに駆けつけて来る。かおる、お前結婚したらこの味が忘れられるか」

[完全な女]

「あんたもわたしの女になった以上、姉さんと同じように三か所で悦べる女にならねばならん。それでこそ━といえるのだ。もっとも今夜はお姉さんのお手本を見せるだけで、調教の方は次の機会にゆずるがね」

[新入り]

「さあ、━のお嬢さまをその気にさせるために、お前たちベテランはおおいに張り切ってくれよ」そう言って唐沢は真紀子を竜也は葉子を抱いた。

[セックスメイト]

「キミっていうんだ。おれのガールフレンド――いや、━ってのかな。あんたの事話したら、ぜひ会いたいってさ」

[仲間]

貫く前にベッドの上の他の女たちを見渡した。二人とも愉悦を極めさせられた体をしどけなく横たえて、けだるげな眼ざしを生贄に向けている。「お━が一人増えるってわけだ」

[ニューフェイス]

「よお、待ってました。━のご入来だ」ベッドの上で姉妹にまつわりついていた唐沢がはやしたてた。

[被害者]

「正直言ってわたしは先生に失望させられました。何も━が自分の妹だから言っているのではありません

[プレイメイト]

「かおる、こっちのお嬢さんは、おれの新しい━の樋口能理子。お前もよく知ってる有名なお嬢さま大学の一年生だ」

[ペット]

「お前の足元から世界を逆さまに見上げているこの女、高校時代のおれの同級生でね、高遠かおるというんだ。高校時代からおれの━でね、今じゃこんなハードな責めじゃないと満足しないんだ」

[愛人]

プライベートな面から言えば、妹の奈保子ともども岩倉の━としてはるばる東京までお供させられて来た、そんな身の上のことを意味した。

[東京妻]

伯父の━としての役割を易々として引き受けたのもそのためだった。@東京に住まわせてある愛人

六、怪物・生き物

[一匹の牝]

一時にドッと噴き出した汗が激しく息づき波立つ裸身を淫靡に光らせ、ピンクに火照った肌から立ち昇るえもいえぬ香りが美少女を━に見せる。

[一匹の牝獣]

(あッ、気持ちいいッ……た、たまりませんッ……も、もう……もう……)手放しのよがり歔きに身を顫わせつつ、━と化した美人塾長は、妹が息を呑んで見守る中で、断末魔の叫びを噴き上げ始めた。

[犬畜生]

「お、おゆるしくださいましッ……そ、そんな━にも劣る浅ましい真似だけは、させないでくださいましッ……」

[色欲夜叉]

葉子は白眼を剥かんばかりになって、ゆるんだ口の端からタラタラよだれを垂れ流しにしていた。つつましやかな令嬢の美貌は相を一変して━の相となっていた。

[鬼女]

ああ、でも、わたしは今こう書きながら、復讐を達成した悦びに━のように牙を剥いてニタニタ笑っているのではありません。

[生殺しの生きもの]

(調教棒でさえこれほどよがるのを、このまま放してやるテはない……)そう思って見るせいか、まだ調教棒をふかぶかと呑んだまま━のようにノタリノタリとうごめいている香枝の白い尻が、急に自分を誘っているように見えてきた。

[別の生き物]

その視線の中で梓の足が━のように羞じらいにうねり悶える。「綺麗な足だね、奥さん」「……羞ずかしい……ごらんにならないで……」

[夜叉]

「ああ……ど、どこまで残酷な方なの……」恨み言さえはや昂ぶりにとぎれ勝ちだ。瞳を━さながらにギラギラさせ、瞼を吊り上げて、相が変ってしまっている。

七、品物(贈り物→生贄

[愛玩物]

屁っぴり腰で、救いを求める瞳を岩倉に向けた。だが、それを見返す岩倉の眼差しは冷たかった。いよいよ自分の━を仲間に披露するに当たって最後の吟味をする、そんなサジスチックな眼差しだった。

[生きた玩具]

写真の中の奈保子はどれも美しい━だった。男に辱められてあそばれる女の哀しさを全身で表現していた。そして二度目に気をやらされた直後の表情ときたら――

[男のおもちゃ]

(姉も妹も講師として世間の尊敬を集める身でありながら、いったん堕ちたとなると、まるで━になるためにいるみたいだな……)

[おもちゃにされた体]

(なあに、塾長塾長と威張っていたって、裸に剥いてしまえばただの女なんだ。それにもう岩倉さんにさんざん━じゃないか)

[快楽の道具]

この寝室にある家具はさりげないかたちをしていながら、どれもこうしてすぐに責め具に変貌し、美貌の女秘書は主人の命令に従順にさまざまな恰好をとって━に変身するようだ。

[可愛い玩具]

そして今も二人は岩倉の━として、彼の耳を楽しませる声を上げ、彼の眼を楽しませる身悶えを繰り返している。

[玩弄物]

伸々塾の美人塾長も、今や岩倉の為すがままの━だった。ドンと後ろ手の背中を小突かれた香枝は、すすり泣くような喘ぎを洩らしつつ、調教棒を咥えた尻たぼをうねらせて、ベッドへよろめき歩き始めた。

[共有物]

しばらくうなだれて呼吸を整えると、顔をもたげて姉のあるいは妹のつばきにまみれた新しい男のものをためらいがちに咥えて行く。こうして美しい姉妹は自分たちが唐沢と竜也二人の━であることを哀しくもその身に思い知らされるのだ。

[極上品]

おれとトンチャンはたちまち体を乗り出した。「三コとはおあつらえ向きじゃねえか。やろうぜ。どんな桃だ」「まず━てとこかな」「もったいぶらずに話せよ」

[肴]

夜になって、英子はふたたび引き出され、酒宴の━になった。老人たちは久方ぶりの贄に酔い狂って、ありとあらゆる苛責を若さにはち切れんばかりの英子の肉体に加えた。

[掌中の珠]

岩倉は自分と十以上も年齢の違うこの美しい妻を、━といつくしんでいる。家の外での嵐のような事業熱も放蕩も一切家の中へは持ち込まず、まどろむような静けさの中に妻を置いて、その臈たけた美しさを自分だけのものとして鑑賞している。

[所有物]

そしてさらには岩倉の━として、妹ともども初めての男に提供される身の上をも――。

[新品]

「雪子、三十×歳、さる旧家の若夫人です。どのように入手したかは聞くだけ野暮というもの。まだ我々も味見していない━です(後ほどおこぼれを頂戴するつもり)。存分にお試しになるのに恰好の品と自信をもって提供します。池上」

[戦利品]

新しい━を愛玩する心持ちだ。そうこうするうちに、いったん萎えたものが熱を孕んできた。「……おねがい……もう、ほんとにほどいてください……」

[宝]

(よくぞこんな━を手に入れることができたものだ……)見れば見るほどホクホクした気持ちになってくる。この二人さえあれば、他の女たちなど何時失っても惜しくはない。

[注文の品]

岩倉が二人に加わって言った。「ところでお二人がお楽しみの間、このわたしめは?」「ああ、それは約束通り別室に用意しておきましたよ。ご━をね」

[珍奇な玩弄物]

だが今の責めにはそんなものの片鱗さえ無い。ただ━としてもてあそばれているという感じがあるだけだ。

[慰みもの]

(そしてまた、姉と妹が一人の男の━になるのか……)香枝は酔いの重なった頭を抱えずにはいられなかった。

[秘蔵]

(これが岩倉━の愛妻の匂いか……)髪に鼻を埋め、汗ばんだうなじに唇を押し当てながら、掌に伝わってくる量感を味わった。

[桃の実]

ブリブリが耳寄りな話を持ち出した。「━を三コみつけたぜ。酸っぱそうなやつを」━とは女の子のことだ。

b 生き物図鑑

[赤貝]

はだけた太腿で水を蹴るたびに胯間に割れ目がのぞき、まるで水洗いされた━そのものだ。

[蟻]

押し拡げられた下肢の奥に━の這いずるような感覚が生じてきている。

[イソギンチャク]

胴に蛇腹状の刻み目が入っていて先端が亀頭状にめくれ返っており、めくれ返った部分に薄いゴム製のピラピラが━の触手のように取り付けてある。むろん蛇腹もピラピラも粘膜に強い刺戟を与えるための工夫だ。しかもそんな棒が二本尻合わせになってつながっている。

[犬]

「いいじゃねえかよ」清は何度もそんなことを言い、汗をかいた━のように荒い息を吐きかけながら、のしかかってきた。

[芋虫]

「ああ、岩倉さまッ……も、もう……」香枝が悲鳴のような声をあげて訴えだした。股を自分からはだけ切って白い尻を━のようにうねらせている。

[魚]

「━心あれば水心と申します」夫人の哀願の瞳がギクリと硬直し、一瞬こみ上がるいきどおりの光をあらわにのぞかせたが、次の瞬間その瞳は、その光を隠そうとするかのようにハタと伏せられた。

[うなぎ]

哲哉はそんなかおるの━のようなのたうちぶりを嘲笑うように、間を置いてピシリ、ピシリと打ち込んでくる。

[馬]

開いた柔肉の間から肉芽も襞肉もすっかり飛び出して、全体がまるで毒々しく開花して蜜をしたたらせた大輪の花のようだ。手をさしのべて花弁をまさぐった。「ヒィーッ……」香枝は━のように跳び上がり、あやうくバランスを崩しそうになってあわてて太腿を引き締めて支えた。

[駿馬]

「将を射んと欲すればまずその馬を射よ、か……」「どちらも飛びきりの━でございましょう」「そうだな」恭平はビールを口に運びながら、二頭の━に想いをはせる顔になってみせた。

[奔馬]

頭の中にパッと白光が爆ぜた。総身の筋肉という筋肉が無上の愉悦に収縮し痙攣し始めた。「い、いや……いっちゃう……いくうッ……」声と共に歔き声を噴き上げながら、香枝みずから━と化して岩倉の腰の上に躍った。

[海老]

「いやッ、かんにんしてッ……これ以上辱しめないでッ……」奈保子は宙に浮いた体を━のように跳ねさせて暴れた。

[蛙]

「サディスト」「そうだ。おれはサディストだよ」━の面に小便の反応に、かえって奈保子の方が泣きたくなった。

[蝦蟇]

上品でつつましく育って来た女――が、おのがあられもない姿を見せつけられて、━のようにあぶら汗を絞るのを見るのが好きだ。いわばそれは自分で自分を責める図だ。 

[ガマガエル]

「━みたいに自分のこんな恰好を見せられるだけで、タラーリタラーリとどこやらが溢れてくるんじゃないか」「い、いや……」あぶら汗がドッと噴いた。

[亀の子]

「××××が開ききって、さっき注ぎ込まれた白いものを尻の穴にまで垂れ流しにしているぜ」「いやあッ……」奈保子は、ひっくり返された━のようにもがいた。

[狂犬]

その信吉を突然━のように駆りたてたのは、いったい何だったのか。      。

[魚拓]

女たちはそんな恰好を哂して首をきつく捩じり、声を震わせて泣いている。出血の多かったミチがいちばん人気を呼んだ。「初体験がこれじゃ、後の男は物足りなくなるんじゃねえかなあ」「こいつはどうしても記念撮影の必要かあるな。魚なら━ってとこだけどよ」

[キリギリス]

スイッチを入れられたブリブリはいやらしいうねりを張った胴に見せはじめた。開いた先端が━の羽根のように振動している。

[銀蛇]

我に帰ったとき、茂吉爺さんは、まるでその十字架像に拝跪するように、膝をついていた。透けるような肌を、鎖が━さながらに巻き締めていた。

[くくり猿]

二度目の時は同じベッドの上に━のように窮屈に縛り上げられて尻から犯された。そしてその後の反吐の出そうな屈辱的なフェラチオ――。

[くらげ]

双の乳房が胸の上で━のようにたゆたい、下腹で黒い恥毛が海草さながらにそよぐ。はだけた太腿で水を蹴るたびに胯間に割れ目がのぞき、まるで水洗いされた赤貝そのものだ。

[鯉]

香枝は白いシーツの上に正座させられて首を垂れた。もう俎の上の━、何があってもジタバタすまいと心に誓ってはいるものの、あのセールスマンの中川に伸々塾塾長ともある者がいましめられた身を自由にさせねばならないのかと思うと、血が逆流するような思いに捉われずにはいられない。

[小鳥]

そう言いながら竜也は葉子の首を左腕に抱え込んで体重をおっかぶせた。男の体重の下で葉子の体がひ弱い━のようにおののいている、喘ぎが闇の底でヒイヒイ歔かんばかりだ。

[昆虫]

「ヒィーッ……」「そうそう、もっと泣いたり暴れたりして見せるんだ」ファインダーに小さく映るフルショットの能理子の白い裸像は、虫眼鏡の下にうごめく美しい━さながらだった。

[魚]

射精してしまった池上は、そこに浜辺に打ち上げられた白い━のように伸び切って喘いでいる香枝の股の奥の、自分の「夢の跡」を恨めしげに覗き込んだ。

[鮫]

翌朝昼近く眼覚めた堀尾は、━のように寝くたれる顕子夫人をべッドから引きずり降ろし、昨夜の乱行の痕を残す柔肌に、ふたたび鎖をからませた。

[白蛇]

「ああ……いいわ……このまま死なせて……」生殺しの━さながらにのたうちつつかおるは願った。その大きな━にほっそりと優美な「しま蛇」がなおもからみつき締めつけ、━は汗まみれの肌を鱗のようにぬめ光らせて悦びにのたうち痙攣する。

[蝶々]

蜘蛛の糸に捉われた美しい━のはかない足掻きという感じだった。       。

[鳥]

それが足元から━が飛び立つように、こんな情況になったのだ。まさに飛んで火に入る夏の虫、怜悧な香枝としては千慮の一失、これを利用しないテはない。

[鳶]

それが━に油揚げをさらわれたように岩倉に先を越されたがために、忿懣やる方ない思いになっているだけなのではないか――。

[長虫]

堀尾は夫人の背後にまわり、そこにかけまわしてある金鎖を両手に取った。ゆっくり鳩尾から張った胸乳を這いまわらせる。「あ……」夫人は絞り出すように呻き、総身を激しく痙らせた。鏡を見る眼がうつろに濁った。鎖は汗に湿った乳肌を、━のように這いずった。

[なめくじ]

「ね、もっと京子のこといじめて……ここへ来た事を後悔するようにして……」「欲の深い女だな」寺田は━のようににじり寄る京子を毛脛をあげて蹴転がした。

[鶏]

俺は息もたえだえなミチの風情を眺め、また顔を伏せては木の芽のように頭をもたげたものを吸い込んだ。ミチは━が締め殺されるような声をあげた。

[人魚]

ペールホワイトの輝きが成熟の極にある肉体のなだらかな起伏をくっきりと浮き上がらせ、それが身悶えにつれて千変万化するさまは、青い水底を遊泳する━の動きを見るかのようだ。

[猫]

そんな女の屈服していくさまを眼の下に見ながら、━が鼠をなぶるように思うがままに苛んでいくのがサディストにとってはこよない楽しみだ。

[鼠]

殺人者の中には案外小心で傷つきやすい心の持ち主が多いという。窮━猫を噛むのたぐいだ。今の信吉もそれに近かった。

[野良犬]

恭平の呼吸は生肉を鼻先にさし出された━さながらにはやくなり、胯間は痛いばかりに勃起し脈動した。

[平蜘蛛]

激しく昇りつめたままなかば気死した真紀子は、まだ貫かれたままの尻を高々とかかげたまま、上体を━のように床に這いつくばらせている。

[豚]

古浴衣の寝間着の裾が跳ね上って、━のように太い下肢が剥き出しになる。@男たちが「北の湖」と呼ぶ女寮長。

[蛇]

だがいったん彼の前に出ると、その妖しいばかりの美貌に幻惑されたようになり、━に見込まれた蛙さながらに手も足も出なくなってしまう。

[雌犬]

「四つん這いになれ」弱腰を蹴り上げられた京子は喘きながら畳に這って、寺田の方に尻を向けた。かたちよく肉の締まった尻を桃発するように揺さぶって見せる。「━め」寺田は大きな掌でピシッピシッと尻たぼをしばいた。

[牝犬]

指一本あげるのさえおっくうなほどクタクタに疲れ切っているというのに、発情期の━のように体の芯がトロトロ燃えくすぶるのを止めないのはどうしてなのか、香枝自身にもわからない。

[雌豚]

「フフ、いくらでも憎むがいい。憎い男にさいなまれてヒイヒイよがり声をあげる━であり続けるがいい。それでもこのおれから離れられんのだ」ギリッと乳首を噛まれて、京子は悲鳴とともに慟哭を噴き上げた。

[鷲に掴まった小雀]

香枝はボウと痺れたようになってしまった。━のように哀しげな声をあげてもがきながら、(おそろしい男)という実感がヒシヒシと迫ってくる。

D 責める

a 責める

一、責める

[言い聞かせる]

岩倉は香枝のきつくよじり合わされてブルブルわなないている張りのある太腿を好もしげに撫でさすりながら━。「わたしもその例外じゃなくてね。そら、この脚の力を抜いてごらん。パンティを脱がせて××××の毛の生えっぷりを見てあげるから」

[いたぶりの手]

恭平の━がおののく乳首をつまみにくるのに、ハッと片手を上げたが、それを払いのけられると、観念したように、パンティを脱ぎにかかった。

[淫靡な責め]

その裸身がいまにどのような━に直面しどのように悶えのたうちされるのかと思うと、なおさらのことだった。

[押し通す]

遂に絶えだえの息の下から音を上げた。ほつれ毛のまつわる額も頸すじもベットリの汗に光っている。初心者の二百は無理か、と思ったが、岩倉は━ことにした。

[苛責]

若い女だった。━の果てに痴呆さながらの表情を晒してはいるが、眼鼻だちのととのった美人だ。

[官能を追いつめる]

藤木先生の若さと愛の情熱でヒタ押しに押しまくってくるのとは違って、女の心のこまやかなヒダまで読んで、女の━ようなところがあった。

[さしたる強制]

(いましめもなく、━も加えられずにあれだけのことをするようになったんだからな……)それは香枝の屈服を物語るものとして岩倉には満足すべき結果だったが、

[上下からの同時責め]

すぐ淫具の妖しい動きに身をゆだねてよがり声を洩らし体をのけぞらせ始めた。その顔をあぐらの上に載せ上げた哲哉は、そのパクパクする口に怒張を咥えさせた。初めての━に美少女は眼を刎いたが、すぐ昂ぶったすすり泣きと共に口を使いだした。

[責め上げにかかる]

(これで伸々塾の美人塾長も、わたしの言うことならどんなことでもする女になったな……)岩倉は満足感と同時にいとしさをつのらせながら、自分からも激しく━った。

[責め苛む]

「ここは普通のラブホテルやなんかじゃありません。女を縛って━ことが好きな男……つまりサジストですね……がもっぱら利用するモーテルで、ご主人はここの愛用者なんです」

[責め嬲る]

いま一人は逆しまな女の頭髪を引っ掴んで色あせた女体を━っているのだった。女の頭をゆさぶるたびに、男の背中の青竜の刺青が躍動した。

[責めにかけられる]

あれほど従順になった塾長が、━てこれまでと違ったどんな音をあげるかが楽しみだ。屈服した女がさらに責めたてられて、恨みもあらわに泣き叫ぶ姿ほどサジストの血を沸き立たせるものはない。

[責め抜く]

奈保子の体を━いたあげくに最後の精の一滴まで絞り切ったのが、つい昨夜のことだったというのに、そんなことなどまるでなかったように欲望が湧き上がってくる。

[責める]

「聡子、何をためらっている。続きを言わんか」ゆう子をもてあそんで、その弾き返すような若さに眼を細くしながら、姉の聡子を━。

[つけ込む]

それを持ち出されると香枝の抵抗力は鈍ってしまう。そこに岩倉が━んできた。

[手荒なの]

「どうだった?」「それが……あまり優しいので……」なんだかもの足りさすがに口ごもりながらかおるは言った。「お嬢さまは━がお好き、ってわけかい?」

[手荒な真似]

「いや、いやッ……」「また、いやですか。だいぶ体がほぐれてきたと思ってよろこんでいたのに……これじゃまた━が必要みたいですな」

[手荒なやり方]

そんな━に抗議し反撥しつつも屈服してゆく女を見るのが楽しみだった。

[泣かす]

(もっと━せてやるか……)恭平は壁から「九尾の猫」を取り降ろしてきた。「ああ、鞭はいや……鞭はかんにんして……」

[泣かせる]

それはただの褌ではなかった。直径三センチあまりのアヌス拡張棒が内側に取り付けられていたのだ。そして前にはむろんヴァギナ━せの棒が――銀座の人混みの中で真紀子を泣かせたのは、この二本の棒のせいだった。

[泣き声を絞り取る]

「どうだ、まだ見る気にならないか」恭平は乳首の先端を責めて奈保子から身悶えと泣き声を━りながら言った。

[女体責め]

二人とも━のベテランだから、いっきに中心を責めるようなことはしない。まず頸すじから始めて乳ぶさ、脾腹、腰、腹と次第に目的地に近づけていく。

[本格的に責める]

岩倉は本格的に奈保子を━たて始めた。こんな小娘など――と初めから呑んでかかって技巧をこらしてあしらうのだから、奈保子はひとたまりもなく悲鳴をあげだす。

[乱暴なの]

「だって……」かおるは口をとがらせ体をくねらせて抗議した。「はじめっからあなたの━に無理やり慣らされてしまったんですもの……」

二、虐める

[嗜虐]

すぐにでも爆ぜそうな香枝の便意は、プラスチックの壁を通して自分を見ている岩倉の━に燃える視線にさまたげられて、しばらくは萎縮した。

[嗜虐心]

あらわになった頸すじから肩先のひ弱げな肌が、恭平の━をゾクリと逆撫でした。

[サジスチックな欲望]

中川はそんな伸々塾塾長の反応に、眠っていた━をますます掻き立てられずにはいない。

[サジスチックな欲求]

ましてそれが伸々塾の美人塾長となれば、なおさら男たちの━をくすぐらずにはおかないに違いない。

[あくどい玩弄]

その奈保子と香枝の姉妹が、今こうしている間にも東京の空の下で岩倉の━に汗を絞っているかと思うと、恭平の声は我にもなく悲憤に顫えた。

[飽くなき玩弄]

あの白くかぼそい頸すじがドス黒い首縄の下で喘ぎ、あの胸の高まりが剥き出しにされて━に波打つさまがなまなましく思い出されたのだ。

[遊ぶ]

「こっちだ」恭平は立ち上がると、香枝を冂型のパイプスタンドの下に導いた。「今日はこれを使って━ぼう」

[いじめ]

恭平は塾長のぬめぬめと温かい唇と舌との動きを怒張に感じながら、缶ビールを傾け、次なる「━」に思いをめぐらした。

[いじめ抜く]

━かれたクリトリスが灼けんばかりの熱を孕んだままジンジン鳴っている。それが脳を痺れさせ四肢をけだるく萎えさせる。

[いたずらされる]

「これは曝し柱あるいは往生柱といってね、女がまず裸を鑑賞されたり吟味されたりする柱なんだ。この柱に繋がれていろいろ━た女は、たいていそこで観念して、次の段階じゃおとなしくなってしまうから往生柱とも言うんだがね

[いたぶる]

これで妹の方を━口実ができたというものだ。庄吉は、姉の足元に突っ伏して泣きじゃくっているゆう子の少女らしい尻のふくらみを、やにわに鞭で打った。

[淫虐]

ゆう子も泣きながら姉のつらい胸の裡を読み取った。が、そのことと身に加えられる━とは別のものだ。庄吉がいやらしく伸ばしてくる手に乳房をもてあそばれながら、ゆう子は悶え、そして泣き続けた。

[淫靡ないたぶり]

いかにもがき暴れてもさっきから━に気力と汗を絞り抜かれた体では、猛りたつ男の力に抗すべくもなかった。

[思うがままに苛む]

そんな女の屈服していくさまを眼の下に見ながら、猫が鼠をなぶるように━んでいくのがサディストにとってはこよない楽しみだ。

[女苛め]

「おっと、下の顔と一緒に上の顔も並べてもらうとするかね」そう言って岩倉は香枝の頸に縄を巻き、それを背後に床柱に繋ぎ留めて、香枝が顔を伏せて隠したりできないようにした。あれもこれも岩倉らしい年季の入った━の方法だ。

[可愛がる]

「××××の方はひと休みさせて、ちょっと尻の穴を━ってやろうか、え?」「ああ、お尻だけは……」

[玩弄]

奈保子は中川になぶられるがままに呻き泣くばかり。さっきからの執拗な━に心ならずも昂らせてしまった体を見られてしまった今は、もう保つべき一片の矜りすら無いのだ。

[刻み付ける]

それとも知らずこれまで通り梓を抱く岩倉のことを思うと、恭平は愉快でならない。(そうなるためにも、消えないような強い印象を梓の肉体に━ておかなくちゃ……)

[苛む]

奈保子の洩らす呻きが悲鳴を交じえ、昇りつめる寸前をうかがわせる。二人の男がのたうつ白い裸身にのしかかるようにして━んでくる。

[さいなむ]

岩倉の説明したクリームの効果がじょじょに香枝を━み始めていた。肛門の周辺が蟻の這いずりまわるようにムズ痒い。さっきの浣腸で荒らされた直腸壁にクリームが滲み込んでカッと灼けるようだ。

[しゃぶり尽くす]

だが、岩倉はこれきりで夫人を手離す気は毛頭なかった。夫人が錦城市を離れることになるまで、━つもりでいる。

[自由にする]

今、香枝は地上の風景を眺め降ろしながら今日これから自分を━男たちの顔を思い浮かべようとしている。

[自由になる]

「いくらいやと言っても、これから奥さんはわたしの━んです。鏡の中でよく見ていなさい」「いやあッ……」

[指弄]

人妻の哀しさだ。そしてそれは男にとって人妻を犯す楽しみでもある。梓は泣きながら股の奥を恭平の━にゆだね切った。

[好きに振舞う]

「先に約束したように、今夜は何もわたしに遠慮することはないんだよ。━っていいんだ」「しかし……」中川は欲望にギラつく顔を戸惑わせながら言った。

[好き放題]

(亭主の岩倉はお前がモノにした女たちをカッさらって、今東京で好き放題にしているんだぞ。それならお前だって奴の女房を━におもちゃにする権利があろうってもんじゃないか)

[慰める]

「さ、それじゃまず奈保子先生の人が変わったようなお声をそろそろ聞かせてもらうことにするかね。その間きみは塾長先生を放っておかないように適当に━ていてくれ給え。自分が後まわしにされたことを内心恨んでいらっしゃるかもしれないから」

[なぶり尽くす]

岩倉はそれをしゃれたつもりなのだろうが、昨夜あれほど━してやった伸々塾塾長が、今日はどんな顔をしているかその様子を知りたくて電話したに決まっている。

[煮るなりと焼くなりと]

「あのキンチャク××××がさらに練れていると思うと、たまらんな」「どうぞ、━存分に楽しんで下さい」

[踏み荒らす]

「すばらしいよ、奥さん」昂りに喘ぐ顔を見られまいとしてそむけようとする顔を、何度も手で自分の方に向け、まさに屈服しようとする人妻の表情を楽しみながら、岩倉はいかにも貞淑な人妻のそれらしい優しい秘肉の感触をドスッドスッと━した。

[真綿で首を締める]

さりげなくよそおいつつジワジワ━ように女を身動きできなくしていく。@千草作品で多用される精神的な責め表現。

[もてあそぶ]

竜也が真紀子の体を━び始めたのを見とどけると、唐沢は葉子の前に立った。「お嬢さん、だいぶお腹が大きくなりましたね」激しい喘ぎを剥き出しにしている腹をソロリと撫でた。

[揶揄]

だが今の竜也の言葉の中に葉子は父親としての悦びよりは醜く変形してしまった自分の肉体に対する━の調子を敏感に嗅ぎ取らずにはいられないのだ。

三、嬲る

[嬲る]

「あ……お、お姉さんッ……だめッ、そんなことだめよッ」「ゆるしてッ」男の心持ちが乗り移ったように、聡子は妹を━った。

[おなぶり]

「局長夫人ともあろう者が、初手から手離しのよがりようじゃないか。え、そんなにわたしの━が気に入ったのかい」

[気が狂うほど嬲る]

「よしよし、━ほどなぶってやるからな」「ああ、お、おゆるし下さいまし……かんにんして……」切羽つまったようにすすり上げ始める伸々塾塾長を楽しげに見やりながら、岩倉は立ち上がった。

[姉妹を責めなぶる]

たとえ岩倉が二人で━ことを申し出たとしても、彼女たちを失うという感じに変わりはないだろう。

[自由になぶらせる]

英子があわてて股を閉じようとしたが、すでにおそく、岩倉のごつい足の親指はパンティにくるまれた下腹のふくらみにとどいていた。「股をひろげて━んだ」

[嬲り]

それは明らかに「━」であり玩弄物の「吟味」だった。それが英子の芯を凍らせ冷たいあぶら汗を噴きこぼさせる。

[なぶり尽くす]

身動きもできぬ姿に縛り上げられた体を存分に━されて汚辱に泣き叫びながらも、結局は屈服して何度も悦びの声を上げる、とういうふうに持っていきたかったのだ。

[なぶり抜く]

それも自分たち姉妹を二人並べて━きたいという欲望に――奈保子の所へもどった岩倉は持ち出した縄で彼女を後ろ手に縄掛けし始めた。

[なぶりものにする]

相手がそしらぬ顔で幸子を━のなら、自分もそしらぬ顔で応じよう――そう恭平は肚を固めた。

[なぶり放題]

奈保子は椅子の背にもたれ、はだけた両膝を折って高々とかかげ、まるで自分の股ぐらを覗き込んでいるような姿勢を取らされた。恭平の方から見れば、女性器も尻の穴もあけっぴろげの━という恰好だ。

[なぶりまわす]

竜也に乳ぶさと下腹の毛を━されてヒイヒイ泣いていた真紀子の耳にも唐沢の声はとどいた。姉妹そろって同じ淫具に身を慣らされていたことのおぞましさ浅ましさに、真紀子はしわがれ切った喉をさらに引き痙らせて泣いた。

[並べてなぶる]

ついさっきマジックミラーの向こうに垣間見た妹の奈保子と並べて香枝を━時のことを想像して、アヌスマニアの岩倉は欲情を昂らさずにはいられない。

[自由になぶりまわす]

それなのに愛してもいない恭平に対しては生まれたままの姿をあからさまに曝した上に━させ、その上彼の前にひざまずいて怒張を愛撫している。

四、辱める

[汚辱]

鞭を加えつつ怒張を強引に突き入れる。衿り高い美貌の女教師が苦鳴に美貌をゆがめきり、━に涙をしたたらせて苦悶の相を剥き出しにすればするほど、恭平の凶暴な血は掻きたてられ残忍な欲望が猛りだす。

[穢し尽くす]

能理子から離れた哲哉は━した彼女の股間をまともにカメラに曝した。これで「事前」と「事後」がバッチリ記録にとどめられたことになる。

[穢す]

そのおののきに、今まさに━されようとする女のどう隠しようもないおびえのようなものを見た中川は、我慢の限界をいっきに突き破られた。

[死に勝る凌辱]

それにしても矜り高く謹直貞潔に身を持してきた姉が、女に━を加えることをもって無上の愉快としている岩倉のような男を愛してしまったとは――。

[辱しめさせる]

「慰労」といい、「一人で二人を扱いかねる」といい、岩倉のほのめかしている意味は明らかだった。(岩倉は中川にまでわたしたち姉妹を━ようというんだわ……)

[辱める]

「━んじゃなくて、いい気持ちにしてやろうってのさ。この前だっていやだいやだと泣き叫んでいながら、あげくは何べんとなく気をやったじゃないか」

[無遠慮]

「いやッ……ああ、竜也さんッ……」フィアンセ以外の男に━に体の奥をいじりまわされるおそろしさ羞ずかしさに、葉子は大の字なりの裸身をよじって泣き、切羽つまって竜也に救いを求める。

五、あざむく

[アイデア]

「それじゃ、皆さんにベッドに上がってもらうとしよう」「その前にちょっとした━を……」そう言って竜也は唐沢の耳に口を寄せ、何かをしばらく囁いた。

[悪徳の楽しみ]

哲哉はこれまで美貌を武器として女を征服して来た男のふてぶてしさで考える。考えれば考えるほど━を刺戟されて、くるめくような興奮に誘われる。

[悪魔的考え]

(知られたら、その時のことだ)なんなら二人一緒にまとめて――という━さえ頭をかすめた。

[悪魔的なやり口]

だが、そんな女の意表を突いて女を狼狽させるのが哲哉の━だった。

[悪魔のからかい]

ビロードの黒と白磁の肌との対照、冷たい金の輝きとあえかな肌の息づきとの対比――そういった豪奢な美しさもすべて、夫人の取らされている無残な恰好のために、━といった相貌を帯びている。

[悪魔の口づけ]

━はゾッとするほど優しくそして冷たかった。比奈子はふたたび気が遠くなった。

[異常愛の罠]

もう絵などどうでもよくなっていた。底知れぬ━にとらえられたのが、顕子夫人なのか、それとも堀尾の方なのか、どちらともわからなくなっていた。

[後ろめたい]

案外奈保子の方も、姉に隠れて藤木恭平に逢った━さのために、姉と顔を合わせずにすむよう、姉の帰りを待たずに床に入ったのかもしれない――

[うそ寒い]

(ああ、わたしは神聖な職場で何をしているのだろう……)そう思うと鳩尾をよぎる━さは、さらに耐えがたいものになった。

[嘘っパチ]

「みんな口から出まかせの━ですよ、叔父さん」そんなこと当然じゃありませんか、といった顔で竜也がだし抜けに言った。

[裏切る]

(ああ、お姉さま……)前から岩倉と関係があったというのはやはり嘘じゃなかったのかと思うと、何やら━られたようで、ショックの上に哀しみが重なる。

[おとしいれる]

「しかしあのような卑劣な手段を弄してあの子を━たということは、先生の方にあの子に対する一片の愛情すらなかった……ただ、もてあそぶだけが目的だったと判断しないわけにはいきません。

[落とす]

「藤木先生も女にかけてはなかなかのやり手だな。もうあの先生を━しちまったぜ」

[愚かさ]

甘い愛の幻想に酔っている女に冷水をブッかけて、自分の━を身にしみさせてやるのでなければ――

[牙を隠し持つ]

哲哉という青年が、おそろしい━っていたことにようやく気付いたのだ。

[切り札を見せる]

「え、ゆう子、わしの女になると言えば、聡子同様、可愛がってやるが……」庄吉はやおら━にかかった。

[狡猾]

口では恐縮して見せながら、内心哲哉は相手の出方を━に測っている。

[巧妙]

唐沢は自分の仕掛けた罠の━さを内心誇ったが、真紀子の側では夫の留守の味気なさを少しでも慰めたいという気持ちが働いていたかもしれない。

[魂胆]

竜也が予約で取って置いたのは、先夜唐沢が真紀子を眠らせて連れ込んだ部屋だった。女たちにはそれと知らせずに姉と妹とを同じ部屋でもてあそぼうというのが男たちの━なだ。

[サジストの罠]

ところがこっちが観念して体を投げ出しているのに縄を持ち出されて来たのでは変態としか言いようがない。(━にはまったのでは……)

[懺悔する]

「奈保子はそのことをわたしに━と同時にあわせて姉の塾長のことも話してくれたというわけなのです」

[潮時]

そろそろ本題に入る━だった。岩倉も誘い水のつもりでそんな話を持ち出したのだろう。案の定、岩倉はガッチリとそれを受け止めた。

[自業自得]

「もっとも、これまで尻を血まみれにした女は居ないがね。お前が最初だ。先生が生徒にお尻をぶたれて血を流しながら泣き叫ぶってのも面白い。生徒にヤクなんかをすすめた悪徳教師の━だ」

[自責]

そして屈服の果てにどんな狂態をさらけ出すか……。(許してくれ、香枝……)布団を引っかぶって━と嫉妬に身悶えずには居られなかった。そして今日……。

[下心]

いくらお嬢さま育ちでも、男がこんなことを言い出したらどんな━があるかくらいは推測できるはずだ。

[ジレンマ]

しかし、あの岩倉との契約を一方的に破棄することなど、とても考えられないことだ。仕度金のような金さえももらっている。そこに恭平の━があった。

[進退きわまる]

グイと尻たぼを割って、奥にひそむ蕾に触れた。「ヒイイッ……」いやがってグンとせり出した下腹に灼熱した怒張が押しつけられる。━った能理子は声を喪ってドッとあぶら汗を噴きこぼした。

[ズバリ的中]

「ヘヘ、今頃になって思い出したみたいによがり歔きしてやがる」哲哉は満足げに尻たぼをもてあそびながら言った。「ホント、あなたの読みが━ってわけですわね」

[退路を断つ]

「さあ、聡子、お前がどうしてこんなことになったのか、お前の口からゆう子に聞かせる約束だったろう」襖を閉め切り、ゆう子の━位置にあぐらをかきながら庄吉は言った。

[たくらまれる]

そんな竜也のクソ落着きように、世間知らずのお嬢さまも、何か━ていることを察知しないわけにはいかなかった。彼女の胸は羞恥と困惑と怒りのために、時に真っ赤に、時にドス黒く塗りつぶされた。

[たくらみ]

今日はいましめなしでいこう、と竜也が言い出したのにはそんな━があったのかと、真紀子ははじめて覚った。それはかたちを変えた新たないたぶりといってもよかった。

[たくらむ]

「はじめから━んでいらしたのね」「━んでとは人聞きが悪い。ひと眼で奥さんに惚れてしまったのです」「ご自分のなさっていることが卑劣なことだとお考えになりませんの?」

[だまされる]

「まだ鞭をくらいたいか」庄吉は仁王立ちになって言った。

「伯父さま、ゆう子を許してやって……」━たと思いながらも、姉として妹の身をかばわずにはいられない聡子だった。

[筒抜け]

(それにしても叔父と甥がこんなに時を同じくして電話を掛けて来るとは……)ひょっとして二人がひとつの電話を掛け合っているのではないか、という疑念が脳裏をかすめた。とすれば自分と唐沢との情事は甥の竜也に━ということになる。

[毒牙を研ぐ]

これで婚約が実行されればよい。だが自分にも━いでいる婚約者にも、自分を犯した上これほどまでに堕落させたその叔父にも、果たしてその気があるのか――

[飛んで火に入る夏の虫]

それが足元から鳥が飛び立つように、こんな情況になったのだ。まさに━、怜悧な香枝としては千慮の一失、これを利用しないテはない。

[背徳的な甘美さ]

二人は姉妹相姦の━に体の芯まで酔い痴れていた。互いの太腿の背に擦りつけられる秘裂の灼けんばかりの熱さとしたたり流れる愛液の感触が官能を相乗的にそそり立てた。

[背徳的な愉悦]

裏切り、反逆、そんな感情が欲望をさらに━に染め上げる。

[腹黒い]

いまの岩倉の態度言葉が芝居でないとすれば、岩倉の事業家としての━さを、少なくとも女に関する点では無視してよいのではないか、と思うのだ。

[豹変]

しかもそれを行っているのが、ひそかに愛し始めていた哲哉となると、その━ぶりのおそろしさが加わって――

[卑劣な罠]

それにしても、先には藤木恭平の━に落ちて凌辱の憂き目に泣いた自分たち姉妹が、今また岩倉の手に落ちて屈辱の姿を向かい合わせねばならないとは、何という運命であろう――

[含む]

「こうなった以上、羞ずかしがってばかりいずに、トコトン恥の曝し合いっこをした方が、互いに━ところがなくなって、これからの付き合いが気楽にできるっていうもんだ」

[不敵]

あの夜の偶然が邦子に向かっていたら、今日の葉子と邦子の立場は逆転していたことになる。(今からでもおそくないか……)そんな━な考えさえ竜也の頭にうごめくのだ。

[骨の髄まで後悔]

「三田、泣くのはまだ早いぞ。裏切りを━するのは、これからじゃ」来島はブランデーのグラスをひと息に乾すと、よろりと立ち上った。

[魔女の囁き]

「能理子さん、あなた哲哉さんのこと好きなんでしょ?好きだからこそいじめられにやって来たりするんでしょ?だったら、もっと我慢強くならなくちゃ」まるで━でも耳にしたように、能理子の眼が丸くなった。

[待ち受けていた罠]

自分を━が、もはやどう足掻いても逃れることができないほど強力なものであることを、奈保子はこれまでのはかない抵抗でいやというほど知らされた。

[魔を棲まわせる]

この時はじめて京子は本当の女にされたのだといえる。と同時にそれは彼女の体内に━られたことでもあった。

[まんまと]

それで今日、葉子の事について折入って相談したいことがあると深刻ぶった顔で邦子を「スコルピオ」に呼び出し、以前唐沢が真紀子をおとし入れたのと同じ方法で彼女を「蠍の穴」に━連れ込んだというわけだ。

[見えない網目]

(そうだ。この人は決して束縛しようとしない。それがわたしには不満なのだ。そのくせわたしはこの人の吐き出す━から逃れられないでもがいている……)

[眼くばせを交わし合う]

「そろそろ指だけではもの足りなくなったみたいだな」そう言ってふたたび叔父と甥とは━った。

[目論見]

それを眼のあたりに目撃させられることは、おのが身を切られるよりもつらい事であった。そしてその夫婦並べての苦悶のさまを眺める事こそ、来島らの━であるわけだ。

[持っていく]

身動きもできぬ姿に縛り上げられた体を存分になぶり尽くされて汚辱に泣き叫びながらも、結局は屈服して何度も悦びの声を上げる、とういうふうに━きたかったのだ。

[良心の呵責]

もっともここまで踏み出した以上、━などというものを振り捨てて欲望のおもむくままに自分を駆りたてるしかないのだ。

[罠におとし入れる]

これまで、同じようにして━た美しい人妻を何人となくもてあそんできたが、なんといってもいちばん心躍るのは初回の女をこうして生贄の座に据えた時だ。

[罠にはまる]

「ど、どうしてそんな嘘を……」「あのビデオをお観せしたかったからですよ」美穂夫人はようやく自分がおそろしい━ったことを覚って、ジリジリ後じさりしかけた

[罠の奥へ引きずり込む]

女がそれと気付いてもがきだした時はもうおそい。いくらもがいても引っ掛かった罠の奥へとズルズル━まれていくばかりだ。岩倉はそんな女のもがきようをニタニタ笑いながら眺めて楽しんでいる――。

[罠を仕掛ける]

香枝も藤木恭平のことを「卑劣な人間」と面罵していながら、その卑劣な人間が自分に対してもどんな━てこぬでもないという警戒を怠った。

六、姉妹並姦

[姉妹相姦]

━の醜態を演じて恥にまみれた香枝と奈保子は、縄付きのまま元の部屋に曵いてこられると、さっき××××調べの際、坐らされた開脚椅子に、ふたたび並べて縛り付けられた。

[姉妹並姦]

そんな生まれ変わった香枝にとって「━」の汚辱も、さしたる傷痕とならなかった。

[同時並列鑑賞]

「裸になるのも母娘一緒、縛られるのも母娘一緒、母娘仲良くてけっこうなことじゃないか」縛り上げた三人を美穂夫人を真ん中に右に能理子左に比奈子を配して天井から並べて吊り上げた。全裸緊縛母娘の━というのを是非やって見たかったのだ。

[比較鑑賞]

池上と工藤はソフアにもどって、ふたつ並んだ姉妹の白い裸身を少し離れた所からふたたび━し始めた。

[比較吟味]

岩倉はこうやって美人姉妹の体の構造を同時に━するという贅沢を十分に楽しむと、汚れた指を二人の内股で拭って立ち上がった。

[××××と××××を擦り合わせる]

「そら、もうそろそろ遠慮抜きにして、━たらどうだ、ただモジモジさせてばかりいないで」そう言って岩倉は両手で二人の腰を前に押し出した。

[喘ぎを伝え合う]

柔らかな腹と腹もむろんピッタリ重なり合って波打つ喘ぎをじかに━っている――。

[異口同音に叫ぶ]

「ああッ……」「い、いや……もう、かんにんして下さいまし……」腰の振りを激しくしつつ二人は━び、鼻から歔き声を吹きこぼし始めた。

[一緒に爆ぜる]

岩倉が腰を小刻みに慄わせつつ精を注ぎ込むにつれて、奈保子も窮極の喜悦に痙攣しつつ白眼を剥いて悶絶した。今度も香枝は妹と一緒に小さく━た。執拗に肉芽をもてあそび続ける中川の指に押し付けた腰をブルブル顫わせつつ小さな共鳴を洩らした。

[堕ちた姉と妹]

そこには伸々塾塾長も同塾講師もなかった。いるのは岩倉のこよない慰みものの身に堕ちた美しい━だけだった。

[女としての恥を見せ合う]

先夜━ってしまった二人だったが、こうやって向き合わされるとやはり羞ずかしさに互いを正視できない。

[競い合わせる]

(実物を二人並べてさまざまなことを比べたり━たりさせたら、さぞ面白かろうて……)

[気を合わせる]

「あ、く、狂っちゃう……いやあッ……」「こ、こわいッ……お姉さまッ……」「さあ、二人で━て昇りつめろ」男たちは痛いほどの収縮を突き破るようにしてゆさぶりたてた。葉子が総身を激しく痙攣させつつのけぞって恍惚の極みの表情を曝した。

[くらべる]

「ここの毛の生えよう、ここの割れ目の肉の盛り上がりようにしても、姉妹でずいぶん違う」「ああ、そんな━ようなおっしゃり方だけは、かんにんして下さいまし……」

[声をわななかせ合う]

「ああ、奈保子さん……」「……お姉さま……」美しい姉妹は羞ずかしい全裸を向かい合わせて声をかぼそく━。

[擦りっこ]

「互いの股の間に太腿を入れて痒い所を━するんだよ」岩倉が解決法を教えた。「ああ、そんな羞ずかしいこと……」香枝は激しくかぶりを振った。

[姉妹同じ恰好]

隣でも奈保子が呻きと共に身悶えを激しくしている。(ああ、━に並べて犯されて羞ずかしい声を競い合わされるなんて……)一瞬うそ寒い想いが胸の裡を吹き過ぎたがすぐ池上のきおい込んだ突き上げに蹴散らされた。

[姉妹貝]

むろん男たちの話題はそこへ並べられた━の味の良さと、それを並べて味わう楽しみに集中した。

[姉妹そろってエロ写真の競艶]

「しかし写真だけはバッチリ撮らせてもらいますからね。━というわけです」

[姉妹そろって競い合う]

「しかし、どうせいずれは姉妹そろってよがり声を━わされるんだ。姉が先に聞かせた方が、妹の方がそれだけ気が楽になるということもあるじゃないか」

[姉妹そろって腰の振り合い]

岩倉は伸々塾塾長ともあろう女がこんな淫具で前後の穴を埋められ、鞭打ちに泣きながら腰を振りたてて昇りつめる情景を思い描いて楽しんだというわけだ。しかもこれが━となれば、もっと愉決だろう――。

[姉妹揃って尻の穴まで捧げる身]

「奈保子がわたしにアヌスの初花を捧げるところを、そうやって見ているんだ」「ああ、そんな……」「姉妹そろってこのわたしに━になったってことを、しっかり見とどけるんだぞ」

[姉妹並べて凌辱される]

(ああ、もう、ダメ……)遂に姉妹そろって岩倉の魔手に堕ち、━という酸鼻に直面して、香枝は気が遠くなった。

[姉妹の泣き声と悲鳴の競演]

「ああッ……お、おゆるし下さいましッ……もう、おゆるしを……」香枝はクタクタになりながら口走り続けた。すぐ隣で奈保子も汗まみれの裸身をのたうたせながら泣き声を上げている。そんな━がさらに男たちを昂らせる。

[姉妹は悶えた]

「あ、う、うんッ……」「ヒィィッ……い、いやあ……」さっきよりはるかに昂り切った声で歔きながら、━。

[姉妹枕を並べる]

奈保子にそう言われて、香枝はあらためて━ておもちゃにされよがり声を競わされている現実のおぞましさに胸がすくんだ。

[姉妹並べての曝し責め]

M高原のホテルでは責め具や装置の不足でできなかった━が、大の字磔というかたちで初めて実現して、哲哉は大満足だった。真っ赤な壁を背に、真っ白な裸身を大の字なりに引きはだけられて固縛された美しい姉妹の姿は被虐美の極致といってよかった。

[責め合う]

(もうこの女たちはわたしの言いなりだ)先だって撮った、姉妹が互いの急所を━っているビデオなども、もう脅しに使う必要はなさそうだった。

[責めたて合う]

汗にぬめ光る白い裸が妖しい獣のようにからみ合って互いに━。「ああ、お姉さま……奈保子は、もう……」奈保子が切羽つまった泣き声と共に身を顫わせだした。

[相互愛撫]

互いの舌使いが互いを刺戟してさらに舌使いを激しくし、たまらずに洩らすよがり声と悦びの身悶えがさらに━に拍車をかける。狂おしいばかりの昂ぶりの果ては互いの柔らかな秘肉をシコシコ歯で噛むところにまで行った。

[互いに見せ合う]

「ああッ……」奈保子が工藤の腕の中で反り返り身悶えた。互いの羞ずかしい所を━汚辱に耐え切れなくなっただけではない。クリームが効いてきてじっとしていられなくなったのだ。

[近ぢかと並べて比べる]

姉妹のその部分をこれほど━のは初めてだ。姉の香枝の方は結婚の経験もありセックス歴が長いだけあって、妹の奈保子のにくらべると色が濃く全体にやや肥大した感じだ。肉芽も襞肉も大きい。

[乳房を並べる]

「手を降ろして乳ぶさをお見せしろ」岩倉の鞭が、しっかと胸を押さえた香枝の手を打った。香枝は手枷の嵌まった手を膝に落として白い乳房を男たちの眼に曝した。奈保子も姉にならって━た。

[恥毛と恥毛が]

せり出した二人の下腹の丘が触れ合い、身悶えにつれて━擦れ合いからまり合った。

[仲良く咥える]

「どうだ、同じ魔羅を━てよがり合った××××だ。トックリ見ておくがいい」「いやッ、ああ、いやあッ……」真っ赤な顔を捻じって叫び合うその声も羞恥の極の身悶えも、アヌスに迫る快感に負けてどこか力弱い。

[仲良く咥え合う]

「これからはおれのものを━って行く××××だ、キスぐらいし合えと言いたいところだが……それはまだ無理だろうな」そう言いながら哲哉はムクムクうごめく能理子の尻に「九尾の猫」を打ち込んだ。

[仲よく見せくらべ]

「聡子は立ち股をオッピロゲているし、ゆう子はあぐらで股開きだ。━でもするか」庄吉は、ゆう子を背後から自分の膝に抱き上げて楽しげに笑った。

[仲よく剥き出し]

毛と毛をもつれ合わせて押しつけ合っている下腹の小高いふくらみ、赤く開き切って向き合っている秘裂と秘裂、━になっている尻の穴――

[仲良く両側からしゃぶる]

「さあ二人とも今度はわたしを楽しませてくれる番だ」そう言って岩倉はあぐらの上に二人の頭を乗せ上げ向き合った二人の顔の間に怒張をヌーとさし出した。「二人して━んだ」「ああ……」顔をそむけようとするのを両手に髪を掴んで向き合わせた。

[泣き競わせる]

竜也はふたつのテレビスクリーンの中でのたうちまわっている姉妹の姿を飽きずに比べ見ている。叔父の言うように、二人の実物を突き合わせて━日が待ち遠しくてならないのだ。

[並べて開陳]

続いて奈保子も姉と同じ恰好に椅子を固定されて、姉と股の奥を━させられた。

[並べてなぶる]

「さすがお姉さまだけあって貫禄がありますね」乳ぶさを掌に受けてたぶたぶゆさぶりながら言った。「それにしても血を分けた姉と妹を━のが、これほどエキサイティングとは思いませんでしたよ」

[平等に可愛がる]

「姉妹仲良く声を掛け合って昇りつめて見せるんだ。それでもお前たち二人を━ってやろうと思って苦心しているんだぞ」

[ふたつ並んでくねくね]

「妹さんの可愛らしいのと━とうごめくところは、これひとつの場合よりはるかにみごとなんじゃありませんか?」「……」

[真っ赤に燃え上がった頬と頬]

「ああッ……」「い、いやあ……」姉妹は━とを擦り合わせるようにして首を振る。

[見せ合う]

香枝と奈保子を固縛した椅子がななめに向き合うように位置をずらされた。二人をなぶるところを━おうというのだ。

[揉み合う]

ピシッ、ピシッ――。「あ、も、もう、いきそうッ……」ピシッ――。「ヒィィーッ……ダ、ダメェッ……」二人はつなぎ合わされた裸身を━ようにしてのたうたせながら切羽つまった歔き声を上げだした。

[裸身を捩じり合わせる]

二人の汗まみれの裸身は時々バランスを崩してぶつかり合った。ぶつかり合った━ようにして押しつけながら乳ぶさを擦り合い、唇をむさぼり合った。

[連鎖反応]

「お、お姉さまッ……葉子、もうダメッ……あ、いくうッ……」その激しい腰の突き上げが、寸前だった真紀子の━を呼んだ。「葉子ちゃん……お、お姉さまもいくわッ……ああ、いくう……」

七、双頭バイブ

[××××と××××を擦り合わせる]

「そら、もうそろそろ遠慮抜きにして、━たらどうだ、ただモジモジさせてばかりいないで」そう言って岩倉は両手で二人の腰を前に押し出した。

[男性に変身]

もう一方の自分が咥え込まされた側は恥毛に隠されて見えないために、本当に自分が━したかのような錯覚にさえ一瞬とらわれた。

[亀頭がゆらめく]

「いやッ……ああ、こ、こんなの、いやですッ……」腰をゆさぶると、屹立したものまでがまるで生あるもののように亀頭を━かせる。

[くっつき合う]

向き合わされた尻と尻とが台の真ん中で━い、尻たぼが互いに押しひしゃげるほどに突き合わされてから、葉子の下肢が台に固定された。

[咥え合う]

つまり一本の淫具を━った腰を前後に動かしたり反対方向にのの字に回したりしてもらわなければならない。

[呼吸を合わせて]

姉妹の尻をスッポリあぐらの中に落とし込んだ池上と工藤は心得たもので、二人で━それをやりだした。「いやッ……ああ、いやあッ……」「こ、こんなッ……かんにんしてェ……」

[腰を突き出し合う]

「な、奈保子さん……も、もっと股を……」しどろもどろになって香枝がアドバイスを与える。そうやって何度も━いまさぐり合ったあげく、やっと奈保子は喉から手の出るほど欲しいものを秘口にしっかり咥え取ることに成功した。

[腰を振り合う]

Mの字なりにはだけさせられた白い下肢がからみ合いもつれ合う。「さ、これで出来上がりだ。後は二人して心ゆくまで━んだな」

[おぞましいつながり]

もはや自分たちの力ではこの━を振りほどくことのできなくなった美しい姉妹は、伏せた上体の上半分を台の端からはみ出させた窮屈な恰好でグッタリと首を垂れ、全身で慟哭している。

[姉妹で犯し合う]

「おねがい、伯父さま、こんなひどいことだけはさせないで」聡子は胸を覆い立膝になった恰好で哀願した。━――考えただけで血が逆流した。それこそ本当に畜生の行為だった。

[姉妹の契り]

「股を開け」「ど、どうしても……?」ピシッ――と腿に庄吉の手が鳴った。「当り前だ。ここで━を結んでおけば、ゆう子だって一人になっても淋しい思いをしないですむじゃないか」

[尻を付き合わせる]

葉子はそんな姉と反対向きになってあいたスペースに台をまたがらされ、━恰好で上体を押し伏せられた。

[尻を振り合う]

「どうした、二人とも遠慮せずに━わんか」唐沢が楽しげに言う。

[白い下肢がもつれ合う]

Mの字なりにはだけさせられた白い下肢がからみ合い━。「さ、これで出来上がりだ。後は二人して心ゆくまで腰を振り合うんだな」

[つながり合わされる]

こんなおぞましい淫具で血を分けた姉と妹がひとつに━て腰を振り合わされることにでもなったら――その上淫情に屈して悦びを極めでもしたら――。

[繋ぎ合わされる]

後ろ手に縛られた上に股をMの字なりに開き切り、その奥を一本の淫具で━た恰好では、自分たちだけでその体をどうすることもできず、どうしても介添に動かしてもらうことが必要だ。

[嵌まり合う]

「二人とも上つきの××××だから、うまくピッタリ━いそうだ。さ、塾長先生、早く妹さんの悩みを解いてあげるんだよ」

[ひとつにつながる]

「だってッ……お姉さまとなんて……は、羞ずかしいッ……」「お姉さまと━れるなんて最高じゃないか。さ、駄々をこねないで」奈保子は身を灼く痒みに負けて、姉の突きつける淫具の先端を秘口に咥え取ろうと、泣きながら腰をうねらせ始めた。

[秘裂が向き合う]

淫具が奈保子の秘裂の奥にさらに深く沈み、姉妹の開き切り濡れそぼった秘裂が近ぢかと━った。

[二人をひとつにつながらせる]

岩倉としては相対形を使って━たいところだったが、いろいろ考えてみたが自分一人ではどうも二人をつながらせる作業は無理に思えた。

[立派な男の出来上がり]

「ソーラ、すっかり入っちゃった。━だ。見てごらん」髪を掴んで自分の股ぐらを覗き込まされた香枝は、あまりのおぞましさに悲鳴を上げてのけぞった。

[両刀使い]

それで━を思い立ったというわけだ。さっきからパールローターで直腸粘膜を刺戟され続けて気もそぞろな姉妹は、熱くとろけ切った秘腔に太く硬いものが押し入ってくると、そろって悦びの声を張り上げた。@ここでは両手で二本同時に使うこと。

八、怒鳴る・怒る

[怒気]

「焦らすのは、いいかげんにしないと……」それまでの優しさをかなぐり捨てて、━を剥き出しにした。

[厳しく叱る]

「こんな不祥事が起きたのはあなたの側にも油断があったからです」と━りつけた当の姉のことだから、自分の想像するようなことはよもや起こるまいとは思うのだが……。

[ののしる]

「もうしばらくの辛抱ですよ。先生がさっき━られたとおり、わたしは変態なんです。女を縛らなくちゃ男になれないんです」「うそ……」「嘘かどうか、これまでのぼくの行為や奈保子に対する仕打ちが証明しているでしょう」

[腹を立てる]

「ここまできた以上、何を言われようと━ようがないだろう」「では遠慮なく申し上げます。先生の女好きなこと、それも普通のやり方では満足なさらないこと、です」

[叱り飛ばす]

「やめてッ」何度か香枝は━ように厳しく制止したが、そのたびに中川はエへへと下卑た笑いを浮かべてさらにしつこく手を伸ばして来る。

[叱咤]

「もっとしっかり手首を重ね合わせるんだ」目下の男の━に塾長の権威を身ぐるみ剥ぎ去られた女はオドオドと従った。

[叱咤が飛ぶ]

「自分ばかり楽しんでないで、旦那さまを楽しませてさし上げなくてはダメじゃないの」幸子のややヒステリックに甲走った━んだ。

[毒づく]

「世話のやける女だよ、全く」恭平は━きながら香枝の肩からスーツの上着を剥ぎ取った。

[たしなめる]

「お、お姉さまッ……奈保子、も、もう……」我慢ができないと奈保子が泣き顔を向けてきた。「奈保子さん……」━はしたものの、香枝の方もフラフラだ。

[油を絞られる]

「で?ずいぶん━た?」煙の行方を眼で追いながら訊いた。「相手は誰だってしつこく追及されましたわ」

[口で辱める]

━ておいて、こらしめのために頭を押さえて喉まで二度三度、突っ込み峯子を窒息の苦しみに呻かせてから、突き放すように体を離した。

[呪う]

(くそォ……)髪の毛を掻きむしりつつ、自分をののしり岩倉を━った。高校生の英子に「ダメな女になってしまった」と言わせるほどのどんなことを、あの岩倉はしたのか。

[鋭く冷たい叱咤]

「おねえさまッ……いや……」「甘えるんじゃないのよ」━が英子をふるえ上がらせた。

[声を怒らせる]

苦痛を逃れようと本能的に腰が振れる。そのために岩倉の狙いは何度となくはずされる。「しばらくじっとしておれんのか」岩倉は焦れて━た。

[罵言]

「このような真似をなさるなんて、妹から聞いた以上に卑劣な方ですね。これはあきらかに脅迫ですよ。わかっていらっしゃるの?」彼女としては最高の━だったろう。

[脅す]

「やるんだ、香枝。指の濡れ具合をおれに見せるんだ」きつく━ように言われると、もう抗う力はなかった。

[脅かされる]

「痛い目にあいたいか」━て、ようやく香枝は観念した。「ああ……見ないで……羞ずかしい……」

[怒り心頭]

わたしが━に発したのは、ご主人がわたしの恋人である妹の奈保子にまで手を出したからです。

[面罵される]

だが、ひと月もたたないうちに寺田から電話がかかってくると、京子はその呼び出しにフラフラと応じていた。会えば━死ぬほどの責めにかけられるものと覚悟し、顔もあげられずに震えている京子に、寺田は何も言わなかった。@目の前でののしること

[悪罵]

ドレスの袖口からレースのハンケチを取り出すのさえ、やっとだった。その耳に堀尾の━が飛び込んできた。「垂れ流しのあばずれ女が、上品な面つきしやがって」

[忿態をつく]

「変態!女房一人さえ養なう甲斐性さえないうえに、変態だったのね」そんな━いて、次第に家をあける事が多くなり、とうとうふた晩続きの外泊になった。

b 刑・罰

[なぶり殺し]

「信じられなければ、もう一度しかと言うて聞かせよう。裏切り者に対する処刑は、━じゃ」

[処刑]

「亭主は、まだ生きておる。いや、生かしてあると言った方がいいじゃろう。━はあんたがおらんでは始まらんのでな」

[串刺し]

「なにをするの?ね、なにをするの?」雪子はうるんだ声で、腰を恥ずかしげにゆさぶりながらたずねた。「━ってのを知っているかい?」

[女に対する極刑]

「本当なら両手も拡げて大の字の磔にするんだけどよ、棒がないから足の方だけにしたんだ。━刑なのさ」玲児は自分の思いつきに満足したようにニヤリと笑った。

[肉鞭の懲罰]

悲鳴をあげてそむけようとするのを、うしろから千早が後髪を掴んで固定した。老人はおびえに歪む美貌を見下ろしながら、思い切り、━を左右の頬にくれた。

[罰]

「さっき言うことをきかなかった━だよ、立花先生。言うことをきかないジャジャ馬は、これに限るんだ」「いやあッ……」

[拷問]

そんな自分の状態を周囲の同僚から何とか隠そうとする努力がこれまた━に等しかった。

[締め木に掛ける]

恭平はそんな幸子の胸をさらに━ように、口を閉ざしたまま飽くことなく眺め上げ眺め降ろし、果ては後ろにまわって尻のかたちまで鑑賞した。@実在した拷問具。転じて苦しめること。

[お仕置き]

「も、もう、かんにんして……」香枝は激しくかぶりを振りたてた。「自分の××××をしっかり見ているか」「……」「眼をそらさないようになるまで━だ」「そんなッ……」またひとしきり恭平は鞭をふるった。

[ヤキを入れる]

「こんなスケベな××××は一度━てやる必要がある」「ああ、お、お慈悲ですっ、恭平さまッ……」「ならん」恭平は我ながら非情なとためらう気持ちを振り切って、下からしゃくり上げるように香枝の胯間に鞭をたたき込んだ。

[折檻]

長さは一メートルあまり。根本の五十センチばかりは細い弾力に富んだ素材を細い革で編み込んだものだが、先端の方はその革を編んだだけの紐状になっていて、三つに分れた先端は小さな瘤状に結び目をこしらえてある。西洋の鞭打ちによく登場する━あるいは調教専用といってよい鞭だ。

[火刑]

「情炎八百屋お七」真っ赤な文字よりも先に、火炎に包まれてのけぞり悶えるお七の姿が雪子の眼に飛び込んで来た。━柱にくくりつけられたお七はほつれ毛を噛み、囚衣の襟元から片方の乳房をあらわにして、身を焼く劫火にのたうっている。

[火炙り]

「あの頃の━は蒸し焼きみたいなもんだから、ここなんか、まるまる残ってたろうな。お七も、お前みたいに薄かったかな」「ああ、やめてエ……」キュッと膝をつぼめる。

[極刑]

「本当なら両手も拡げて大の字の磔にするんだけどよ、棒がないから足の方だけにしたんだ。女に対する━なのさ」

[刑罰]

「この指が槍の穂先と思いな」「ヒィッ……や、やめてェ……」「女だけに課せられる━という意味がわかるだろ?」玲児の指の嬲りは執拗に続いた。「いやよ……ね、やめて……」

E 虐める悦び

一、虐める悦び

[あくどい悦び]

たとえ亭主や子供がいなくても一家の主婦となればいろいろ家の仕事があるものだろう。それをこうして車に乗せて真っ昼間からいやおうなしにモーテルヘ連れ込むことに、恭平は━を感じずにはいられない。

[悪辣な玩弄]

香枝はまたしても岩倉の━な玩弄の罠にはまったことを覚って、眼の前が昏くなった。@情け容赦がない

[悪徳の勝利の悦び]

「お姉さま」竜也がゾッとするような甘い声で呼びかけながら進み出た。その美貌は━に妖しいまでに耀いている。その蠱惑するような美しさに対して股間のさかんな毛の間から屹立している男根の大きさと醜悪さは竜也という人間そのものを象徴しているかのようだ。

[嘲ける]

「べットリじゃないか」━ように言われた葉子はふさがれた喉をつらそうにヒイと啼かせた。

[後はこっちのもの]

梓も、今度は積極的に楽しみ始めたようだ。(ここまで肉のみだらな楽しみを教え込んでおけば、━んだ……)

[いくら責めても責め足りない]

一方恭平は塾長が「可愛い女」に転落し、同時に自分の手から離れていくことで、━想いだ。

[いやがることをやる]

「これからもっともっと━ってやるからね」楽しげに宣言しつつ、指で襞肉をつまんで引っ張ったりめくり返したりする。

[慰労]

「今だから言うが、中川くんは先からわたしのためにいろいろ働いてくれていてね、今夜はその━の意味も兼ねて手伝いに来てもらったんだよ。」

[淫靡な快楽]

逃げようともがく生贄を前にしてネチネチなぶる━に、老人は生気のない渋紙のような顔を、わずかに紅潮させてさえいる。

[疼くような征服感]

それまで奈保子の苦しみようを━で眺めていた恭平はうなずいて立ち上がった。

[有頂天にする]

だが何にもまして岩倉を━しているのは、これが香枝の処女地――香枝のこの感じを味わうのは自分が初めてという誇らしさだ。「ソラ、根まで埋まったぞ。どうだ」

[有頂天の悦び]

本来なら香枝の苦悩は恭平の悦びであるはずだった。香枝を凌辱した時の彼女の苦悩ぶりが恭平に━を与えたように。

[嬉しい]

「乳首を硬くして、大分感じているようだな」━そうにそんなことを言って、また鞭をふるいだす。

[エキサイティング]

「それにしても血を分けた姉と妹を並べてなぶるのが、これほど━とは思いませんでしたよ」工藤は片手で乳首をつまんで転がしながらもう一方の手で恥毛の奥の肉の閉じ目をスッスッと撫で上げだした。

[悦に入る]

(今頃は冷房のきいたホテルで二人にこんなことをさせて、岩倉の奴、━っているに違いない)

[えもいえぬ]

催淫薬に発情しきってトロトロにたぎる秘肉が、もどかしげにヒリヒリ食い締めてくる感じが、━。

[遠慮はいらん]

「さあ、もうそろそろ××××が濡れてきたような声になってきた。藤木くん、━から、ちょっと調べて見たまえ」

[お気に召す]

「だって哲哉さまがここの毛をお剃りになるのは、よほど━した女性だけですのよ」「ああッ……は、はずかしいッ……いや、いやあッ……」

[思う存分]

「その口惜しく切ない想いを、今日こそ━晴らさせてもらいますよ、奈保子先生。ああ、これがあこがれの奈保子先生の××××の匂い……」

[快哉を叫ぶ]

岩倉が東京から帰って来て、妻が自分に汚されたとも知らず、これを前と同じように愛撫する時のことを思うと、(ザマを見やがれ)胸の中に━びたくなる。

[カサにかかる]

「ここですか?ここをこうするなと言うんですね?」そう言いながら恭平は梓がしてくれるなと言うことを━って行なった。

[感激]

「中川ごとき者の愛撫でそのようなお声を聞かせていただけるとは、━ですわ」。」

[感激の極み]

同時に熱いしぶきが破裂寸前の工藤の肉柱に注ぎかけられた。「おおッ……」工藤は━におめき、腰をわななかせつつ、こらえにこらえてきた精を激しく放った。

[騎虎の勢い]

姉妹で犯し合う――考えただけで血が逆流した。それこそ本当に畜生の行為だった。が、庄吉はもう━だ。この美しい姉妹をトコトン責めあげて、自分の手綱のさばくがままにあやつりたいと思っている。

[喜色満面]

池上も工藤も━でうなずいた。「香枝も奈保子も聞いたな。今日はお二人の先生方にタップリ楽しませてもらったお礼に、××××の毛をさし上げるんだ」

[喜す]

優しい唇と舌の動きにつれて茎胴がピクピク脈動を伝えビンビン先端を躍らせるのが、ご主人さまがこの愛撫を━して下さっている証拠と思ってうれしく自分も昂りをこらえ切れなかった。

[気持ちがすべる]

(人妻をなぶりものにするとは、こんなに楽しいものか……)復讐という高揚感から次第に持ち前の好色へと恭平の━っていくのを止めようがない。

[興がる]

岩倉は言葉とは裏腹に、ことのなりゆきをむしろ━っているような顔だ。@面白がる

[凶暴な悦び]

その苦痛を訴える処女の泣き顔が、恭平を━に駆り立てる。

[気をよくする]

そんな幸子の反応に━した恭平は、ブリーフの前の硬いふくらみを幸子の尻たぼに押しつけるようにして背後から身を寄り添わせ、両手で双つの乳ぶさを揉みたて始めた。

[くすぐったいような満足感]

━が頬をゆるめながら、岩倉は答えた。「それは手落ちだったな。今日はお前が尻でよがるところを妹に見せてやらなければならないから無理だが、次の機会にはきっと飲ませてやろう」

[くすぐられる]

その肺腑を抉るような屈服の泣き声に━て、恭平のサディスチックな欲望はさらにはげしく炎を噴き上げる。

[口笛でも吹きたい]

竜也は━気分でベッドを降り、真紀子を叔父たちのもとへ連れて行くべく服を着はじめた。

[君臨する]

征服した女の上に━ことに狎れ切ったあなたには、あんな風に辱められた女の――しかも信じていた生徒に辱められ奴隷状態にまで堕とされた女教師の――肚の底に呑んだ恨みの深さなど、きっと鼻で吹いてしまうでしょう。

[雀踊りせんばかり]

(やったぞ。もうこっちのもんだ)片方の足をしゃぶり尽くしてもう一方に移りながら、恭平は━だった。@小躍り。

[ここか、え、ここか]

言葉なかばに香枝はグンと反った。「━」中川がカサにかかって突きまくる。「ヒイイッ……い、いくッ、いきますッ……」

[心躍る]

これまで、同じようにして罠におとし入れた美しい人妻を何人となくもてあそんできたが、なんといってもいちばん━のは初回の女をこうして生贄の座に据えた時だ。

[心は浮き立つ]

そのための盛装だったか、と自分の推測がなかばはずれたことに内心苦笑しながら、しかしこの盛装の人妻を素っ裸に剥ぐ楽しみに、はや━ばかりだ。

[こたえられない]

「ああ、ほ、ほんとうに、もう……」激しく昇りつめた疲れと岩倉の逞しいものをあらぬ所に受け入れさせられる怖れとで、香枝はもう気力が萎えそうだ。だが、美しい気品の高い女が優美なうなじをつらそうに投げ出して喘ぎつつ屈服していく姿が、岩倉の眼には━。

[こよない]

セーラー服姿の美少女が自分のものを頬張って舌でしゃぶりながら、顔を真っ赤にして昂りに喘ぎ悶えているさまが、岩倉にとっては━眺めだ。

[最大の満足]

とは言っても岩倉はまだ精を放っていない。彼にとっては美しい女が自分の腹の下で死を叫ぶまでによがり狂うのを見ることが、━なのだ。

[ザマあみろ]

(もうこれでみんなおれのものだ。岩倉のやつめ━)そんな想いが後から後から押し寄せて、恭平を痺れるような有頂天に引き上げていく。

[ザマあ見やがれ]

その秘蔵の女をいま自分の体の下に押しひしいで自由に姦し抜いていることに、ワアッと叫び出したいほどの勝利感を覚える。(岩倉の奴め、━)

[残忍な悦び]

それをいたましげに見やる恭平の胸の裡には脅迫者の━のようなものがあった。

[しあわせに胸がふくらむ思い]

「どれだけなぶっても飽きないいい体、いい××××だ」岩倉は香枝の羞ずかしげな身悶えを楽しみつつ、ほつれ毛の濡れまとわる耳元に囁く。「このいいものずくめの女が今日から自分のものかと思うと、━だよ」

[仕甲斐]

(これなら尻の穴の調教の━があるぞ)食い切らんばかりの収縮を心ゆくまで味わいながら、岩倉はその夜二度目の精をふかぶかと香枝の体内に放った。

[嗜虐の喜び]

「わかった。約束を破るのならこっちにもやり方がある」庄吉はこわい顔を作ったが、内心は━に満ちていた。

[自若]

「いくッ……あ、あ、いくうッ……」もたげた腰をグッタリ捩じりながら泣き声を噴きこぼし、悦びのあかしを岩倉の━としたものにしとどに吐きかけた。@落ち着いた様子

[自信が倍加される]

美しくて理知的であるからこそ征服感はいや増し、そんな女を奴隷のように言いなりになるように仕上げたところに男としての自信がさらに━のだ。

[自信が深まる]

(やっぱり何といったって女だ……)━一方だった。

[舌なめずる]

(この若々しい尻に大人顔負けの快楽を覚えさせることができたら……)そう思うと━りが出そうだ。

[舌を巻く]

(うわべは楚々と涼やかな顔をしているのに、××××の方は娼婦顔負けだぜ……)恭平は━いた。

[してやったり]

汗を額にしたたらせて肩で大きく息をし合う姉妹を見て、━とほくそ笑み合った池上と工藤は、さらに双方から二人で体を押し出した。

[痺れるような恍惚]

「すんだよ。わかるだろ?」かおるは、ひたすら苦しげに泣くばかり。恭平は━の中にチョッピリいたましさを感じながら、さらに深く貫いていった。

[痺れるような陶酔]

そのことが夢ではなく確固たる現実であることが、眼に耳に指先に実感として受け入れられてくるにつれて、恭平の━は深くなるばかりだ。

[自慢の響き]

岩倉の言葉には明らかに━があった。「無趣味なわたしの唯一の趣味、仕事を離れた後の唯一のストレス解消の方法、と言おうか」

[邪悪な悦び]

「自分の部屋で素っ裸になろうが××××をしようが自分の勝手じゃないか」恭平は━を面にあらわして言った。

[上機嫌]

注がれるままに香枝は何杯か乾した。岩倉も香枝の酌で━だ。「こんなに早くあんたの酌で飲めるようになるとは夢のようだ」

[上々]

その体の下で雪子が魂消えんばかりの悲鳴をほとばしらせて反り返った。「調子はどうです」布団の傍にしゃがんで池上が訊いた。工藤はその反対側にまわって、これもしゃがみ込んだ。「━ですよ」

[情夫気取り]

「奈保子が気をまわすといけないから、電話をしておいた方がいいぜ」すっかり━でそんな注意までした。

[勝利感]

(これが岩倉の奴が夜毎に愛撫してやまなかった乳ぶさか……)それを今自分のものにして自由に揉みなぶっているのだと思うと、━で胸がふくらんでくる。

[勝利の美酒に酔いしれる]

(━たってとこだろう……)そう思うと、口惜しさと同時に一抹の寂しさに胸をふさがれた。

[新婚気取り]

エプロン姿で流しに向かっているゆう子に抱きついてきた。二人きりの━でいるのかも知れなかった。

[スーッとする]

(おまけに岩倉の女房となりゃ、なおさら━ことだろう――)

[贅沢]

岩倉はこうやって美人姉妹の体の構造を同時に比較吟味するという━を十分に楽しむと、汚れた指を二人の内股で拭って立ち上がった。

[征服感]

(これが岩倉秘蔵の××××か……)軽く抜き差ししながら、恭平は━に慄えた。一刻も早く自分の生身で味わいたくてたまらなくなった。

[征服する]

女を━してひと汗かいた後のビールのうまさは喉にしみた。ことに今夜の獲物は伸々塾塾長という大物だから、うまさは格別だ。

[征服の快感]

香枝ののたうち泣き叫ぶ姿に食い入るような視線を向けながら、岩倉はこみ上がる━に胸を昂らせている。(これで伸々塾はいつでもこっちのもんだ)

[戦果]

「お絞りをこしらえて参りましょう」中川がまめまめしく言って香枝の体から離れた。

「そうしてくれれば有難いな」岩倉は自分の「━」を見降ろしたまま言った。

[存分に楽しむ]

「きみも裸になって━みたまえ。わしに遠慮は無用だ」岩倉は幸子の猿轡をほどきながら言った。

[醍醐味]

そしてこの痛いばかりの窮屈さと上々の滑らかさが哲哉の抹梢神経を喜悦におののかせる。これが哲哉流処女破瓜の━だ。

[大満悦]

女子高生が二度も激しく悦びを極めて失神までしたということは、それほど悦びが深くその分だけ激しく精力を消耗したということだろう。岩倉はこの齢でそれができたことに━だ。

[宝物を発見した心地]

恭平は━になって、その美しい足に惚れぼれと見入った。ハイヒールを常用している女の足によくある変形のどこにもない、優美ともいえる足だった。

[宝を掘り当てる]

「……そんな……そんな羞ずかしいこと、おっしゃらないで……」「嘘じゃない。すごい━たと有頂天になってるんだ」

[たのもしい]

「わたしは気をまぎらせてやろうと思ってしているんだがね」そう言って平気で襞肉をいじりまわす。「××××が濡れてきたよ」「ああッ……」「尻の穴をどうかされると感じる体だってことだ。━」

[堪能する]

「ああ、久しぶりに若い体を━させてもらった」岩倉が額の汗を腕で押し拭いながら、奈保子の体から上体を起こした。

[手応えを楽しむ]

これは手動と電動の両方に切り換えられるようになっていて、岩倉が手動を選んだのはその方が抵抗の━ことができるからだ。「ああ、か、かんにんしてッ……い、いやッ、いやッ……」

[得意さ]

だがフェラチオさえ知らない人妻――それも岩倉の妻――にそれを初めてさせているという━で、そのもどかしさも帳消しになった。

[得意になる]

「ああッ……」「感じるみたいだな」━って乳首をつまんでひねりまわす。

[なぶり甲斐がある]

「それにしても━いい尻だ。こないだ風呂で四つん這いにして後ろからつながった時、わたしのものを食い締めたこの尻の動きは素晴らしかったよ。こう腰のえくぼをキュウと浮き立ててクリックリッとね……」「ああッ……」

[なぶり放題]

「こうやれば××××は開き切って━だ」岩倉の指がそこをいじりまわし始めるのに香枝は悲鳴をあげてもがいた。

[女体を征服]

その喘ぎが、怒張の全長にわたってなまなましく熱っぽく伝わってくる。(これか……これなんだな……)本当に━している、という実感があった。

[パーッとしたこと]

香枝や奈保子の思い出をさえ吹き飛ばしてしまうような、何か━――

[歯ごたえがある]

人妻のねっとりとあぶらの乗ったのをおもちゃにするのもそれはそれで楽しみだが、こんな少女のおびえに鳥肌立たんばかりに慄えているのを、自由になぶるのも━ってよい。

[腹いっぱい堪能]

「どうでした、むこうは」池上は泣き声を上げてもがく香枝を適当にあしらいながら、岩倉に訊いた。「━させていただきましたよ。やっぱり東京の女はいい」

[反応が面白い]

「ヨーロッパやアメリカのホモの間で使われているクスリなんだがね。粘膜を刺戟すると同時に括約筋を弛緩させる作用がある。慣れてくればただのワセリンでもいいんだが、こいつを塗り込まれた時の女の━から」

[反応を楽しむ]

「ここへはこいつを(と言ってワセリンの瓶を見せる)塗って浣腸器のノズルが入りやすくする」「ああ……いやあ……」岩倉はことこまかに説明しながらそれに対する美人塾長の━んでいる。アヌスマニアの岩倉にとってこの楽しみは欠けてはならないものだ。

[ふんぞり返る]

そんな美女の顔の上にまたがるようにして━っている岩倉は、髪を掴んで捩じ上げた顔を見降ろしながら、いかにも心地よげだ。

[奉仕を嘉する]

恭平は奈保子の髪に両手を置いた。これは女の━ポーズだ。言いかえればお前の隷属の誓いを受け入れてやる、というしるしだ。@ほめること

[ホクホク]

(この分だと、ひと月くらいで悦びを覚えそうだな)━しながら、なおも突きまくり抉りたてた。

[ホクホク顔]

「ずいぶんと激しいな」「なんてったって姉妹ですからね。愛し合ってるだけつながり合えた悦びも深いんじゃありませんか」池上と工藤は汗まみれの女体をゆさぶりたてながら、━だ。

[誇らしい]

だが何にもまして岩倉を有頂天にしているのは、これが香枝の処女地――香枝のこの感じを味わうのは自分が初めてという━さだ。「ソラ、根まで埋まったぞ。どうだ」

[満悦]

「よしよし、そう腰を振ってせがまなくてもすぐ入れてやる」池上は━して股縄をほどき始めた。

[満足のてい]

香枝も奈保子も長びいた刺戟にぐったりとなっている。その体を岩倉は左右の腕に抱いて━だ。

[無上の愉快]

それにしても矜り高く謹直貞潔に身を持してきた姉が、女に死に勝る凌辱を加えることをもって━としている岩倉のような男を愛してしまったとは――。

[名誉]

「池上さん、このまま塾長に気をやらせても構いませんか」工藤が奈保子を悶え泣きさせている池上に訊いた。「いや、最初に塾長に気をやらせる━は自分の魔羅に与えたいね」

[目尻を下げる]

「どうやら、わたしの珍棒にもなじんできたようだな」中川が満足げに━て言った。

[眼の楽しみ]

だが恭平にしてみれば、事後の羞じらいに身も世もなげな奈保子の風情こそ、何よりの━なのだった。

[眼の保養]

そんな消えも入りたげな香枝の風情が、岩倉にとってはこよない━だ。

[もうこっちのもんだ]

(やったぞ。━)片方の足をしゃぶり尽くしてもう一方に移りながら、恭平は雀躍りせんばかりだった。

[もの足りない]

ひとしきり香枝をなぶると、恭平は新しいロープの束を持ち出してきた。やはり奈保子と全く同じ責めでは、━かったのだ。

[役得]

(え、先生、講師ってのはいい━にありつけるものなんだなあ。こいつはどうしたって金にゃかえられねえ……)

[病みつき]

岩倉は若い尻が苦痛に硬直し、よじれるさまに見とれた。幸子よりさらに若い尻なのだ。━になりそうだった。

[愉快]

岩倉にとっては、香枝をここまで堕としてやったことが━でならない。あの謹直をもって鳴る伸々塾の美人塾長が、ラヴ・ローションにぬめ光る乳ぶさを妹のそれと擦り合い、昂りにシクシク歔きながら唇を吸い合い、剥き出しの腰を振り合っているのだ。

[愉快げ]

岩倉は━に、のたうつ女と呆然と立ちすくむ恭平とをこもごも見やりながら言う。

[愉快を味わう]

そして、彼女が岩倉の前にそんな姿を曝す時は、もう「伸々塾」は彼の手に落ちたも同然だから、二重の━ことができるというわけだ。

[欲望がふくれ上がる]

アパートとは違って思いのままにプレイを楽しむことのできる場所を得、さらにどうにでも思い通りになる美女がいて、恭平の━ばかりだ。

[悦ばせる]

「……お、おゆるしを……こ、こわいッ……」「バカ、わしの名誉のためにも、しっかりお受けして十分━てさしあげるんだ」

[悦び入る]

(妹の方より、よほど楽だったな……)喉をグビリグビリと鳴らしながら恭平は━っている。

[悦びを噛みしめる]

岩倉はあらためてこの姉妹を手中にしたことの━ずにはいられない。

[悦ぶ]

恭平は奈保子が素直に抱かれずに土壇場に及んでこんな抵抗を示してくれたことをむしろ━んでいる。

[溜飲が降りる]

振り返ってアキがおびえの眼差しにいっばいの涙をたたえているのを見るにつけても、信吉は胸の溜飲がいっきに━思いだった。

[溜飲が下がる]

その脳裏にふと岩倉の妻梓の美貌が鮮明に浮かび上がった。(あんないい女を思いっ切り泣かせてやったらさぞかし━だろうがな……)

[ワアッと叫び出したいほどの勝利感]

その秘蔵の女をいま自分の体の下に押しひしいで自由に姦し抜いていることに、━を覚える。(岩倉の奴め、ザマあ見やがれ)

[我が意を得る]

カーテンの奥から岩倉がキャスターの付いた奇妙な恰好の椅子を押し出して来た。「やはりそれを使いますか」池上が━たと言わんばかりに工藤と顔を見合わせてニンマリした。

二、勝利の笑い

[嘲笑う]

だが機械の力はそんなあらがいを━ように彼女の下肢を着実に引きはだけていく。

[あぶらぎった笑い]

庄吉はニタニタ━を浮かべながら、襖を大きく引き開けた。「ヒイーツ」襖の内と外で同時に悲鳴が起こった。

[意地悪い笑い]

恭平は━に口元をゆがめた。「それをもっと早く言って、自分から裸になるべきだったんだよ、立花先生」

[薄くわらう]

「信じられんか」老人は━った。 

[うすら笑い]

「ちょっとお話ししたいことがあって来たのですが、よろしいですか」恭平は口元の━を消さずにそう言うとデスクに歩み寄って来る。

[薄笑いを浮かべる]

おそれていたことは三時限目の休み時間に起こった。ノックの音に反射的に「はい」と答えて眼を上げた香枝はそこに藤木恭平の姿を見たのだ。口元に━ていた。

[頬を笑み崩す]

「旦那さまの可愛がりようと、ちょっと感じが違うかね?」ニタリと━しながら岩倉は手を遠慮なく動かす。

[邪悪な笑みを刷く]

「フフ、お前はもうこれくらいの苦しみでないと気持ちよくはならんのだろうが」竜也は美貌に悪魔のような邪悪な笑みを刷いて、突出しておののく乳首をピシッと指先で弾いた。

[会心の笑み]

先に奥に進んだ比奈子の口から魂消えんばかりの悲鳴がほとばしるのを聞いて、哲哉はニタリと━を浮かべた。

[顔の筋肉をゆるめ切る]

二人は鏡に向き合わされているようなものだった。岩倉はそんな合わせ鏡にされたような美しい姉妹の身も世もなげな羞じ悶えぶりを、━って眺め合わせている。

[下卑た笑い]

「エヘヘヘ……」中川は薄くなった頭に手をやって━を洩らした。「ご本人たちを前に置いて、ちょっとそれは言いにくいですな」

[哄笑]

娘がどんなお世話になっているか知ったら、この母親はどんな顔をするだろうと思うと、━がこみ上げるのをこらえるのに苦労した。

[自嘲する]

「もっともこれまでメッキが剥げなかったのが不思議だったのかもしれないが……クビだな」恭平は━ように言い放った。

[邪悪な勝利の笑みを刷く]

「さあ、そこで腰を振り合いながらキスだ」竜也が美貌に━いて命じた。「そうすると、もっと気持ちよくなれるぞ」唐沢が応じた。

[邪悪な笑い]

言葉と共に恭平の顔に次第にあらわになっていく━に、香枝は今更ながら藤木恭平という男の底知れぬ卑劣さに戦慄を止めようがない。

[勝利者の薄笑い]

その時はじめて二人の眼がまともに向き合った。恭平の顔に浮かぶ━に、香枝はようやくこれが芝居や冗談でないことを覚って固い猿轡の奥に恐怖の叫びをくぐもらせた。

[セセラ笑う]

「いやあッ……」恭平は梓が悲鳴をあげもがきのたうつのを「ザマあ見ろ」と━いながら、ベッドの裾から梓の胯間にレンズを向けてシャッターを押した。

[せせら笑う]

「今さら何を言っているんだ」岩倉は━って掛け布団を大きく引きめくり、真っ白にピンと張ったシーツを剥き出しにすると、その上に香枝を仰向けに引きずり倒した。

[愉しげに高笑う]

「……気がおかしくなりそうなのです……」「姉妹そろって気がおかしくなる、か……」岩倉は━って「九尾の猫」を持ってきた。

[嘲笑]

「痒いのを……ど、どうにかして、ください、まし……」「ハッハッハ、とうとう言ってくれましたね、立花先生」恭平の━に奈保子は身を揉んで慟哭した。

[嘲弄]

これでパンティまで脱がされて、そこにあるべきものを剃り上げられていることを知られたら、何を言われるか?二人の固い愛のしるしが、そのまま━のタネにされてしまうことだろう――。

[ニタつく]

「な、なにをなさったのッ……」ついに異常な感覚に耐えきれなくなって訊かずにはいられなくなった。「何をといって特別なことはしませんがね」恭平は我が意を得たりとばかりに━きながら答えた。

[ニタニタ]

庄吉は━あぶらぎった笑いを浮かべながら、襖を大きく引き開けた。「ヒイーッ」襖の内と外で同時に悲鳴が起こった。

[ニタリ]

そう言って━といやらしい眼つきで香枝の反応をうかがう。香枝は眼の前が暗くなった。そこまで言われればそれは実物を見せられるまでもなく、あの時、奈保子が恭平に写された写真に間違いなかった。

[ニタリと口元をゆるめる]

岩倉は、その時の情景を思い出したように━た。

[ニッコリ笑う]

香枝は自分のことなら幼いころからよく知っている叔父の事務長が何も覚らないことを祈りながら、━ってみせた。

[ニヤニヤ]

恭平は、手が自由なら耳をふさぎたいといわんばかりの美人塾長の反応を━見やりながら、グビグビビールを喉に流し込む。

[ニンマリ笑う]

京子は絶句した。わけがわからないまま、狂わんばかりの屈辱にたちまち汗になった。路子は━って、コートのままソファに腰を降ろした。

[低く笑う]

「しかし、そんなにすぐには……説得する時間もいりますから……」「説得とはね……」岩倉は嘲るように━った。

[不気味な笑い]

岩倉の酔顔に浮かんだ━が香枝を内心ギクリとさせた。「証拠ですって?」岩倉はさも馬鹿にしたように笑いを爆発させた。

[含み笑う]

「もっと腿をゆるめろ」「い、いや……」「どうしてもいやか」恭平は意味ありげに━いながら、よじり合わされてブルブルおののいている内腿の合わせ目をなぞった。

[ふてぶてしく笑う]

女の、精魂を使い果したような弱々しい悶え方にくらべ、精悍そのものの男たちは思うままに女を御しつつ、ふてぶてしく互いに━いあったり、立ち見の男たちと話を交わしたりしている。

[フフフと笑う]

「ああ、いやですッ。おっしゃることはどんなことでもしますから、この人をここから出して下さいッ」「もう手おくれだよ」━――と笑って岩倉は英子のあごをつまんで真っ赤な泣き顔を覗き込んだ。

[頬がゆるむ]

(わしの腕もまんざらではなかったということか……)我ながらだらしないくらい━のをどうしようもない。

[ほくそ笑む]

「ああッ……」香枝は唇をギリギリ噛みしばって、我を忘れて腰を振りたてた。「初めてなのでクスリの効きが早いみたいだな」岩倉は━みながら、うごめきヒクつく尻を撫でまわした。

[誇らしげに笑う]

亡夫は、ひと晩に一度放ったあとは高鼾だった。「相手の女が良いと、息子も惰眠をむさぼっているヒマがないみたいだな」恭平は━った。

[魔王の嘲笑]

「いつかきっと伸々塾もあんたも自分のものにしてやる」この言葉が、まるで━のように頭の中に鳴り響いているのだ。

[愉快げな高笑い]

二人のさも━を浴びながら、香枝は裸身を硬化させ、声の洩れるのを必死にこらえている。

[ゆがんだ笑顔]

「姉妹で赤黒対のこれだけを身にまとった姿でお客さまの眼を楽しませるわけよ」香枝は萎えそうになる気持ちを皮肉っぽく━で捩じ伏せると、黒のスキャンティを持って、部屋の隅の衝立の陰に入った。

[ゆがんだ笑い]

「どうです、立花先生、素直に言うことをきいていればよかったと後悔しているんじゃありませんか?」眼を異様に炯らせ口元に━を刻んで、恭平はハンドルをまわす。

[磊落に笑う]

岩倉は━って頭のうしろをポリポリ掻いた。「実はそっちの方がうまくいったら、ついでに伸々塾の方もいただいてしまおうという下心があったんで、それをとうに向こうさまに読まれてしまっていたというわけだ」@おおらか。

[笑いを爆ぜさせる]

「わたしはSMプレイの経験というのが全くないんでして……」岩倉が━た。「なにもむずかしいやり方があるわけじゃない」

[笑う]

岩倉は羞恥に火照る英子の頬を楽しげに小突きながら━った。「わたしも裸になろう。お見合いというわけだ」「いやあッ……」

[嗤う]

「ああ……そんなわたしを見てお嗤いになりたいのね」「━なんて、それほど意地悪じゃないつもりだがな。あんたのよがり泣くのを見てこっちもいい気分にひたりたいだけだよ」

F 責められる

a 責められる

一、責められる

[責め苦に会う]

(先生は、きっと英子のこと恨んでいらっしゃるわ……)そう思うと先生を捨てて、岩倉のもとへ走った自分がこんな━のは当然の報いに思えた。

[板挟み]

鞭の苦痛とバイブの甘い刺激との━にされて、幼い官能は錯乱せんばかりだ。

[責めたてられる]

あれほど従順になった塾長が、責めにかけられてこれまでと違ったどんな音をあげるかが楽しみだ。屈服した女がさらに━て、恨みもあらわに泣き叫ぶ姿ほどサジストの血を沸き立たせるものはない。

[追いつめられる]

一糸の隙もなく━た感じだった。「どうです?」工藤は、美しい年増女があぶら汗を噴いて喘ぎつつ豊満な裸身をうねらせている姿を眼鏡の底から満足げに見やりつつ、

二、嬲られる

[嬲られる]

(その香枝が、いまあの岩倉に━てどんなよがり声を聞かせているか……)そう思うと気持ちが猛って、その猛りが手近なかおるに向けられてしまう。

[なぶりものにされる]

「姉に似ていいおっぱいだ。さぞ藤木も縄で巻き締められたこいつを楽しんだことだろう」「ああ、いやよッ、━のは、いやあッ」

[姦される]

人妻ともあろう身が━ながら悦びを極めるさまを何人もの男に見られる――その羞ずかしさは死に勝るものがあるのだろう。それはほとんど輪姦といってよかった。

[荒らしまくられる]

鞭で打たれたお尻がヒリヒリする。太く冷たい無機物で━た膣の中がまだ閉じきらずにうずいている。

[いたぶられる]

尻の穴を━のはこれが初めてではない。藤木恭平にそこの感覚を教えられている。その教えられた感覚があまりにも激しかったがゆえに、いま岩倉に同じ所を責められるのを香枝はおそれるのだ。

[意のままになる]

岩倉は自分の━人妻をさらに苛むように厳しく縄掛けした。乳房を上下から挟み上げ、さらに首縄を縦に降ろして横縄にからませて締め上げた。

[苛まれる]

男に━れつつもせくり上がる喜悦をこらえ切れない女の貌だ。「よほどうれしいと見えますね、塾長先生。お顔に書いてありますよ」「いや……」

[さいなまれる]

「フフ、いくらでも憎むがいい。憎い男に━てヒイヒイよがり声をあげる雌豚であり続けるがいい。それでもこのおれから離れられんのだ」ギリッと乳首を噛まれて、京子は悲鳴とともに慟哭を噴き上げた。

[自由にされる]

英子は上気しきった顔をのけぞらせておかっぱ頭をシーツに捩じりつけるようにして振りたてている。その好きでもない男に━ているという反応が岩倉をさらに熱く駆りたてる。

[蹂躙される]

そこに頭をもたげていたクリトリスがまず━て、英子は腰を小刻みにゆさぶりたてつつ悲鳴を噴き上げた。

[嬲り尽くされる]

丸裸に剥かれて縛り上げられた体を曝しものにされた上にさんざん━て、血の涙を流して屈辱に泣き叫んだ者が、

[なぶり抜かれる]

ひと夜を岩倉に━た跡は、その端整な横顔のどこにもうかがわれなかった。

[ハラワタまでめくり返すようになぶられ尽くす]

いよいよ━のだと思うと、戦慄めいたものが背すじを駆け抜ける。

[翻弄される]

「××××が悦んでキリキリ食い締めてくるよ」「う、うんッ……あ……」巧みに━た香枝は為すすべもなく、たちまち絶頂感に衝き上げられてのけぞり、肩にかつぎ上げられた脚の爪先をピンと反り返らせた。

[ムチャクチャにもてあそばれる]

そして藤木恭平という男が現われた今は、━て何もかも忘れさせて欲しくなった。

三、辱められる

[死に勝る辱め]

そして━に泣き叫びながらかつて経験したこともない快楽の極みに突き上げられたことがさらに大きな衝撃だった。

[涜される]

誰とも知らぬ男の手によって━身をこのように装うとするのも女の哀しいたしなみでありはかない矜りなのだろう。

[辱ずかしめにあう]

死んでも――という考えはとうに失せていた。死ぬ前に女として耐える限界を超えた━のだ。それが「なぶり殺し」の実態だった。

[翻弄される]

あの塾長もあの奈保子も、かつては自分に━て悲鳴のようなよがり声を何度もあげた女たちなのだと思うと、忿懣と興奮はいよいよつのった。

[操を汚される]

伏せようとする上体を背後から羽交い締めにのけぞらせておいて、さらけ出された下腹の茂みをまさぐった。「いやっ……ああ、いやあっ……」まさに人妻の操を他の男の手で━ようとする梓は、下肢をよじり腰を振ってもがいた。

[もてあそばれる]

だが今の責めにはそんなものの片鱗さえ無い。ただ珍奇な玩弄物として━ているという感じがあるだけだ。

[汚れ切る]

どこに純白の心などあろうどこに汚れぬ雪などあろう(ね、わかって……あたしって、清人さんの思ってるような女じゃないのよ。━っていて……)

[凌辱の限りを尽くされる]

二人の愛のためにこの身を犠牲にするという崇高な感情などは、見ず知らずの男に━という恐怖の前には一片の支えにもなりはしなかった。

b おののく

一、おののく

[妖しくおののく]

香枝は、身内が━き出すのを感じた。自分自身が二度続けて責め上げられて、遂に何もかも忘れて狂わされてしまった時のことを思い出したのだ。

[おののきだす]

自分も同じことをされて同じような声を出し、同じように悶えたのだと思うと、羞ずかしさ口惜しさにあぶら汗がにじみ出す。そしてさらに口惜しいことは、体がその時のことを思い出して━したのだ。

[おののきを全身にはしらせる]

すくめたまま、━。「なにもこわがることはない」優しく繊毛を撫でながら寄り添って横たわり、肩に腕をまわして胸に引き寄せた。

[おののきを呼ぶ]

すでに初夏とはいえ、さすがに夜気は肌寒い。ことに丸裸に剥き上げられた身には胸元や腰まわりをじかに外気に曝すうそ寒さが━ばずにはおかない。

[期待に声をおののかせる]

「ああ……」峯子が、━つつ腰をうねらせた。

[感極まった声のおののき]

「気持ちいいって言ってごらん。するともっといい気持ちになれるよ」「気持ちいいの……ああっ……」その━に、恭平は痺れた。

[ヒクヒクおののく]

同じクリームを塗られた自分の尻の穴が同じ刺戟を求めて━。

[ビクビクおののく]

香枝は眼をしっかと閉じ下唇を噛みしばった。冷たいノズルの違和感に尻たぼが━。そこヘチュルチュルと冷たい液が入ってきた。香枝はヒィィと喉を絞った。

[ワナワナおののく]

「そんなに感じますか?」わざとそらとぼけながら、恭平はきらめきつつ無心に踊るローターを、━肉の閉じ目にそって奥へと移動させる。

[ブルブルおののく]

恭平の指がパンティのゴムに掛かりズルズル引き下げていく死に勝る羞ずかしさを、ただ━き、ふさがれた喉の奥で泣きながら耐えるしかない。

[小刻みにおののかす]

真紀子は細頸をゆらゆらさせてヒィーッ、ヒィーッと息すらつけぬていで泣いている。腰を動かすと激痛が生じるのか、わずかに尻たぼを━ばかりだ。

[こみ上がるおののき]

奈保子は身ぶるいして両腕で体を固く抱いた。が、━は抑えようもない。

[ブルブルッとおののく]

「九尾の猫」で股縄を咥え込まされた尻たぼをゾロリと掃いてやると、幸子は昂った息をヒッと呑んで、尻たぼを━かせた。鞭の味を十分に知り尽くしている者の反応だ。

[唇をおののかせる]

「ああ、藤木先生……」昂りに濡れた瞳を恭平の方に向けて━た。

[ためらいにおののく]

それでもピンと前を突っ張らせたトランクスを前にすると手が━いた。

[おぞましげにおののく]

ヒンヤリとした尻だ。むちっと肉が締まって、信吉の指の下で━さまが、えもいえない。

[鳥肌立っておののく]

恭平は━いているそんな奈保子の頬を小突きまわした。それだけで、まだ十分でなかったものは完全な怒張状態になった。

[羞じらいにおののく]

綺麗に毛を剃り上げられた丘が、ひとすじの肉の合わせ目を剥き出しにして━いていた。

[悦びの肉のおののき]

「ああ、いいわッ……」ゆっくり腰をまわしながら深く咥え込んでいく。岩倉の怒張に━が、なまなましく伝わってくる。

[戦慄が痙攣にまで高まる]

英子をおそう戦慄が持続的となり━った。「ヒィーッ……」それがどう抗しようもなくおそいかかってきた時、英子は魂まで引っ掴まれた思いに絶叫をほとばしらせていた。

[戦慄する]

恭平の話から漠然と想像していたのよりずっと年上の男なのに、英子は━した。

[熱い戦慄]

━に身内を貫かれた。(ああ、羞ずかしい……)いよいよ顔に血を昇らせながら、そこから手が離せなくなった。

[妖しい戦慄]

「お綺麗ね。わたしのこの年頃のことを思い出しますわ」耳元で囁きながらそっとおかっぱ髪を愛撫するそのしぐさに、英子は━にとらわれた。

[背すじを戦慄させる]

「ホラ、二人の合奏曲が鳴りだした」耳たぼを甘噛みされて、香枝は━た。

[慄え上がる]

恭平はおぞましさに━っている美貌のお嬢さん先生の眼の前で、スイッチを押して見せた。スイッチの操作に従ってそのグロテスクな淫具がのたくったり振動したりするのを、奈保子は知らされた。

[オコリのような慄え]

ともすれば━の生じる体は絞り出されるあぶら汗でビッショリだ。香枝は自分が狂い出さないのが不思議なくらいだった。

[ブルブル慄わせる]

「だったら股をゆるめて指先だけでも入れさせて下さいよ」柔らかな肉の閉じ目をスッスッとなぞり上げられて、香枝は膝頭を━た。「いやあッ、かんにんしてッ」

[体の芯から噴き上げる慄え]

「ヒィーッ……先生、た、たすけてッ……」英子は━にカチカチ歯を鳴らしながら反り上がった。

[ワナワナ慄わせる]

梓は唇を━ながら小さくうなずいた。その唇に唇を近付けても、梓は魂まで抜き取られた者のように拒もうとしなかった。

[顫え]

頭の片隅のどこかが痺れ切って抵抗の力が湧かないのだ。そのくせ━だけはあとからあとから湧いてくる。

[恐ろしさに身ぶるいが出る]

そんな体になってしまうなんて考えるだにおぞましいことだった。だがこんなことを何度も重ねられて、しまいに体がそれに狎らされてしまうことを考えると、━。

[生きた心地もない]

それを哲哉は掌いっぱいに掴み取り揉みしだく。つまみ出した乳首を長く引き伸ばして捻じる。能理子は━く悲鳴を上げ、のけぞり悶え、あぶら汗を噴きこぼす。

[畏怖]

この枯木さながらの老人の持つ権力の巨大さに対する━が、骨の髄までしみ通った感じなのだ。

[悪寒に総身を粟立てる]

二度三度引っ掻きまわされて抜かれた奈保子は━ながら、ふたたび喉を絞った。

[おびえ]

「……こわいわ」やがてふくれ上がった━を吐き出すようにつぶやいた。

[おびえにすくむ]

「いや……鞭はいやですッ」奈保子は美しい瞳を━ませて叫んだ。

[おびえに眼をそばめる]

岩倉はバイブレーターを持ち出してきた。「まずこれだ」英子は━て激しくかぶりを振った。

[おびえをつのらせる]

恭平の沈黙とギラギラ炯る眼とが━。

[おびえを剥き出しにする]

峯子は━して身を揉んだ。こんな羞ずかしい恰好で曝されているところへ、もし誰か入って来たらと思っただけで魂も消し飛ぶ思いなのだろう。

[おびえを呼ぶ]

そう言われても、香枝にとっては初めて見る「モーテル」なるものの雰囲気が━のだ。

[おびやかす]

岩倉は左右におののいている内股を撫でまわし、割れ目の両側の柔肉をくすぐって、タップリ英子を━しておいてから、ゆっくり割れ目をくつろげにかかった。

[感覚におびえる]

自分におそいかかろうとしている━たように髪を振りたて腰をうねらせる。

[恐怖が剥き出し]

「お乳だけはかんにんして……打たないで……」その眼に━だ。

[恐怖にかられる]

「いやッ……それだけは、かんにんし……」雪子は腰を振りたてて泣き声になった。心ならずも崩れてしまったとはいえ、やはりその部分に触れられる事は、処女の身として━ずにはいられないことだった。

[恐怖に総身がすくむ]

「気楽にしていることだ」そう言われても噴き上がる━のをどうすることもできない。

[恐怖の色]

「どう?こんなことされるの初めて?」ようやく能理子が見せ始めた━をニヤニヤ眺めやりながら、哲哉は活車を通ったロープの他端を引っ張り始めた。

[恐怖をつのらせる]

張りつめた左右のふくらみを鞭の房で掃くように撫でまわして、香枝の恐怖をさんざん━ておいてから、手首のスナップをきかせてパシッと打った。

[こわい]

「ああ……お尻でなんて、━わッ……お姉さま……」「しっかりして、奈保子さん……だ、だいじょうぶよ……」

[切迫した恐怖]

かおるは、いよいよ━にヒイッヒイッと喉を絞っている。溝のもっとも深い所に先端を当てがった。

[繊毛のそそけ立ちよう]

隠す力もなげにさらけ出している下腹の━は、香枝が駆けつけるまでに何かあくどいいたずらをされたことをうかがわせる。「あんたが来るのを待っている間に、早手まわしに浣腸してやったんだよ」

[そそけ立つ]

「いやッ……ああ、もう、もう……」「まだまだ。クスリがもっと滲み渡るまで我慢するんだ」あぶら汗を浮かせ切迫した便意に━った香枝の頬を楽しげに小突く。

[血が凝固する]

光子の眼が飛び出さんばかりになり、絞るような悲鳴が噴き上った。━した。

[血も逆流する思い]

「いやッ……いやッ……」岩倉の手が容赦なく伸びて来てそこを撫でまわし掻きまわす感覚のおぞましさに、香枝は━思いで総身をわなわな慄わせつつあぶら汗を絞り出す。

[胴ぶるい]

中川は欲情にギラつく顔に気弱なためらいの薄ら笑いを浮かべて、香枝に寄り添って来た。「いやッ、さわらないでッ……」香枝はこみ上げるおぞましさに━しながら顔を振りたて身をよじった。

[鳥肌立たんばかり]

人妻のねっとりとあぶらの乗ったのをおもちゃにするのもそれはそれで楽しみだが、こんな少女のおびえに━に慄えているのを、自由になぶるのも歯ごたえがあってよい。

[鳥肌立つ]

「……お、おねがい……」玲児は匕首の峰で、そそけだっている雪子の首すじをスーとなでた。ヒヒーッと雪子ののどが慄え、━った。

[歯が鳴り出さんばかり]

一人取り残された英子は、後ろ手縛りの手をしっかと握りしめて━に慄えていた。(先生、英子を一人にしないで……)

[歯が鳴り止まない]

胴ぶるいがあとからあとから生じ、━。いつしか無意識に、咥えた太く逞しい軸のまわりに腰をのの字なりにまわしていた。

[肌がチリケ立つ]

━った。さらに力の加わってくる腕の中で奈保子はもがいた。「……は、離して……」

[肌をブルブルおののかせる]

「どうだ、狂うほど気持ちよくなったか」香枝は歯をカチカチ鳴らし、汗にねっとり光る━つつ顔を振りたてる。

[歯の根が合わない]

廊下の端から地下室へ降ろされた。四周から湿けたコンクリートの匂いが押しかぶさり光子は━くなった。

[歯の根も合わず]

━に震えだすのをタップリおびやかしておいてから、ゆっくり体を合わせていった。

[ピクピクわななく]

違和感に━尻たぼをピシャリとたたいて、岩倉は香枝に歩み寄った。

[ブルブルわななく]

「二人とも脚をまっすぐ伸ばして毛の生え具合をしっかり見せろ」「ああッ……」歔くような喘ぎを洩らしつつも、まず香枝が恥毛を完全に岩倉の眼に曝し、奈保子も太腿を━かせながら、可憐な生えぶりを曝した。

[身じろぎする]

「なんですか」香枝は椅子の上に━しながら、どうにか塾長の威厳を取りつくろった。

[身の置きどころもない]

いましめの中にむなしく身悶えながら、何度胸の中で叫んだことだろう。恭平に説得されて固めた決心も、いまはあとかたもなく溶け崩れて、恐怖に━。

[身悶え]

そしてこのいましめを解かれてふたたび自由になった時には今と違った女になっている――そんな思いがふと━を生むのだ。

[両手がわななく]

尻たぼが緊張をたたえてビクッビクッとうごめき、背中に縛り合わされた━きつつ開いたり閉じたりしている。

[子宮がわななく]

震動がふかぶかと突き刺さり、子宮口を抉った。━き、とろけた。「い、いくッ……あ……いきますッ……」

[全身をわななかせる]

「ああッ……」ピシッ――。「あう、ううんッ……」それぞれの声を上げながら姉も妹も汗まみれの全身を━せ始めた。

[唇をわななかせる]

「お、お姉さまッ……」二人の視線がはじめて真正面からぶつかり合った。香枝は何か励ましの言葉を口にしようとして━たが、何も言葉になりはしなかった。

二、魂消える・驚く

[魂消えんばかり]

唐沢と竜也はさらにいざり寄って、Mの字にされた姉妹の下肢がからみ合うまでに近寄った。「トックリ見た後は、互いの××××でつながり合うんだ。いいな」姉と妹の口から異口同音に━の悲鳴がほとばしり出た。@千草氏が多用する驚いた時の表現。たまげるの語源。

[魂を失った者]

「まずおしゃぶりからだ」岩倉は少女のおかっぱ頭に手を置いて命令した。英子は━のように従順だった。

[魂が消し飛ぶ]

泣こうがわめこうが、いったん爆ぜたものは止めようがなかった。━び肉だけが悶えのたうつ。

[魂が凍らんばかり]

屈辱の極みに血が逆流し━な気持ちは、おそらく傍に同じような姿を曝し上げられている奈保子も変わりないだろう。

[魂の抜け殼]

カーテンの外はもう日が高い感じだったが起き出す気力もなく、━のようにボンヤリ天井に眼をやったまま横たわっていた。

[魂まで引っ掴まれる]

英子をおそう戦慄が持続的となり痙攣にまで高まった。「ヒィーッ……」それがどう抗しようもなくおそいかかってきた時、英子は━た思いに絶叫をほとばしらせていた。

[魂まで失う]

唐沢はすっかり反応の鈍くなった真紀子を押し立てて尻打台の所へ連れて行き、この前と同じ恰好に俯伏せにして台をまたがらせた。真紀子は━ったように何のあらがいも示さず、唐沢の為すがままだ。

[魂まで消し飛ぶような]

岩倉は美少女のおちょぼ口に尖らせた柔らかな唇が自分の節くれ立ったドス黒い怒張に優しく擦りつけられだすのを見降ろして、━恍惚を味わった。

[魂まで奪われそうな]

羞ずかしさに消え入りたげに首を振りながら、香枝は岩倉のエネルギッシュなのに━おそろしさを覚えずにはいられない。

[魂まで宙に飛ぶような]

唇がピッタリ押しかぶされて、きつく吸い上げられたとき、京子は悲鳴をあげて、大きくのけぞった。━快さが続いてうねりのように押し寄せて来た。

[魂まで凍る]

大きくはだけたまま見捨てられた自分の股の奥をおそううそ寒さに、━ものを感じながら、英子は下唇を噛みしばった顔をそむけた。

[魂まで抜き取られたように]

排便の勢いが弱まるにつれて香枝の泣き声もかぼそいすすり泣きに変わった。香枝は━放心状態におちいっていた。

[魂まで痺れ切る]

「こいつぁ……すごい……」「そうしか言う言葉がありませんな」━ったように顔を見合わせる池上と工藤の背後にあって岩倉は、肉の玩具と化して崩れ伏した美しい姉妹を見やりながら、ニンマリと満足の笑みを浮かべた。

[魂も失せんばかり]

━の驚愕は、しかしそこに二人の愛娘の無残な姿を発見したことだけによるものではなかった。

[魂も細る]

粘膜に食い込んでいた股の縄が引き剥がされた時、峯子はヒイイと━ような声をあげた。

[魂も消し飛ばされたような]

恭平が大きく腰を突き入れだすと同時に━悲鳴を噴き上げだす。

[魂も消し飛ぶ]

峯子はおびえを剥き出しにして身を揉んだ。こんな羞ずかしい恰好で曝されているところへ、もし誰か入って来たらと思っただけで━思いなのだろう。

[身も魂も消し飛ぶ]

香枝は、襖が開けられ自分の死ぬほど羞ずかしい姿が第三者の眼に曝される瞬間のことを思って、━んだ。眼を固くつぶった顔を捩じれるだけ捩じり、片脚をくの字に折ってよじり合わせた。

[身も魂も揉み抜かれる]

股をいっぱいにはだけさせられ、羞ずかしい部分をいじりまわされる死に勝る羞恥の奥から生じる━ような恍惚――。

[精魂も奪われ尽くす]

三人の男たちはそんな姉妹の━したような姿を取り囲むようにしてソファに掛け、新しく抜いたビールを酌み交わし始めた。

[足元から鳥が飛びたつ]

それが━ように、こんな情況になったのだ。まさに飛んで火に入る夏の虫、怜悧な香枝としては千慮の一失、これを利用しないテはない。

[唖然となる]

一部始終をすぐ傍で見せられていた奈保子は姉の変貌ぶりに━ばかりだった。

[頭をガーンとやられる]

恭平は━た感じだった。いかに同好の士とはいえ初対面の自分に秘書を抱かせるのはちと気前が良すぎる。裏に何かあると感じるべきだったのだ――

[息もつまるほど]

まだ本格的なアヌス責めを行なったことのない恭平にとって、これは━の眺めだった。

[エイズの烙印を押されたようなショック]

(それにしても、わたしがあのいやらしいマゾだなんて……)思っただけで眼の前が昏くなる。━だった。@現在では差別語。詳細は解説を参照。

[大きな衝撃]

そして死に勝る辱しめに泣き叫びながらかつて経験したこともない快楽の極みに突き上げられたことがさらに━だった。

[驚き]

「いま下手に騒いでぼくたちがここに居ることを覚られたら、それこそ大変だよ。しばらく様子を見るんだ。それにしてもあの貞淑そのもののお姉さんに男が居たなんて━だなあ」

[驚く]

「おおッ、これは……」部屋のドアを開けて香枝の姿を見るなり、岩倉はおおげさに━いてみせた。香枝はポッと頬を染めた。特に服装がいつもの清楚なものと変わったわけでもなく髪型も同じだ。アクセサリーも眼立たない。だがどこかが違っていた。

[驚愕]

「お、お姉さまッ……どうして、こ、こんなッ……」カッと━の眼を見開いた香枝は、そこにまぎれもない妹の姿を見て、一瞬自分の羞ずかしい姿も忘れた。

[頬の色を失う]

「きみとおれとの関係が第三者にバレてしまったんだよ」英子はまたたく間に期待に上気させていた━った。[仰天する]

幸子がすぐ顔を出した。「いやあッ……こ、こんな所へ入ってきてはダメェッ……」英子が━して暴れるのを幸子は冷たく見やりながら、主人の指示を待っている。

[痺れたような状態]

それといまひとつ、一見して恭平を━におとし込んだものに、女の下腹を飾る黒いものが全くないことがあった。

[ショッキング]

次に見たシーンはさらに━だった。セーラー服の上着(白の夏制服だった)だけを残して裸に剥かれた少女(その制服の型で市内のどこの高校生か分かった)が両手首を後ろにストッキングで縛られて、男のものをしゃぶらされているのだ。

[信じられない]

実際、香枝自身もいまこうやって岩倉と愛人同士のようにさし向かいで、仲良くさしつさされつしている自分が━くらいなのだ。

[心臓が止まる]

女が顔を男の胯間からもたげて大きく息をついた。その顔を見て香枝の━った。女は妹の奈保子だったのだ。

[心臓が喉から飛び出さんばかり]

「ヒィーッ……いや……ゆるして……いやあッ……」女の悲鳴がかすかに洩れてきた。香枝はギクリと足を止め、奈保子と顔を見合わせた。━に高鳴っていた。

[心臓も停まる]

奈保子はいちばん上のものを眼の端にしただけで━ほどのショックを受けて顔をそむけた。

[心臓を冷たい手で握り締められる]

襖をちょっとでも開けられたら真正面に自分の全裸緊縛姿を見られてしまう位置に立ち縛りにされている香枝が、━たようなショックを受けたのは、当然のことだった。

[精神的ショック]

愛してもいない男の精液を飲まされてしまったという━と、鼻に拡がる生臭い、舌の根もすくみ上がるばかりの何とも言いようのない無気味な味からくる生理的な嫌悪感――

[晴天の霹靂]

おそらく恭平の話は平和で愛情に満ちた家庭生活にまどろんでいた梓にとっては寝耳に水、━だったに違いない。@急な雷鳴のこと。転じて驚愕の出来事のこと。

[血が退く]

えっ?――と思わず問い返し、じょじょに岩倉の言葉の意味が呑み込めてくるにつれて体の━いた。

[動転のあまり]

「そんなっ、それだけはッ……」━声もまともに出ない香枝を尻目に、まず冷たく光る浣腸器を取り上げて眼の前に突きつける。

[どぎもを抜かれる]

「こいつをしゃぶったら、ということにしよう」「いやあッ……」奈保子は、━たように顔をそむけた。

[のっぴきならない]

電話口での奈保子の返事の仕方で、恭平の撮った写真が━ものであることがいよいよ実感されたに違いない。

[激しいショック]

いつも単なる模擬テストのセールスマン、あるいは予備校や塾めぐりの便利屋ぐらいにしか見ていない中川礼次に、自分のこんな姿を見られることは、伸々塾の塾長たる香枝にとって、妹の奈保子に見られるより━だった。

[ビックリ]

「それから次はこれだ」取り出した手拭いで猿轡を噛ませた。「あまり━して声でも出されたらコトだからな」

[胸がカッと灼かれる]

中身を半分ばかり引き出してキャビネサイズの印画紙に鮮明なカラーで焼き付けられている画像をひと眼見た瞬間、━思いにとらわれ、心臓が喉から跳び出しそうになった。

[目覚ましい]

それにいつもとはやや念入りな化粧と夕ップリスプレーした香水の匂い――それらのものが女に対してはベテランの岩倉には━ものに見て取れたのだ。

[眼を洗う]

葉子と同じ年とはいえ、赤ん坊までみごもった葉子と違って、邦子はまだ生娘らしいういういしい匂いにくるまれていて、それがあぶらづきはじめた葉子や真紀子を見なれた━ってくれるようだ。

[眼を灼かれる思い]

前のゴムをいっぱいに引き伸ばして怒張し切ったものを優しく引き出した。フィアンセのものよりひとまわり以上も長大なものに眼の底を━がする。

[冷水を浴びる]

サラリと襖が開けられる音に、さらに身が縮まり━たようになった香枝の鼓膜を、全く予期しなかった女の悲鳴が引き裂いた。

[我に帰る]

雪子は━ったように激しくもがいたが、強引な手を拒み切ることができず、逆にそこに触れられると低く呻いてブルッと身ぶるいした。

c 呻く

[呻く]

岩倉は泣き出さんばかりの香枝の眼の前で、グリセリン溶液を浣腸器のシリンダーに吸い込んで見せた。二百CCというその量の多さに香枝は━いた。「そ、そんなに、たくさん……?」

[呻きを絞る]

「いっそのこと、このまま一度気をやらせてやろうか」「い、いやあッ……」さけぶいとまもなく激しく抜きさしを始められた幸子はたちまち切羽つまった━りつつ、小気味よくくびれた腰をうねりまわせ始めた。

[呻き泣く]

奈保子は中川になぶられるがままに━ばかり。さっきからの執拗な玩弄に心ならずも昂らせてしまった体を見られてしまった今は、もう保つべき一片の矜りすら無いのだ。

[呻きをくぐもらせる]

鞭をサチ子の尻にたたき込んだ。「う、うんッ……」サチ子は猿轡がはじけんばかりに━て弓なりになった。

[呻きを洩らす]

やがて香枝も奈保子も気力と体力を喪失し尽くして、あぶら汗にギトギト光る裸身をダラリと吊り縄にゆだね切り、打たれるたびにヒッヒッとかぼそい━だけになった。

[甘い呻き]

恭平の指の動きにつれて、梓は口づけでふさがれた喉の奥で━を洩らし、羞ずかしげに舌をチロチロ動かす。

[汚辱の呻き]

喉から耐え切れぬ━が噴きこぼれるのを心地よく聞きながら、中川は怒張を突き入れていった。

[重い呻き]

「ああ……う、動かないでッ……い、いたいッ……」泣き叫ぶのにかえってそそられて激しく腰を動かした。英子は声を失って、後ろ手に空を掴んだままゆさぶられるがままに━を絞り始める。

[重く呻く]

岩倉は両手で少女の乳ぶさを押し揉みつつゆっくり怒張を沈めてゆく。「あ……う、うんッ……」馴れているとはいえ引き裂かれる感覚に━きつつ、少女はおかっぱを振りたてる。

[快美感に呻く]

顔を前後させつつ舌をこまやかに動かす一方、手で睾丸を愛撫する。かつてない積極的な奉仕ぶりに、恭平は何度か━いて腰をおののかせた。

[かぼそく啼く]

「ああ…….せんせい……」英子は、━いて正座の腰をゆする。まだ高校生の小さかった乳ぶさをここまで大きく熟れさせたのは恭平のこの手だった。

[銀線を震わすような喘ぎ声]

寺田があからさまで卑猥な言葉を使って細かな構造のひとつひとつを批評してゆくのを、京子は━をあげながら聞いていた。

[唇を噛みしばって呻く]

香枝はバリバリ━いた。忿辱の涙がほとばしり出た。だがそれが凶暴な爆発を起こすには、それまでの気力の萎えようが深過ぎた。

[苦鳴]

喉の奥を突き上げられ抉られて洩らす美しい人妻の━とその苦悶の表情、吐き出そうとして顔ばかりではなく後ろ手にいましめられた上体までもゆさぶるその様子が、岩倉を急速に絶頂感に導いていった。

[嫌悪の呻き]

だが当の塾長にとっては……髪を掴んで顔を前後にゆさぶられながら、出るのはただ涙と━ばかりだった。

[恍惚の呻き]

まるで子宮に男の熱い噴射を受けた時と同じように至福の表情に眼を細くし睫毛をおののかせて━を洩らしたのだ。

[声にならぬ声を噴く]

英子は感極まったような、━いてグッと反るように身をうねらせ胴ぶるいを起こした。

[声にならぬ呻きを総身から絞り出す]

そしてローターの振動が極限まで勃起した肉芽の腹を連続してくすぐり始めた時、「……」香枝は━しつつ、大きく弓なりに反った。

[呻吟する]

美女が破瓜の苦痛に━表情は、征服者にとってこよない贈り物だ。その表情を楽しみながら一寸刻みに怒張を送り込んで行った。

[切羽つまった呻き]

「いっそのこと、このまま一度気をやらせてやろうか」「い、いやあッ……」さけぶいとまもなく激しく抜きさしを始められた幸子はたちまち━を絞りつつ、小気味よくくびれた腰をうねりまわせ始めた。

[絶望的な重い呻き]

奈保子の叫びがとぎれて━に代わり、裸身が硬直した。香枝は固く眼をつぶった。「どうだね、奈保子先生、××××にわしのが嵌まったのが分かるかね

[せわしなく息づく]

口を離してよいという許しのないままに、英子は太いものを咥えたまま握りしめた怒張にすがりつく恰好でしばらく息をついた。剥き出しの若い肌がなめらかに汗に光り━さまは、屈従の姿勢とあいまって、ひどくエロチックだ。

[断末魔を思わせる呻き]

その昂った喘ぎは、岩倉が腰を突き入れだすと━に変わった。

[なまぐさい呻き]

恭平もたまらず爆ぜた。「ヒィーッ……」英子は弾かれたように跳ね、また絶頂に追い上げられたように、二度三度「ううむッ」と━と共に汗まみれの裸身を痙攣させた。

[生臭い呻き]

「う、うんッ……いいッ……」ガクンとのけぞりつつ━を絞り出す。

[のども裂けそうな呻き]

玲児はグイと体を寄せた。━をあげて、雪子はのけぞった。美しい眉がピリリと痙攣し、眉間に深い皺が刻み込まれた。

[喉を絞る]

言いざま打ち据えた。「ああッ……」香枝は苦痛とミックスした異様な衝撃に身内を貫かれて━った。「どうかね?」「……」

[昇りつめんばかりの呻き]

「あ、う、うんッ……」その気持ちのよさに香枝は歯を噛み鳴らして、━を洩らす。総毛立った毛孔からドッと汗が噴きこぼれた。

[羞じらいの呻き]

━を洩らしながら、張りつめた乳ぶさにそっと触れた。ピクリとするほど敏感になっていた。

[ヒーヒー喉を鳴らす]

スカートがどうにか抜き取られた時は、英子は顔いっぱいに汗をかき、━していた。パンストが同じように苦心さんたんの末脱ぎ取られ、英子はブラジャーと同じ色のパンティだけの姿になった。

[悲痛な呻き]

その眼が突然、驚きに大きく見開かれたかと思うと、━と共に顔がきつく捩じられた。

[愉悦の呻き]

その収縮し絞りたてつつ、みずからも精を放つ秘肉の甘美さに、さすがの岩倉も━を洩らしつつ、ヒシと香枝の裸身を抱きしめた。

d 泣く

一、泣く

[泣く]

「ヒィーッ……い、いやあッ……」英子はおかっぱ頭を振りたてて━。      

[泣き声]

「ああ、こ、こんなの、いやです……」次第に羞ずかしい恰好に自由を奪われてゆくたまらなさに、英子は━だ。

[泣きじゃくる]

「よしよし、いい子だから泣くんじゃない」岩倉は━少女の髪を撫でながら言った。

[泣き伏す]

峯子はヒィーッと喉を絞って━した。

[泣きベソをかく]

「いやッ、いやッ……こんなひどいことなさって、先生、きらいっ……」かおるは━きながら真っ赤な顔をシーツに捩じりつけ、腰を右に左に捩じる。

[泣きむせぶ]

昌也は、━妻の横顔を、肩脱ぎにされた優しい肩を、苦痛の面もちで眺めやった。

[泣きわめく]

不意にそれまでの抵抗が消えて、亀頭部がズブと沈んだ。「ヒィーッ……いたあッ」かおるは四肢を痙攣させて━。

[号泣する]

だが、それもむなしい期待に終わった。奈保子は身を慄わせて━した。

[喘ぎ泣く]

いまどうにもそれを覆い隠すことを不可能な体にされて、真っ赤な顔を右に伏せ左に捩じりして━いている。

[熱いものが眼頭にこみ上がる]

香枝は━のを感じたが、かろうじてこらえた。そのことがかえって「舞台」にふみ出す踏ん切りをつけてくれた。

[嗚咽]

━のかたまりが、たえずのどのあたりを小刻みに上下していた。が、泣くことさえできなかった。

[大声をあげて泣き出す]

「そうだろう。わしも試してみたが、驚くほど効いた。あの幸子が━したくらいだからな」

[感泣]

「とにかく男にとっちゃ理想の女性が、この世に生まれたことを祝って、おおいに飲む。そしてその翌日には、その同じ女が二十七年間の成長をとげて、いまや、これほど男を、━させる女に成長したことを……」

[口惜し泣き]

恭平は、亀頭で秘口を小突くように浅く小刻みに出し入れしてみせた。「ああ……」奈保子が━を顫わせつつ腰を振る。

[声を忍んで泣く]

岩倉はあらためて峯子の頸すじを撫で、乳ぶさを掴み、腰のまるみから尻の盛り上がりを撫でまわした。峯子は━きながらブルブル慄えている。

[心ゆくまで泣く]

やがて、ゆう子は気怠く起き上って後始末をした。そのときはじめて涙があふれて来、彼女はしゃがんだまま━いた。

[小娘のように泣く]

歯車のきしみにつれてあらがいようもなく一寸刻みに羞ずかしい恰好にされてゆく死ぬほどのつらさに、香枝は━泣き声を上げ続けた。

[シクシクすすり上げる]

奈保子は━だけで、返事のしようもない。「え、どうなんです」顔を寄せて問いつめられた奈保子は消え入るようにうなずいた。

[シクシク泣く]

香枝は隠すこともできない顔を振りたてながら、━きだした。

[すすり上げる]

「よしよし、気が狂うほどなぶってやるからな」「ああ、お、おゆるし下さいまし……かんにんして……」切羽つまったように━始める伸々塾塾長を楽しげに見やりながら、岩倉は立ち上がった。

[すすり泣き]

香枝の排便はと切れつつ長く続いた。排便の勢いが弱まるにつれて香枝の泣き声もかぼそい━に変わった。

[すすり泣く]

「どうだね、香枝」床柱を背に立ち縛りに全裸を曝したまま━いている香枝の恥毛に触れながら声を掛けた。

[堰を切ったように泣く]

「や、やめてッ……かんにんしてッ……」やっと言うと━きだした。

[力ない嗚咽を洩らす]

もう顔を隠す気さえ失ったげにシクシク━している塾長の素顔を、全身像と一緒に、あるいは胯間と一緒に、アングルを変えて撮った。

[慟哭]

オオッ――とほえるように光子は━した。

[慟哭に沈む]

「……ど、どうか、せ、先生のお気に召すような……お、お……ああ……お、××××になっているか……お調べになってくださいまし……」言い終わると同時に幸子は汗まみれの総身をおののかせて、わっと━んだ。

[慟哭に悶える]

「ああ、葉子さん……」二人は名を呼び交わしただけで後が続かず、━ばかり。その慟哭する体も、姉は竜也にまつわりつかれ、妹は唐沢に股間をいじりまわされているのだ。

[身も世もなげに慟哭する]

千早は、手錠はそのままにして帯紐をゆるめはじめた。のどを「ゲッ、ゲッ」と鳴らしながら、光子は━しはじめた。高価な布地のきしみを残して帯がほどけてとぐろを巻き、濃紺の結城の前がゆるんだ。

[慟哭に総身を慄わせる]

「……おじさまのものになる、英子の……お×××を……お調べに、なって……」言い終わってワッと━た。

[歯を噛み鳴らして泣く]

「抜け落ちるぞ」そう言いながら、ふたたび突っ込んでやる。「ヒィーッ……も、もう……」幸子は、そんな抽送にも似た刺戟に━いた。

[ヒイヒイ泣く]

「むろんそれ相応の悦びも与えてやらなくてはならんが、なに鞭の痛みさえやがては悦びになるように女はできている。この女だってこうやって━いているが、すぐに××××を濡らしだす」

[滂沱]

呻き泣きが固い猿轡を破って噴きこぼれ、涙が━と頬に流れた。@涙がとめどなく流れ落ちるさま。

[身も世もなげに泣きむせぶ]

「こいつは驚いたぜ」━び身悶える処女を竜也はさらにからかった。

[身を顫わせて泣く]

能理子は自分の純情を踏みにじられた口惜しさに、━きだした。だが女の涙など哲哉にとっては屁でもない。

[胸にしみるようなむせび泣き]

ゆっくり動かしていく刃の下で毛根が刈られるかすかな手ごたえと共に、サリッサリッという音が立った。かおるが━を洩らし始めた。

[メソメソ泣く]

「━いてないでシャンと立つんだ」腕を取って引っ張られた峯子はよろよろと立ち上がった。

[弱々しく泣く]

中川礼次はそう言いながら、首をなよなよ振りながら━いている奈保子の顔をあらためて眺めやった。

[ワッと泣き出す]

言葉と同時に英子は岩倉の腕に両手でしがみつき、━した。

[涙がどっとあふれ出す]

「そうよ、清さんは、ゆうべ……このゆう子のことを……」語尾が慄え、━した。

二、泣き声

[泣き声をあげる]

恭平はすっかり硬くなって乳首を勃起させきっている乳ぶさを根から絞り取るように掴みしめて、絞り出されたようになった乳首を指先で強く弾いた。「ヒィーッ……いたいッ……」英子は身をよじって━た。

[泣き声をくぐもらせる]

幸子は━て尻を振りたてだす。それを面白がるように岩倉の指が動いていたが、やがてゆっくりと指頭をその中心に没し始めた。

[泣き声がこみ上がる]

「やはり若さは何ものにもまさる」英子は、━のを必死にこらえた。

[切なげな泣き声]

「欲しくてたまらないらしいな」「……」幸子は羞じらいにゆがんだ顔をきつくそむけて━を洩らした。

[泣き声が切羽つまる]

「お姉さんに負けない柔らかい毛ざわりだ。生えっぷりもういういしい」「いやッ……ああ、かんにんしてッ……」奈保子の━った。

[泣き声を高くする]

幸子は腰を慄わせつつ━した。「気に入ったぜ、幸子。××××するのに十分過ぎるくらいの濡れようだ」

[泣き声を高める]

「ああ、やめて……かんにんして……」英子は━つつ腰をモジモジゆさぶる。

[泣き声を出す]

「あ……動かないで……か、体が裂けちゃう……いたい……」香枝はヒッヒッと脾腹を喘がせながら━した。

[泣き声の波]

悲鳴がそのまま泣き声に変わった。幸子はその━をさらに際立たせるように巧みに鞭を入れる。

[泣き声になる]

「で、でも、こんなやり方ひど過ぎます。卑劣過ぎます。女の人格を無視したこんなやり方、藤木先生とも思えませんわ……」奈保子は━りながらも女教師らしく言いつのる。

[泣き声を弾ぜさせる]

「ああ……き、気が狂って、しまいますッ……」香枝は身も世もなげに身を揉みつつ泣き声を━た。

[泣き声を放つ]

「ああ、み、見ないでくださいましッ……」香枝は真っ赤な顔を振りたてて泣き声を━った。「ボウと処女のように色付いて、シッポリ濡れている」「いや、いやッ……」

[泣き声を張り上げる]

姉妹はその浅ましさ羞ずかしさに泣き声を━合ったが、死ぬほど我が身を苛んだクリームの痒みが遠のき、代わってじょじょに快美感がこみ上がり始めると、泣き声もニュアンスを変え始めた。

[泣き声が引き痙る]

そこらじゅうをぬるぬるいじりまわされる羞ずかしさとこみ上がるむず痒さに、幸子の━。

[泣き声が噴き上がる]

奈保子は泣き声が━のを止めようがなくなった。

[泣き声を噴きこぼす]

「気持ちいいと言うんだよ。顔に書いてある」英子はキリキリと下唇を噛みしぼりつつ━。

[泣き声を振り絞る]

香枝は今は逃げられぬと観念して泣き声をかぼそく━った。「……こ、これがわたくしどもの……お、××××でございます……ご満足のいただける道具かどうか……姉妹、く、くらべ合わせて、ご存分に、お、お調べ下さいまし……」

[泣き声を顫わせる]

「おっぱいをモミモミされれば、少しは気分が慰められますか?」「いや、かんにんして……」奈保子は━た。

[泣き声をほとばしらせる]

「ヒィーッ……」英子は━た。「そら、もういっちょう」「い、いたいッ……ゆるしてッ……」

[泣き声を洩らす]

ヘッドレストの顔を右に左に捩じりながら絶望の━美人教師を見やりながら、恭平はゆっくりハンドルをまわした。「ああ……い、いやあッ……」

[泣き声で訴える]

「お、お姉さまッ……ど、どうしたらいいのッ……」同じ思いの奈保子が━てきた。

[哀しげな泣き声]

岩倉は英子の悲鳴が次第に━に引き攣って行くのに満足しながら、鞭をふるい続けた。「どうだ」「も、もう、十分です……お尻が灼けそう……」

[感極まった泣き声]

「ああ……せ、せんせい……」「なんだね」恭平はわざととぼけた声で━に答える。

[舌足らずの泣き声]

「あ、あ……やめて下さいッ……いや……」奈保子は━泣き声を洩らしつつ、耐えられなくなって自分でも腰をうごかしだす。

[絶望の泣き声]

「ああッ……い、いやあ……」雪子の━泣き声と共に赤い布はいっきに下肢にそって滑り落ち、爪先に丸くたぐまった。

[肺腑を抉る泣き声]

その━ような屈服の泣き声にくすぐられて、恭平のサディスチックな欲望はさらにはげしく炎を噴き上げる。@肺腑を抉られるのは、声を聞かされる側であることにご注意。

[悲痛な泣き声]

すぐ傍で妹のそんな━を聞かされて、香枝の胸はつぶれる思いだが、彼女自身も、さっきのまま岩倉に片脚をかつがれて責めなぶられている身であれば、妹のことにばかりかまけていることは不可能だ。

[悲痛の極みの泣き声]

「いやあッ……」英子が血を吐かんばかりに泣き叫んだ。その━の泣き声が岩倉をそそる。

[胸迫るような悲痛な泣き声]

声がと切れ、慟哭が噴きあがった。ゆう子も、いやいやと首を捻じりながら━をあげはじめた。

三、涙

[涙が溢れる]

そしてこんなことになったのも煎じ詰めれば自分の弱さから岩倉に屈服してしまったことにあると思うと、━て止まらない。

[涙の雨をしたたらせる]

香枝は窓の外の雨と競うように、その上に━を静かにしたたらせ始めた。

[涙に霞む]

━眼の端に捉えた足元の妹は、はや毛と毛とがからみ合わんばかりに貫かれて、卓の端から乗り出さんばかりのけぞらせた顔を力なくゆさぶっている。

[涙にくれる]

「……勝木さまの……た、逞しいもので……奈保子の……奈保子の……お、××××を、突いてください、まし……」ひとこと口にしては━れ、思い直してはまた言葉を続けた奈保子は、どうにか言い終わってヒィーと泣き崩れた。

[涙をこらえ切れない]

(ああ、奈保子さん、あなたもとうとう……)もどかしげに腰を振りたてながら、香枝はこみ上がる━。

[涙をしたたらせる]

次いで、ブラウスの襟のリボンをほどきボタンをはずした。香枝は頬に━ながら、為すがままにされている。

[涙のしたたる顔]

(ああ、ゆるして、奈保子さん……)香枝は姉としてそんな妹の無残な姿を正視することができず、━を振りたてて悶えるばかり。

[涙を溜めた瞳]

サチ子はきつく捩じっていた顔を弾かれたように恭平の方に向け、涙をいっぱいに━で訴えるように恭平を見ながら激しくいやいやをした。

[涙を噴きこぼす]

「ホラ、こうされてもかね」「う、うッ……いや……」唇をなぞられて、奈保子は真っ赤になって━した。

[涙が噴きこぼれる]

それが出来ぬ口惜しさに激しく身を揉みつつ━てくる。

[涙がふり落ちる]

英子は━顔をハッと両手で覆うと、追われるようにドアの傍から駆け出した。

[涙で頬を濡らす]

灼熱の高まりを眼のあたりにして、光子はとめどもなく━した。唇を触れさせた瞬間から、光子は背後からの夫の視線に押し出されるように、その屈辱的な作業に没頭した。

[涙がほとばしり出る]

香枝はバリバリ唇を噛みしばって呻いた。忿辱の━た。だがそれが凶暴な爆発を起こすには、それまでの気力の萎えようが深過ぎた。

[涙がにじむ]

垂らし込まれるものを次から次と嚥み下した。いつしか香枝の眼尻にはうっすら━んでいた。

[苦悶の涙]

「口で奉仕しろ」命じられるままに、光子はしかたなく従った。「ク……ウ……」光子は白眼を剥いた眼から━をこぼしながら、うなじを反らそうともがいた。「剥け、千早。素っ裸に剥きあげるのじゃ」

[とめどなく涙がしたたる]

その固く閉じた瞼の間から━醜くふくらんだ頬にしたたる。

[暗涙にむせぶ]

(ああ、敏雄さん。奈保子をたすけて……)奈保子は━びながら、ここを出てももう二度と顔を会わせられないであろう恋人の名をむなしく呼び続けた。

[肺腑を抉る悲しみの涙]

フラッシュの一閃と同時に絶望の悲鳴が噴き上がる。それに続いて身を揉みたてる慟哭……。そんな香枝の━に関係なく、恭平は距離を変えアングルを変えて撮っていく。

[ポロポロ涙をこぼす]

肩肌脱ぎにされて上半身を剥き出しにされると、白いのどを震わせて━しだした。タレントといってもこんなところはただの小娘と変りはない。

[涙のまつわる睫毛]

能理子は━を伏せ、唇を噛みしめてこみ上がる嗚咽をこらえている。

[眼が曇る]

普通の生活をしておれば、死ぬまでこんなむごい目にあう事はなかったろうに――と、夫として後悔に━らずにはいない。

四、泣き叫ぶ

[泣き叫ぶ]

「あの女が……というより女たちが、と言っておこうか、こうやって鞭打ちに尻を振り合って━びつつ、次第にこのわしの膝下に跪くようになっていく日のことを思うと、この歳にありながら青年のように血が騒いでならんのだ。この気持ち、きみならわかってくれるだろう」

[泣きわめく]

すぐには咥えさせずにトバ口を軽くくすぐりまわして悶え泣きに狂わせた。「ああ……く、狂ってしまいますッ……おねがいッ……」━きながら奈保子は訴えた。

[啼く]

ヒイと哀しく━いた香枝の胸にブルンと乳ぶさが重たく揺れて、男たちの眼を楽しませる。鞭はさらに二度三度続けざまに香枝を啼かせた。

[おめく]

が、根を掴んだ怒張をすみれ色を閉ざした穴に向かわせ、先端を押しつけた。「ああッ……せ、先生ッ……」幸子が顔を反り上げて━いた。

[おめきを噴き上げる]

狼狽して悲鳴を上げる姉娘の尻に「しま蛇」がからみつき、その悲鳴が終らぬうちに妹娘が悲痛な━た。

[慟哭する]

オオッ――とほえるように光子は━した。

[金切り声をほとばしらせる]

「あ……そ、そんな所をッ……いやですッ……」奈保子は狼狽して━た。

[嬌声をほとばしらせる]

「ああッ……いや……」英子は首を反らして━せ、その胸にふたつのふくらみが重たげに弾んだ。

[恐怖の叫び]

その時はじめて二人の眼がまともに向き合った。恭平の顔に浮かぶ勝利者の薄笑いに、香枝はようやくこれが芝居や冗談でないことを覚って固い猿轡の奥に━をくぐもらせた。

[屈服の叫び]

「も、申しますッ……申しますから……」半泣きになって幸子は━を上げた。

[声が爆ぜる]

「ああッ……か、かんにんしてッ……いや、いや、ああッ……」声がひとりでに━腰がうねる。

[叫び立てる]

「いやッ……もうこれ以上辱しめるのは、おゆるし下いましッ……」香枝は血を吐かんばかりに━ながら、床柱を背負って曝し立てられた身を揉んだ。

[叫び]

そこへ「逃げるのよ」と姉の━だ。とっさに膝を立てたものの、にわかには次の行動をためらっていると、傍の中川にグイと手首を掴まれた。

[さけぶ]

「いっそのこと、このまま一度気をやらせてやろうか」「い、いやあッ……」━いとまもなく激しく抜きさしを始められた幸子はたちまち切羽つまった呻きを絞りつつ、小気味よくくびれた腰をうねりまわせ始めた。

[鋭い叫び]

「いやあッ、かんにんしてッ」奈保子の━が上がった。「そら始まりますぜ」中川がそう言って香枝の顔を足元に捩じ向けた。

[絶叫]

━の果てに気が遠くなりかけた時、振動がフッと遠のき、その下の襞肉のあわいに移った。

[切羽つまった叫び]

眼は鏡の中の幸子の悶えを追っている。「ああ、先生ッ……」幸子が尻を恭平のふくらみに押しつけ擦りたてるように動かしながら━をあげた。

[絶望の叫びを放つ]

「いやあッ……」香枝は━ちつつ腰をよじり膝を擦り合わせた。

[絶望の泣き声を噴き上げる]

「ああ……も、もう、かんにんしてッ……」英子が━た。が、岩倉はまだスイッチを切らない。

[血を吐かんばかりに叫び立てる]

「いやッ……もうこれ以上辱しめるのは、おゆるし下いましッ……」香枝は━ながら、床柱を背負って曝し立てられた身を揉んだ。

[血を吐かんばかりに泣き叫ぶ]

「いやあッ……」英子が━んだ。その悲痛の極みの泣き声が岩倉をそそる。

[血を吐くような叫び]

梓がそれを見て悲鳴を上げ激しくもがいた。「いやッ……ああ、いやあッ……」それは貞操を穢されようとする人妻の━だった。

[血を吐くように叫ぶ]

「み、見ないでッ……こんな羞ずかしい恰好……」真っ赤に染まった頬を必死に捻じりながら聡子は━んだ。

[慟哭を爆発させる]

「いやあッ……」奈保子は、あまりの汚辱に━た。あの凛としたプライドの持ち主の立花先生が、尻の穴をなぶられて声をあげて泣いているのが、恭平を痺れさせる。

[泣き声が切羽つまる]

「お姉さんに負けない柔らかい毛ざわりだ。生えっぷりもういういしい」「いやッ……ああ、かんにんしてッ……」奈保子の━った。

[泣き声をあげる]

跳ね起きた奈保子はバネ付きの鎖に手足を引きもどされて仰向けに倒れながら━てもがいた。

[泣き声を爆ぜさせる]

「ヒィィッ……い、いたいいッ……」かおるは尻を振りたてて━た。続いて第二撃。「あう、ううんッ……いや……」反り返って尻たぼをキリキリよじり合わせる。

[泣き声を噴きこぼす]

「いい尻だ。悦んでいるみたいじゃないか」「う、うそッ……ああ、もう、もう……」ピシッ……ピシッ……。「ヒィーッ……あ、ヒヒィッ……」かおるは悲鳴と共に━し始めた。

[悲鳴が喉を裂く]

「ようこそ、お姉さん、お待ちしてましたよ」パールホワイトのスポットライトがパッとともされた。魂消えんばかりの悲鳴が真紀子の━いた。

[敗北のおめき]

「ああ……ダ、ダメェッ……」あごを大きく突き上げ、白い爪先をピインと突っ張らせて、貞淑な美夫人は━を噴き上げた。

[ヒィィと啼く]

「どうかね、気分は」岩倉がネバネバの乳首を揉みながらつまみ上げると、奈保子は眉を切なげによじって━いた。

[悲痛なおめき]

「お姉さま、か、かんにんしてッ」━の中に、竜也は真紀子の体をグイと押し出した。節くれ立った先端がズブと葉子の肉口に沈んだ。「ヒィーッ……」「ゆ、ゆるして……葉子さん……」

[身も世もなげに慟哭する]

千早は、手錠はそのままにして帯紐をゆるめはじめた。のどを「ゲッ、ゲッ」と鳴らしながら、光子は━しはじめた。高価な布地のきしみを残して帯がほどけてとぐろを巻き、濃紺の結城の前がゆるんだ。

[悶え叫ぶ]

奈保子は丸裸を柱に立縛りにされて何かしきりに━んでいる。その声を聞き流しにして、自分は上に重なった恭平に四肢をしっかとからめつけ、みだらに腰を振り動かしているのだ。

[狼狽の声]

「ああッ……」その手がパンティをさらに押し下げつつ次第に前にまわってくるのに、香枝は━を噴き上げた。

[狼狽の叫び]

「ああッ……いや、いやあッ……」香枝の噴きこぼす━が、さらに中川を駆り立てる。あいた方の手を腹から腰へまわしてその悶えを撫でまわし、クリックリッとよじれつつ振りたてられる尻に這わせた。

[わめき立てる]

女が顔を振りたてて断末魔の叫びをあたりはばからず━始めた。気羞ずかしさに耳を覆いたくなるくらいだった。

[火にでも触れられたような金切り声]

「ああッ、そ、そんなところはッ……かんにんしてッ……」素足になったことなど一度もないような真っ白な足の甲に恭平の唇が触れた瞬間、梓は━を張り上げて、爪先をピーンと引き攣らせた。

[泣きたて叫びたてる]

「ヒッ……あ、いや、ヒィィッ……」香枝はまるで一個の楽器と化したように━た。

[舌足らずの叫び]

ガクガク頭を振りたて━を発しつつのたうちまわった。直に指を触れるのさえこわい敏感な部分だ。それを根まで剥かれて剥き出しの感覚のかたまりを機械的な振動で刺戟されるのだ。

五、悲鳴

[悲鳴]

「ヒィーッ……」英子のあげた━は鞭の激痛よりも自分の気持ちをはぐらかされた心の痛みによる方が大きかった。悲鳴がそのまま泣き声に変わった。

[苦鳴]

片手で根を掴んで狙いを安定させておいてジワジワと腰に圧力を加えていく。「あ……、いや……いた……いたいッ……」英子はおかっぱを振りたてて━を絞りたてる。

[悲鳴をあげる]

「いやあっ……」はじめてそれが何か気付いたかおるは━て振りほどこうともがいた。

[悲鳴が上ずる]

「いや、いやッ……」二人の━った。縄でくびられて硬く突き出した乳ぶさと乳ぶさが重ね餅になってひしゃげ、しこり切った乳首が互いに相手の乳肌に押しつぶされている。

[悲鳴のオクターブが上昇する]

その身も世もなげな泣きぶりを見やりながら、もう一度抜く。それからズボッズボッと亀頭だけを繰り返し出し入れした。そのたびごとに秘肉の濡れ音が高くなり、夫人の上げる━。

[悲鳴が押しひしがれる]

「体の力を抜け」唐沢は怒張の根を掴んで狙いが的からそれないようにしながら、ジリジリ力を掛けてゆく。「い、いた……ゆるして……」真紀子の━。

[悲鳴の尾]

張りつめた左右のふくらみを鞭の房で掃くように撫でまわして、香枝の恐怖をさんざんつのらせておいてから、手首のスナップをきかせてパシッと打った。「ヒィーッ……」━が消えぬうちにもう一方を打つ。「ああッ……」

[悲鳴を絞り出す]

乳首をいじられると、それがさらに波立って、苦しい息の底から━した。「おとなしくするなら、ほどいてやるぜ」冴子はうなずいた。

[悲鳴を絞りたてる]

さらに思いもかけぬ男――さっきの襖越しの声の主――の姿を認めて、香枝はもう一度ヒィーッと━つつ、いましめの裸身をキリキリよじりたてた。

[悲鳴を絞り取る]

寺田は悪魔のような技巧をろうして、京子の悲鳴を━った。京子はたちまち全身生汗にまみれた。

[悲鳴をくぐもらせる]

「ああッ……」英子は悲鳴を喉に━て反った。うつろになった秘肉がゆっくりすぼまりつつトロリとしたものを溢れさせる。

[悲鳴を放つ]

汗でぬるぬるする乳ぶさを左手で握りしめながら、右手を胯間に下ろした。幸子が大きくのけぞって、羞恥と屈辱のないまざった━った。

[悲鳴を引き攣らせる]

ヒィーッ……あ、ダメ……ヒィーッ……」次第に悲鳴を鋭く━ていく。白くあぶらづいた肌が汗でぬめぬめと光り、それがふいごのような息づかいに喘ぎのたうつさまは凄艶を通り越して凄惨でさえあった。

[悲鳴が噴き上がる]

恭平は肩をかがめて両手の指で大きくくつろげた割れ目のあわいに顔を埋め込んでいった。英子の悲鳴が高々と━った。

[悲鳴をほとばしらせる]

台が徐々に左右に開いてゆくのに英子は━せ、その力に逆らって腰に力を入れ腰をよじった。だが機械の力はそんなあらがいを嘲笑うように彼女の下肢を着実に引きはだけていく。

[悲鳴が迸り出る]

ほつれ毛をキリキリ噛みしばり、眉間に深い縦皺をよじりたてて香枝はのけぞった。「ヒィッ……」喉が絞りたてられて断末魔を思わせる━た。

[悲鳴を洩らす]

秘裂から縄を引き剥がされる時には、香枝は思わず━した。長い間麻縄のケバ立ちで擦り立てられた粘膜は真っ赤に充血して肉芽も襞肉もヒリヒリ疼いた。

[悲鳴が堰かれる]

「ううッ……ぐ……」━て苦しげに喉をふくらませ、咥えたものを吐き出そうともがくのを、髪を掴んで捩じ伏せつつ、さらに鞭を加える。

[悲鳴を高くする]

董色に引き絞られた蕾のあえやかなおののきに固くとがらせた舌先がとどくと、良子はさらに━して、突き上げてくる情感に耐えられぬ風情で上気した頬をシーツにこすりつけるのだ。

[悲鳴がつん裂く]

その仕返しにわたしが奥さまを同じようにおもちゃにしようというわけですよ」「いやあッ……」テレビの音量に勝る梓の悲鳴があたりを━いた。

[悲鳴に似た声]

寺田の手がねちねちと尻たぼを撫でまわしだすと、━を放って、尻たぼを、えくぼが深く刻まれるほど、キュウとすぼめた。

[悲鳴を呑む]

和子は━んだ。今度は執拗に見つめ続ける杉山の視線に吸いつけられたまま、わなわな慄えだした。

[悲痛な悲鳴]

「その古戦場で、姉のあんたも討ち死にするってわけだ」その意味が呑み込めた香枝の喉から、━がほとばしった。

[愛らしい悲鳴]

ゆるみかけた大股に鋭くとがらせた舌がまさぐり込みそうになるたびに、アッ、アッと━をあげて、キューッと尻たぼから太腿を硬くする。

[頭のてっぺんから悲鳴をあげる]

「い、いやあ……」意地悪くゆさぶられた京子は、━た。と同時に狂わんばかりの痺れが体の奥深くから突き上がってくる。

[甘えた悲鳴]

腫れぼったく開いた花を、史郎はさらにくつろげて見せた。それをただのいたずらと感違いして夫人が━悲鳴をあげた。

[息絶えるような悲鳴]

「い、いくッ……いきますッ……」ヒィーッと━悲鳴に鋭く喉を絞りたてつつ、ガクンガクンと腰を突き上げる。そしてガクリと総身の力を失って首を垂れた。

[息も絶えだえな悲鳴]

乳首をつままれて、柔らかく捻じられ、優しくしごかれると、もう雪子は耐えられなかった。ヒッヒッーと━悲鳴をあげて繩にくくしあげられた腰をもだえさせる。

[うわごとめいた悲鳴]

あ、いや、ああッ……」英子はのけぞりっぱなしにした口から、━悲鳴と歔き声を舌足らずに洩らしながら、くなくな腰をよじりたてている。

[おおげさな悲鳴]

「い、痛いッ……かんにんして……」近頃の若い女はちょっとした苦痛にもこらえ性がなく━を上げる。これが苦痛を噛みしめるような反応に変ると楽しみなのだが――

[押し殺した悲鳴]

シンと静まり返った深夜の廊下に鞭のパシッパシッと肌を責める音が秘めやかにひびき、あッ、あッと━がいかにも秘密っぽく妖しいムードをかもす。

[おびえた悲鳴]

髪を掴んでそれを見せつけられた幸子は、━悲鳴をほとばしらせた。「フフフ、久しぶりに若くて逞しいのを食わせてもらえるんだ、もっとうれしそうな声を出したらどうだ」

[おびえのまじった悲鳴]

十分奥まで埋めておいて、岩倉はネジをまわしにかかった。ひときわ高い━が英子の喉から噴出した。「こ、こわいッ……いやッ……」

[哀しい悲鳴]

奈保子は━を切れぎれに噴きこぼしながら首を振りたて腰をうねらせ、下肢をよじり合わせる。

[哀しげな悲鳴]

英子は、また━悲鳴を洩らして腰をうねらせた。調教――と岩倉が言ったのは先だってから取りかかっているアヌスの調教のことだった。

[かぼそい悲鳴]

子宮口がキュウと収縮し、吹き込まれた息がそのまま頭から抜けるような━を英子はあげた。

[間歇的な悲鳴]

人の心をそそりたてるような号泣は、老人の強靭そのものな動きに切断されて、あっ、あっ、あっ、と━悲鳴になり、それがとだえたと思うと、身も世もなげな泣き声になった。

[甲高い悲鳴]

頂点に尖り切った乳首に振動を押しつけられて、香枝はさらに━をほとばしらせた。

[気死せんばかりの悲鳴]

「こんなの見せられたら、ぼくでなくても男は喉を鳴らしてかぶりつくだろうな」その部分をソロリと撫でられて、能理子は━をほとばしらせた。

[期待に満ちた悲鳴]

唇を鼠蹊部から内股へすべり降ろした。「ヒィーッ……」━が、はぐらかされて口惜しげなすすり泣きに変わった。

[気のいくような悲鳴]

唐沢が面白がっていたずら半分にピュッ、ピュッと射精するように注ぎ込んでやると、その尻をブルブル慄わせつつヒィーッと━をほとばしらせる。

[恐怖の悲鳴]

目を剥くばかりの怒張(それは彼女自身のほとびらせた愛液でぬらぬらと濡れ光って一層凶暴に見えた)を突きつけられて、真紀子は腹の底から━を噴き上げた。

[くぐもった悲鳴]

恭平は初撃を打ち込んだ。━と共に、尻たぼがまるで挑発するようにゆさぶりたてられた。

[口が悲鳴をあげるかたちに開く]

「妹を殺したくなかったら、こちらに渡ってこい。一人でだ」手鉤がまた英子の腹を打った。英子の━。

[苦痛とも快楽の極みともつかぬ悲鳴]

万里子の悶えまわる腰を両手にしっかり挾むと、いっきに押しつけた。衝き上げられた万里子は、━を噴き上げ、ギリギリ唇を噛みしめた。

[苦痛を訴えるだけの悲鳴]

「お、お尻が……焼けそう……いやあ……」これまでのただ━にふと妖しい官能のゆらめきを交えた声を洩らした。

[屈服した女だけがあげる悲鳴]

直子は運命の不思議にあらがう気力を全く喪失したようであった。やがて、ヒイーとかぼそい、━とともに、ドアがパタンと開いた。

[痙攣的な悲鳴]

尻が激しくゆすりたてられた。灼熱が唐沢の腰を走り、激しく奔騰した。「ヒィーッ……」真紀子は狂ったように頭を振りたてつつ━を高々と噴き上げた。

[激痛の悲鳴]

「こ、こわいッ……ママ……」」白いのどをガクガクさせて放った声は、たちまち━に変った。

[声にならない悲鳴]

「どうだ。やはり股縄は効くか」「……」幸子は━をあげて太腿をキュウと引きっぼめた。そこはもうぬるぬるになっているに違いない。

[鼓膜を悲鳴が引き裂く]

サラリと襖が開けられる音に、さらに身が縮まり冷水を浴びたようになった香枝の鼓膜を、全く予期しなかった女の━いた。「お、お姉さまッ……どうして、こ、こんなッ……」

[困惑の悲鳴]

が、ぬるぬるの尻の穴で男たちの指を拒むことは不可能だった。昂ぶりと━を高々と噴き上げつつ、新らしい男の指を受け入れさせられてゆく。

[舌足らずの悲鳴]

恭平はスイッチをオフにしたりオンにしたりを繰り返した。そのたびに香枝は━とともにのけぞり、顔を狂おしげに振りたてる。

[羞恥と屈辱のないまざった悲鳴]

幸子が大きくのけぞって、━を放った。

[羞恥の悲鳴]

姉妹の体のあちこちをいじりまわしてタップリ━を絞り取ってから、男たちは二人をそれぞれのベッドに追い上げた。

[透きとおるような悲鳴]

「し、知りませんッ……だめッ……」━が切羽つまったむせび泣きにまじる。

[すさまじい悲鳴]

前の蜜壺の中で喘いでいる小さな感覚のかたまりを、ピンと弾いた。「ヒィイ……」━をあげて、京子は内股を痙攣させた。「やめて……そこ、やめて」

[鋭い悲鳴]

ちょっと想像力を働かせればそれが女をどんな恰好にするものかはひと目でわかる。奈保子は恭平の意図を察して━を噴き上げて下肢を固くよじり合わせた。

[凄惨なまでの悲鳴]

「いやッ、かんにんしてッ」仰向けに押し転がされながら、夫人は━をほとばしらせる。

[絶息せんばかりの悲鳴]

老人は光子の━がやむのを待って、ゆっくり行為を開始した。光子は、老人のものが、なにかの機械か道具のように思えてならなかった。それほど強靭で長大だったのだ。

[絶頂感を告げる悲鳴]

もう絶望も哀しみも起こらない。ひたすら一刻も早く岩倉が自分を貫いてきてくれるのを尻を振り立てて待ち望むばかりだ。「あッ、あッ、も、もう……」奈保子が早くも━をあげだした。

[切なげな悲鳴]

男も同様で、赤い紐のあちこちをわざとらしくいじって直子に「いやッ、いやッ」といかにも━をあげさせながら、眼尻を下げている。

[切羽つまった悲鳴]

ゆう子には気も遠くなるような淫らな情景が展開され始めた。ガタ――と下肢を突っ張らせて━をあげる。

[絶望に圧しひしがれた悲鳴]

岩倉はパンティの前のふくらみを、いやらしい手つきで撫で上げた。香枝の━が噴き上がった。

[絶望の悲鳴]

ひと筋とおる肉の閉じ目と、その周囲を飾る艶やかな恥毛にピントを合わせ、シャッターを押す。フラッシュの一閃と同時に━が噴き上がる。

[絶え入るばかりの悲鳴]

「やめて……そこ、やめて」ピッ――ピッ――弾かれるたびに、京子は━をあげる。かと思うとやるせない旋回がはじまり、平手打ちが尻をおそってくる。

[絶え入るような悲鳴]

岩倉は奈保子の尻と向き合ってしゃがむと、そのままになっている調教棒をゆっくり引き抜いた。奈保子はヒィーと━を洩らしつつ腰をうねらせた。

[昂った悲鳴]

我を忘れて乳ぶさを引っ掴んで荒々しく揉みしだきつつ、大きな抽送を開始した。幸子が━をあげつつ尻をまわしだした。

[昂り切った悲鳴]

調教棒はすっかりなじんで、何かをせがむように肛門がピクリピクリとそれをうごめかせている。それを掴んでゆっくり抽送してやると、たちまち奈保子は━をあげだした。

[昂ぶりと困惑の悲鳴]

ぬるぬるの尻の穴で男たちの指を拒むことは不可能だった。━を高々と噴き上げつつ、新らしい男の指を受け入れさせられてゆく。

[魂消えんばかりの悲鳴]

「いやあッ……」はじめてこの椅子の働きを覚った英子は、首を振りたてながら━をほとばしらせた。

[魂も消し飛ばされたような悲鳴]

恭平が大きく腰を突き入れだすと同時に━を噴き上げだす。

[魂を宙に飛ばしたような悲鳴]

初めての素肌と素肌との接触――それも乳ぶさを圧しつぶされ灼けるようなものを太腿の付け根に押しつけられる接触――に、人妻は━を上げ身悶えした。

[断末魔を思わせる悲鳴]

背中を弓なりに反らせ腰をガクンガクンと突き上げながら、香枝は━をヒィーッと鋭く絞り出し、それからガクリと崩れ落ちた。

[衝き上がる悲鳴]

比奈子は━を押し込もうとするかのように握りこぶしを口に押し当て、眼をまんまるく瞠って、そこに棒立ちになっていた。

[つらそうな悲鳴]

「こ、こんな羞ずかしい恰好で……ごめん下さいまし……」耐え切れずに顔を捻じる、ヒーと━にのどを慄わす。

[動転しきった悲鳴]

枷をはめられた足首がいやおうなく左右に引きはだけられてゆくのに、真紀子は━を張り上げた。「いやッ……、こんなの、いやですッ……かんにんしてッ……」

[動転の悲鳴]

夫人の思いもかけなかった部分に触れた。「そ、そんなところはッ……い、いやですッ……」━をほとばしらせつつ激しく尻を揉みたてる夫人に哲哉は言った。

[泣かんばかりの悲鳴]

「だ、だめだあッ……」遂に耐え切れずに哲哉は━を上げた。哲哉が初めて女に吐く弱音だ。と同時に激痛――というより、激痛に近い快感――に亀頭頸部をおそわれた。

[泣き声に近い悲鳴]

「アヌス・クリームを塗った後は、こうすると効きが早いんだ」もう十二分に効果を身にしまされている英子は、━をギャグの隙間から噴きこぼしつつ、打たれる尻をクリックリッとうねり舞わせた

[昇りつめんばかりの悲鳴]

大きく喘ぐ脇腹から弾む乳房を汗で白く光らせ突き出した尻を平手でしばかれるたびに尻たぼをよじり合わせるようにうごめかせ、今にも━を洩らす。

[激しい悲鳴]

イチヂクを含み込まされた尻をくなくなゆさぶる。和義はそんな文代からさらに━とむせび泣きを絞り取るように嘴管をこねまわしながら、じょじょに握りつぶしていく。

[羞じらいの悲鳴]

笑われて香枝は為すすべもなく━をあげつつ身を揉んだ。岩倉がこれほどマメになったのは、さっき香枝が気をやった時のその声と貌のよさにそそられて、床入りを急いだためだ。

[火にでも触れたような悲鳴]

「いやッ、いやッ、ああ、いやあッ……」先端がはざまに触れると、能理子は━をほとばしらせたが、あとは半ば気死したようにズブズブと沈められて行くがままだった。

[墳辱の悲鳴]

めぐみがおどおどと聡の反対側に身を寄りそわせてきた。「き、きたないわッ……あ、あんたなんか……」ののしり声も、めぐみの指で乳首をつままれて━に変った。

[狼狽の悲鳴]

香枝が、あッと━をあげるいとまも与えず、恭平はひたすら縮こまる香枝の体を抱きすくめ、あぐらをまたがらせた。

e 弱点・急所・宝物・ツボ・発火点

[女の弱さ]

平素は毅然とした態度を崩さない塾長が、━を剥き出しにしてすすり泣く風景は、恭平のサジスチックな欲望をそそらずにはいない。

[カンジン]

「感度もよさそうだなあ」うしろにまわって、━の尻を見た。みごとだった。まるく引き締まって、小気味よく突き出している。

[急所]

女体の━を押さえた巧みないましめに、力を萎えさせた香枝は、縄尻を引き絞られてヨロヨロと立ち上がった。

[刺戟に弱い]

香枝は首をなよなよ振りたてながら喘いだ。いったん悦びを極めさせられてつつしみの堰を切って落とさせた女体は、どこもかもが━くなってしまっているのだ。

[弱点を握る]

女の━ことで伸々塾を乗っ取ろうという考えも、こんな男だからこそ生まれる発想といえるだろう。

[隙だらけ]

女が、これほど━の姿を曝している今こそ、つけ込むチャンスではないか――。

[性感帯]

それでも舌で舐めずりつつうごめく五本の指をもてあそびにかかると、「いやッ……ああ、いやですッ……」梓は泣き声を引き攣らせてもがき始めた。(さては、ここが彼女の━だったのか……)

[宝]

絹地を通して掌に伝わってくる肌の温もりが、その奥に隠されている━を想像させてたまらない。

[秘蔵]

(これが岩倉━の××××か……)恭平はフッサリと茂る恥毛を掻き上げて、とろけんばかりに柔らかく熱っぽい肉の閉じ目を指でなぞり上げながら思った。

[拾いもの]

藤木恭平との間に何かあったか知らないが、これは貴重な━だ。そして岩倉はそんな拾いものを利用せずにすますような男ではなかった。

[眼の毒]

あぶらの乗りの薄い生白い裸身がまだ体内にくすぶり続ける快楽の余韻を抱きしめるようにうごめくのが、いまの幸子には━だ。@見ると欲しくなるもの

[弱味]

とにかく彼の秘書を彼に隠れてもてあそんだから、恭平にはいやと言えない━があった。

[弱味を握られる]

秀英セミナーの理事長、岩倉典久に━て加担させられた裏切り行為だったが、こうして美しい女を嗜虐の眼で見るのは悪い気分ではなかった。

[弱いツボ]

香枝の━を知り尽くした岩倉の愛撫で緊張をほぐされ、我にもなく熱くなってしまった香枝は、いつしかゆるんだ股の奥に岩倉の指を受け入れていた。

f 痛み

一、苦悩

[頭を掻きむしりたい]

香枝は━気持ちにおそわれて居たたまれずにフラリと立ち上がった。

[暗涙を呑む思い]

(ああ、やっぱり……)香枝は━だった。岩倉がやがては妹にまで魔手を伸ばしてくることがわかっていたからこそ、恋人との婚約を早めさせようとしたのだったが――

[石のように耐える]

それらを━つつ、香枝はじっと首を垂れている。

[一抹の不安]

しおを見てわけを知っている下田芳子が席を立った。「すみませんね」岩倉にあっさりそう言われては、香枝は内心、━を感じつつも何も言えない。

[イバラの棘を心臓に擬される]

出勤して藤木恭平と顔を合わせることが━ような毎日だった。

[おつらいこと]

(……わたしのために……ごめんなさい、お姉さま……どんなに━か……)姉の頬に伝う涙の痕を見ながら、奈保子も涙を流さずにはいられない。

[感情の嵐]

どうしてもとおっしゃるのですね、と言い出すまでの英子の胸中に渦巻いた屈辱、憤怒、絶望、断念、等の━を、恭平は明確に読み取ることができた。

[気が遠くなる]

だがそれは何も妹の奈保子だけのことではないのだ。やがては伸々塾の塾長である自分もすべてを中川の前にさらけ出されることを思って、香枝は━。

[苦悶]

「痛いのかい、香枝さん。××××の方は楽々と呑み込んでいるよ」香枝の━は肉体的なものではなく精神的なものだ。それを百も承知で岩倉は訊くのだ。

[苦しいもの]

こみ上がる━を噛み殺しながら、恭平は閉じたフォルダーを奈保子に返した。

[苦しみ]

真紀子は恨みながら、平然と前を行く唐沢の背中にしがみつきたくなる気持ちを押さえるのに汗をかいた。真紀子の━は唐沢から送られて来たプレゼントを身に着けたがためだった。

[苦しみ悶える]

香枝は重い呻きを泣き声に交じえて、生汗の噴き出した顔を苦しげに振りたてる。美女があらぬ所を貫かれて泣きながら━その姿その表情こそ、岩倉をこの上なく昂らせる。

[苦しみよう]

岩倉は美少女のそんな無残ともいえるもがき━を舌なめずらんばかりの眼で凝視している。

[苦しめる]

岩倉は奈保子の前に立った。「あんたのつばきでタップリまぶしておくことが、お姉さんをそれだけ━ずにすむことになることを忘れずにな」

[自嘲の苦味]

女を眼の前にすると自制がきかなくなる。それを恭平自身はひそかに「博愛主義」と名づけているのだが、今日は英子のことがあった直後だけに、この「博愛主義」にも━がタップリ加わっていた。

[辛抱]

「もうしばらくの━ですよ。先生がさっきののしられたとおり、わたしは変態なんです。女を縛らなくちゃ男になれないんです」

[切ない]

その洩らす声の━さとそのもつれ合う肉と肉のうごめきのなんというみだらさ――。

[戦慄]

(あの先生は変態だったんだわ……)そう思うたびに━がこみ上がる。その━の中には、変態的な愛撫を受けながら二度までも悦びを極めてしまった自分自身に対する━も混じっていた。

[魂まで凍る]

「ああ……」大きくはだけたまま見捨てられた自分の股の奥をおそううそ寒さに、━ものを感じながら、英子は下唇を噛みしばった顔をそむけた。

[つらい]

かおるは泣きベソをかきながら真っ赤な顔をシーツに捩じりつけ、腰を右に左に捩じる。さらけ出しているところを、そうやってジロジロ眺められるのがよっぼど━ようだ。

[辛い]

━そうに細頸を投げ出して喘ぐ香枝を満足げに見やりつつ、血管をうっすら透かしてパンパンに張りつめた乳肌を撫でまわし、尖った乳首を指で弾いた。

[つらい目を見る]

どうしてもいやか」恭平は意味ありげに含み笑いながら、よじり合わされてブルブルおののいている内腿の合わせ目をなぞった。「強情を張るとかえって━ぞ」

[内心の憂悶]

その美女も今夜は━で知性の輝きを曇らせがちにしている。

[情けない]

「実は酒の力でも借りなければ話せないような━話なんだが、藤木くん」岩倉が、ひと膝乗り出すように言い出した。

[何よりつらい]

「綺麗な××××ですね。奈保子に負けないくらい、ういういしい色をしてますよ」言葉と同時にスイと触れられて香枝はヒイと喉を絞った。女にとって━ことは他の女と美醜を比較されることだ。

[肉の重さ]

香枝はこれまで自分が住んでいたのと違った世界を垣間見た思いだった。そして今では自分も――と思うと、自分の━が急になまなましく意識され始めた。

[歯噛み]

「ど、どうして……」香枝は━しながらも訊き返さずにはいられない。

[歯ぎしり]

美しい姉妹が全身汗みずくになり髪をしどろに振り乱して、いましめの裸身をからみ合わせうねり舞わせつつ、昂り切ったすすり歔きを交錯させているシーンを食い入るように見つめながら、━せずにはいられなかった。

[悲嘆]

「ああ……」恭平は、身も世もなげな美人教師の━ぶりを見やりながら、いったんカメラを置いた。

[悲痛]

「奈保子さんッ……」━な思いに駆られて口走ったひと声が奈保子の動転した耳をも捉えた。奈保子も姉の方を振り向いた。

[悲憤]

恭平は奈保子の裸身のうごめきやその━ぶり、呪詛の表情が激しくなればなるほどサディストの本領を発揮しはじめる。

[乱れに乱れた胸の裡]

くっきり浮き立てた頸すじや頬にしどろにもつれかかるほつれ毛が、いかにも━を物語るかのようだ。

[胸が痛む]

「そうおっしゃられると━みますがね。あなたを自分のものにしたいという欲望が何よりも優先したのです。これもある意味での恋とはいえませんか。もっとも人でなしの恋と言われるでしょうが……」

[胸がつぶれる]

妹の子供に返ったようなむずかり方に、香枝はただ━ばかりだ。あらためて恥毛まで丸出しにされている我が身がかえり見られて、身も世もない悶えにとらわれる。

[胸が波立つ]

だが、幼ない頃からしあわせにはぐくみ育てられた光子が――と思うと、昌也の━のをどうしようもない。人並みすぐれた美貌と気品――それあるが故に来島らは光子に奴隷の道をさし示したに違いなかった。

[胸がふさがれる]

尻の穴を男のものに貫かれてのたうつ妹の姿に自分がそうされている時の姿を重ね合わせて、その浅ましさに━ばかりだ。

[胸中の嵐]

そして結局英子は涙を見せなかった。恭平が「頼む」と頭を下げて━はすでに去って、おだやかな自己犠牲の気持ちにじょじょに包まれていったようだ

[胸の裡に疼く]

これほどの深い関係になっていながら、今でもこの高校三年生のなんの飾り気のない美少女のひたむきな献身の表情を見ると、━ものがある。

[胸ふさがれる]

だが今こうやって妹と向かい合わせに立たされてみると、そんな優位に立つとか何かよりも、姉妹で一人の男のなぶりものにされる哀しみのようなものに━。

[胸を掻きむしる]

奈保子の哀しげな悲鳴が香枝の━った。 

[眼がくらむ]

(責め方まで同じだわ……)同じ恰好で吊るされたことのある香枝は、そこに自分の姿を見るような羞ずかしさと、姉と妹とを同じ恰好に吊るしてその反応をくらべ合わせようとする恭平のあくどい意図に対する憎しみとで、━みそうだ。

[ものうげ]

「……急に体じゅうの力が抜けたようになって……こんなこと、はじめて……」━に英子は言った。@なんとなく憂鬱なこと。物憂げ。

[やるせない]

「どうです、思っていたほど苦しくはないでしょう」「……」「綺麗ですよ」峯子は、ああ――とどこか━げな吐息をついて、ボウと頬に血の色をのぼらせた。

二、痛い

[痛い]

「今日はひとつ━がって泣いてみろ」「いやあッ……」その叫びが終わらぬうちに第一撃が容赦なくかおるのクリッと引き締まったういういしい尻に打ち降ろされ、小気味よい肉音を弾かせた。

[痛みが走る]

中でも腰の付け寝と股の関節が鉛のように重く、動かすと錐を揉み込まれるような━。

[ギシギシ痛む]

昨夜のことが切れ切れのボヤけたフィルムのように思い浮かぶ。頭がドンヨリ濁っている。節々も━。

[苦痛]

めくるめく脳裏に、雪子は冷たい槍の穂先が貫くのを見た。はらわたを荒々しく掻きまわされる感覚に、雪子は恐怖の叫びをあげた。━は激しかった。

[苦悶]

「痛いのかい、香枝さん。××××の方は楽々と呑み込んでいるよ」香枝の━は肉体的なものではなく精神的なものだ。それを百も承知で岩倉は訊くのだ。

[激痛]

それがふたたびドスッドスッと子宮を突き刺し捏ねまわし始めると、もう正気ではいられなかった。からだ全体が━のかたまりと化して火のように燃え上がり、声があとからあとから噴き上がった。

[激痛に痺れる]

ビッショリの汗をかいた顔をグタリと恭平の腕にゆだねきったかおるは、口づけの反応も弱々しかった。膣から生ずる激痛に全身が━たようになっているようだ。

[激痛にヒリつく]

破れた処女膜のあとにポッカリうがたれた肉孔は鮮血にまみれ、さらに周辺にまでにじみ出していた。唐沢が竜也と入れ代って、鮮血にまみれ破瓜の━肉をふたたびふかぶかと貫いた。

[激痛を訴える]

「いや……あ……い、いやッ」動かされるたびに、香枝は戸惑ったような声を小さく洩らし始めた。ついさっきあれほどの━た肉が、こんな感覚を生むということが信じられないのだ。

[裂けるような苦痛]

見るからにおぞましい振動を、俺は今は無残に汚され切った花びらに埋めた。うるおいさえ千春のと違って十分でないそこは、━を生じるはずだ。

[痛痒]

幸子は秘書とはいいながら、岩倉が接待用に時々使っている女だから、藤木に抱かれることには何の━も感じなかった。

[疼痛]

小さな乳首が━に打ちふるえ、乳ぶさの張りが蒼い血管の網目を透かして身悶えし、ヴィーナスの丘がさざ波立ってのたうつ。

[ヒリつく]

完全に閉じきらぬ肉口のかすかなおののきが、破瓜の━ような痛みを訴えているようだ。

[灼けるような痛み]

哲哉は「しま蛇」で軽く能理子の乳ぶさをしばいた。━に能理子は全身をカタカタゆさぶって悲鳴をほとばしらせた。

三、出血

[したたる血]

次の一撃では乳首が切れた。激痛に身を揉み号泣する珪子の乳ぶさにしがみついて哲哉は━を飲んだ。地獄にも似た血まみれの愛欲の行為は夕方まで続けられた。

[出血]

怒張をキッチリ咥えた破口からの━はさらに激しさを加えて、かおるの白い内股を染めた。

[出血はおびただしい]

稚いせいか、姉の能理子の時と較べて━かった。割れ目やそれに食い込んでいる怒張はもちろん、左右の内股まで血まみれだ。

[鮮血がにじみ出す]

鋭く反り返った鰓が、はち切れんばかりに引き伸ばされO型に変形させられた秘肉を巻き込んで、ズブ――と没した。鮮血が見る見る━して、激痛に痙攣する秘口の肉と怒張とを染めた。

[鮮血がほとばしる]

「ヒイイッ……お乳は、ゆるして……いやあッ……」珪子は大の字磔の裸身を弓なりにのけぞらせて絶叫した。空に突き出された双の乳ぶさから━った。

[鮮血にまみれる]

恭平はいったん抱擁を解くと怒張をゆっくり引き抜いた。━てヌラヌラ光る怒張はまさにひとふりの凶器さながらで、一人の処女を血祭りにあげたことを胴ぶるいして悦んでいるように見えた。

[鮮血をジクジクにじみ出させる]

あれほど狭かった秘口が恭平の太いものを張り裂けんばかりに咥えて、━ている。

[染める]

怒張をキッチリ咥えた破口からの出血はさらに激しさを加えて、かおるの白い内股を━た。

[血が吹き出す]

「……ころすの?……」「どうかな」玲児は薄い唇をゆがめて笑った。「その美しい肌から━したら、綺麗だろうな」

[血まみれ]

彼女の股間もそこに抜き差しされる哲哉の怒張も━だ。それに淫液がまじってぬらぬら光っている。

[血を見る]

「いやッ……ああ、いやですッ……かんにんしてッ……」泣きながら固いいましめの身をよじった。「動くと大事な所に傷がつくぞ。━のは処女を喪った時だけで十分だろうが」

[破瓜の血]

こんな記念ビデオを持っている女などそう居まい。哲哉は指で割れ目をくつろげて、━と溢れ出たザーメンにまみれた秘口も撮った。

[真っ赤に染まる]

かおるの胯間に眼をやると、さっきのつつましく閉じた秘口はザクロさながらに爆ぜて━っている。

h 拒否する

一、抵抗する

[あらがいの気力]

藤木恭平の手によって緊縛プレイに慣らされてしまった奈保子は、きびしく後ろ手に縛り上げられたことで、さっきまでの━の気力を萎えさせてしまい、首をふかぶかとうなだれたまま、岩倉の為すがままに身をうねらせつつ小さく喘ぐばかりだ。

[あらがいの気配]

岩倉は抱きすくめた少女の裸身から━が完全に消え去ったのを感じ取ると、さらにかさにかかって骨細のよくしなる体を折れんばかりに抱きすくめ、ねちっこい口づけを続けつつ腰をまさぐり尻を撫でまわす。

[あらがう]

ビールをいっぱい口に含んで香枝の肩を抱きすくめ顔を寄せる。香枝は━わずに体を岩倉の腕にゆだねて顔を仰向けた。

[抗う]

「やるんだ、香枝。指の濡れ具合をおれに見せるんだ」きつく脅すように言われると、もう━力はなかった。

[イヤ]

「それじや、まず━と言った方から試しに塗らせてもらうか」岩倉は掌いっぱいに受けたあやしげなローションを両手で香枝の乳房に塗り込み始めた。

[いや]

同時に前の締めつけが強くなる。「指を入れるぜ」「ああ……」首を振りたてたが「━」とは言わなかった。

[いやあ]

「ああ、お尻は━……かんにんして……」泣きベソをかいて鞭痕をくっくり浮き出させた尻を振るのに、さらにパールローターを呑み込ませた。

[いやいやをする]

サチ子はきつく捩じっていた顔を弾かれたように恭平の方に向け、涙をいっぱいに溜めた瞳で訴えるように恭平を見ながら激しく━した。

[いやがる]

英子がそれまでの従順さを忘れてこの恰好にされるのを━ったのは、そんな女の羞恥を丸出しにされることを羞じる気持ちはむろんあったが、こうやって見るとただそれだけではなかったことが納得できる。

[いやですッ]

もう一度塗り直すと同時に互いの女のアヌスを味わおうというのだ。「いや、━……かんにんしてッ……」「ああ……もう、なぶりものにされるのは、いやあ……」美しい姉妹は向き合わせた裸身をよじって泣き交わした。

[往生際が悪い]

「━よ、立花さん。ここまで追いつめられたら観念して素直に『後はよろしくお願いします』とくるのがいさぎよいというものだがな」

[顔を振りたてる]

英子は真っ赤な━たが、ためらいが何をもたらすかはもうわかりきっていた。

[かぶりを振る]

「いくよ、香枝さん」「ああ、ゆるして……」香枝は弱々しく━っただけだった。

[かむりを振る]

「どうだ、まだ痛むか」顔を寄せて訊いた。「……はい……」「後悔してるんじゃないか」かおるは涙をにじませた瞳をヒタと恭平に向けて、小さく━った。

[口をつぐむ]

「オラオラ、上品に━んでないで、大きく開けて咥えるんだ」「い、いや……う、う……」

[首を振りたてる]

かおるはふさがれた口の奥で何か言いながら━。だが今度の抵抗はそこまでだった。

[抗議]

かおるの━の声は怒張に押し伏せられて、ただの呻きとしか聞き取れなかった。

[抗しようもない]

英子をおそう戦慄が持続的となり痙攣にまで高まった。「ヒィーッ……」それがどう━くおそいかかってきた時、英子は魂まで引っ掴まれた思いに絶叫をほとばしらせていた。

[拒み通す]

男の精液を嚥むことは奈保子も藤木恭平に強制されたことが何度かある。が、その度にかたくなに━してきた。

[拒む]

「いやッ……ああ、いやです……」「いくらいやだと言ってもこの恰好じゃ━めないだろ?」そう言ってもう一度岩倉は尻の穴を小突いた。

[羞恥に満ちた身悶え]

かおるは体を弓なりに反らせ腰を捩じって、はだけきった羞恥の原点を何とか隠そうともがく。美少女のそんな━ほど、男の眼を楽しませるものはない。

[情の強いことを言う]

「そんな━わずに、ここの力をほんの少しでいいからゆるめて下さいよ」その胯間にしゃがんだ中川が、恥毛を撫でながら訴えている。

[焦れったがる]

今や香枝は激しくすすり上げながら自分から年下の卑劣漢の舌を吸い、身の不自由を━ように身悶えつつ握りしめたものをしごきたてていた。

[素直にしない]

「お前が━からだ。え?こうだぞ」庄吉は聡子の苦悩の表情をうかがいつつ、ゆう子のブラウスの胸元をいっきに引きはだけた。

[すねる]

「ああ、もう、かんにんして……」かおるは、お下げにした頭を弱々しく振って━。

[制止する]

「やめてッ」何度か香枝は叱り飛ばすように厳しく━したが、そのたびに中川はエへへと下卑た笑いを浮かべてさらにしつこく手を伸ばして来る。

[駄々をこねる]

「こいつが━んでな。少し手伝ってくれんか」「かしこまりました」「わしがバイブを扱っている間、尻を打ってやってくれ」

[ツベコベ文句を言う]

「あ、こ、こんな羞ずかしい恰好で……」「××××してもらうのに━な」膝立ちになった恭平は両手で色っぽい腰を引き寄せた。

[抵抗]

香枝は声さえ出せなくなって、真っ赤な顔をのけぞりっ放しにしたまま振りたてる。括約筋の━が限界点に達して、圧力に屈した

[抵抗する]

香枝は泣きながら腰を右に左に捩って━。だが、不自由な身でしかも相手は男だ。

[はねのける]

「少し刺戟が強過ぎたかな、え、ゆう子?」庄吉がいやらしく服の上からゆう子の体を撫でまわしながら、耳元にささやいた。それさえ━る意識をゆう子は失っていた。

[反抗の気概]

その顔が汗に光り始め、ブラウスの胸が激しい息づかいに波立っている。恐怖と━に吊りあがった瞳は男の欲情に濁った眼にはこよなく美しいものに見える。

[反撥する]

自分を辱めた男から口移しにビールを飲まされる屈辱感が脳裏に渦を巻いたけれど、もはや━気力は夫われていた。

[反撥の気配]

香枝の身悶えが━を柔らげ、噴き上げる声が拒否の勢いを失ってきたようなのが、嬉しくてならないのだ。

[反撥力]

恭平は香枝がそうやって次第に━を喪失していくのをじっと測っている。こうやって割れ目のあわいをあちこちいじくりまわされていても、ちっとも濡れの徴候が現われないのは、まだその反撥力を完全には失っていない証拠だ。

[否定し去る]

「薬を塗ってああやってしばらく置いておくと、排泄器官が快楽器官……つまり第二の××××に変わるんだ」岩倉が奈保子に説明したが、奈保子はそれをあながち━ことはできなかった。

[ひるみためらう]

カッと頬に血を昇らせながら、香枝は━自分を圧し殺して小さくうなずいた。

[防ぐ]

「いやあッ……」奈保子は泣き声を噴き上げつつ剥き出しの腰を振りたてた。だが厳しくいましめられた身は、岩倉の手をすぐ━ことができない。

[振りほどく]

「いやあっ……」はじめてそれが何か気付いたかおるは悲鳴をあげて━こうともがいた。恭平は上からしっかり押さえつけた。

[負けまいと気張る]

━っているところへ足元から奈保子の昂り切った喘ぎが聞こえてくると、フッと緊張をほぐされて、聞かせてはならない声を洩らしてしまう。

[耳をふさぎたい]

「どうかね」「おっしゃられた通り、ビッショリにしていますわ」「ああッ……み、見ないでッ……」(ああ、奈保子さん……かわいそうに……)妹のあげる悲痛な叫びに、香枝は━思いだ。

[身も世もなげな悶え]

「ああ、柔らかくて温かい」岩倉はそんな香枝の━を楽しみながら、ほつれ毛のまとわりつくうなじから肩先に唇を這わせ、右手で乳ぶさを愛撫する。

[面倒をかけさせる]

「ちょうどおれのアパートで犯された時と同じ恰好になったな。これで両脚も縛ってしまえば、あの時そっくりだが……まさかそこまで━まいな?」

二、もがく

[足掻く]

「ああ、こ、こんな所で、は、裸はかんにんして下さいまし……」香枝はもう━手も無駄と観念してかぼそく哀訴した。

[暴れる]

「いやッ、かんにんしてッ……これ以上辱しめないでッ……」奈保子は宙に浮いた体を海老のように跳ねさせて━た。

[ジタバタする]

「もう━してもおそいですよ、奈保子先生」いつもは教員室の机の間を愛想笑いを振りまきつつペコペコして歩いている男が、人が変わったような威丈高な顔で睨みつけてくる。

[尻ごみする]

香枝は頭を振りたてつつ━し、しゃがみ込んだ。「こ、こんなものにだけは……おねがいでございます……」「何いってるんだ。この前の晩は座椅子にこれに坐ったと同じような恰好で坐らされたじゃないか」

[振りほどく]

もはや自分たちの力ではこのおぞましいつながりを━ことのできなくなった美しい姉妹は、伏せた上体の上半分を台の端からはみ出させた窮屈な恰好でグッタリと首を垂れ、全身で慟哭している。

[身悶える]

「いやッ……かんにんして……いやです……」奈保子は全身汗になりながら、吊り縄をギシギシ鳴らして━。

[身悶えを激しくする]

不可能なままに泣き声を高くし━。「奈保子さん、し、しっかりするのよ……」みじめな妹の姿から顔をそむけながら、香枝として言えるのはそれだけだ。

[身も世もなく悶える]

「ああ、お姉さま……見ないでッ……」奈保子は━つつ何とか身をしゃがませようとするのだが、後ろの中川に縄尻を引き絞られているのでそれも不可能だ。

[むずかる]

妹の子供に返ったような━り方に、香枝はただ胸がつぶれるばかりだ。あらためて恥毛まで丸出しにされている我が身がかえり見られて、身も世もない悶えにとらわれる。

[無駄な足掻き]

なんとか下肢を振りもぎろうと蹴りたてるのだが、二人がかりで押さえつけられていては━だ。

[もがかせる]

そう思うと狂わんばかりになって激しく身を━たが、いたずらに岩倉の腕力の強さを思い知らされるばかりだった。

[もがく]

「ああ、もう縛らないで、おねがいです……」香枝は声を高くして━いたが、長い間股をはだけて座椅子に縛りつけられていた下肢は、付け根がガクガクになっていて言うことをきかない。

[のたうつ]

恭平はその従順さにかえって残忍な昂りをあおられて、女のいのちともいうべき乳ぶさを責め、ヴィーナスの丘を打ちたたく。小さな乳首が疼痛に打ちふるえ、乳ぶさの張りが蒼い血管の網目を透かして身悶えし、ヴィーナスの丘がさざ波立って━。

三、拒否の関連語

[石の心]

頭を反対側に捻じった邦子は、そこでも姉の真紀子が同じ行為に口を鳴らしているのを見た。(ああ……)邦子は身悶えた。この淫靡極まる情況の中でひとり━を持ち続けることは困難だった。

[意地を張り通す]

「それとも、最後まで━してみせますか?わたしは女の体を扱うことについては、いささか自信を持っているんですが」

[一蹴する]

「せ、せめて、妹だけでも、許してやって下さいまし……」最後の気力を振り絞って香枝は哀訴して見た。「ならん」岩倉は舌下に冷たく━した。

[意には添えない]

「この人たちは実はこのわたしが呼んだんでね、残念ながらあんたの━よ」

[かたくな]

━に閉じられて舌を受け入れようとしない唇をなだめすかすように、唇をくなくなと優しく擦りつける。

[勝てない]

「ああ……は、はずかしい……」火のようになりながらも、割れ目から弾き出るような疼きには━かった。羞じらいに歔きながら、両手で腰を抱き込まれるままに腰を落としていった。

[観念し切れず]

俎の上の鯉さながらにされながらそれでも━に、顔を振りたてたり膝をよじったり、大きくはだけられた爪先をピンと反らせたりする。その姿が征服感をくすぐり、さてどこからどう料理してやろうかという嗜虐欲をあおる。

[聞き分けがない]

「どうも━みたいだな。やはり初めは力ずくでないといかんか」

[聞くに耐えない]

サチ子は━といわんばかりに激しくかぶりを振りたてた。その尻にさらに鞭がいい音をたてて入る。@本来は堪えないだが耐えないも可。

[拒絶反応]

何も知らなかった良家の「お嬢さま」が今では竜也の調教よろしきを得て、すっかりマゾの快楽に━を示さなくなっている。

[拒否の色]

香枝は眼に見えて汗をかき始めた。身悶えにもはじめの━は消えて、せくり上がる官能の昂りを何とかなだめようとするなよなよしたものになってきている。

[抗しがたい]

続けて二度気をやらされるおそろしさ羞ずかしさに首を振りたてつつも、雪子はふたたび岩倉の━破壊力の前にかぼそい悲鳴を上げ始めた。

[強情を張る]

「━とかえってつらい目を見るぞ」それでも奈保子は必死の思いで股をよじり合わせる。

[心をよろう]

邦子はくくり猿にいましめられた体を硬く引きつぼめ眼をしっかり閉じていた。だがいかに眼をふさぎ心を硬く━っていてもふさぐことのできない耳から、さまざまな物音が入って来る。

[この期に及んで]

いくら覚悟してきたこととはいえ、障子越しに薄日の射し込む白昼に全裸を曝して、名も知らぬ男のなぶりものにされるということが、━ふと人妻の身に耐えられないものに思われたのだろう。

[座に耐えられない]

岩倉がさも満足げに笑うように、夫人はいよいよ━ばかりに体を縮こませる。

[そうはさせじ]

「いやあッ……」奈保子が胸をかばって前かがみにしゃがみ込もうとするのを、後ろから奈保子の両腕を掴んで捩じ上げている中川が、━とグイと引き起こす。

[そうはされまい]

岩倉はさらにその下肢を左右に大きく引きはだけようとする。奈保子は━と腰を左右に捩じってあらがった。

[対応]

藤木恭平が剥き出しにして見せる底知れぬ凶悪さ卑劣さが戦慄を呼ぶ一方では、それに━できるだけの強さが自分にあるかどうか自信が持てなくなってきたのだ。

[ツベコベ言う]

「いやッ……し、縛られるなんて、いやですッ……」「いまさら━な」

[手古摺る]

これまでは自分から誘うどころか、ここに連れ込まれても泣いたりあらがったりで恭平を━らせたものだ。

[音を上げる]

「こうすりゃいやでも女は━」そう言いながら、両手に掴み締めたふくらみを揉みしだき、可憐な乳首をつまみ上げて転がす。

[てこずる]

「この女もずいぶん━らせたが、いまでは尻打ちで気分を出すのを通り越してアナルコイタスで気をやるようにさえなった」

[忍耐の堰が切れる]

「声をあげるんじゃ」言われて、由起子はギリッと唇を噛んだ。が、肛門を遂に破られて、━た。

[女体の官能の埒のなさ]

(ああ、姉の身がこんな羞ずかしい声を妹に聞かれてしまったら……)そう自分を責めつつ止めようがない。━を呪いたくなる。「……お、おねがいです……もう、かんにんして……」

[封じ込める]

今日に限ってパンティまで頬張らせて口をふさいだのは、逆さ吊りの苦しみを倍加させると同時にその苦しみを訴える手段さえ━ことにあったのだ。

[弱音を吐く]

「ほらほら、もう今からそんな━いちゃダメじゃないか。何をされても平気な顔をカメラに見せているんだ」

G かんにんして

一、かんにんして

「ヒィーッ……いたいッ……」英子は身をよじって泣き声をあげた。もう一方の乳ぶさも同じように引っ掴んでいじめる。「か、かんにんして……」「とかなんとか言いながら感じてるんだろ?腰をいやらしくゆさぶりやがって」「いや……」英子は叫んで汗にねばっこく光る顔を振りたてた。

  ――――――♀――♂――――――

「股縄がそれほどたまらないというなら、これを使ってみずにはいられなくなるな」そう言って恭平は壁の釘から「九尾の猫」を取りはずして来た。「ああ、それはッ……かんにんして……」恭平を見る幸子の瞳がトロリとした光の中にうわずりきっている。

――――――♀――♂――――――

「いや……」女は腕を突っ張り、白い顔をきつくそむけた。「いまさら、いやはないでしょう」岩倉は執拗に迫り、そむけた頬に唇をすりつける。「……かんにんして、くださいまし……」女はかぼそく哀願した。「どうしても、いやだとおっしゃるんですか」

  ――――――♀――♂――――――

「見れば見るほど、いい体だ」腰からそれに連なるむっちりと肉の張りつめた太腿を撫で下ろしつつ、体をそこにしゃがませた。太腿の付け根にピッチリ挟み込まれた下腹の茂みに触れる。「ああッ……」峯子は突き上げられたようにのけぞった。「か、かんにんしてッ……」白い腹をせわしく波打たせながら叫ぶ。

  ――――――♀――♂――――――

「見るんです」なかば崩れかけた髪を掴んで顔を正面に捩じ向けた。「いや……か、かんにんして……」峯子は固く眼をつぶって、いやいやをした。「眼を開けないと、こうですよ」岩倉はもう一方の手で乳首をつまむと、じわじわひねり上げていった。「あ……い、いた……ゆるして……」

  ――――――♀――♂――――――

恭平はさしのべた舌先で肉の閉じ目をなぞる。なぞる力を次第に強めて、じょじょに閉じ目を割って内側に攻め込む。「ああ……かんにんして……」幼い肉芽を舌先で転がされる快感にかおるの声が透きとおった。

  ――――――♀――♂――――――

かつて経験したことのない異様な拡張感に対する恐怖が英子から声さえ奪った。「……か、からだが、こわれちゃう……かんにんして……」恐怖に萎えしぼんだ声で泣きながら訴えつつガックリ首を折った。あぶら汗にぬめ光る腹だけが、ふいごのように激しく起伏を繰り返している。

  ――――――♀――♂――――――

岩倉は恭平が田村幸子のアヌスを犯すことをためらわなかった事を思い出しこの少女のここをいまだに見逃しているはずがないが――と思いながら、ちっちゃな皺襞をなぞった。「ああ、やめて……かんにんして……」英子は泣き声を高めつつ腰をモジモジゆさぶる。

  ――――――♀――♂――――――

岩倉にとっては力萎えたとはいえ若くピチピチした肉体はいくらなぶってもなぶり飽きない玩弄物らしかった。「……も、もう、かんにんして……」何度となく英子は泣いて訴えた。何度目かの訴えがようやく訊きとどけられた。「それじゃ仰向けになって脚を開くんだ」「ああ……」

  ――――――♀――♂――――――

「いやあッ」「言うなりになるんだ」グイと足首を掴んだ方の脚を片側に引きはだけて、手早く紐を巻きつけた。「いや……こ、こんなの、いやですッ……かんにんしてッ」かおるは、たった一本残された自由な方の脚でばたばたシーツを蹴りたてた。

  ――――――♀――♂――――――

「ああ、ぶたれるのはいやぁ……」「素直に言うとおりにならないからだ」岩倉は鞭の房で少女の尻をパラリと刷いた。「い、いやッ……かんにんしてくださいッ……」薄いパンティの下でよじれるまだ幼さを匂わせた尻が、ふとエロチックだ。

  ――――――♀――♂――――――

なにやら断続的に眼の裏を灼く閃光に、奈保子は陶酔の底から徐々に浮かび上がってきた。そしてその閃光がカメラのフラッシュと分かった時、奈保子は悲鳴をあげて跳ね起きようとした。「いやッ、写真だけはかんにんしてッ」

  ――――――♀――♂――――――

「いやあッ……」いざり逃げようとするのを髪を引っ掴んで引きもどし、膝で背中を押し伏せておいて両手を捩じ上げた。「いやッ……かんにんして……いやです……」重ね合わされた手首に縄が巻きついてくる感触に、お嬢さま先生ははや泣き声だ。

  ――――――♀――♂――――――

岩倉は熱を孕んでゆるみきった蕾を指で引きくつろげておいて、アヌス棒をゆっくり捩じり込んでいった。「ヒィーッ……か、かんにんしてッ……」「尻たぼをつぼめるんじゃない」「だ、だってッ……ああ……気がおかしくなっちゃう……」「もうそろそろ、これくらいのことに慣れてもいい頃だぞ」

  ――――――♀――♂――――――

「ヒィーッ……」香枝は喉を絞りたてつつ浮かした腰を激しく振りたてた。しばらくはショックに次の言葉もつげないふうだ。「や、やめてッ……かんにんしてッ……」やっと言うと堰を切ったように泣きだした。

  ――――――♀――♂――――――

香枝は激しくかぶりを振りたてつつ体をさらに縮かまらせた。「役に立たない手なら縛っておくのさ、文句あるまい」恭平は、縄の束で香枝の優しい撫で肩をピシリと打ち据えた。「さあ、両手を背中にまわして手首を交叉させるんだ。おとなしくお縄を頂戴しろ」「……かんにんして……これ以上羞ずかしい目にあわせないで……」

  ――――――♀――♂――――――

「みんな女を楽しませる道具ばかりだぜ。奈保子もあれに縛りつけられてよがり狂ったっけ」恭平は解剖椅子を指さして笑った。「姉のあんたはどの装置がお好きかな?」「かんにんして……」香枝は異様なかたちをし不気味な輝きを放つ見なれぬ装置の数々に、生きた心地もなくかぶりを振りたてるばかり。

  ――――――♀――♂――――――

恭平はますます図に乗ってそこらあたりを荒らしまくる。「ああ……か、かんにんしてェ……」香枝は腰を揉んで泣きながらも、狂わんばかりの庠みがそれによってわずかながらでも癒され、その快さに体の芯からトロトロと熱いものが溢れ出すのを止めようがない。

  ――――――♀――♂――――――

「そういえば、この前は尻の穴をいじられてずいぶん気持ちよさそうにしていたっけな」恭平は、ふと思い出したように言った。「お、お尻はいや……お尻はかんにんして……」「お前が、そうやってケツを振りたててせがんでるのに見逃すところだったよ」

  ――――――♀――♂――――――

「あ……いや……ああッ……」香枝は声をおびえに上ずらせて腰を振りたてる。ホンノリ染まった尻たぼのうごめきが、さらに恭平の嗜虐心をあおった。「どうだい、尻がカーッと熱くなると、××××がムズつきだすんじゃないか」「も、もう、かんにんして……」

  ――――――♀――♂――――――

恭平は左右の柔らかな土手肉を刺戟してはふたたび肉芽をそそりたて、襞肉をなぶった。その間に淫液をとめどなく吐きつつヒクヒク収縮を繰り返している秘口を先端でチョンチョン小突く。「ああ、狂ってしまいますッ……かんにんしてッ……」

  ――――――♀――♂――――――

岩倉は注入を中断して香枝に息をつかせてはまた注入するという方法を繰り返した。そのたびごとに香枝の息づかいが荒くなってくる。「く、苦しい……も、もう、かんにんしてくださいまし……」遂に絶えだえの息の下から音を上げた。ほつれ毛のまつわる額も頸すじもベットリの汗に光っている。

  ――――――♀――♂――――――

(ああ、姉の身がこんな羞ずかしい声を妹に聞かれてしまったら……)そう自分を責めつつ止めようがない。女体の官能の埒のなさを呪いたくなる。「……お、おねがいです……もう、かんにんして……」「よがる声を妹に聞かれるのは、やはり羞ずかしいかね」香枝は消え入りたげにうなずいた。

  ――――――♀――♂――――――

吊りから降ろされた奈保子は裸身を小さくそこへしゃがませようとしたが、すぐに縄尻を中川に引き絞られて立ち上がらされ、両脚をひとつにして岩倉に持ち上げられた。「いやッ、かんにんしてッ……これ以上辱しめないでッ……」

  ――――――♀――♂――――――

「お願いでございます」岩倉の眼を見て言った。「何だね、深刻な顔をして」岩倉は揶揄の眼で見返しながら応じた。「妹はもうかんにんしてやって下さいまし。あれではどうにかなってしまいます。代わりにこのわたくしが……」「代わって中川くんのおもちゃになりたいと言うのかね?」

  ――――――♀――♂――――――

せり出した二人の下腹の丘が触れ合い、身悶えにつれて恥毛と恥毛が擦れ合いからまり合った。「いや、いやッ……それだけはかんにんして下さいましッ……」「とか言いながら気持ち良さそうに毛を擦り合わせているじゃないか」「ヒィーッ……」

  ――――――♀――♂――――――

奈保子の尻の穴に西洋蝋燭のように捩じりを刻んだ調教棒が捩じり込まれていく。「ヒィーッ……、い、いやッ……かんにんしてッ……」奈保子は息も絶えだえに泣き叫びながら尻を揉む。首を振りたてる。

  ――――――♀――♂――――――

「ヒィーッ……か、かんにんしてッ……今日の先生、こわいッ……」「いつもよがり泣きばかり聞かせられるんじゃ面白くない。今日はひとつ痛がって泣いてみろ」「いやあッ……」その叫びが終わらぬうちに第一撃が容赦なくかおるのクリッと引き締まったういういしい尻に打ち降ろされ、小気味よい肉音を弾かせた。

  ――――――♀――♂――――――

工藤は片手で乳首をつまんで転がしながらもう一方の手で恥毛の奥の肉の閉じ目をスッスッと撫で上げだした。「ここの毛の生えよう、ここの割れ目の肉の盛り上がりようにしても、姉妹でずいぶん違う」「ああ、そんなくらべるようなおっしゃり方だけは、かんにんして下さいまし……」

  ――――――♀――♂――――――

温かく柔らかい体がもがくたびに、かぐわしい香料の匂いが恭平の鼻を強く打ち、ますます恭平を猛らせた。服の上から双のふくらみをきつく掴んだ。「ああッ……か、かんにんしてッ……離してッ……」顔を振りたてるにつれて髪が乱れ、香ばしい匂いが鼻を打ってくる。

  ――――――♀――♂――――――

指の動きにつれてヒクッヒクッと身を顫わせる。恭平はそうやって指を使いながら、もう一方の手でパンティを梓の腰からズリ下げていった。梓はうわごとのように「かんにんして、かんにんして」と口走るばかりで、はかばかしい抵抗も見せない。

  ――――――♀――♂――――――

「ああッ、そ、そんなところはッ……かんにんしてッ……」素足になったことなど一度もないような真っ白な足の甲に恭平の唇が触れた瞬間、梓は火にでも触れられたような金切り声を張り上げて、爪先をピーンと引き攣らせた。

  ――――――♀――♂――――――

梓は尻の穴を責められるのをことにいやがるので、恭平はバイブよりローターにスイッチを入れる回数を多くした。「ああ、お尻はかんにんして……お尻は、いや……」責められるごとに梓は咥えていたものを吐き出して身を揉む。その悩ましげというかやるせなげというか、梓の見せる表情がたまらない。

  ――――――♀――♂――――――

「いやッ……ああ、いやあッ……」「こ、こんなッ……かんにんしてェ……」姉妹はその浅ましさ羞ずかしさに泣き声を張り上げ合ったが、死ぬほど我が身を苛んだクリームの痒みが遠のき、代わってじょじょに快美感がこみ上がり始めると、泣き声もニュアンスを変え始めた。(だめよ……感じたりしてはダメッ……)

二、おゆるし

「ヒィーッ……お、おゆるし……」「甘えるな」すがりつく香枝の瞳を冷たく見返して、岩倉は鞭を振りかぶる。

  ――――――♀――♂――――――

雪子は岩倉のすさまじい破壊力の前にひとたまりもなく悲鳴を上げだした。「××××もいいが声もいい」「いやッ、いやッ……もう、お、おゆるし……おゆるし……」雪子は溺れる者のようにのけぞりっ放しの口をパクパクさせるばかり。

  ――――――♀――♂――――――

真っ白な尻肌に見るみる赤い鞭痕がひとすじ盛り上がる。「どうだ」「……お、おゆるし……」「まだ手加減してるんだぞ、そりゃあッ」ピシイッ――「ううんッ……い、いたいッ……」

H 恥辱の快感

[悪魔に魅入られる]

「ああ……た、たまんない……」「そうだ、そうやって甘い声を出しながらやるんだ」英子は眼がくらみはじめた。えたいの知れぬ━て、引っさらわれていくようだ。

[新しい悦び]

それとも、恭平の手によって夫からは与えられなかった━に目覚めさせられ、それにおのが成熟した肉体を賭けようと決意したか――。

[妖しい期待感]

ここへ来る途中ずっと彼女の胸はおののき続けていた。おびえが七分、自分でも信じられない━のようなものが三分入り混じったおののきだった。

[新たな感覚]

岩倉の言う通り、二度目にクスリを塗り込められるそこの感じは、最初の時と全く違っていた。はじめの時には知らなかった━が目覚めていることをハッキリ感じ取ることができるのだ。

[生き返る]

肛門括約筋は━ったようにおののきつつ岩倉の指を食い締めた。「すごいよ、香枝。はじめての経験というのにこんなすごい反応を見せる尻の穴ってのはめったにあるもんじゃない」

[うれしい]

「それなら、これがしゃぶりたくてたまらんだろう、あン?」前にちはだかってローブの前をくつろげ、怒張を突きつけた。「ああ……━……」

[女冥利に尽きる]

「二度続けざまに気をやれるなんて━と思うがいい。ソラ、ソラ」岩倉は今頃になってようやく気分が乗ってきた様子で、いっきに責め上げにかかる。

[甘美]

「フフ、何を言ってるんだ。わしのものになった以上、妹もいずれは同じ体にされることぐらいわかっているだろう。姉さんが手本を見せて、いかにアナル・コイタスが━なものであるかを妹に教えておいた方が親切というもんじゃないか」

[甘美な陶酔]

被虐に――汚辱に――これほどの━が生まれるとは想像もしたことがなかった。

[苦痛と甘美がないまぜ]

━に官能を焙りたて、香枝は息もつけない。おまけに池上は時々鞭の手を止めては、固くしこった乳ぶさを揉んだり、股縄を引っ張ったりする。

[最高]

「ああ、いいわッ……」香枝はすべての抑制を取りのぞかれたように、心からの叫びを発した。「これまでの━だな、え、香枝?」「は、はい……ああ、恭平さまッ……」

[しあわせを満喫]

「ずいぶん大きくなったな。お臍がこんなに飛び出しちゃっている」「ああ……」これが正式な結婚を果たした後の会話なら葉子も消え入りたい羞じらいの中に妻としての━できただろう。

[至福感]

それが遂に岩倉にザーメンを飲ませてもらった━によるものか、遂に岩倉への完全な隷属を誓ってしまった虚脱感によるものか、香枝自身にも分からなかった。

[至福に輝く]

香枝の長くさしのべた舌をペロペロ動かすその表情は━ばかりだった。

[至福の表情]

まるで子宮に男の熱い噴射を受けた時と同じように━に眼を細くし睫毛をおののかせて恍惚の呻きを洩らしたのだ。

[相応の悦び]

「むろんそれ━も与えてやらなくてはならんが、なに鞭の痛みさえやがては悦びになるように女はできている。この女だってこうやってヒイヒイ泣いているが、すぐに××××を濡らしだす」

[楽しめる]

あまりひどいことはなさらないで……」「この前お馬にまたがってあんなに悦んだじゃないか。今日もタップリ━と思うぜ」

[羞ずかしいのが好きになる]

「ところが、いまはそうやって真っ赤になって羞ずかしがっているかおるも、だんだん━ってくるんだ」「うそ……」

[肌狎れる]

「ああ……」続けざまに違った男の愛撫に身をゆだねねばならないおぞましさに、香枝は身悶えたが、中川のそれと違って━た岩倉の愛撫は、シーンと官能に滲み込んでくるのを拒みようがなかった。

[反応のあらかさま]

誇張でも何でもなかった。これまで尻の穴を試した数多くの女たちの中でも、これほど━な――ということは第二の××××と呼ぶにふさわしい――尻の穴を持つ女は稀だった。

[被虐の美しさ]

岩倉はそのねっとりあぶら光る背中や腰つき、観念してうなだれたうなじや受縛を待つ両手の匂うような━を眺め降ろしながら、その美しさをさらに引き立てるように厳しく縄掛けしていった。

[飽満]

岩倉はそんな姉妹の、━して微光を発しているような裸身をあちらこちらと撫でまわした。

[参り切る]

今日ここへやって来た時の香枝の様子からその後の態度を見れば、彼女が自分に━っていることは一目瞭然だ。

[マゾの悦びを知る]

「お姉さまも━体になられたこと、叔父から聞いて知っていますよ。葉子もそうなんです」「ああ……」姉と妹が知らず知らずのうちに悪辣な叔父と甥の手にかかってみだらな体質に造り変えられていたことが、いまようやく悩乱のうちに真紀子に理解された。

[待ち遠しい]

「さ、ベッドに上って仰向けになって股を拡げるんだ」「ああ、それだけは、かんにんして……」「なんだ、あんなに××××をグッショリにしていたくせに。ここへ来るまで━くってならなかったんじゃないのか」

[満足]

「━か、峯子」岩倉は、下から両手で彼女の乳ぶさを揉みたてながら言った。「は、はい……」峯子は、そんな返事をするのさえもどかしげに腰を使っている。

[充ち足りる]

岩倉の視線に合って、あっと下肢をすくめた。「はは、今頃羞ずかしがってもおそい、前も後ろもタップリ眺めさせてもらったよ。━たようないい顔をして眠っていたね」「ああ……」

[欲望に身を任せる]

(ゆるして、奈保子さん……あなた……)次第に激しく噴き上がってくる━ていきながら、香枝はこれまで閉じ込めていたものの大きさ強さをハッキリ覚えさせられた。

[良さがわかる]

「どうかね」岩倉は為すすべもなげにすすり歔きを始めた香枝にほくそ笑みながら、少しあて動きを強めていく。「あッ……も、もう……ああッ……」「その声の様子じゃ、どうやら━ってきたみたいだな」

[悦ばせる]

岩倉の前では伸々塾塾長もまるで小娘だった。「なにも羞ずかしがることはない。香枝がこのわたしを━ようと思って装ってくれたのがうれしいよ」そう言って岩倉は香枝を抱き起こし抱きすくめた。

[悦びに身を揉む]

「おもちゃにされもてあそばれて、そんな手離しでよがっちゃ、先生のプライドが泣くんじゃないのかい」「ああ、おっしゃらないで……」奈保子はすすり泣きながら苛まれる━んだ。

I 観念する

一、観念する

[あきらめの境地]

だが今はそれらすべての感情を呑み下して哀しい━に立っている。

[あらがいの力を失い切る]

「……かんにんして……」葉子はおびえに喘ぎ、昂ぶりに喘ぎながら訴えた。だが━っている。

[あらがう力を失う]

ふたたびガッシリ抱きすくめられると、香枝は━った。「ああ……かんにんして……」弱々しく訴えながら顔をしゃくり上げられるがままに眼を閉じた。

[いよいよ]

━と覚った比奈子が首を振りたて腰をよじって悲鳴をほとばしらせる。観念しておとなしくしているより哲哉にとってはその方が面白い。

[引導を渡す]

思わずもじつかせる尻たぼを、弘造は━ように激しくしばいた。ひと打ちごとにかぼそく歔きながら、良子は自分の肉体が溶け崩れてゆくのを感じる。

[淫欲に敗れる]

貞淑な人妻が━て、夫以外の男に聞かせてならないよがり声をふと我を忘れて洩らしてしまうそのえもいえぬ悩ましくやるせなげな風情が、岩倉を激しく掻きたてる。

[討ち死に]

「ここは古戦場なんだよ、奈保子がおれの軍門に降ったね」恭平が指先を器用に動かしながら、邪悪な悦びを剥き出しにして言った。「その古戦場で、姉のあんたも━するってわけだ」

[追い込まれる]

香枝は━ていた。追い込まれると、あんな仲にまでなった相手ながら「こんな男のために……」とつい思わずにはいられなくなってしまうのだ。

[往生する]

「おい、八十平に弥吉、縛ってくれんかい。この女なかなか━せんけん」二人は手慣れた縄さばきで由起子の両手をひとまとめに縛り、縄尻を梁に掛けて由起子を吊った。

[おとなしくする]

「お、伯父さま……かんにんして……━しますから……くくらないで……」

[おとなしくなる]

「いや……」あるかなきかのはかなげな声を洩らしつつかおるは小さくもがいたが、すぐに━って、恭平の腕の中にまるくなり、歔くような喘ぎを洩らした。

[折れる]

一度━と見きわめた女は力ずくで捩じ伏せてゆく、というのが岩倉のやり方なのだ。

[かぶりを振る]

「きついか」訊かれても小さく━。縄は首をまわして胸元へ縦に降ろされ、先の胸縄にからませて、さらに双つの乳ぶさを締め上げた。

[我慢]

「尻はこれで━しろ」恭平はリモコンのスイッチを入れた。「ヒヒィッ……い、いやあ……」クリームで敏感になった直腸をおそってきた淫靡な震動に、美少女は魂消えんばかりの悲鳴をほとばしらせつつのたうった。

[観念させる]

サディストとして眼を覚ましたところで一枚一枚剥いでいって泣き叫ばせる方が面白いのだが、今夜はその手間はかけないで、眼を覚ました瞬間に━ことにしたのだ。

[観念する]

もがき暴れる奈保子のあごに手を掛けてグイと自分の方に捩じ向けながら、岩倉は言った。「お姉さんもあんな姿を曝しているんだ。そろそろ妹のあんたも━しておとなしくしたらどうかね。

[観念の眼を閉じる]

恭平の指が、閉じるすべもなくはだかりきっているはざまに動き出すと、奈保子は羞恥の声を上げつつ━た。

[官能が屈服する]

岩倉は根気よく先端だけの出し入れを繰り返して焦らしたてる。香枝の豊か過ぎる官能が遂に━した。「……も、もっと奥まで……い、入れて、くださいまし……ああッ……」

[気が萎える]

いましめをほどかれながら香枝はさっき初めて眼にした岩倉の怒張の魁偉さに圧倒されて━そうだった。

[気力が萎える]

香枝はバリバリ唇を噛みしばって呻いた。忿辱の涙がほとばしり出た。だがそれが凶暴な爆発を起こすには、それまでの━ようが深過ぎた。

[気力をそがれる]

その上さっきから乳房はじめ体のあちこちをなぶられ続けて━てもいた。(ああ、これからいったいどうなることか……)

[軍門に降る]

「ここは古戦場なんだよ、奈保子がおれの━ったね」恭平が指先を器用に動かしながら、邪悪な悦びを剥き出しにして言った。「その古戦場で、姉のあんたも討ち死にするってわけだ」

[心の屈折]

老人は解いたふんどしの白さを尻から畳の上に引いた恰好で、屈服し、みずから唇をさしのべてくるまでの人妻の━を気長に待ち、観察している。こんな時、傍にその女の夫が居ることがどうしても必要だ。

[心の張りが失せる]

「オシッコを洩らしたみたいに××××はビショビショだし」「いやッ、いやッ……」泣き声を激しくすると共に━た。

[精根尽き果てる]

それが度重なると香枝も━て、屈辱のあぶら汗を絞りつつ、「いやッ、いやッ」といましめの身を悶えさせるほかなくなった。

[精魂尽き果てた]

そのあごに手を掛けて顔をしゃくり上げ、美しい人妻の━といわぬばかりの泣き顔を惚れぼれと眺めやりながら言った。「奥さんが今日のことをいつまでも二人きりの秘密にしていてくれたら、あの写真を誰にも見せやしないよ」

[精魂を使い切る]

「……あ、あなたの……ど、奴隷に……なります」光子はそれだけ言うのに━ったように、ガクッと頭を折った。

[征服され尽くす]

二人がはだけ切って向かい合わせている秘裂も、尻の穴も、ともすれば触れ合わせんばかりの口も、すべて岩倉に━していたし、その他の部分もすべて岩倉の愛撫にゆだねられない所とてなかった。

[為すがまま]

伸々塾の美人塾長も、今や岩倉の━の玩弄物だった。ドンと後ろ手の背中を小突かれた香枝は、すすり泣くような喘ぎを洩らしつつ、調教棒を咥えた尻たぼをうねらせて、ベッドへよろめき歩き始めた。

[何がどうでもいい]

香枝は、岩倉から「想像にまかせる」と言われたことについていろいろ考えたいことがあったが、怒張をしゃぶらされていてはどうにもならなかった。そのうち頭が痺れたようになって、━よくなってしまった。

[逃れることができない]

そう考えを進めれば進めるほど、香枝は岩倉という男のおそろしさを身近に感じずにはいられない。だが、「おそろしい」と感じた時には、もう岩倉の手から━くされていたのだ――

[羞じらいも何も忘れる]

「そこに四つん這いになって尻を並べろ」二人は━てエアマットの上に尻を並べた。

[羞じらいを圧し殺した貌]

「ああ……」雪子は美しく上気させた顔をしばらく振りたてていたが、やがて噴き上がる━になった。

[服従の意思]

香枝はうなじから頬へと這い寄ってくる岩倉の唇を自分から迎えることで、━を示した。

[枉げる]

いくら平身低頭して哀願したとて、他の何かを申し出たとて、岩倉はいったんこれと心に決めたらそれを━るような男ではなかった。@意思を変えること 

二、決意する

[居直る]

(まあ、身から出た錆で棄てられたんだ。女に未練は残さないってのが、お前のモットーだったろう)そう言い聞かせて━ってみても、どこか居心地の悪いところがあった。

[思い切りがつく]

(その方が男たちの前で裸に剥かれるより━いてマシかもしれない……)

[覚悟]

「言えんかね。しかしあんたは何かを手に入れるために生き恥を曝す━でここへ来たんだろう。生き恥を曝すことが深ければ深いほど……つまり相手を悦ばすことが多ければ多いほど、あんたにとって有利になるんじゃないのかね」

[覚悟する]

寝室にも連れ込んで、キチンとメイキングされたダブルベッドをしっかり見せた。ここで能理子は抱きすくめられ唇を奪われベッドに押し倒されることを━したかもしれない。

[覚悟を決める]

「よほど旦那さまには大事にされていたみたいだね。××××の様子で分かるよ」「ああ……も、もう、かんにんして……」「ここまで来ちまったんだ、いまさらかんにんしてなどと言わずに、肚を据えておもちゃになる━んだな」

[観念の臍を固める]

香枝は━て池上が大きくはだけた股の間に白い裸身をにじり寄せた。

[気持ちを引き締める]

長い口づけの後、恭平は英子をベッドサイドに立たせて、服を脱がせていった。非情になることで、英子の崩れそうになる━のだ。

[決意を固める]

恭平は身ぶるいしながら━た。だが急いては事を為損ずる、だ。

[決心がつく]

(どうやらわしのものになりきる━いたようだな)まだふっくらと幼げな頬の上に揺れる、綺麗に切りそろえられたおかっぱを見やりながら、岩倉は思った。

[決心する]

かおるは頭を振ってしばらくためらっていたが、ようやく━して髪をサッとひと振りすると、羞恥に火照る顔を上げた。

[決心を固める]

そして今、ゆう子は遅過ぎる━て伯父の家を出、東京の姉の所に向かっている。

[決断する]

あんな羞ずかしい写真を藤木恭平に握られている以上、自分の身に自由はないのだ。自分で━どころか、弱々しく相手の出方をうかがうしかない。

[心を決める]

アパートの鉄の階段を昇ってくる足音が聞こえて来た。それを耳にしながら、玲児はいらだたしく手を動かし続けた。ひそやかなノックの音。「入んな」玲児は━て、手を動かしている。

[肚が据わる]

女子高生とは思えぬ肚の━りようだ。恭平に対する愛の強さによるものか、それともマゾに調教された女の芯の強さによるものか――。

[腹を決める]

庄吉は縄付きのまま聡子を電話に出した。そして相手がゆう子と知ると、とっさに━たのだ。

[肚を据える]

真紀子は魂まで失ったように何のあらがいも示さず、唐沢の為すがままだ。それがふと唐沢には━た女のふてぶてしさにも見えた。

[肚を固める]

貞淑な人妻は姦されながら悦びを極める羞ずかしさに身をゆだねる━た風だった。黒髪をしどろに乱して顔を振りたてつつ、梓は狂ったように腰を突き上げだした。

[肚を据え切る]

「先生はご職掌に似ずおしゃぶりがお上手なんですな」「岩倉さまに教えていただいたのですわ……」香枝はもう━っていた。

三、屈服・服従する(身を任せる→

[屈服]

噛みしめた唇が切れて血が流れた。ゆう子は泣きながら━した。二度目ということが清に余裕を与えているようだった。

[屈服に屈服を重ねる]

━てきた肉体を今また新しい感覚で責められて、遂には岩倉の言葉どおり彼から逃げられない体にされてしまうのではないか――。

[屈服の記憶]

その上奈保子の体のすみずみに、まだ昨夜の完全な━がなまなましく残っていて、シャッキリと頭をもたげさせてくれない。

[屈服の気落ちを植え付ける]

奈保子の場合は屈服の態度をあらわにした者を這いつくばらせて、屈服の気持ちをさらに深くその胸に━ようというのだ。

[屈服の深さ]

(ああ、こうやって結局は言いなりにされていくのか……)岩倉の舌を受け入れながら、香枝は自分の岩倉に対する━を思った。

[屈服を強いられる]

かつて藤木恭平に同じような淫薬を使われて━た経験のある二人は、異口同音に悲鳴をあげた。

[屈服を強いる]

(中川にはちょっと勿体なさ過ぎる二人だが、香枝の反応に新鮮味を加え、さらに深い━代償と思えば高くはない……)

[屈服を物語る]

(いましめもなく、さしたる強制も加えられずにあれだけのことをするようになったんだからな……)それは香枝の━ものとして岩倉には満足すべき結果だったが、

[屈服を余儀なくされる]

愛はおろか親しみさえ感じられない男たちのそれに、これからなぶり尽くされ━のかと思うと、汚辱感に身ぶるいが出そうだった。

[屈従]

口を離してよいという許しのないままに、英子は太いものを咥えたまま握りしめた怒張にすがりつく恰好でしばらく息をついた。剥き出しの若い肌がなめらかに汗に光りせわしなく息づくさまは、━の姿勢とあいまって、ひどくエロチックだ。

[屈する]

(妙なもんだな。調教にあれこれ手を尽くしておきながら、いざ女が調教に━して言いなりになってしまうと面白くなくなる……)

[屈服感]

これまで伸々塾塾長として矜りを人一倍高く持してきた香枝だけに、━も一倍激しく深いものがあるのだ。

[屈服し切る]

恭平は塾長の━って従順になり切った姿を浮き立つ思いで眺め降ろしながら、その美しく上気した頬を愛撫し、胸に弾む乳ぶさをいじった。

[あらがうすべもない]

クリームにねっとり濡れ光る肛門がふかぶかと咥えたものの動きにつれて━く揉みしだかれる。

[安心立命の境地]

それにしても、岩倉に隷属することに━を見出した自分にくらべて、奈保子のなんと弱々しくはかなげに見えることか――。

[言い聞かせる]

「言いますから……妹に━ますから、乱暴だけはなさらないで、お願いッ」「遅いわい。こうなったら丸裸に剥いてからだ。いいな、丸裸に剥いたら、お前の口から、おとなしくわしのものになるよう、よく言い聞かせるんだぞ」

[言いなりになる]

岩倉は自分の胯間にひざまずかせた伸々塾塾長にタップリしゃぶらせて舌の動きが鈍くなったところでようやく体を離した。香枝はガックリ首を垂れて肩で息をつく。もうどんな苛めにも━りますという恰好だ。

[意思を喪失した者]

取ってきたチューブを唐沢の膝の上に捧げるように置いて、ふたたび床の上に小さくうずくまった。「こっちに尻を向けて四つん這いだ」真紀子は━のように言われた姿勢をとった。

[いのちを握られる]

「ああ、後生ですから、こ、こんな羞ずかしいところを撮らないでッ……」女にとって、こんな写真を男の手に握られることは、━るに等しい。

[引導を渡す]

「ちとやり方が強引だったかも知れんが、お二人に手っ取り早く━には、強引な方がかえっていいかもしれないと思ってね」

[打ちのめされる]

奈保子はすっかり━て、首うなだれたまますすり上げている。

[運命をゆだねる]

執拗な愛撫と口説で迫られては、もう香枝は拒めない。それに姉妹がそろって恥をさらけ出してしまった今は、運命を岩倉の手に━しかなかった。

[おすがりする]

(もうこれからは、ただひたすら岩倉さまに━して行くしかない……)忍び寄るうそ寒さに無意識に剥き出しの腕を撫でながら、香枝はあらためて自分にそう言い聞かせた。

[おっしゃるとおりに]

そのすざまじい情景に耐えられなくなったのは聡子の方だった。「ゆう子ちゃん、いい子だから、伯父さまの━して……」死んでしまいたいほどつらい言葉を、聡子は夢中で叫んでいた。

[開放を望まない体]

そしてその地獄の二年が終っても、それから解放されたのではなかった。いや、聡子の方がもう━にされてしまっていたのだ。

[完全な屈服]

その身も心もゆだね切ったような姿の中に、香枝は━を見た。

[官能の悦びに屈服する]

まだ波打っている乳ぶさ、艶っぽくそそけ立った濃い恥毛とその陰に赤く濡れ開いた秘裂――どれひとつとして深い━した女のしどけなさを表わしていないものはない。

[グーの音も上げられない]

そして一度そうされた女は男に対して━くなる。なにしろ女の恥のすべてをさらけ出してしまったんだからね」

[グウの音も出させない]

「お前も聡子に似て強情な奴だ。が、もうこうなったら━んぞ」庄吉は毒づいてゆう子の体を布団の上に突き転ばした。

[グーの音も出せない]

「ヒィィッ……いやあッ……」泣こうがわめこうが、いったん爆ぜたものは止めようがなかった。魂が消し飛び肉だけが悶えのたうつ。(もうこの女はわたしに対して━くなった)

[迎合する]

これは女がみなマゾの本性を持っているというより、女体が条件反射的に支配者に対して━しようとするからだと岩倉は思うのだが、

[心が向かう]

(どうしてこんな性の奴隷みたいな女に……)などとはもう問い返すゆとりもなく、香枝の心は、肉体は、ひたすら岩倉に━っている。

[従う]

岩倉は二人を納得させようとして口説くことさえしなかった。それは命令だった。香枝は岩倉の命令には逆らえなかった。そして奈保子は姉に━ばかりだった――。

[膝下に跪く]

「あの女が……というより女たちが、と言っておこうか、こうやって鞭打ちに尻を振り合って泣き叫びつつ、次第にこのわしの━ようになっていく日のことを思うと、この歳にありながら青年のように血が騒いでならんのだ。この気持ち、きみならわかってくれるだろう」

[従順]

英子がそれまでの━さを忘れてこの恰好にされるのをいやがったのは、そんな女の羞恥を丸出しにされることを羞じる気持ちはむろんあったが、こうやって見るとただそれだけではなかったことが納得できる。

[順調]

「だいぶ━になったと思っていたのに、まだ観念し切れんのか」恭平は掴んだ髪をグイと持ち上げた。

[順応する]

奈保子のあげる声が次第に甘く鼻にかかり、腰のうごめきが岩倉の指の動きに━し始めてきた。

[承知する]

「お前がわしの女になることを━した以上、幸子の前に何も隠すことはできん。幸子もお前に何も隠そうとはせんだろう」

[性感帯を占拠される]

だが一度、崩壊した上に性感帯という━てしまった女体は、あぶら汗を絞るばかりで言うことをきいてはくれない。@全ての性感帯

[征服され尽くす]

二人がはだけ切って向かい合わせている秘裂も、尻の穴も、ともすれば触れ合わせんばかりの口も、すべて岩倉に━していたし、その他の部分もすべて岩倉の愛撫にゆだねられない所とてなかった。

[為すすべもなげ]

「どうかね」岩倉は━にすすり歔きを始めた香枝にほくそ笑みながら、少しあて動きを強めていく。「あッ……も、もう……ああッ……」「その声の様子じゃ、どうやら良さがわかってきたみたいだな」

[跪く]

「さ、それじや縛ってやるからな。そこに━いて両手を背中にまわすんだ」「はい……」抱擁を解かれた香枝は上気してボウと色づいた白裸をそこにうずくまらせ、両腕を後ろにまわして手首を腰の上で交叉させた。

[ヒレ伏す]

(藤木を見捨てて自分の膝下に━した。と思えばよい……  )

[ひれ伏す]

この凶悪なまでに猛々しくそそり立ち赤黒く燃え立つものこそ、何も知らなかった葉子を女にし女の悦びを教え、果てはその悦びの果てに彼女を━せしめるようになった代物なのだ。

[服従感]

そして、(もうこの人には頭が上がらない……)そんな深い━をもう一度心に噛みしめずにはいられない。

[服従する]

だがどこかが違っていた。新しく生まれ変わった女が――岩倉に━し奉仕する想いで総身を内から耀かせている女が居た。

[服従を見極める]

「よし、もういいぞ」完全な━ただけで満足した岩倉はそう命じて体を離した。香枝は自分のつばきを湯で洗い落として、ホッと大きく肩を落とす。

[絶対服従]

「そんな……そんな羞ずかしいことだけは、させないで下さいまし……」「おれに━を誓ったことをもう忘れたのか」「で、でも、こんな……」「文句を言うなッ」

[身も心も奪われる]

哲哉のものをしゃぶることに深い悦びを感じるようになってさえいた――それはたんなる口唇快感より深い精神的な悦びだった。だがそれは━た哲哉と二人っきりの時の話だ。

[命令に屈する]

真っ赤な顔を振りたてながら、しかし━甘い誘惑には勝てなかった。

[命令に従う]

「ああ……」塾長は羞じらいに身を揉みつつも━って顔も下腹も毛も曝した。「いつ見ても綺麗な体だ」恭平は衝き上がる欲望にしわがれた声で言った。

[理不尽な命令]

そして今ではこの暴君の━に泣きベソをかきながら従う時の何とも言いようのない甘美さも――葉子は真っ赤に燃え上がった顔をきつく捻じりながら、竜也の前に跪き、左手の指をそっと醜悪な肉柱にからませ、優しくしごき始めた。

[隷属状態]

そうやって成人した女の誇りともいうべき恥毛を剃り上げられ、赤ん坊のようにひとすじの割れ目を丸出しにしている姿は、完全にその女が━に置かれている何よりのあかしだろう。

[隷属する]

それにしても、岩倉に━ことに安心立命の境地を見出した自分にくらべて、奈保子のなんと弱々しくはかなげに見えることか――。

[隷属的になる]

だが矜りも何も捨て切ってこれほどまでに━ことは、完全に奈保子の理解の外にあった。

四、嫌悪する

[嫌悪]

ついさっきまでアキの若々しく美しい肉体を食傷するまでなぶった眼には、ドテッとした幸枝の体つきは━をもよおさすばかりだった。

[嫌悪感]

いよいよ岩倉に抱かれ、その生身で貫かれるのかと思うと、━が噴き上げ汚辱感にさいなまれずにはいないのだ。

[恨み]

これまでは━だったものが、恭平のこの心ない仕打ちを知って憎しみに変わった。そんな卑劣な男に対して一時的にもせよ頼ろうとした自分に腹が立って慄えが止まらなかった。

[恨みがましさ]

だが岩倉はそんな香枝の━など、どこ吹く風だ。 

[恨みつらみ]

「男と女が、ここまでいけばもう━なしですね。キスしましょう」「いや、それだけは……」香枝はきつく顔をそむけたが髪を掴まれて引きもどされると、泣き声をあげながらもそれ以上あらがう力はなかった。

[恨む]

「……こ、こんなことをなさって……う、━みます……」「ま、いさかいはすべて終わってからにしようや」

[うらめしい]

ただ身を悶えさせるだけで、その肌を寸分も男の眼から隠すことができないのが、泣きたいくらい━。

[汚辱感]

藤木先生に裸の美しさを褒められた時に感じる羞ずかしさとないまざった陶然となるようなうれしさなど、みじんも感じられない。あるのは、ただ素肌にベタベタ泥を塗りたくられるような━ばかりだ。

[怨念]

それだけ屈辱の念が深かったということだろう。口に出さないだけその━は内にこもった。

[凶悪無残]

それが実現した今、彼の欲望は天井知らずにふくれ上がるばかりだ。その━にふくれ上がった欲情が、弛緩した表情の中に唯一妖しい耀きを放っているその瞳の中にありありと読み取れる。

[屈辱感]

妹と体をくらべられることは岩倉にもいやというほどやられた。それに慣れた筈なのに見ず知らずの男たちにそれをやられる━はまた別だった。

[軽蔑する]

これまで「テスト屋」と呼んで内心で━しながら顎で使うようなことをしてきた男――人格的にも決して尊敬の念の湧かないような中年男――

[激情]

しきりに上気させた顔を左右に振りたて始めた。━のため一時忘れられていた胯間への刺戟が耐えがたいまでに激しく感じられはじめたのだ。

[毛嫌い]

「あの子の方も、いつまでもわしのことを━していずに、終わりころにはけっこう楽しんでいたみたいだったよ」

[寒ざむ]

美食家の岩倉のことだからきっと美しい女だろう。それを思うと、嫉妬とはいかないまでも、なにやら━としたものが胸に吹き込んでくる――。

[呪詛]

ひとりトイレにしゃがんで、タイルにしたたる白い汚辱と赤い血を見たとき、京子は声をあげて泣いた。まだ体内深くに残る灼けるような感覚に身悶えしながら、心の底から寺田を━した。@呪うこと。

[憎悪]

昨日来、香枝、奈保子の姉妹を愛人のように引き連れて上京した岩倉に対する━に近い嫉妬の感情が、恭平の頭を占めていた。

[唾でも引っ掛けてやりたい思い]

頬すり寄せんばかりにして顔をのぞき込まれると唾でも引っ掛けてやりたい思いに駆られるが、実際には「ああッ」と泣かんばかりの声を洩らして上気してしまった顔をそむけるだけだ。

[鳥肌立つ]

池上のと違って工藤の手はどこか冷んやりとして、触られた所が━った。

[反撥心]

一人で居た時にあれほど感じていた━が、岩倉の顔を見たとたんに嘘みたいに消えて、頭が自分の思い通りに働かなくなってしまったのだ。

[卑屈を口にする]

「ご満足いただいて何よりです」胸を湧き返らせながら、こんな━してしまう自分に対する嫌悪で恭平は身ぶるいした。

[悲憤]

語るにつれて内心の━がその語気にあらわれ、それが梓を鞭のように打ちたたくらしかった。@悲しみ憤ること。

[卑劣]

「そんな━な手段に引っ掛かるのは、あなたの方にも油断があったからだと奈保子を叱っておきましたが、藤木先生、あなたもあなたです。あのような手段に訴えるとはとても教職の身にあるまじきこととは思いませんか」

[不興を買う]

「どうも、とんだところでご━ったようで……池上さんのお気のすむようにどうなりと……」

[忿怒]

香枝は岩倉のやり方の悪辣さに対する━と自分の立場に対する羞恥屈辱とで、さっきから総身が顫えるばかりで声も出ない。

[憤懣]

あの塾長もあの奈保子も、かつては自分に翻弄されて悲鳴のようなよがり声を何度もあげた女たちなのだと思うと、━と興奮はいよいよつのった。@怒り。

[憤懣やる方ない]

それが鳶に油揚げをさらわれたように岩倉に先を越されたがために、━思いになっているだけなのではないか――。

[眉を上げる]

「合併の話でございますか?」香枝が美しい━て訊いた。。

[虫酸が走る]

「幸子、英子さんのこと、好き……」平静だったら━ようなそんな甘い囁きまでが強烈な麻薬の作用をもたらす。

[冷酷]

「そうじゃろう。じゃが、そのようなことは理由にはならぬ。恨むのなら亭主を恨むがよい」瞳を赤熱の針さながらに燃やしながら、口から出る言葉はあくまで━だ。

[陋劣]

そんな芯の強い英子を見ながら、恭平はみずからの━さに顔の赧らむ思いだった。@卑しい。

五、謝罪する

[詫び]

「藤木先生の━を受け入れることにしました」香枝はスープを口に運びながら、サラリと言ってのけた。

[詫び言]

「……お姉さま……かんにんして……」奈保子がまた言った。もうこれで何度目になるか――すすり泣きの間に思い出したように━を口にするのだ。

[わびる]

(せんせい、英子、もう、ダメ……)舌をきつく吸い取られてもてあそばれて哀しげな呻きを洩らしながら、英子は浮遊してゆく意識の奥で恭平に━た。

[詫びる]

「強姦されながら二度も失神するほど気をやっていて、まだ上品ぶるってのか」「……かんにんして……」伸々塾塾長はすっかりか弱い女になって、一介の部下に涙声で━。

[あわれみを乞う]

「けっこう。気位の高いお嬢さまが軽蔑する男にこれからどんなことをされるか……━たりしないように、今からしっかり肚を据えておくことだな。

[幾重にも詫びる]

「ああ、わたくしは、何も知らなかったんです。主人のしたことは━しますから、あなたのおっしゃるようなことだけは……」

[お詫び申し上げる]

「奈保子さん、━んです」香枝はオロオロして言った。「いいや、今さら詫びなど聞きたくない。こんな不埒な女は痛い目に合わせんとクセになる。そうだな、岩倉さん」

[寛容を乞い求める]

彼女が自分の前に全裸をひざまずかせて、ひたすら━姿を想像しているうちに、思いがつのってたまらなくなってきた。

[慈悲を乞う]

「そのままで裸になれ」英子は━ように鼻をクーッと鳴らしたが、それ以上ためらうふりは見せなかった。

[つぐない]

「それより、おれの大事なものに歯を当てたお前を罰する必要があるな」「鞭?」「そうだ。お前だってムズムズしてるんだろうが」「血が出るまでぶって━をさせて……」

[罪ほろぼし]

岩倉の大きなものを受け入れた瞬間から中川の記憶などどこかに消し飛んでいた。だが岩倉にそう言ってあおられると、ここでよがり狂うことが━になるような気がした。

[土下座]

(どうせのことなら自分から素っ裸になって━して「どうぞこの体をご存分におなぶり下さいませ」と言うように持っていきたいものだ……)

[みそぎ]

「さあ、『━』だ。しっかり腰を使って、中川の穢れを××××から追い出せ」「ああ……」香枝は歔くような喘ぎをしどけなくゆるんだ口から洩らしながら、腰をのの字にまわしてみずから抉りたて始めた。

[許しの言葉]

三田昌也は拷問のために片眼はほとんど視力を失った眼で、妻の光子が裸に剥かれてゆくさまを見つめていた。いまさら女々しく━を叫ぶのは無意味である。与えられた苦痛に、ただ耐え切るしかなかった。

六、屈辱

[屈辱]

「お、お願いします……」血を吐く思いで言った。「何をです?」恭平が、とぼけて答えるのに奈保子は━の涙をドッと噴きこぼした。

[生き恥を曝す]

「言えんかね。しかしあんたは何かを手に入れるために━覚悟でここへ来たんだろう。生き恥を曝すことが深ければ深いほど……つまり相手を悦ばすことが多ければ多いほど、あんたにとって有利になるんじゃないのかね」

[いたいたしい]

少女がふさがれた喉から洩らす苦しげな呻きと歔くような鼻息が、同じ年頃の少女たちと日頃接している香枝には━くて、まともに眼を向けることができなかった。@可哀想

[哀しみ]

「さすが、みごとな生えっぷりですね」恭平は香枝の━などどこ吹く風と、さっそく艶やかに盛り上がった繊毛の股に指をさし込み、もてあそび始める。

[哀しみに衝き上げる]

前かがみの屁っぴり腰で曵かれてゆく妹の罪人のような後ろ姿が、揺れる白い尻が、またしても香枝を━。

[哀しみを呼ぶ]

剃刀が小高い丘を這い始めた。「ああ……」指でいじりまわされ剃刀の刃でくすぐられる感覚が、淫靡な昂りとは別の━。

[官能の脆さが呪わしい]

それが口惜しくてならない。自分の官能の脆さが身悶えしたいくらい━くならない――。

[屈辱感を駆り立てる]

中川はさらに乳ぶさを掴み揉み捩じる指に力を加えてくる。その上に乳首を指の股に挟んで締めつけるようなことまで始めた。それが香枝の━ことは言うまでもない。

[屈辱的]

恭平は恭平なりに香枝の立場を考えてくれているらしいのだが、そんな配慮がかえって香枝には━だった。

[屈辱の極み]

━に血が逆流し魂が凍らんばかりな気持ちは、おそらく傍に同じような姿を曝し上げられている奈保子も変わりないだろう。

[屈辱の道を歩む]

だがその時はもうおそいのだ。あとはただ男を恨んで泣き悶えつつ━しかない。

[口惜しさ]

と思うと、それが出来ぬ━に激しく身を揉みつつ涙が噴きこぼれてくる。

[口惜しさがつのる]

二人ともかつては自分がモノにしたことのある女だけに、なおさら━。そんなじっとしていられない気持ちが、起き抜けにかおるをラブホテルに引っ張り出すことになった。

[下唇を噛む]

自分を迎えるのにその前に風呂に入るというその行為のふてぶてしさが、岩倉のゆとりと今夜のなりゆきに対する自信のようなものを思わせて、香枝はひそかに━んだ。

[精神的に耐え切れない]

たとえ肉体が耐えられたとしても、二人とも初めての男でしかもその一人はそれまでひそかに見降ろしてさえいた男だ。━に決まっている。

[魂が凍る]

屈辱の極みに血が逆流し━らんばかりな気持ちは、おそらく傍に同じような姿を曝し上げられている奈保子も変わりないだろう。

[血の涙を流す]

丸裸に剥かれて縛り上げられた体を曝しものにされた上にさんざん嬲り尽くされて、━して屈辱に泣き叫んだ者が、

[血を吐く思い]

「お、お願いします……」━で言った。「何をです?」恭平が、とぼけて答えるのに奈保子は屈辱の涙をドッと噴きこぼした。

[萎える]

そしてさっきまで岩倉の手でさんざんいじりまわされて衰え切った気力をさらに━させてしまうのだ。

[なげき]

そこには塾長としての権威も矜りもなく、ただ丸裸に剥かれ獣欲の犠牲に曝された女の羞恥と━があるばかりだ。

[バリバリ唇を噛みしばる]

香枝は━って呻いた。忿辱の涙がほとばしり出た。だがそれが凶暴な爆発を起こすには、それまでの気力の萎えようが深過ぎた。

[悲哀]

もはや姉妹には恭平の存在など眼中にないだろう。そう思うと、恭平はまたもや「負け犬」の━を噛みしめずにはいられない。

[プライドが泣く]

「おもちゃにされもてあそばれて、そんな手離しでよがっちゃ、先生の━んじゃないのかい」「ああ、おっしゃらないで……」奈保子はすすり泣きながら苛まれる悦びに身を揉んだ。

[忿辱に泣く]

だが、いかに羞恥に悶え━こうと、固くいましめられた身は、寸分中川の眼から隠すことはできぬ。

[吠え面かかせる]

「強情なんだな。後悔しても知らんぞ」哲哉の語気に能理子はすくみ上がったが、きつくそむけた顔を前に向けようとはしなかった。「よしよし、それほど強情を張り通すのなら、うんと━てやる」

[みじめ]

この瞬間には藤木恭平に対する恨みさえ湧かず、ただひたすら自分が━なばかりだった。

[無残な姿]

(ああ、ゆるして、奈保子さん……)香枝は姉としてそんな妹の━を正視することができず、涙のしたたる顔を振りたてて悶えるばかり。

[凌辱の憂き目に泣く]

それにしても、先には藤木恭平の卑劣な罠に落ちて━いた自分たち姉妹が、今また岩倉の手に落ちて屈辱の姿を向かい合わせねばならないとは、何という運命であろう――

七、罠にはまる

[罠]

自分を待ち受けていた━が、もはやどう足掻いても逃れることができないほど強力なものであることを、奈保子はこれまでのはかない抵抗でいやというほど知らされた。

[罠に落ちる]

藤木恭平の卑劣な━て凌辱の憂き目に泣いた自分たち姉妹が、今また岩倉の手に落ちて屈辱の姿を向かい合わせねばならないとは、何という運命であろう――

[罠にはまる]

「ど、どうしてそんな嘘を……」「あのビデオをお観せしたかったからですよ」美穂夫人はようやく自分がおそろしい━ったことを覚って、ジリジリ後じさりしかけた

[罠の深さ]

自分を待ちうけていた━に、今更ながら美人教師は戦慄せずにはいられなかった。

[おちいりやすい罠]

「ま、そんな例もあるということで、個別的に親密な指導というものがとかく━というものには、よほど注意されることですな」

[あくどい意図]

(責め方まで同じだわ……)同じ恰好で吊るされたことのある香枝は、そこに自分の姿を見るような羞ずかしさと、姉と妹とを同じ恰好に吊るしてその反応をくらべ合わせようとする恭平の━に対する憎しみとで、眼がくらみそうだ。

[悪辣]

「あい変らずおさかんなのね。しかも、わたしたちをやった時に較べると手がこんで━になってるわ」「人間なにごとにも進歩がなくっちゃね」

[悪辣な玩弄の罠]

だが、そんな香枝を振り返った岩倉は、こんな修羅場こそ見たかったのだと言わぬばかりに、ニヤニヤ笑っている。香枝はまたしても岩倉の━にはまったことを覚って、眼の前が昏くなった。

[悪魔に魅入られる]

「あ、あなたたちは、あ、悪魔ですッ鬼です……」「そうかもしれん。そうと知ったら━た身の不運をあきらめるんだな。昔から美しい女が悪魔や鬼の情婦になった話はゴマンとある」

[悪魔のからかい]

ビロードの黒と白磁の肌との対照、冷たい金の輝きとあえかな肌の息づきとの対比――そういった豪奢な美しさもすべて、夫人の取らされている無残な恰好のために、━といった相貌を帯びている。

[悪魔の囁き]

「膝がガクガク慄えているぜ、お嬢さん。ひどい汗だ」邦子は眼がくらんだ。ここで何もかも投げ出したら楽になれるのに――という━を聞いた。

[悪魔のようなくわだて]

こんな━をたくらんだ唐沢と甥の竜也に対して恨みが火のように燃え上がるのは当然だったが、それよりも女の身として将来の妹の夫の眼に、乳ぶさも腹も腰も下腹の黒いものまで寸分の隠しようもなくさらけ出している身も世もなさの方が一層激しかった。

[あざむく]

人妻の身が自分を━いた男に貞淑を誇って来た肌身をくまなく曝し上げられるのだ。

[いたましさ]

「すんだよ。わかるだろ?」かおるは、ひたすら苦しげに泣くばかり。恭平は痺れるような恍惚の中にチョッピリ━を感じながら、さらに深く貫いていった。

[意図]

会話の途中から女たちは男たちの━を察して悲鳴を上げだした。が、二人は構わずに互いの女の尻にまわった。それぞれクスリの入ったチューブを取り上げて中味を指先に絞り出す。

[うそ寒い]

(ああ、わたしは神聖な職場で何をしているのだろう……)そう思うと鳩尾をよぎる━さは、さらに耐えがたいものになった。

[愚かさ]

甘い愛の幻想に酔っている女に冷水をブッかけて、自分の━を身にしみさせてやるのでなければ――

[かえり見る]

妹の子供に返ったようなむずかり方に、香枝はただ胸がつぶれるばかりだ。あらためて恥毛まで丸出しにされている我が身が━られて、身も世もない悶えにとらわれる。

[気まずい]

家へ帰った香枝は妹の奈保子の部屋が暗く寝しずまっているのにホッとした。岩倉に送られて来る車の中でも、帰って顔を合わせたらその━さをどうやり過ごそうかとあれこれ考えていたのだ。

[悔い]

(ああ、二人ともとうとう人に顔向けのできないことまでしてしまった……)それは━というよりはそんな姿を見せてしまった岩倉に対する激しい羞じらいの感情だった。

[唇を噛む]

「あの男、若いくせになかなかのテクニシャンだ。あんなことされたら若い女はたちまち参ってしまう」(あんたの方はどうだったのかね)と言わぬばかりの岩倉の口調に、香枝は━んだ。

[後悔]

香枝は腸の捩じれるような━にさいなまれて、悲痛な呻きを絞り出しつつ顔を振りたて身をよじった。

[後悔する]

「どうです、立花先生、素直に言うことをきいていればよかったと━しているんじゃありませんか?」眼を異様に炯らせ口元にゆがんだ笑いを刻んで、恭平はハンドルをまわす。

[懺悔する]

「奈保子はそのことをわたしに━と同時にあわせて姉の塾長のことも話してくれたというわけなのです」

[進退きわまる]

グイと尻たぼを割って、奥にひそむ蕾に触れた。「ヒイイッ……」いやがってグンとせり出した下腹に灼熱した怒張が押しつけられる。━った能理子は声を喪ってドッとあぶら汗を噴きこぼした。

[脛に傷]

翌朝、それぞれの━を持つ姉と妹は、傷を隠してさりげない顔を合わせ、さりげない会話を交わした。

[だまされる]

「まだ鞭をくらいたいか」庄吉は仁王立ちになって言った。「伯父さま、ゆう子を許してやって……」━たと思いながらも、姉として妹の身をかばわずにはいられない聡子だった。

[罪深い]

妹の、見てはならない浅ましい姿を見、聞いてはならない羞ずかしい声を聞いてしまったことが、あらためて━ものに思い返された。

[魅入られる]

「欲しいんだろう」近かぢかとのぞき込んでたずねられると、━たように、聡子は濡れた瞳をさらにかすませながら、かすかにうなずいて見せる。みい

[見えない網目]

(そうだ。この人は決して束縛しようとしない。それがわたしには不満なのだ。そのくせわたしはこの人の吐き出す━から逃れられないでもがいている……)

[やましい]

「こちらこそすぐお礼を申し上げなければならないところを失礼しました」恭平は━さが胸に疼くのを感じながらも、平静をよそおって答えた。

[良心の呵責]

もっともここまで踏み出した以上、━などというものを振り捨てて欲望のおもむくままに自分を駆りたてるしかないのだ。

八、破滅・崩壊

[一片の矜りすら無い]

奈保子は中川になぶられるがままに呻き泣くばかり。さっきからの執拗な玩弄に心ならずも昂らせてしまった体を見られてしまった今は、もう保つべき━のだ。

[運命]

「そしてやがてどちらの子ともわがらぬ赤ん坊を孕まされ、今の葉子とボテ腹の大きさを争うほどの体にされるんだ。わかるかね、お嬢さん。それがおれたちにつかまった女の━というものだ」

[運命が決まる]

「子分にコマさせたやつを味見しているのか、遊ぶ金欲しさに言い寄って来たのを連れ込んだか……これであの女子高生の━ったも同然だな」

[運命の転変]

いずれにせよ、この春頃には夢想さえしなかったはるかな━だった。そして今立っている「ここ」でさえ、いつどこへ流されていくやも測り知れない

[運命のむごさ]

(これが矜り高かったあの姉の姿か……)そう思うと奈保子の胸は自分たちを押し流した━に脳がふたがる。

[運命を狂わせる]

雪子の━たのは、ふと街角で眼にしたポルノ映画の絵看板だった。

[おしまい]

どんなに美しく気品高い女も、ここまでいったら━だ、と思う。だが、これが未来の自分の姿でもあるのだ。

[おとしいれる]

「ああ、いいわッ……気持ちよくて死にそう……」何もかも忘れてそんな言葉まで、妹と自分を━た卑劣漢に口走っていた。

[同じ運命をたどる]

心中ひそかに友人の邦子が自分と━ことを願っているのかも知れなかった。

[崩す]

掴み出された乳ぶさとスカートをめくり上げられた太腿は隠しようもない。そんな少女の姿を見下ろしながら、さて次はどう━してやろうか、と岩倉は考える。

[崩れよう]

なんというもろい━だったかと、今更ながら身悶えが出る。そう思いたくはないが、やはりセックスに飢え切っていたのだろうか――

[崩れる]

「いやッ……お姉さん、いやよ……」口走ったのはむしろ、自分が━てゆくのがこわかったからだった。

[屈服の道]

いったん受け入れてしまうと、それはまっすぐに━につながった。クスリの刺戟でムズ痒ゆく疼く直腸粘膜を爪で掻きまわされることはアヌスの快感に眼覚めた女にとっては歔き声を洩らし身悶えせずにはおれない快感につながるのだ。

[心のよろいを突き崩される]

まして被虐の悦びを知っている身であれば、いったん━たら、その後どうなるかは眼に見えている。

[自棄]

(あたしなんか、それでいいんだわ……)衝き上げてくる━的な思いを、英子はひと際高い泣き声に噴き上げた。

[自虐]

(あたしなんかメチャメチヤになればいいんだわッ)捨てられた女の━めいた叫びを精いっぱいの反抗をこめて胸の裡で叫んだ。

[自分と同じ道をたどる]

「……お、おっしゃるとおりに、なんでもしますから……そ、その手を、指を……」聡子は顔をそむけた。自分と同じ道をいやおうなしに━らされようとしている妹の姿を見るに忍びなかった。

[自暴自棄]

「どうだ」能理子は激しくかぶりを振りたてた。が、灼けんばかりの切迫感にうつつなくなって、「も、もう、どうにでも、してッ……」━に叫んでしまう。

[人生を失う]

なんとたやすく、女は━わねばならないのか――ある日とつぜん生け捕りにされ、刑を宣告され、犯され、そして殺される――何も知らない男たちだけの世界に起きたことのトバッチリを受けて――。

[精魂も奪われ尽くす]

三人の男たちはそんな姉妹の━したような姿を取り囲むようにしてソファに掛け、新しく抜いたビールを酌み交わし始めた。

[世界が暗転する]

机の上にさりげなく置き去られた一片のメモを読んだ瞬間から、奈保子の━した。もっとも今日までの毎日が、平静だったというわけではない。

[魂が消し飛ぶ]

「ヒィィッ……いやあッ……」泣こうがわめこうが、いったん爆ぜたものは止めようがなかった。━び肉だけが悶えのたうつ。(もうこの女はわたしに対してグーの音も出せなくなった)

[痴呆のように空白]

擦りたてられてそそけ立った恥毛の陰の赤く濡れ爛れた秘肉とその奥から溢れ出ている凌辱のあかしから、香枝は眼をそむけた。もはや絶望さえ通り越して、香枝の頭は━だった。

[つらい目を見る]

「あくまでそうやって意地を張り通すつもりなら、こっちにも扱い方があるよ。その分だけ━なければならなくなる」

[どうにかなる]

「妹はもうかんにんしてやって下さいまし。あれでは━ってしまいます。代わりにこのわたくしが……」「代わって中川くんのおもちゃになりたいと言うのかね?」

[奴隷の道]

人並みすぐれた美貌と気品――それあるが故に来島らは光子に━をさし示したに違いなかった。それがなければ今頃は二人とも、地下室で西村夫妻と並べて逆さ吊りにされていたに違いない。

[なし崩し]

聞かせてはならない声を洩らしてしまう。いったんそんな声を洩らしてしまうと、後は━だった。

[なしくずし]

いったん崩れると、あとは━に、名前から学校名、学年までしゃべらされた。

[何もかもおしまい]

(ああ……)妹の狂ったようなよがりように釣られて自分までむなしく腰を振りたてながら、香枝はこれで━だ、と思った。

[何という運命]

それにしても、先には藤木恭平の卑劣な罠に落ちて凌辱の憂き目に泣いた自分たち姉妹が、今また岩倉の手に落ちて屈辱の姿を向かい合わせねばならないとは、━であろう――

[肉体の裏切り]

それは夫人自身が予期しなかった、━だった。誇りが、気位が頭の中にしきりし反撥していたが、肉体は痺れて言うことを聞かないのだった。

[逃れることは不可能]

ヴァギナにズブと指を沈められて、能理子は胴ぶるいした。おぞましい、羞ずかしい、と思いつめているうちに、どこからか快感が眼覚め始めていたのだ。そしていったんその快感に気付くと、それから━だった。

[崩壊の色]

「ゆう子にどんなものかを先輩のテクニックで見せてやれ」「ああ……こんなことまで……」はや━を濃くにじませながら、聡子はいましめを解かれていった。

[矜りを剥ぎ取られる]

女としての、いや人間としての矜りを最後の一片まで━て、ただ気息奄々としてすすり泣くばかりだった。

[魔がさす]

いったいどうして、こんな男とこんな事になってしまったのか、いまだに京子には判らない。━ということは、こんなことを言うのかも知れない。

[巻き込む]

能理子はふたつのことで気も狂わんばかりだった。ひとつは姉として監督を任された妹をこんなむごい運命に━んでしまったこと、

[眼の前が暗くなる]

「ああ……」香枝は━った。が、羞恥も汚辱もさし迫った便意の前に吹き飛んだ。「香枝のウンチするところ、見せてくれるね?」

九、絶望・転落

[悪の手に落ちる]

二人を我が子の能理子と比奈子と識別し得たのは、ほとんど母親としての本能のようなものだった。それにしても、姉娘の能理子はともかく妹娘の比奈子まで哲哉の━ていようとは――

[運命の変転]

恭平はその体をしっかと抱きすくめつつ動きを速めた。二人は互いにそれとは知らずに同じ想いに駆りたてられていた。それは「━」ということだった。

[堕ちた]

この肌着は唐沢が買い与えて身に着けさせたものだ。(もうお前はこんなのを身に着けるのがふさわしい女に━んだぞ)ということを暗にわからせるためだ。

[堕ちたとなる]

(姉も妹も講師として世間の尊敬を集める身でありながら、いったん━と、まるで男のおもちゃになるためにいるみたいだな……)

[堕ちる]

(とうとう、お父さまのお写真の前でこんなことまでする女に━てしまって……)

[堕とされる]

(ああ、わたしはまたダメな女になってしまいそう……)そう思いながら、そうやって━ていく自分が限りなくいとおしい――。

[堕とす]

小さくともひとつの塾のオーナーである女を━ことが、それほど簡単ではないことは十分わかっているつもりだが……。

[完全に転落した]

下肢は敷き布団の幅いっぱいに引きはだけられた恰好で全裸を固定された香枝は、伸々塾塾長から男の欲望の生け贄に━。

[陥落する]

哲哉のものを奥まで頬張った喉から上ずった呻きが洩れる。(感じやすい子ね。これならいっぺんで━しそう……)ふと能理子のこれからという若さに嫉妬を覚えた。

[ここまで堕とす]

美しい局長夫人をついに━した満足感が怒張をふくれ上がらせ、峯子を苦しげに呻かせた。

[自棄]

池上に命じられて香枝はベッドに膝をついてまだ鞭打ちにヒリつく尻を高くかかげた。いよいよ犯されるのだという哀しみよりも、もうどうともなれという━の気持ちが強かった。

[失墜]

いったん岩倉の前に香枝がそんな姿を曝した時は、それは香枝の完全な━を意味した。そうなった時には、香枝はもううわべだけでも伸々塾塾長たり得ず、また一人の女としても生きられなくなっているだろう――

[絶望がドス黒く胸を塗りつぶす]

「ああ……」姉と妹が知らず知らずのうちに悪辣な叔父と甥の手にかかってみだらな体質に造り変えられていたことが、いまようやく悩乱のうちに真紀子に理解された。(もう、ダメ……)絶望がドス黒く真紀子の━。

[絶望が根を降ろす]

夫の胸の裡を思うと狂いそうだった。が、一方ではもうなるようにしかならないのだという━し始めていた。

[絶望感]

パンティは持ち去られていた。ゆう子はそれを知って激しい羞恥におそわれた。自分のいのちを清に握られてしまったような━がともなっていた。

[絶望する]

だが岩倉は振り向いてニヤリと唇をゆがめただけだった。香枝は岩倉のあぶらぎった顔とその奥に炯る双眸を見て━した。

[絶望にドス黒く塗りつぶされる]

足首に縄が巻きついてきて卓の脚に固定されると分かって、奈保子の胸は━た。

[絶望に蝕まれる]

深い━た香枝は女の官能の弱さに泣きながら、すべてを中川にゆだねていった。

[堕落させる]

それにしてもあの姉妹をこれほど短時間でああも━ことができるとは、岩倉とはおそろしい男だ。

[堕落する]

(わたしは━てしまった……)闇の底にひっそり息をひそめ、節々のきしみに耳を澄ましながら、哀しくもそう結論するしかなかった。

[地に堕ち泥にまみれる]

伸々塾のような私塾はクリーンなイメージがいのちだが、そのイメージは一朝にして━てしまうだろう。そして伸々塾のいのちも消える。

[地に堕ちる]

「テスト屋」の中川礼次に凌辱されながら悦びを極めてしまう姿を、妹にも岩倉にも見られてしまったのだ。伸々塾塾長としての矜りは打ち砕かれ━た。

[転落する]

香枝は猿轡をギリギリ噛みしばって大きくのけぞった。伸々塾の塾長が、ただの女として男の生け贄に━第一歩だった。

[取り返しのつかぬ堕落]

みずから恭平に乞うたいましめではあったが、このいましめによって奪われた自由のために我が身は━をとげることになる。

[慰みものの身に堕ちる]

そこには伸々塾塾長も同塾講師もなかった。いるのは岩倉のこよない━た美しい姉と妹だけだった。

[縄を受ける身に堕ちる]

(いよいよ美人でお堅いことで知られた伸々塾塾長も、わたしの━か……)少年のように胸躍らせてロープの束をパラリとほぐす。

[人間以下におとしめる]

「ああやって美しい女を━て、その悶えたり泣き叫んだりするのを見て興奮するのがサジストというものなんです」

[悲惨のどん底]

それまで━にうごめいているとしか思えなかった姉の裸身が、無上の快美感に妖しい微光を発してのたうっているように見える。

[深みにはまる]

「写真だけはかんにんしてッ……こ、こんな浅ましい姿を撮らないで下さいましッ……」「あの女たちも第一番に羞ずかしい写真を撮られて、それをネタに脅されて、ズルズル━っていったんだぜ」

[深みへ堕ちる]

ここでも香枝が積極的に出た。奈保子が消え入りたげに小さくうなずいて上気させた瞼をヒタと閉じ、わななき喘ぐ唇をそっとさし出した。(ああ、またわたしは━ようとしている……)

[矜りは地に堕ちた]

伸々塾塾長としての矜りは打ち砕かれ━。はじめ香枝は演技でよがって見せて、中川を有頂天に持っていくつもりだった。

[マゾの快楽に堕ちる]

眉根をつらそうに引きゆがめ、大きく拡げた口からはゴボゴボとよだれを溢れさせつつ、大きくのけぞらせた白く光る喉をヒクつかせているこの姿――それが━た女のなれの果ての姿かと思うと、おそろしさに顫えがこみ上がる。

[身を堕とす]

英子が焦れったさにシクシク泣きだした。我ながらはしたないと思いつつもここまで━してなお相手を求めずにはおれない自分が、満たされぬ想いとゴッチャになって胸をゆるがすのだ。

[胸塞がれる]

まさぐり求める伯父の指におびえてゆう子が身をズリ上げながら泣き叫ぶ声に胸もうつろになりながら、聡子は見た。そして、その淡紅色のたたなわりが、おぐらい中に露をきらめかせているのを見たとき、女の性の哀しさに━思いになった。

[もうだめだ]

━、何もかも知られてしまった、という絶望感に締めつけられて、雪子ははかばかしい抵抗もできない。

[我とわが身をみだらに貶める]

フィアンセの敏雄とのことを言わされたことで、奈保子の中の何かが崩壊した。それが、奈保子をみだらにした。━ことに狂おしいばかりの快感を覚えた。

十、窮地

[絶体絶命]

先端の瘤がズブと蕾の奥に嵌まり込んだ。「ヒィーッ……」とうとう血を分けた姉とお尻の穴でつながらされてしまったという━の気持ちが葉子のあらがいの力を奪った。あとは体を押し出されるがままにおぞまい道具を深く呑み込まされてゆく。

[窮地に立たされる]

今度はそれを香枝に暴露されそうになって━ている。今頃になって、岩倉の掌の上に踊らされているに過ぎない自分というものを身にしみて感じずには居られない。

[極限状況]

竜也も真紀子の顔をうしろに捻じ向けて歔くように喘ぐ口をふさいだ。熱い舌がむこうからぬめり込んで来てからみついた。真紀子もそして葉子も、女として一種の━におとし入れられて、狂おしく燃え上がってしまったようだ。

[苦境]

なんとかこの━を切り抜ける道はないものかと身悶えする思いで考えるのだが、そんな道はありそうにない。

[窮境]

だがその━を逃れようにも、逞しいもので串刺しにされた身はすでにとろけ切り、度重なる絶頂感に痺れ切って、言うことをきかない。

[虎口]

あの晩は幸運の女神が彼女の上に微笑んでくれて岩倉の━をからくも逃れることができたが、これからもそうなるとは限らない。

[瀬戸際]

いくよ、香枝さん」「ああ、ゆるして……」香枝は弱々しくかぶりを振っただけだった。遂に凌辱の━に立たされながら、さっきバイブレーターで激しく気をやらされ、今また執拗な前戯で昂らされてしまった体は、言うことをきかないのだ。

J 地獄

一、異世界

[逢魔が刻のかなた]

こうして光子は、薄暮の中に横顔と足袋の白さを残して、━に連れ去られて行ったのだった。

[日常生活とかけ離れた容易ならぬ世界]

罪人ならいざ知らず――いや、罪人でさえも後ろ手に手錠をかけられることなど、めったにないことだ。この事実が、━に連れ込まれたことを、一瞬にして光子に覚らせた。

[恍惚境]

湯から乗り出した恰好の香枝の上半身はボウと桜色に色づいた肌が湯を弾いてなめらかに輝き、それが昂りに息づくさまは胯間に加えられる奉仕とあいまって、恭平を━に誘わずにはおかない。

[ハレム]

とすれば、いま両手に花どころか胯間にかおるという美少女まで抱えたこの━の王様のような気分も、あとわずかということになる……。

[この世のものでない]

厚い襞にへだてられて物音はいっさいこっちの部屋に伝わってこないために、かえって蠢きの淫惨さが、━ものを覗き見しているというおそろしさが、感覚に迫ってくる。

[修羅の世界]

この柔らかく温かく平和に息づいている肉が、すでに━に投げ込まれるのかと思うと哀れだった。だが、サディストにとって、そんな憐憫の情こそが欲情をそそり立てるこの上ないスパイスにもなるのだ。

[陶酔境]

充ち足りて弛緩し切った寝姿だった。後ろ手のいましめを解かれ、尻の穴からパールローターを抜き取られても気づかないくらいだから、よほど深い━にさまよっているのに違いない。

[別世界]

「ヒィーッ……」眼の前に展けた思いもかけない━に、香枝は息を呑んで立ちすくんだ。

[錯乱した世界]

事実、ここに入る者は――連れ込んだ者も連れ込まれた者も――日常の世界から離れて大なり小なり━にのめり込んで行くことになるのだ。

[生死の境]

アナル・コイタス特有のこの果てしないアクメの連続は、女にとって麻薬の働きをする。この━をのたうちまわるような快楽の体験が病みつきになってしまうのだ。

[無我の境地]

食い締めつつ腰を小刻みにゆさぶり、ふさがれた口の奥でよがり歔きの声を高くする。「大いのを咥えたがってムズムズさせてますよ」「だろうな」唐沢は姉妹のほとんど━ともいえる口づけの表情を覗き込みながら、うなづき返した。

[サドとマゾの世界]

明日は見晴らし台の丘の上で磔にかけられるという前夜、別荘に泊った二人はまるでこれがこの世の名残りであるかのように、燃えた。誰はばかる事もない━に溺れ切った。

[死の世界]

顕子夫人が、いつ磔柱の上から━に旅立って行ったのか、堀尾は知らない。警察での診断の結果は一種のショック死、つまり恍惚死ということであった。

二、地獄

[地獄]

(一度に二人の男を相手にさせられるなんて、━だわ……)

[地獄が待つ]

ひときわ強く舌を吸い上げて真紀子を悦びに呻かせておいてから、「隣へ行くか」そう行って真紀子の背中を押した。真紀子はそこにどんな━っているかを夢にも知らず、首うなだれて歩きだす

[地獄から抜け出す]

いっそ失神してしまえればこの━せるのだが、感覚の急所をたえずおそってくる岩倉の手の動きがそれを許さない。

[地獄とも天国とも]

こんな味を覚えてしまった体は、もう悪魔から離れられない――たとえ、このまま殺されるようなことがあっても――だが━つかぬ貴め苦はそれだけではなかった。

[地獄にのたうつ]

竜也の予想どおりペールホワイトに輝く葉子の裸身は金鋲を打った黒革のアクセントを加えられて、プレイフロアの━のたうつのにふさわしい姿になった。

[地獄に踏み込む]

こうしてプレイフロアに閉じ籠ると、パープルレッドの燃えるような色と立ち並ぶ責め具とがあいまって、なにやらおどろおどろしい━んだような心地になる。

[地獄の二年]

そしてその━が終っても、それから解放されたのではなかった。いや、聡子の方がもう解放を望まないような体にされてしまっていたのだ。

[地獄の苦難]

「ここで姉妹の契りを結んでおけば、ゆう子だって一人になっても淋しい思いをしないですむじゃないか」聡子もそう思おうとした。そう思うことによって、この━から逃れたいと思った。

[地獄の劫火]

こんな快楽がこの世にあったかと思う。こんな邪な、こんな人の道にはずれた、こんな羞ずかしい快楽に身をゆだね快美を叫ぶなど、上流社会の人妻として恥ずべきことだと我が身を叱りつつも、それ故になおさらその下からチロチロ燃え上がる━にも似た炎に身を灼かずにはおれない。

[地獄めぐり]

光子の返事を知りつくしているような問い方だった。彼女が━をやらされている間に取り寄せたブランデーは、祝い酒なのかもしれなかった。

[地獄の底に飛び込む心持ち]

由起子は、炉の火がさかんにはぜる音をたてるのをうつろな耳に聞きながら、小気味よくくびれた腰に両手を這わせ、パンティのゴムの下に指をさし入れた。━で、いっきに膝上まで押し下げた。

[阿鼻叫喚]

唐沢はそんな真紀子を見降ろしながら、まだ乱れのない髪を撫でたり、乳首を尖らせて重たげに揺れる乳ぶさをいじりまわしたりした。そうしながらもカーテンを開け放して姉と妹を丸裸で対面させた時の━に対する期待が刻一刻と高まって、眼が炯りを増して来るのを意識せずにはいられない。

[酸鼻]

(ああ、もう、ダメ……)遂に姉妹そろって岩倉の魔手に堕ち、姉妹並べて凌辱されるという━に直面して、香枝は気が遠くなった。

[死屍累々]

自分の歩みの後に美しい女たちが━と横たわりうごめきのたうつさまを楽しむかのようだった。

[羞恥汚辱]

いかに泣き叫んで悶えても、この死ぬほどの━から逃られない絶望の中に、生贄の真の苦悶はあるだろう。

[修羅場]

ソファに全裸で並んで腰掛け、マリファナを喫りながら、能理子凌辱のビデオを観、比奈子調教のそれを観、さらに母姉妹全裸を三つ已にからみ合わせての━を観た。

[奈落]

香枝の欠勤を知って━に突き落とされるたような気分におちいった。欠勤の理由はただひとつ、過労しか考えられない。あの勤勉な塾長を欠勤に追い込むようなどんなことを昨夜――いや、今朝になるまで――岩倉はやったのか……。

K 各種責め方

a 縛る

一、縛る

[縛る]

あぶらにドス黒く汚れたケバ立ったその縄を眼にして、奈保子は激しく頭を振ってもがいた。「━のだけは、かんにんして……おねがい……」

[噛ませる]

トンチャンがロープを━と同時に、俺たち二人が両腕を掴んで俯せに押し伏せる手筈になっている。

[ガンジガラメ]

しかし、どうもがこうと、その身は━にされた上に逆さ吊りにされて、ただ打たれるがままに揺れているしかないのだ。

[緊縛]

「いやッ、いやッ……」どう足掻こうと泣きわめこうと━された身はなぶられるがままだ。竜也の両手が拒みようのない肌をあちこちなぶりまわし始めるのに、真紀子はヒイーと絶え入るような悲鳴を洩らした。

[固縛]

後ろ手のいましめはそのままに、胴まわりを幅広のベルトで固定させ、下肢はアームの先端に取り付けられた足台に乗せ上げられて膝の上を足台のベルトで━された。

[受縛]

岩倉はそのねっとりあぶら光る背中や腰つき、観念してうなだれたうなじや━を待つ両手の匂うような被虐の美しさを眺め降ろしながら、その美しさをさらに引き立てるように厳しく縄掛けしていった。

[くくし上げる]

その乳房の上下を、後ろ手に手首を━た縄尻が、くびれんばかりに締め上げた。千早の掌は汗にねとつく乳房をしゃくりあげギリッと柔肌にロープを噛ませる。

[くぐらせる]

恭平はさらに首縄を前に降ろして胸縄に━せ、乳ぶさを縦に締め上げた。かたちよい乳ふさがいびつにゆがんでプックリ飛び出した。

[腰縄を打つ]

━って縄留めした恭平は、根をくびられてはちきれんばかりに飛び出した双つのふくらみを、まず両手で掴み締めた。

[ゴテゴテに縛り上げる]

池上は股縄まで締め込んだ。「すこし××××を擦って濡らした方がおとなしくなるだろうて」こうして━られた奈保子は縄尻をさっきのフックに結び付けられ、ピンと爪先立つまでに吊り上げられた。

[しばられる]

恭平は上機嫌で、自分の足を彼女のキチンとそろえた腿の上に乗せ、縄で━た乳ぶさをいじりまわした。

[縛り上げる]

(こんな風に素っ裸を━られたら、あの女どんな顔をするか……)そんな妄想が岩倉をたえず駆りたてた。

[縛り合わす]

両手首をひとつに━され、それを高々と吊り上げられて縄尻を乳房の上下に巻き締められると、香枝は身悶えして喘いだ。

[縛りつける]

縛り上げた峯子を引っ立てて、床柱を背に立縛りに━た。「わたしは三十分ばかり出かけてくるからな」

[縛り留める]

恭平は引き伸ばした脚の足首にロープの端を二重に巻きつけて━た。

[受縛の姿勢]

持ってきて岩倉に渡すと、従順な奴隷さながらに岩倉に背中を向けて正座し、両腕を背中にまわして手首を重ね合わせ━になる。

[縄掛けされる]

「どうだね、憎い男にこうして素肌に━る感じは。あの男に縛られる時とは違うかね」根を絞られて張りつめた乳ぶさを双の掌に掴みしめて揉みたてつつ、岩倉は満足げに囁きかける。

[縄掛けする]

岩倉は従順になり切ったそんな香枝を苛むように厳しく━した。胸縄で乳房を上下から締め上げたうえに、さらに首縄を前に降ろして胸縄にからめ、縦にも締め上げた。

[巧みな縄さばき]

恭平は敷き布団の下から女の汗とあぶらでドス黒く汚れた麻縄の束を取り出すと、━で従順な少女の体を縛り上げてゆく。

[手馴れた縄さばき]

岩倉は━で、乳ぶさの上下をふた巻きみ巻きして締め上げ、後ろ手の所でいったん縄留めする。

[初縄]

岩倉は胸を抱いて突っ伏した雪子の白く光る背中を見降ろしつつ、床の上の縄の束を手に取った。(池上さんの言う通りだとすると、これがこの女の━になるわけだ……)

[ひと結び]

恭平はいったん後ろ手の所で縄留めした縄尻を今度は頸の右左に分けて前にまわし、そこで━して首縄とし、さらに縦に降ろしてさっきの胸縄にくぐらせ、鳩尾の上で締め上げた。

[ほどこす]

股縄も奈保子同様に━された。だがこちらの方は単純な先輩の真似ではなく工藤の好みがほどこされた。奈保子を縛った池上は股をくぐらせるふた筋の縄をただよじり合わせただけだったが、工藤はそれにさらに瘤をこしらえたのだ。

[結び合わせる]

降ろした縄は割れ目の左右の柔肉に食い込むようにして後ろにまわし、ふたたび左右に分けて腰まで引き上げ、さっき降ろした縄と━。

[両手を交叉させる]

「両手を背中にまわすんだ」真紀子は甘えるようなすねるような鼻声を洩らしながら、さっきまで尻たぼを割っていた両手を背中にまわし、高々と━た。

[急所を押さえる]

工藤も池上に劣らず縄さばきは巧みで、女体の急所急所をピシッと━ていく縄目は、縛りには狎れている筈の香枝でさえ呻かせ悶えさせた。

[くくし上げる]

香枝は素肌をかばうべき両手を背中に━られて乳ぶさを自由におもちゃにされる羞恥と屈辱に、うなじまで染め上げて、声もなく悶えるばかり。

二、掛ける・打つ

[いましめる]

恭平はなおも突っ伏そうとする梓の上体を引き起こしておいて、━た手首を高々と吊り上げ、その縄尻を胸にまわした。

[掛けられる]

「どうだ、本格的に縄をこうして━と身も心も引き締まるようだろう」

[固いいましめ]

「ヒィーッ……」香枝は耳をふさぎたかった。が、━の身はそれもできず、呻きつつ汗を噴く裸身をのたうたせるばかりだ。

[屈辱的ないましめ]

「縛るのだけは、かんにんして……おねがい……」先夜のあの━が鮮烈に脳裏によみがえってくるのだ。

[制服のままのいましめ]

岩倉はその両腕を深く交差させてひとっに縛り、高く吊り上げておいてセーラー服の胸にふた巻きみ巻きして締め上げ、縄留めした。簡単な縛りだったが━としてはこれで十分感じが出た。

[巧みないましめ]

女体の急所を押さえた━に、力を萎えさせた香枝は、縄尻を引き絞られてヨロヨロと立ち上がった。

[締め上げる]

「やっぱり乳ぶさは縄でキッチリ━ておかないと感じが出ないんでな」そう言って乳ぶさの上下に縄を巻きつけ、さらに乳房の根を絞り上げるようにハの字になりに巻きつけ、それらの縄が胸から落ちないように最後は縄尻を首に掛けまわした。

[繋ぎ留める]

そんな香枝を引きずるようにして歩ませて床柱を背中に押し立て、縄尻を柱に━。「ああ……」香枝は真っ赤な顔を左に捩じり右に伏せしながら、明るい電灯にしらじらと照らし出された裸身を身も世もなげにうねらせる。

[繋ぐ]

女を━いで曝しものにしておいて自分は浴槽にノウノウとつかりながら眺めて楽しむための柱があり、大きな鏡もむろん壁に嵌め込まれている。

[縄打つ]

さんざん焦らされ昂らされた後のせいか、肌に食い込む縄の味がすごく効くのだ。新しく━たれるたびにカアッと脳が燃え体の芯が疼きを高める。

[巻き締める]

重ねて縛り合わされた手首を肩胛骨が浮き出るほど高々と吊り上げられ、その縄が乳ぶさを上下から━ようにまわされだすと、英子は肩先から掛かった髪をゆすって、小さく喘ぎだした。

[締めつける]

「おっぱいを━られる感じがまんざらでもないでしょう」「ああ……」張りつめた乳ぶさをもてあそばれて、梓はなよなよ首を振りつつ喘いだ。

[両手をひとつにいましめる]

━め、両腕に食い込み、乳ぶさをくびり上げる厳しい縄目は、そうやって羞恥に泣き悶える時もっとも甘美なものになるのだ。

[固くいましめられる]

首から下は全裸に剥かれ━て、恥毛までさらけ出した放恣な姿なのがどこかチグハグで、かえってそそられるものがある。

[窮屈ないましめ]

海老縛りというやつだ。峯子はこんな━にも、アナル・コイタスにももう馴らされてしまっているので、別に暴れもせずに身を任せたままだ。

[締め込む]

全裸を後ろ手に厳しくいましめられた上に股縄まで━まれた姿は、こうやって男と並ばされると一層「生贄」という感じが強まり、みじめさがつのる。

[無残ないましめ]

成人式を迎えたばかりの女体はそのような━の中にも、はち切れんばかりの躍動を見せて、それがゆう子の眼にも異様な美しさと映じた

三、巻く

[巻きつける]

千早は手にしたロープを手早く光子の帯の上に━た。腰縄である。死刑の判決を受けた囚人は腰縄を打たれて引き出されるのだ。

[からみつく]

頬をポックリくぼませた汗まみれの美貌が鼻孔を噴き拡げながら、さも苦しげに眉をよじる。のけぞる細頸に首縄が━いた。

[からませる]

「きついか」訊かれても小さくかぶりを振る。縄は首をまわして胸元へ縦に降ろされ、先の胸縄に━て、さらに双つの乳ぶさを締め上げた。

[掛けまわす]

手首をガッチリ縛り上げた恭平はその手首を高々と吊り上げるようにして縄尻を胸にまわした。激しい喘ぎに起伏する豊かな双のふくらみの上下に縄を━し、グイと引き絞る。

[巻きつく]

「いやッ……かんにんして……いやです……」重ね合わされた手首に縄が━いてくる感触に、お嬢さま先生ははや泣き声だ。

[縄をまわす]

恭平は両手首を背中にくくり上げると、上体を引き起こして胸に━した。「ああ……」後ろ手を高々と背中に吊り上げられ、乳ぶさの根を上下からくびられて、奈保子は汚辱感と息苦しさに身を揉んだ。

[キリキリ]

「ああッ……」香枝はあわてて両腕で胸を抱いたが、その腕はたちまち背中に捩じり上げられて手首を重ね合わされ、麻縄を━巻きつけられた。

[巻き締める]

「姉に似ていいおっぱいだ。さぞ藤木も縄で━られたこいつを楽しんだことだろう」「ああ、いやよッ、なぶりものにされるのは、いやあッ」

[ハの字なりに巻きつける]

「やっぱり乳ぶさは縄でキッチリ締め上げておかないと感じが出ないんでな」そう言って乳ぶさの上下に縄を巻きつけ、さらに乳房の根を絞り上げるように━け、それらの縄が胸から落ちないように最後は縄尻を首に掛けまわした。

[巻きしめる]

長襦袢の下に息づく胸のふくらみの上下を二重にきつく━て縄留めした。初回では、これで十分だろう。

[くくし合わす]

やがて乳房の上下にまわされた繩をギリギリ引きしぼられ、━された後ろ手を肩のあたりまで折れんばかりに引き吊られると、ゆう子は声をあげて泣き、罪人のように細頸を折った。

四、絞る・くびる・食い込む

[締め上げる]

「きついか」訊かれても小さくかぶりを振る。縄は首をまわして胸元へ縦に降ろされ、先の胸縄にからませて、さらに双つの乳ぶさを━た。

[引き絞る]

手首をガッチリ縛り上げた恭平はその手首を高々と吊り上げるようにして縄尻を胸にまわした。激しい喘ぎに起伏する豊かな双のふくらみの上下に縄を掛けまわし、グイと━。

[食い込む]

さっきの革枷の感触と麻縄が肌に━感じとでは、同じ自由を奪われるにしても雲泥の相違なのだろう。

[食い込まされる]

処女を失ったこの日は、また生まれて初めて縄を素肌に━た日として、かおるの記憶に死ぬまで刻みつけられることになるだろう。

[キリキリ食い込む]

なめらかにあぶら光る雪の肌がドス黒い麻縄を━ませたさままでが、急に妖しいまでのなまめきを発散させはじめるようだ。

[ギシギシ食い込む]

「お、おねがい……」息さえ苦しげなので少しゆるめてやった。それでも喘ぐたびに革がギシギシきしみを立てて柔肌に━。

[くびる]

恭平は両手首を背中にくくり上げると、上体を引き起こして胸に縄をまわした。「ああ……」後ろ手を高々と背中に吊り上げられ、乳ぶさの根を上下から━られて、奈保子は汚辱感と息苦しさに身を揉んだ。

[くびり上げる]

根を━られた双の乳ぶさはプックリ爆ぜんばかりに飛び出して、乳首をツンと上向きに尖らせた。

[くびり出される]

そむけようとする顔をあごをつまんで正面に捩じ向け、もう一方の手でいましめに━た乳ぶさを握りしめた。

[きつくくびり上げる]

しこりきった胸乳を上下から━られて、幸子はアアッと切なげに息をつく。

[よじり合わせる]

幸子の両腕をくくし上げた縄は腰縄となり、さらに縦に━されて胯間にまわされ尻たぼを割って締め上げられた。「どうだ、理事長もふんどし縄を締めてくれるか」

[締まる]

縄尻を頭上のバーに掛けて、やや吊り気味に立たせた。胸縄が━って、その間からはみ出した片方の乳房が苦しげに喘ぐ。

[縄尻を絞る]

━って引き起こし、プレイフロアへ引っ立てた。(ああ、わたしも奈保子と同じみじめな後ろ姿を見られている……)

[ギリギリ絞り上げる]

(ああ、早く━て、力いっぱい揉みしだいて……)そんなみだらな願いに乳ぶさをたわたわゆさぶりながら、思わずハーモニカのようにしゃぶっていた肉柱に歯を当ててしまった。

[絞り出す]

くびり上げられた豊かな乳ぶさは、いびつに飛び出し乳首までが━れて突っ立った。

[絞り上げる]

乳ぶさの上下の胸縄に、首縄から降ろした縄をからませて縦に━という伝統的なものだったが、縛り方が違うとやはり縄目の締まりの感じも違った。

[股縄を咥える]

「なら、その━た××××がどうなっているか、チャンと言ってみろ」

[噛まされる]

「縄を━て、かえってスッキリしたんじゃねえのかい」ニヤリと笑って、玲児は手にしたパンティを突きつけた。「いやッ」雪子は真っ赤になって顔をそむけた。ほんのひと握りの布切れの中心に、うっすらと光を反射するものがにじんでいた。

五、縛り方

[V字に掛ける]

それが今はどうだ。恥毛は━られた縄に踏みにじられて割れ目を覆う役目を果たさなくなり、剥き出しになった割れ目自体も縄目によって左右に引きくつろげられて、サーモンピンクの中味をあからさまにはみ出させている。

[Yの字なり]

「こんなことをして、どうなさるの?」かおるは、けげんそうな顔を上げて訊いた。恭平は答えずに、もう一方の手首も反対側の紐に縛りつけた。かおるの裸身は━になった。

[あぐら縛り]

(ああ、お姉さま……)奈保子も眼の底を灼かれる思いで無意識に━の腰をうねらせた。

[後ろ手縛り]

━の縄を前にまわして乳ぶさの上下をふた巻きみ巻きされたかおるは苦しげに喘ぎ出した。

[後ろ手に縄掛け]

やがて満足したらしい恭平は縄尻を掴んで奈保子を立ち上がらせた。━された奈保子の全裸姿がまともに香枝の眼に映った。

[後ろ手のいましめ]

さらに上方に眼を移せば顔と顔は重なり合って熱い喘ぎを交錯させ、━に根をくびられた乳ぶさと乳ぶさは押し合っていびつにひしゃげている。

[海老縛り]

下肢がガクッと左右に菱形に開いて、交差させられた足首が胸にくっつきそうになる。そうやって引き絞った縄を肩から後ろ手のところにまわして縄留めした。━だ。

[開脚縛り]

あの時は床柱に全裸を曝し立てられてさんざんいじりまわされたあげく、座椅子に━にされて、今と同じようにバイブレーターで責められ、屈辱的な屈服を強いられた。

[くくり猿]

二度目の時は同じベッドの上に━のように窮屈に縛り上げられて尻から犯された。そしてその後の反吐の出そうな屈辱的なフェラチオ――。

[首縄]

いったん後ろ手の所で縄留めした縄を左右振り分けにして肩から前にまわし、━にしてから胸元へ縦に下ろして胸縄にからませ締め上げる。

[腰縄]

すでにバイブレーターもローターも、それに━も香枝の体からはずし取られていて、彼女の身にまつわりついているのは胸縄だけだ。

[縦縄]

眼の前に股縄を食い込ませた峯子の胯間がある。よじり合わされたふた筋の━に踏みにじられてそそけ立っている繊毛を優しく撫でてやった。

[股縄]

キュウと━を挟み込んでよじれるかたちよい尻たぼを、恭平はピシリとしばき、根をくびられて突き出た乳ぶさを掴む。

[胸縄]

乳ぶさをたっぷりもてあそんだ岩倉は、縄尻を両肩から前にまわしてひとつに結び合わせて首縄にし、その縄尻をさらに垂らして━に通し、縦に締め上げた。

[横縄]

乳房を上下から挟み上げ、さらに首縄を縦に降ろして━にからませて締め上げた。くびり上げられた豊かな乳ぶさは、いびつに飛び出し乳首までが絞り出されて突っ立った。

[褌縄]

「ハハ、これは責めですからね。つらいのは我慢してもらわなくちゃ」工藤は━を締め込まれた香枝の美しい尻の悶えを頼もしげに撫でまわしつつ笑った。

[ゴテゴテに縛り上げる]

こうして━られた奈保子は縄尻をさっきのフックに結び付けられ、ピンと爪先立つまでに吊り上げられた。

[コの字なり]

英子は白く張りのある太腿をピッタリと閉じ膝をそろえて上体を起こすと、両腕を背中にまわして深く━に重ね合わせた。

[曝し縛り]

岩倉は後ろ手に縛り上げ猿轡をはずした雪子に床柱を背負わせて立ち縛りに繋いだ。岩倉が初めて手に入れた女に対して必ずといってよいほど試みる━だ。

[背中に縛り合わす]

━された手を救いを求めるように開いたり閉じたりしながら口走った。「お、お願い……」「尻の穴に入れて下さい、とハッキリ言うんだ」

[立ち縛り]

そうやって縛り上げた香枝を、岩倉はこの前と同じように床柱を背負った恰好で━に繋いだ。

[乳房縛り]

今日の━がことにきつい理由がはじめて分かった。奈保子の方もういういしいふくらみをいたいたしいまでにくびり上げられて乳首を尖らせている。

[手首を吊り上げる]

重ねて縛り合わされた手首を肩胛骨が浮き出るほど高々と━られ、その縄が乳ぶさを上下から巻き締めるようにまわされだすと、英子は肩先から掛かった髪をゆすって、小さく喘ぎだした。@後手縛り

[縄留め]

乳房はさらに根をくびられていびつに飛び出し、乳首をツンと上向きに尖らせた。岩倉はさらにあまった縄尻を香枝の細腰にひとまきしてそこで━した。

[女体固定法]

彼女の下肢はマットレスの幅いっぱいに拡がり、閉じようとしてもマットレスの厚味にさまたげられるということになる。これも恭平が何度となく繰り返してきた━のひとつだ。

[ふんどし縄]

幸子の両腕をくくし上げた縄は腰縄となり、さらに縦によじり合わされて胯間にまわされ尻たぼを割って締め上げられた。「どうだ、理事長も━を締めてくれるか」

[前手縛り]

岩倉は二人をそれぞれ━にすると、その縄尻を頭上の鉄環に通して腕を吊り上げた。そうしておいて岩倉は二人の体を回して尻を出させ、尻の穴にアヌスクリームを塗り込んだ。

[人の字型縛り]

━――これも立ち縛りの曝し同様、岩倉が初めてもてあそぶ女に必ずといってよいほどとらせる恰好だ。

[逆海老縛り]

別のロープで後ろ手に縛り、足首を縛り合わせたロープと、うしろで短かく結び合わせた。━というやつだ。

六、縄の味

[縄の味]

「藤木に縄の味をタップリ教え込まれているんだろうが。縛り手が変わっても素肌に━は変わらん筈だぞ」

[効く]

さんざん焦らされ昂らされた後のせいか、肌に食い込む縄の味がすごく━のだ。新しく縄打たれるたびにカアッと脳が燃え体の芯が疼きを高める。

[ギシギシ鳴らす]

「前の鏡を見ろ。どうだ」「いやあっ……」英子はいましめを━して身を揉み、見まいとして顔を振り立てた。

[厳しい]

奈保子はパンティ一枚を残しただけの裸身を後ろ手に━く縛り上げられた。

[きびしい]

藤木恭平の手によって緊縛プレイに慣らされてしまった奈保子は、━く後ろ手に縛り上げられたことで、さっきまでのあらがいの気力を萎えさせてしまい、首をふかぶかとうなだれたまま、岩倉の為すがままに身をうねらせつつ小さく喘ぐばかりだ。

[きつい]

今日のいましめはことに乳房に━かった。

[厳しい縄目]

年増女のあぶらづいた裸身が━に喘ぎのたうつさまの方が、若い女のそれより味わいが深いということなのだろう。

[ことにきつい]

今日の乳房縛りが━理由がはじめて分かった。奈保子の方もういういしいふくらみをいたいたしいまでにくびり上げられて乳首を尖らせている。

[締まり具合]

思わず太腿をよじり合わせずにはいられなかった。「どうだ、縄の━はこれでいいか」縄留めしながら岩倉が訊いた。香枝は消え入りたげにうなずいた。

[縄に踏みにじられる]

それが今はどうだ。恥毛はV字に掛けられた━て割れ目を覆う役目を果たさなくなり、剥き出しになった割れ目自体も縄目によって左右に引きくつろげられて、サーモンピンクの中味をあからさまにはみ出させている。

[縄の見どころ]

体の前も後ろも縄が逆三角形に掛けられて、ちょうど縄のスキャンティをはかされた感じだが、この━は割れ目のところにあった。

[縄目の味]

「二度目の━はどうだね」恭平は面も上げられずに肩を喘がせていく奈保子のあちこちをまさぐりながら言った。

[縄目の苦しさと屈辱感]

「ああ……こ、こんな……ほどいて下さい……」我に返った香枝が、自由のきかぬ肩をゆさぶりながら訴えた。生まれて初めて肌身に食い込む━がその上ずった声にあらわれている。

[縄目の恥]

眼にした実物がその想像をはるかに超したものであったのは間違いなかった。愛する妹が全裸に剥かれた上にあろうことか━まで受けて、あられもなく股を開き切っているのだ。

[縄目をきしませる]

「どんな女でもおっぱいをこうして締め上げられていじりまわされると、たまらんらしいからな」「……」香枝は肌に食い込む━ながら激しい喘ぎに肩を胸を波打たせる。

[縄の初体験]

これがこの美しい局長夫人にとっての━であることは明らかだった。夫人は、これが最初で最後と覚悟を決めて恥に耐えているのだろう。

[初縄]

それだけでも峯子は━の苦しさ羞ずかしさに耐えられないようにじっとうなだれて歔くような喘ぎを洩らしている。

[麻縄の感触]

「ああ……」手首を巻き締めて自由を奪っていく麻縄の感触に、少女は声を顫わせる。

[本格的に縄掛け]

「ああ、縛るなんて……やめて……」「ハハ、例の写真じゃ素っ裸に剥かれた上に━されてたじゃありませんか。わたしもその方にかけちゃまんざら嫌いでもないんでね。あれを見てずいぶんそそられましたよ。

[股縄を食い締める]

双つの尻たぼが硬化して股縄をキリキリ━。ピシッ――。「ヒィーッ……か、かんにんしてッ……」幸子の放つ声も、ここがそんな遊びをする所だという安心感があるのか手放しだ。

[割れ目を踏み荒らす]

股縄と違って縄がじかに━ということはないが、割れ目の左右の柔肉に食い込んだ縄が割れ目を左右から引きはだける働きをして、指でいちいちくつろげなくても、割れ目の奥に隠されている肉芽や襞肉を剥き出してくれるのだ。

[縛りの美学]

縛らずにただの暴力だけで反抗を封じることだって、さっきの平手打ちみたいにやれるじゃないか――と訊かれると、返答に困る。縛られた女、自由を拘束された女には、他にはない何かがある、としか言いようがない。SM雑誌ではよくそれを「━」などと言っているが……。

[体が真っぷたつに切り裂かれそう]

香枝は吊り縄とつながった股縄の効果というものを骨身に滲まされた。ちょっと身じろぎしても柔肉に食い込んだ縄で、━だった。

[お縄を頂戴する]

恭平は、縄の束で香枝の優しい撫で肩をピシリと打ち据えた。「さあ、両手を背中にまわして手首を交叉させるんだ。おとなしく━しろ」

[身の不自由]

今や香枝は激しくすすり上げながら自分から年下の卑劣漢の舌を吸い、━を焦れったがるように身悶えつつ握りしめたものをしごきたてていた。

[縄をきしませる]

曝し柱の香枝は、全裸をくまなく曝し上げられている羞ずかしさも忘れて、いましめの━つつ悶え始めている。

[締まりの感じ]

乳ぶさの上下の胸縄に、首縄から降ろした縄をからませて縦に絞り上げるという伝統的なものだったが、縛り方が違うとやはり縄目の━も違った。

[縄付き姿]

梓の方は神聖なるべき夫婦のベッドの前に素っ裸━で曳き据えられたことで、生きた心地もなげだ。

[両手を奪い取る]

その━って背中に捩じ上げ、深く重なった手首に赤い縄ロープを巻きつけてゆく。

[捩じ上げる]

「さっき言うことをきかなかった罰だよ、立花先生。言うことをきかないジャジャ馬は、これに限るんだ」「いやあッ……」いざり逃げようとするのを髪を引っ掴んで引きもどし、膝で背中を押し伏せておいて両手を━た。

[捩じり上げる]

片腕を逆手に━てダブルベッドの所まで引きずってくると、その上に俯せに突き伏せ、背中を膝で押さえておいて、首からほどき取ったネクタイで、両手首をひとつに背中に縛り合わせた。

[捻じり上げる]

「ああッ……」香枝はあわてて両腕で胸を抱いたが、その腕はたちまち背中に━られて手首を重ね合わされ、麻縄をキリキリ巻きつけられた。

[厳しくいましめる]

全裸を後ろ手に━られた上に股縄まで締め込まれた姿は、こうやって男と並ばされると一層「生贄」という感じが強まり、みじめさがつのる。

[厳しく縛り上げる]

一糸まとわぬ全裸に剥かれた伸々塾塾長と妹の奈保子が、厳しく後ろ手に━られた体を向かい合わせに吊られて、正視に耐えぬ淫技を演じさせられているのだ。

b 吊るす

一、吊るす

[吊るす]

奈保子をプレイフロアに曵いて行った恭平は、冂型パイプスタンドのバーに縄尻を引っ掛けて奈保子を━し、下肢を大きく左右にはだけて足枷を嵌めた。

[吊り下げる]

女を━ているのは体操の鉄棒競技に使われるのを縮少したような門型のパイプスタンドで、鉄棒用のものは四方に張線を渡して立ててあるのが、これは下部が四箇のキャスター付きの台になっている。

[吊り上げられる]

姉妹はふたたび並べてフックから━た。今度は本格的に縄掛けされた姉妹の姿が――ことに股縄をしっかり咥え込んでいるそれぞれの尻のたたずまいが――比較鑑賞されるのだ。

[逆さ吊り]

「ああッ……」「おとなしく言うとおりにしないと、━にして鞭打ちだぞ」

[ぶら下げる]

一人の後ろ手に縛られた男が部屋の真ん中に天井から鎖で逆さ吊りに━られていた。

[爪先立つばかりに]

精いっぱいの体重を掛けてしゃがみ込もうとする奈保子を、二人掛かりで引き起こし引き伸ばし、━吊り上げておいて縄留めした。

[大の字に吊るす]

「━そう」立って来た岩倉がそんな英子の剥き身を見下ろしながら言った。二人がかりでベッドから引きずり降ろされた英子は、さっきの門型スタンドに、今度は両手両脚を大きく拡げきった大の字なりの姿で吊り下げられた。

[片脚を吊り上げる]

全裸を後ろ手に縛り上げられた香枝と奈保子が、ピッタリ向かい合わせに胴まわりをくくり合わされて横たえられた上に、片脚を足首をひとつに縛り合わされ、天井から垂れたフックに━られている。

[巻き上げる]

首輪についた鎖をチェーンブロックのフックに引っ掛けて━げ、直立した姿勢に引き伸ばす。

[棒のように]

かおるは何やら呻きつつ、━吊られた裸身をわずかにうねらせた。

[振り子]

「ヒィィッ……」ギシギシ鳴る吊り繩のきしみにおそるおそる眼を向けると、逆さ吊りの白い裸身がねっとりあぶら汗に濡れて━のように揺れている。

二、架ける・処刑・磔

[引きはだける]

「ああッ……」かおるは顔を振りたて、━られた四肢をゆさぶり、かぼそい裸身をうねらせる。

[曝し立てる]

妹の泣き叫び救いを求める声を足元に聞きつつ香枝は気もそぞろだが、みずからも全裸いましめの身を━られているのでは、(ああ、かわいそうな奈保子さん……)ただ暗涙を呑みつつ、妹から顔をそむけて身悶えるばかりだ。

[ベッドに磔]

恭平はバイブレーターを左手に持ち、右手に持った写真をふたたび奈保子の眼の前にさしつけた。それはベッドに全裸で大の字なりに四肢を━にされた姿をベッドの裾の方から俯瞰した写真だった。

[曝し縛り]

岩倉は後ろ手に縛り上げ猿轡をはずした雪子に床柱を背負わせて立ち縛りに繋いだ。岩倉が初めて手に入れた女に対して必ずといってよいほど試みる━だ。

[曝し柱]

「これは━あるいは往生柱といってね、女がまず裸を鑑賞されたり吟味されたりする柱なんだ」

[往生柱]

「この柱に繋がれていろいろいたずらされた女は、たいていそこで観念して、次の段階じゃおとなしくなってしまうから━とも言うんだがね」

[人の字形]

後ろ手にいましめられた上体と合わせると全裸を━に曝し上げられた恰好だ。

[白木の柱に磔]

深紅のカーテンの奥には同じ深紅の壁を背にして二人の娘が丸裸に剥かれた体を白木の柱に大の字なりに━にされていたのだ。

[全裸大の字磔]

手拭の猿轡を頬がくびれるほど噛まされた顔をきつく捻じっているので、その顔からとっさにはそれが自分の娘とは判断しにくかった。まして━と日常生活の常識を超えた姿に曝されているのだ。

[磔にかける]

哲哉は━られた女の美しさというものを知っているから縄掛けをおろそかにはしなかった。

[梟ける]

しかしその日は、周囲の山々より何より爺さんの眼を奪うものがそこに立っていた。それは真っ白な女の裸身を高々と━た十字架であった。@曝すこと。「かける」と読ませようとしたようだがそれで正しいのか不明。

[磔柱を背負う]

今日は早い時間に姉妹を呼びつけた。もう哲哉に言いなりの二人は、裸になって━ことを命じられても、それを新しく考えついた責めと思ってただ羞ずかしがるだけで、何のあらがいも示さなかった。

[釘付け]

パンティを剥いて体を割り込ませ、ゆう子の体を━にしておいてから、上半身も剥きあげた。@ここでは押さえつけているだけ。

c 殺す・自殺する

[いのちまで絶たれる]

哲哉は小刻みに出し入れしたり抉りまわして見せたりする。そのたびに能理子はまるで━みたいにヒイヒイ悶え泣いた。

[生きたまま殺す]

「かおるを抱いて……いえ、は、裸に剥いて、縛り上げて、メチャメチャに苛めてッ……━してェ……」かおるの突然の錯乱が、いつも冷静で皮肉な哲哉をも巻き込んだ。

[恋に殉じる]

炎に包まれて悶えるお七。そのひとつひとつが雪子に苦痛と恍惚を与えるのだ。どんな場合にも、お七の表情が━女の清らかさを失わないことが、雪子の感激を強めた。

d 剃る

一、剃る

[剃る]

「二人とも脚をまっすぐ伸ばして毛の生え具合をしっかり見せろ」「ああッ……」 歔くような喘ぎを洩らしつつも、まず香枝が恥毛を完全に岩倉の眼に曝し、奈保子も太腿をブルブルわななかせながら、可憐な生えぶりを曝した。(これを━と言ったら二人ともどんな顔をするかな……)

[奪われる]

筋張ってピクピク引き攣る内股の付け根に挟まれた部分に飾り毛を━た下腹がすっかりさらけ出された。

[浮気封じ]

「先生はあんたの━のためにこんな体にしたのかね」岩倉はホッカリと柔らかく温かなそこを撫でまわしながら訊いた。

[剃刀を使う]

聡子が秘毛を剃られたのには上京する前の晩「東京には誘惑が多いからな。こうしておけば誰も手をつけまい」そう言って庄吉は剃刀を器用に━ったのだった。

[刈られる]

ゆっくり動かしていく刃の下で毛根が━かすかな手ごたえと共に、サリッサリッという音が立った。

[刈り取る]

最初に萌えていた春草を━ったのは、むろん恭平だった。昨年秋はじめて英子をここへ連れ込んで処女を奪った時、「おれの女になったしるしだ」と言って、泣き叫ぶのを押し伏せて剃り上げたのだ。

[綺麗サッパリ]

実はわたしは自分のものにした女の毛は━剃り上げるのです。その方が『おれの女』という実感が湧きますからな」

[逆毛]

恥丘のふくらみをまんべくなく剃刀の刃がなぞる。いったん刈り取った後も━を残さないように何度も逆剃りされ指で撫でまわされる。

[剃り落とす]

(おれの情婦になることを承知したら、他の情婦たち同様、サッパリとこいつを━して、いつも割れ目剥き出しの体にしてやろう……)

[執刀]

「━はお望みなら先生方にやっていただき、剃り取った毛は記念としてお持ち帰りいただいて結構です」

[剃り上げる]

恥毛を━られているので、稚げで柔らかな肉の閉じ目が剥き出しで、大きく股を拡げられたために、その閉じ目がほころんで、綺麗なピンクの肉壁をわずかにのぞかせている。

[剃り取られる]

藤木先生にはじめて羞ずかしいところの毛を━た時には、死にたいほどの羞ずかしさに泣きじゃくったものだったが、その底には身悶えしたいくらいの恍惚がうごめいてもいた。

[剃り取る]

その異様さをさらに胸迫るものにしているのは、聡子が狂おしげに腰をひねって妹の眼にさらすまいとしているその部分の異常な状態だった。聡子はそこに当然あるべき茂みをすっかり━られていた。

[剃髪]

「おれの女になると誓ったんだろ?ここをツルツルに剃り上げて、そのあかしにするのさ。ちょうど仏壇に火もともっていて、━して尼さんとなるのに、ピッタシのムードだからな」

[剃毛をほどこす]

「失礼ですが、毛をお剃りになるのが趣味なんですか」恭平は同じように━してある磯村英子のことを思いながら訊いた。

[手入れ]

岩倉が剥き出しの下半身を撫でまわし始めた。「━が十分じゃないな」小高いふくらみに芽生えたザラつきを撫でまわしながら言った。

[頂戴する]

「お前さんが小学校高学年の頃からそろそろ生やし始めて、今日まで大事にこの股ぐらに育てて来たものを、お前さんが一人前の女になったのを記念に、ソックリこちらに━しようってのだよ」

[むしり取る]

哲哉は三人の前のソファにゆったり腰を降ろした。双の羽根に雛鳥を擁した母鳥の図――と言いたい所だが、この母鳥は羽根をもがれて可愛い雛鳥をかばうすべを奪われ、雛鳥同様毛を━られている。

[剃髪の儀式]

「さあ、珠数をかけて。いよいよ━を執行するからね」長い水晶の珠数を一重にしてネックレスのように頭にかけた。

二、無毛

[赤ちゃん]

「そら、でき上りだ。千絵もママも先生の━になった所を見てみな。ずっと可愛くなったぜ」「ああッ……見ないでッ、見ちゃいやッ」

[ツルツル]

ことにくろぐろと盛んな毛の中心から屹立するドス黒い怒張の猛々しさと、━に剃り上げられて剥き出しの下腹にひっそりとおった肉の閉じ目の消え入りたげな風情とは、これから行なわれる「淫行」の無残さをありありと物語っているようだ。

[バッチリ剥き出し]

乳首をシコシコ揉みたてられ、もう一方の手が、とめどもなくあふれ出るもので灼けんばかりの部分を責めた。「━剥き出しになって、ぬらぬらしたものを吐き出しているのを、見るんだよ」「いや……ひどい……」

[割目を剥き出し]

恥毛をツルツルに剃り上げられて××××の━にした伸々塾の塾長を想像するだけで、岩倉は昂りに衝き上げられた。

[無毛症]

生来の━でないことは、剥き出しの下腹のふくらみの蒼々としたうそさむげなたたずまいから、容易に推測できた。

[毛がない]

周囲に━ので、その濡れざまはいっそうあからさまでみだらに見えた。

[羞ずかしい体]

「お願いでございます、岩倉さま……そんなことだけは……そんな━にだけは、しないでくださいまし……」

[羞ずかしい姿]

(これからは━にされた体をスカートに包んで教壇に立ち生徒の眼に曝さなければならないのだ)

[割れ目丸出し]

「お前たちがわたしの女になった以上、わたし好みの体にするのに何の不思議がある。あん?これからは二人とも××××の━の女になるんだ。その方が自分たちの生き方にもふさわしいとは思わんか」

[割れ目剥き出し]

(おれの情婦になることを承知したら、他の情婦たち同様、サッパリとこいつを剃り落として、いつも━の体にしてやろう……)

[何の翳りもともなわない自分の肉の肉]

「ああ……」香枝は初めて━をそこに見た。 

[丸坊主]

腹をさんざんいやらしく撫でまわした竜也は、その陰の毛叢に手をすべらせた。もうそこは一度━にされたとは見えないほど立派に生えそろっている。

[剃りあとの蒼味]

熟しかけた女にふさわしいまるみと━をなまなましくさらけ出して、おまけに翳りに覆われているべき女の割れ目をあらわにのぞかせてさえいるのだ。

[赤裸々]

「フフ、何がいやなもんか。これが本当の━ってやつさ。お前もこれを機会に上品なお嬢さまぶるのを止めて、剥き出しの××××に忠実に生きるんだな」

[生まれ代わる]

哲哉は能理子の体をカウチから解き放つと、絨氈の上にあぐらをかいて、その上にいやがる能理子をまたがらせた。哲哉の一物は━った能理子の姿に、完全に息を吹き返している。

[無毛の丘]

そうやってタップリおびえの入りまじった悦びに令嬢を泣かせておいて、さらに体を低く落とした。眼の前に肉の閉じ目剥き出しの━が来た。「ああ、ごらんになっては、いや……」

[一草もあまさず]

━剃り上げられた下腹の割れ目が開いて、愛らしいクリトリスとピンク色の襞肉とがもろにのぞけた。

e 道具いろいろ

一、道具名称

[足枷]

奈保子をプレイフロアに曵いて行った恭平は、冂型パイプスタンドのバーに縄尻を引っ掛けて奈保子を吊るし、下肢を大きく左右にはだけて━を嵌めた。

[椅子]

香枝の裸身を━に固定し終えた岩倉は、向かい合った腰掛けに腰を降ろして、足台を操作するハンドルを回し始めた。

[革の首輪]

下肢は台をまたぐ恰好で床についた膝を台の脚に縛りつけられ、上体は新たにはめられた━につながれた鎖を短かく引き絞って、これも台の脚に固定された。

[ギャグ]

ゴルフボール大の球に革紐を通したようなかたちの━(口枷)をいっぱいに頬張らされ頬をくびられて相が変わっているが、磯村英子だ。

[口枷]

股の奥は目も当てられぬ濡れそぼちようだ。次いで乳枷がはずされ、最後に━が取り去られて、葉子の蒼白い全裸がライトの中に浮かび上がり、姉の全裸と向き合った。「お姉さまッ……」葉子がしわがれた泣き声を張り上げた。

[首鎖]

「正座だ」━を引き渡されてどうにか腰をそろえ上体を立てた。

[首輪]

部屋の中央に立たせ、まず革の━を細いうなじに嵌めた。

[黒革の褌]

その腰には唐沢の「プレゼント」がピッチリ食い込んでいた。それは薄く鞣された━――それとも皮パンティと言った方がいいだろうか――だった。

[猿轡]

声が満足にあげられないのは、鼻の上から顔の下半分を覆うようにして固く手拭の━がはめられているからだ。

[責め具]

この寝室にある家具はさりげないかたちをしていながら、どれもこうしてすぐに━に変貌し、美貌の女秘書は主人の命令に従順にさまざまな恰好をとって快楽の道具に変身するようだ。

[代用品]

「この中川めの指先の愛撫を岩倉さんの━と考えていたんでしょうが」「……」香枝は声もなく顔を振り立てた。自分の羞ずかしい反応がそれほど犀利な眼で観察されていたのがショックだった。

[手錠]

捩じり上げながら、右手でズボンのポケットから出した━をたたきつけるように嵌める。

[捩じり棒]

「こんなものはどうだ」さっきアヌス・クリームと一緒に戸棚で見つけてきた━をさしつけて言った。

[褌]

(ああ、なんて浅ましい……)羞ずかしい━を締め込まれた腰をみだらに舞わせている自分の信じられないような姿に眼をそむけたくなるが、動きだけはどう止めようもない。

[股当て]

「どうかね」キッチリ━を装着し終わると岩倉は訊いた。香枝は全身を汗にしてハアッハアッと荒々しく喘ぐばかりで声も出せない。

[九尾の猫]

「股縄がそれほどたまらないというなら、これを使ってみずにはいられなくなるな」そう言って恭平は壁の釘から「━」を取りはずして来た。

[催淫クリーム]

━に羞ずかしい所を灼かれて、香枝は悶え呻いている。

[野太い張り型]

「これか、え、聡子。おなじみのこいつで一度ゆう子の前で気をやって見せるか」「……は、はい……」庄吉が手にした━から顔をそむけて消え入るように答える。

[玩具]

「清のはこれと比べてどうだったい、え?」髪を掴んで捻じ向け、羞じらいにかすむ眼の前にそのグロテスクなまでの━をひけらかす。

[双頭のかたちを持ったもの]

それはさっき彼女を責め落としたものとは違って、━だった。これまでは庄吉が一方を聡子の体に埋め込んで彼女を男にして見てはよろこんでいたものだった。それを出されたことで、庄吉が何をたくらんでいるか聡子はさとった。

[万能女体玩弄具]

カウチの幅は六、七十センチはあろう。今ではこのカウチもすっかり哲哉にとって手慣れたものになって、━の役を果たしている。

[ディルドォ]

尻当ての部分はなく、尻たぼに食い込む革紐だけにした。そして前当ての部分の内側に前後二本の━(モーター内臓)を取り付けさせたのだ。

二、装着する

[はく]

「××××に咥えている棒もお尻の穴に埋まっている棒も、かつてはお姉さまの××××とお尻の穴をよがらせたものなんですよ。な、真紀子、覚えているだろ?これを━かされて銀座の人混みを歩かされた時、お前は泣きベソかいて何度もしゃがみ込みそうになったっけ」

[足枷を嵌める]

奈保子をプレイフロアに曵いて行った恭平は、冂型パイプスタンドのバーに縄尻を引っ掛けて奈保子を吊るし、下肢を大きく左右にはだけて━た。

[猿轡をはめる]

声が満足にあげられないのは、鼻の上から顔の下半分を覆うようにして固く手拭の━られているからだ。

[締め込む]

唐沢はなおもの珍らしげにせり出した腹を撫でまわし張りつめた乳ぶさを揉む。「お嬢さん、あなたがいま━んでいる革褌、これは前にお姉さまが使ったものなんですよ」葉子は弾かれたように反った。

[すける]

岩倉はその頭の下に自分用の青い枕を当てがうと、ピンクの枕を取って香枝の腰の下に━た。@挿し入れること。中国地方の方言。

[装着する]

「どうかね」キッチリ股当てを━し終わると岩倉は訊いた。香枝は全身を汗にしてハアッハアッと荒々しく喘ぐばかりで声も出せない。

[肌身につける]

黒と赤との対比は、こうやってスキャンティを━て並ぶと一層鮮烈で、美食家岩倉の意図がいやでも読み取れた。

[頬張る]

ゴルフボール大の球に革紐を通したようなかたちのギャグ(口枷)をいっぱいに━らされ頬をくびられて相が変わっているが、磯村英子だ。

[身にまとう]

岩倉の女になってから香枝もかなりセクシーな下着を身に着けるようになってはいたが、とてもこれほどのものを━勇気はなかった。

三、バイブさばき

[頭を突っ込む]

「あくまで写真を見るのをいやがるなら、こいつを使うからな」そんなものが自分の体の中に━んでのたくったり振動したりする時のことを考えただけであぶら汗が噴き出し歯の根が合わなくなった。

[淫靡な振動]

前に立った岩倉がそんな英子の体にふたたびバイブレーターを這わせ始めた。「ああッ……」双方の乳首を━にくすぐられて、英子はのけぞり悶えた。

[うねる]

岩倉は振動し、━っているバイブレーターをさらに抽送させ始めた。その尻にさらに幸子の鞭が打ち降ろされる。

[抉りたてる]

片手の手でひとまとめに髪を掴んでつらそうな顔を曝し上げておいて、もう一方の手にしたバイブの端を柔らかな下腹の盛り上がりに━てゆく。

[抉りまわす]

「初めのうちは姉さんもそう言っていやがったもんだ」岩倉はその結果がどうなるかは先刻承知とばかり調教棒を抜き差しし━。

[押し込まれる]

「あう、ううんッ……いや……」哲哉の太いものをいっぱいに呑まされたアヌスに圧迫されて、ヴァギナは圧しひしゃげている。そこに強引に非常なディルドオ━をのだから、その刺戟は普通に倍する。

[押し割る]

岩倉は西洋蝋燭に似た、先細りで捩じりを刻んだアヌス調教棒を手にして、片時もうごめきを止めぬ香枝の尻と向き合った。「ヒィーッ……」先端が蕾を━と同時に、香枝は魂消えんばかりに喉を絞ってのけぞりつつ、尻たぼをブルブル慄わせた。

[おそう]

のけぞった喉元から、バイブの先端は片方だけくびり出されたふくらみの先端を━った。

[おびやかす]

その間にも顔をそむけた罰としてバイブレーターは次第に下方に移動し、今はパンティにピッチリ覆われてふっくりした盛り上がりもあらわな下腹を━している。

[掻き探る]

すでにアナルコイタスの快楽を知っている尻の穴はただれるばかりのむず痒ゆさをアヌス棒に━られて、気もそぞろになる快感におののくのだ。

[くすぐり上げる]

恭平はポッテリ充血して割れ目からはみ出した二枚の襞肉を、一枚一枚めくり返すように根元から━ていった。

[くすぐりまわす]

恭平はクリトリスの先端を抉りまわして悲鳴を絞り取ってから、ゆっくりと秘口に当てがった。すぐには咥えさせずにトバ口を軽く━して悶え泣きに狂わせた。

[クリクリ]

恭平は根に手を添えて、割れ目の頂点からピッと頭をもたげている肉芽の尖端を、亀頭で━ひねりまわした。

[小突きまわす]

「ヒィーッ……い、いやあッ……」英子はおかっぱ頭を振りたてて泣く。と、左右の鼠蹊部を抉っていたバイブの先端が無毛の丘を━し始める。

[滑稽な揺れ]

だがこちらの方は台をまたいだ下肢を台に縛りつけられてしまっているので逃げることはできない。悶えるたびに尻の穴に突き刺さった棒が━を曝すばかり。

[こねまわす]

だがいくら叫ぼうと泣きわめこうと、恭平は外科医さながらの冷徹さで剥き出しの感覚のかたまりを非情な振動でこすって前後左右から責めたて、クリクリ━。

[転がす]

「え、この分じゃパンティの股のあたりはもうグッショリなんじゃないのかい」恭平は巧みにバイブを膨らみの上に━しなら嗤った。

[沈める]

「おやおや、聞き分けのない赤ちゃんだ」池上は工藤と眼くばせを交わして笑いながら、ゆっくりバイブを━ていった。

[深浅緩急]

「ああ……も、もう、おゆるし……」「許さないよ」岩倉は情欲と好奇に炯る眼を、今は追いつめられて屈服するしかないその表情に向けながら、バイブレーターに━の技巧を加える。

[振動が触れる]

昂り切って割れ目の頂点から剥けて露出した尖端をツンともたげていた肉芽に━た瞬間、香枝はヒヒィッと魂消えんばかりの悲鳴を噴き上げてガクガクのけぞった。

[振動を食い締める]

岩倉はそんな二人を眺めやりながら、ビクリビクリと内部の━てうごめく二人の尻たぼを両手で撫でまわす。

[振動をすべらせる]

「ヒィーッ……」「感じるみたいだな」小刻みにブルブル顫えるふくらみにヤスリをかけるようにバイブの━。

[すっかり入る]

「ソーラ、━っちゃった。立派な男の出来上がりだ。見てごらん」髪を掴んで自分の股ぐらを覗き込まされた香枝は、あまりのおぞましさに悲鳴を上げてのけぞった。

[スポッ]

「フフ、こうかね」先端の瘤をズブと秘口に埋められた香枝は、恥毛を期待に総毛立たせて悦びの声を放った。だが池上は二度三度軽く抉りまわしただけですぐ━と抜いてしまう。

[抽送する]

「いいから、おとなしくしてろ。すぐ気が狂うほどよがらせてやるから」振りたてられる腰を串刺しにするように前のバイブレーターを━した。「ああッ……い、いや、いやッ……」かおるの悲鳴が上ずった。

[腸を捩じ切られるような無慈悲な旋回]

━に、京子はけだもののように吼えた。

[なぞる]

かと思うと鼠蹊部の切れ込みにそって這わせたり、肉の閉じ目の上あたりと思わせる部分を━。

[抜き差し]

━してやるとのけぞってはばかりなく快美の呻きを噴き上げた。よがるところは全くの一人前だ。恭平はパールローターのスイッチを入れた。「い、いやッ……お尻はいやあッ……」

[捩じ込む]

「よーし、幸子、鞭はしばらく中止だ」そう言って岩倉は瘤状に鰓を張ったバイブの先端をジワジワと━みにかかった。

[捩じり込む]

あとは棒が━まれるにつれて「あッ、あッ」と昂った声をあげつつのたうった。「ずいぶん気持ち良さそうだな」そう言う岩倉の声も昂りにしわがれている。

[のたくる]

恭平はおぞましさに慓え上がっている美貌のお嬢さん先生の眼の前で、スイッチを押して見せた。スイッチの操作に従ってそのグロテスクな淫具が━ったり振動したりするのを、奈保子は知らされた。

[這い移る]

頸すじに振動が不気味な振動音と共に押しつけられてきた。「ヒィーッ……」奈保子がのけぞると、その喉元に振動は━った。

[這いずり回る]

「それじゃ、ここはどうだ」ポッテリ開いた二枚の襞肉をあちこちめくり返すようにして振動を━らせる。「ああッ……い、いや……かんにんして……」

[這い登る]

頸すじを這いまわっていたバイブレーターが鳩尾に這い降りてそこを何度か上下したかと思うと、左の乳ぶさに━ってきた。

[這いまわる]

バイブが乳房から腹へ降りた。喘ぎに波立ちおののく臍まわりの起伏を━ってひとしきり泣き悶えさせておいて、はだかってピンと引き攣った鼠蹊部に移った。

[嵌め込む]

「前の大きく太い方はむろん××××に━んで、これにはさっきの催淫クリームを塗る。そして後ろの小さく細いアヌス棒にはアヌスクリームだ」

[ひしぐ]

バイブの先端は小さな尖りを押し━ぎつつ何度も往き来する。「いやッ……そ、そこ、かんにんしてッ……あ、ダ、ダメッ……」

[踏み込む]

振動はすぐに毛叢自体にも━んできて、柔らかな丘を完膚なきまでに蹂躙し尽くした。「ああ……」

[無心に躍る]

「そんなに感じますか?」わざとそらとぼけながら、恭平はきらめきつつ━ローターを、ワナワナおののく肉の閉じ目にそって奥へと移動させる。

[両刀使い]

それで━を思い立ったというわけだ。さっきからパールローターで直腸粘膜を刺戟され続けて気もそぞろな姉妹は、熱くとろけ切った秘腔に太く硬いものが押し入ってくると、そろって悦びの声を張り上げた。@二本を使うこと

f 殴る

一、殴る

[往復ビンタを食わせる]

ズボンを脱ぎ終わってトランクス一枚になった恭平はその手を引き離すと頬に激しい━を喰わせた

[ひっぱたかれる]

パシッ――。頬を━て香枝は朦朧とした意識から醒めた。

[頬を打たれる]

生まれてから今日まで両親からも夫からも打たれたことのなかった香枝は、年下の自分の部下に━たことに、凌辱された以上のショックを受けた。

[打擲]

「どうだ。まだ━されたいか」眦を怒らせ掴んだ髪をゆすりたてて恭平は脅した。@殴ること。

[平手打ち]

恭平は自分で自分の行為に内心、驚いていた。これまで女の尻を鞭で打ったことはあったが、頬っぺたを━したことなど一度もなかった。

[平手で張る]

さし当たってあのプライドの高い奈保子の美貌を━ってやったら、どんな顔をするだろう……。

[平手打ちをくれる]

哀訴の思いを込めて振り仰いだ香枝の頬に恭平は非情な━た。先夜味を覚えたあの平手打ちだ。

[なぐる]

ベッドの上に放り出されスカートをむしり取られた。それでも死にもの狂いで暴れるゆう子に、「一度やられりゃ、二度も三度も同じことじゃねえかよ」そんなことを言って、清はまたゆう子を━った。

[頬げたを張りとばす]

「ゆう子のことを……従兄だっていうのに……伯父さまだって姪に当るお姉さんを……二人とも獣よ、獣の父子なんだわ」血を吐く叫びをあげるゆう子の頬げたを庄吉が━した。

[ビンタを浴びせる]

「嘘をつけッ」玲児は匕首をのけると、雪子の頬に激しい平手打ちをくらわせた。二発三発と往復━ながら、玲児はやり場のないむなしさを噛みしめている。

二、蹴る

[蹴りたてる]

かおるは、たった一本残された自由な方の脚でばたばたシーツを━た。

[蹴り上げる]

香枝が必死の思いで暴れたその膝が、前はだけになった岩倉の褌一枚の胯間を━という偶然の結果を生んだのだ。

[蹴りつける]

「バカ、大きな声を出すなと言ってるだろう」「だ、だってッ」━てくる脚の力を巧みにいなしながら、恭平は縮かまった脚を引き伸ばしていく。

[蹴飛ばす]

掛け布団をはねのけ枕を━した後の敷き布団の上に足がらみで仰向けに引っくり返され、上からのしかかられた。

[蹴る]

座椅子の背と左右の肘掛けの間の狭いスペースの間に押し込まれた体は、もうどうあらがいようもなく、むなしく爪先で空を━ばかりだ。

[蹴散らされる]

(ああ、姉妹同じ恰好に並べて犯されて羞ずかしい声を競い合わされるなんて……)一瞬うそ寒い想いが胸の裡を吹き過ぎたがすぐ池上のきおい込んだ突き上げに━た。

三、尻打ち

[尻を打つ]

「犯る前に━って見たまえ。その方が女の方も気分を出す。いや、その前にアヌスにこいつを塗っておこう」そう言って三面鏡(この寝室で女っ気を匂わせる唯一の調度だ)の抽斗から一本のチューブを取り出してきた。

[ピシャリとたたく]

岩倉は笑って香枝の尻を━と、布団の下からアヌスクリームのチューブを取り出した。

[ピシピシ平手打ち]

「どうした、もう我慢できんか」香枝の尻を━して言う。「は、はい……」「××××までビッショリにしやがって」

[ピシャリと尻をたたかれる]

「そら、姉さんから妹の苦しみをほぐしてやれ」岩倉に━て、香枝は反射的に右脚の太腿を奈保子のゆるみ切った股の間にさし入れていた。

[ピシピシしばく]

「どうしました。立花先生……いまからそんな声なんか出して」恭平は面白半分に奈保子の尻を━きながら自在に御した。

[平手でしばきたてる]

「ああ、藤木先生ッ……ダ、ダメッ……奈保子ダメになっちゃう……」「ダメにでもなんにでもなれ」恭平はクリクリうごめく奈保子の尻たぼを━ながら、腰をあおりたてた。

[打ち分ける]

「そう、舌を遊ばせないで、しっかりからめんか」わめきたてながら右に左にと尻たぼを━。

[ピシッピシッとしばく]

「よしよし」岩倉は鞭を捨てると、両手で鞭に赤く火照る尻たぼを押し揉んだ。揉みながら平手で━。

[ピシャピシャたたく]

体を離してブリーフを引き上げた恭平は、立て膝のまま両手で顔を押さえて面も上げ得ない幸子を立たせ、屁っぴり腰の尻を━きながらプレイルームの方へ追いたてた。

[ビシビシ弾ける]

ビシビシ庄吉の平手打ちが悶える尻たぼに━た。「どうだ、え、ゆう子?」聡子は身ぶるいしながら、情夫の指が妹のアヌスを犯そうとしているのを見た。

[手の鞭が尻に鳴る]

聡子は顔をそむけたまま体を固くしているゆう子に寄りそっていった。それをもどかしがって、庄吉の手の鞭が聡子の━った。

[ピシピシひっぱたく]

「いいぞ、もっと泣け。もっとわめけい」哲哉は面白がるように平手でうごめく白い尻を━きながら、大きく抜き差しする。

[赤味を帯びる]

「なかなか、お上手だ」岩倉が褒めた頃には白かった幸子の尻が一面に━て腫れぼったくなっていた。

g 鞭打ち

一、鞭で打つ

[当てる]

「ああ、どちらも綺麗な尻だ」「香枝先生の腰のえくぼの色っぽいこと」「そうやってむくむくうごめかされると、挑発されて鞭を━てみたくなりますよ」

[入れられる]

(ああ、わたしの体はいったいどうなってしまったんだろう……)いつしか香枝は鞭を━ごとにそれを迎えるかのように尻をもたげ、泣き声を高くしていた。

[入れる]

悲鳴がそのまま泣き声に変わった。幸子はその泣き声の波をさらに際立たせるように巧みに鞭を━。

[受ける]

その手には「九尾の猫」がしっかりと握りしめられていた。その第一撃を尻に━た英子は戸惑いのあまり声も出なかった。

[うける]

「いくッ……あ、いくうッ……」続いて鞭を━た香枝もまた大きくのけぞって激しい痙攣を走らせた。

[打ち降ろす]

岩倉は振動し、うねっているバイブレーターをさらに抽送させ始めた。その尻にさらに幸子の鞭が━される。

[打ち据える]

「女を馴らすには鞭がいちばんだよ」岩倉は間を置いて的確にサチ子の尻を━ながら言う。

[おそう]

叱咤と共に第一撃が━ってきた。「ヒィーッ……」英子のあげた悲鳴は鞭の激痛よりも自分の気持ちをはぐらかされた心の痛みによる方が大きかった。

[落ちる]

「……しばらく休ませてください……」「旦那さまがお待ちかねなのがわからないの」「で、でも、腰が……」泣き声になったところをきめつけるように鞭が腰に━てきた。

[くらう]

「それなら、いつまでも縄を咥えた腰をモジモジさせていろ」「ああ……」「それとも、もっと鞭を━いたいのかな?」恭平はあごに手を掛けて幸子のあごをしゃくり上げた。

[食らわす]

「で、ですから、二度とあんな羞ずかしいことは……」「羞ずかしいと言いながら、驚くほど激しく気をやってみせたじゃないか。さあ、グズグズ言うと鞭を━せるぞ」

[加える]

悲鳴が堰かれて苦しげに喉をふくらませ、咥えたものを吐き出そうともがくのを、髪を掴んで捩じ伏せつつ、さらに鞭を━る。鞭を加えつつ怒張を強引に突き入れる。

[炸裂する]

前後の感覚を震動で刺激されて半狂乱に喉を絞りつつのけぞった二人の尻に、交互に鞭が━した。「ヒィィッ……」「い、いやあッ……」

[曝される]

狼狽して悲鳴を上げる姉娘の尻に「しま蛇」がからみつき、その悲鳴が終らぬうちに妹娘が悲痛なおめきを噴き上げた。比奈子が本格的な鞭打ちに━のはこれが初めてなのだ。

[しばく]

「そのまま部屋へ這っていけ」「……はい……」英子はのたりのたりと四つん這いに這い始めた。高くもたげられたお尻が右に左に色っぽく揺れるのを、スラックスから抜いたベルトで恭平が━。

[初撃]

「この鞭は大振りしないで手首のスナップを効かすようにするんだ」岩倉のアドバイスにうなずいて、恭平は━を打ち込んだ。

[たたき込む]

「鞭で尻をひっぱたいて泣きわめかせてやるのだ」力を込めて口走ったと思うと和服の袖をひるがえして鞭をサチ子の尻に━んだ。

[とどめの一発]

ううん――と呻いて大きくのけぞるその尻に━が打ち込まれた。香枝は下肢をピンと突っ張らせて悶絶した。

[とどめの鞭]

そこへ━がたたき込まれた。「い、ううむッ……いくうッ……」

[鳴らす]

「そ、それは……鞭はいやです……」「なに、痒くてたまらん時これで打たれるといい気持ちだぞ」「いやッ、いやッ……」「それに香枝のムクムクうごめく大きな尻を見ていると鞭を━してみたくなってくる」「いやあ……」

[鳴る]

「そ、そんな羞ずかしいこと、とても……」「言うんだ」ピシ――と鞭が尻に━った。

[肉音が鳴る]

「どうかね、ズンとお腹にこたえるだろう」ピシッ、ピシッ――と張りのある肉音が続けざまに━った。「思った通りいい音を出す」

[入る]

サチ子は聞くに耐えないといわんばかりに激しくかぶりを振りたてた。その尻にさらに鞭がいい音をたてて━。

[刷くように打つ]

「自分の体から眼をそむけてばかりいるからだ」そう言いながら、恭平はV字型に縄を食い込ませている香枝の尻たぼを掃くようにパラリと━った。

[パラリと打つ]

「自分の体から眼をそむけてばかりいるからだ」そう言いながら、恭平はV字型に縄を食い込ませている香枝の尻たぼを掃くように━った。

[パラリと刷く]

「ああ、ぶたれるのはいやぁ……」「素直に言うとおりにならないからだ」岩倉は鞭の房で少女の尻を━いた。

[ひっぱたく]

「鞭で尻を━いて泣きわめかせてやるのだ」力を込めて口走ったと思うと和服の袖をひるがえして鞭をサチ子の尻にたたき込んだ。

[ひと打ちくれる]

「ああ、気がおかしくなってしまいます……」上ずった声を顫わせてしきりに尻たぼをうごめかせるのに、「これくらいで音を上げるな」パシッと━ておいて、恭平は前にまわった。

[ブチかます]

「××××に鞭を━されて気をやっちまうなんて、よほどのマゾだぜ、え?」恭平は香枝の肉芽を指でそり立てながら言った。

[ぶつ]

「この褌を締めた女はこれで尻を━たれると、なぜか簡単に気をやる」「ああ、鞭はかんにんして下さいましッ……痛いのはいや……」「さて、痛いばかりかな?」

[振り下ろす]

「い、いやッ……かんにんしてくださいッ……」岩倉は鞭を━した。最初がカンジンと思って手加減をしなかった。

[振りかぶる]

「ああ、ゆるしてえッ、鞭はいやあ……」恭平が自分の背後で鞭を━のを鏡の中で見て、幸子が声をあげた。

[ふるう]

その声に巻き込まれた恰好で、恭平の方も次第に遊びのゆとりを失って鞭を━った。

[鞭打ち]

「きみは━が好きかね」「嫌いではありませんが……」実はベルトを鞭代わりに使ったことがあるだけで、実物の鞭を手にしたことは一度もなかった。

[横殴りに払う]

汗ばんだ顔は真っ赤に火照りきっていた。恭平は左手であごをしゃくり上げてその顔を覗き込みながら、右手の鞭で硬くふくれ上がって波打っている乳ぶさを━った。

[たたきつける]

池上は小気味よげに、根をくびられてプックリ張りつめた乳ぶさや、股縄をしっかり挟み込んで硬化している尻たぼなどを撫でまわしていたが、やおら「九尾の猫」を手にして振りかぶった。力いっぱい奈保子の若い尻に━た。

[容赦なく]

「そんな……」「どうやら鞭が欲しそうだな」恭平は昂りから残忍な気持ちを掻きたてられて、ためらう梓の尻に「九尾の猫」を━打ち降ろした。

[鞭の下]

「そら、そこで仰向けになって股を拡げるんだ」「ああッ……そ、それだけは、かんにんして下さいましッ……」━に白裸をよじりながら、梓は泣いて訴えた。

[炸裂する]

前後の感覚を震動で刺激されて半狂乱に喉を絞りつつのけぞった二人の尻に、交互に鞭が━した。「ヒィィッ……」「い、いやあッ……」

[ビシビシしごきたてる]

片時も手の動きを止めずに、庄吉は興奮に声をあらげた。「それができんのなら、この鞭で━て言うことをきかせてやる」

[しばきあげる]

庄吉は布団の上をのたうちまわってなおも逃れようとするゆう子の尻を、二度三度激しく鞭で━た。

[鞭をおさめる]

髪をしどろに振り乱した頭はガックリ垂れたままもたげる力さえない。ようやく━た男たちはソファにもどって自分たちの戦果を眺めやりつつビールで喉をうるおした。

[打撃]

ピシッ――。「ああ、もう……」首鎖に吊られた首をつらそうにゆさぶりたてる。カッと赤熱した尻は新しい━に対して抵抗力が弱い。

二、鞭の味

[鞭の味]

「九尾の猫」で股縄を咥え込まされた尻たぼをゾロリと掃いてやると、幸子は昂った息をヒッと呑んで、尻たぼをブルブルッとおののかせた。━を十分に知り尽くしている者の反応だ。

[味わう]

哲哉は指をゆっくり抽送しながら「九尾の猫」で柔らかくうごめく尻たぼを軽く打ちたたき始めた。「ああッ……鞭はいや……ぶたないで下さいッ……」「初めはみなそう言うんですがね。ま、しっかり━ってごらんなさい」

[高鳴る]

ピシッ、ピシッ……。「ああ、いいわッ。もっと打って下さいましッ」岩倉の鞭が香枝の尻にさらに━った。

[弾ける]

二、三回打ってみて要領が呑み込め、次第に尻に━鞭音がピシッピシッと決まってきた。

[効く]

カッと赤熱した尻は新しい打撃に対して抵抗力が弱い。それだけ━わけで、幸子の尻のうごめきが激しくなった。

[もう一本]

「なんだ、その声は。気持ちよがっている声だぞ」「……」「そら、━、どうだ」「あ……ああッ……」

[鞭の痛み]

「むろんそれ相応の悦びも与えてやらなくてはならんが、なに━さえやがては悦びになるように女はできている。この女だってこうやってヒイヒイ泣いているが、すぐに××××を濡らしだす」

[鞭の苦痛]

眼をしっかりつぶって藤木先生に打たれているように想像しようと試みたが、━がそんな想像を吹き飛ばしてしまう。

三、鞭の音

[バシバシ]

「こら、舌の動きをおろそかにするんじゃない」「う、ぐふッ……」英子は━無毛の丘を打たれながら、必死に舌を亀頭にからめ吸いたてる。

[ピシャリ]

岩倉はその尻を━と平手打ちすると、突き飛ばすようにして香枝を隣室に押し入れた。

[ピシッ、ピシッ]

「どうかね、ズンとお腹にこたえるだろう」━――と張りのある肉音が続けざまに鳴った。「思った通りいい音を出す」

[ピシピシ]

「どうした、もう我慢できんか」香枝の尻を━平手打ちして言う。「は、はい……」「××××までビッショリにしやがって」

[ピシャピシャ]

体を離してブリーフを引き上げた恭平は、立て膝のまま両手で顔を押さえて面も上げ得ない幸子を立たせ、屁っぴり腰の尻を━たたきながらプレイルームの方へ追いたてた。

[ピシッ――]

「なにを、このスケベ女が、ケツッペタをヒクヒクさせおって」━。先夜とは違って力を込めて打ち降ろした。

[パシリ]

「だ、だってッ……」舌がもつれて声さえまともに出せぬようだ。「それじゃ、これで少し静かにしてやろう」そう言って恭平は持ち出してきた「九尾の猫」で奈保子の尻を━と打った。

[パシッ]

「ヒィーッ……も、もう、おゆるし下さいましッ……」「まだだ」━……、「ああ……ご主人さま、おゆるし……」

[肉音を弾かせる]

「しま蛇」が勢いよくかおるの緊張した尻肉にからみつき、鮮烈な━た。逆しまにゆがんだ美貌がさらにゆがんで絶叫を吐き出した。

[パンパン]

━と冗談まじりにしばかれて、アキはひときわ高く泣き声をほとばしらせた。

四、打ち叩く

[博ち合う]

姉も妹もあごを突き上げて泣き叫び、男の肩に噛みついては呻く。四人の激しい息づかいが嵐のように交錯し、肉の━音が響き交わす。

[打ち据える]

恭平は、縄の束で香枝の優しい撫で肩をピシリと━た。「さあ、両手を背中にまわして手首を交叉させるんだ。おとなしくお縄を頂戴しろ」

五、打つの関連語

[素振りをくれる]

岩倉は壁に嵌め込みのキャビネットから「九尾の猫」と呼ばれる先端がいく筋にも分岐した鞭を取り出してきて、二度三度、━た。@威嚇のために振って見せるだけ。

[空を打って見せる]

壁の釘から〝九尾の猫″を取ってきた。「これ何だかわかるかね」奈保子の鼻先で━た。「いや……鞭はいやですッ」

[切れる]

次の一撃では乳首が━た。激痛に身を揉み号泣する珪子の乳ぶさにしがみついて哲哉はしたたる血を飲んだ。地獄にも似た血まみれの愛欲の行為は夕方まで続けられた。

h 撮る

[カメラに収める]

恭平は泣いていやがる奈保子のそんな姿を━てから、ベッドに上って後ろからいっきに貫いた。

[盗聴]

一人者のアパートが━されていたとなれば、そこに録られているのは女が――磯村英子が――訪れてきた時の音声に決まっている。

[閃光がひらめく]

「いやッ、写真だけはかんにんしてッ」その瞬間にも股の間に━いた。

[破廉恥な写真]

おぼろげな記憶によれば、今見せられた写真は一連の━の最初の一枚のはずだ。

[繰り出される]

これから先どれほど見るに耐えない写真が━てくることか――。

[㊙写真]

彼のポケットには立花香枝の━の未現像のフィルムが握りしめられていた。

[Y写真]

(はじめから、あの男に頼まない方が良かったかな……)今頃になってそうも考えるが、磯村英子を手に入れたことや立花奈保子の━が手に入ったことは、やはり藤木恭平の存在があればこそだ。

[凌辱写真]

待ちに待った伸々塾塾長立花香枝の━が出来てきたのだ。

[エロ写真]

まるではじめて━を見た中学生のように胸が苦しいばかりに高鳴る。

i その他

[陰毛コレクション]

「今日はいま一回昇りつめたから、まず一本もらうよ。これからそうやってここにずっと並べて行くんだ。お母さまが悦んで下さった記念の━ってわけさ」

←3.いじる 5.アナる→








































































































































































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