不適応者の部屋 

2005年ごろジオシティで運営していた、千草忠夫先生のファンサイトを部分的に再録したものです。リストは最新版に修正してあります。

1、年代順単行本リスト
  ・60~70年代
  80年代
  90年代
  ・00年代以降

単行本化された作品を発売年順に並べたものです。リニューアルされたものなどは全て別の作品として省略することなく列記しました。
コミック版は扱っていません。21年版です。
★印は選集のリスト漏れ作品です。

2、シリーズ別
      ・単行本作品リスト

単行本化された長編作品を内容別に並べたものです。単行本化、再販時のタイトルの推移がわかります。21年版です。

3、短編リスト  雑誌掲載作品を掲載誌別に並べたものです。★印は選集のリスト漏れ作品です。
4、・短編作品の内容紹介
  ・長編内容紹介
作品の内容を紹介してあります。短編はジオシティ版「不適応者の部屋」の掲示板で投稿いただいたものが中心です。
5、千草忠夫先生のこと

 95年1月12日に亡くなった官能小説家。享年64歳。
 金沢で高校教師を勤めながらSM作家として活動し、人気作家となってからは東京で執筆に専念したと言われるが実態は不明。「かんにんして」に代表される格調高い文章、どんなに墜とされても決して気高さを失うことない女性の描写、残酷描写などで根強い人気を持つ。
 特に初期の作品で多くの別名を使っていた(現在分かっているのは九十九十郎・珠州九・八巻令・三鬼俊・並木梗太郎・乾正人)。特に初期作品で別名を使い分けたのは、新人が1つの雑誌に複数作品を掲載したり、複数の雑誌でいきなり活躍してはベテラン作家に示しがつかないという編集側の配慮があってのことらしい。事実、デビュー当時の千草氏は1冊の雑誌で複数の短編作品を掲載されることが珍しくなかった。執筆欲に加え、本業の教師のほかに収入を得られるという金銭的な魅力があったようだ。
 千百蘭の名で縛り絵も描いていた。
 並木梗太郎の名称は70年代から千草氏の別名として使用されており、SMファンとSM秘小説では没後にも使われていたが、明らかに千草作品ではないと思われる書き下ろし作品がかなりあることを確認。並木梗太郎は千草氏の共同執筆者兼編集者、また千草氏没後の著作権管理者でもあるのではないかと推察します。

6、50音リスト 作品タイトル、サブタイトルなどからシリーズのタイトルを検索できます。
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